News & Topics:2024年07月掲載分
- かがやけ☆あいちサスティナ研究所第10期研究員として本学の学生が頑張っていきます。
- 2024年6月9日 未来共創プラン戦略1「子どもキャンパスプロジェクト」の一環で『合同子ども会新入生歓迎会』を開催
- 2024年6月16日 シンポジウム「新たな学び?学校のかたち-対話的?協働的な学びを共に創る-」を開催
- 2024年6月22日 たのしいものづくり教室「金属を溶かしてタグを作ろう」を開催
- 2024年6月25日 令和6年度第1回スクールリーダー研修会を開催しました。
- 2024年6月28日 三重県桑名市と包括連携協定を締結しました。
- 知立市内の中学生からの依頼を受け、2024年6月19日から21日に図書館業務の体験学習を行いました。
- 2024年6月26日 「教職大学院説明会」を開催しました。
- 2024年4月22日~6月28日 キッチンカーによる販売を実施しました。
- 2024年7月9日 「本学の特色ある研究」展示を附属図書館で開催
- 2024年7月4日 学生が参加し、地域とともにまちづくりのワークショップを実施
- 三者(愛知県生涯学習推進センター?愛知県立大学?本学)連携亚洲通网址网_亚洲通官方网站を開始!
- 2024年7月3日 未来共創プラン戦略8「IR?教職協働」でFD?SD研修会「学修者本位の大学づくり ―施設の利用方法の改善と学生?院生の居場所づくり―」を開催
- 2024年7月7日 未来共創プラン戦略1「子どもキャンパスプロジェクト」の一環で馬術部が「馬のえさやり&蹄鉄(ていてつ)飾りつけ体験」を開催しました。
- 2024年6月25日 本学附属特別支援学校高等部1?2年生が本学を訪問しました。
- 2024年7月10日 トヨタ車体ビオトープ「ふれ愛パーク」で自然観察!
- 2024年7月8日~12日 附属図書館にて「論文の探し方」講座を開催
- 2024年7月22日 本部棟学長室にて感謝状贈呈式を挙行
- 2024年7月20日 県立高校教育コースとの高大連携の一環で豊橋南高等学校の生徒が来学し、理事が講話を実施しました。
かがやけ☆あいちサスティナ研究所第10期研究員として本学の学生が頑張っていきます。
2024年07月 1日
愛知県が大学生を対象として2015年から進めている事業「かがやけ☆あいちサスティナ研究所」第10期の開所式が、6月23日(日)愛知県の自治センターで行われました。本学の学生は第1期から毎年、この事業の研究員として参加しています。
本年度は、パートナー企業として、株式会社アルペン、株式会社ウッドフレンズ、株式会社サガミホールディングス、シャチハタ株式会社、大同メタル工業株式会社、株式会社マキタ、マックスバリュ東海株式会社、株式会社LIXILの8社、研究員として、40人の大学生が参加しています。
今年度、本学は、過去最大6人の学生、峠谷歌音さん(学校教員養成課程 義務教育専攻 図画工作?美術専修2年)が「チームウッドフレンズ」、桑原結子さん(同2年)が「チームマックスバリュ東海」、竹内佐和さん(同音楽専修1年)が「チームサガミホールディングス」、小祝彩愛さん(同理科専修2年)が「チームシャチハタ」、土井瑞希さん(同学校教育科学専修2年)が「チームLIXIL」、江川真太朗さん(同高等学校教育専攻 理科専修3年)が「チームマキタ」にそれぞれ参加します。
開所式では、所長である大村秀章知事から本事業の経緯と説明、学生への激励の言葉が述べられました。その後、それぞれのパートナー企業と研究員である大学生、そしてチームを取りまとめるファシリテーターが顔合わせを行い、それぞれの企業の課題について、今後の共有を行いました。これから半年間、チームの学生はパートナー企業の方々およびファシリテーターと一緒に課題解決のための提案について活動していきます。提案された解決案については、12月中旬開催予定の成果発表会において発表され、その後、成果実現のための活動を展開していきます。
本年度も、本学の学生が企業の環境課題解決に活躍していきます。今後の彼らの活動にご注目ください。
(地域連携センター長 大鹿 聖公)
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かがやけ☆あいちサスティナ研究所(外部サイト)
2024年6月9日 未来共創プラン戦略1「子どもキャンパスプロジェクト」の一環で『合同子ども会新入生歓迎会』を開催
2024年07月 2日
6月9日(日)、愛知教育大学未来共創プラン戦略1「子どもキャンパスプロジェクト」の取り組みとして、合同子ども会新入生歓迎会を本学で開催し、井ケ谷町子ども会64人、西境北東子ども会22人、豊明薮田子ども会22人、大学関係者18人の合計126人が参加しました。
子どもたちは集合写真を撮影した後、1~6年生混合の8グループに分かれ、トランポリン、玉入れ、パイプラインゲーム、フラフープ、モルックを各グループで順番に体験しました。
トランポリンでは、たくさん飛び跳ねて、普段できないような感覚を楽しみました。玉入れでは、じゃんけんで分かれたチームで競い合いました。パイプラインゲームでは、息を合わせながら、協力してボールをゴールまで運びました。フラフープでは、いろいろな姿勢でうまく隣に渡しました。モルックでは、得点を計算しながら、何を狙うかを考えてゲームを楽しみました。最後に、子どもたちはお土産を受け取り、お別れのあいさつをして閉会しました。
開催後の子どもや保護者からのアンケートでは、「普段できない遊びで楽しめた」「新しい友達ができた」「他学年や大学生との交流が楽しかった」などの意見がありました。
当プロジェクトは、「子どもと共に、学生と共に、社会と共に、附属学校園と共に、未来の教育を創ります。」というビジョンを実現するため、積極的に地域の子どもたちを受け入れていきます。
(保健体育講座 准教授 縄田亮太)
2024年6月16日 シンポジウム「新たな学び?学校のかたち-対話的?協働的な学びを共に創る-」を開催
2024年07月 2日
6月16日(日)、本学が掲げる「戦略3:教職の魅力共創プロジェクト」とベネッセ?コーポレーションの共催でシンポジウム「新たな学び?学校のかたち-対話的?協働的な学びを共に創る-」を開催し、県内外から高校生?大学生、教職員、保護者、自治体関係者、教育産業界関係者等約90人が参加しました。
本シンポジウムでは、高校生?大学生が社会参加するにあたり、声を上げてもいいような雰囲気や風土をつくるために、高校生?大学生の声を聴くことから始め、信頼をベースに高校生?大学生と大人が対等にかかわる場としました。
第Ⅰ部では、「いい学びとは」、「いい先生とは」、「新しく学校を創るとしたらどのような学校や学びを創るか」という3つの問いに対して、高校生?大学生の声を聴き、学生、教員および教育業界関係者等が一緒になってグループディスカッションを行いました。話し合い後に「新たな学び?学校のかたち」について、高校生?大学生からの提案がありました。
第Ⅱ部では、対話的?協働的な学びを共に創ることを意図して、3人の教育者による教育現場における実践からの提案がありました。第Ⅰ部で話し合った理想像と実際の教育現場での具体的な実践方法を結びつけながら、学びを振り返りました。
終了後の参加者アンケートでは、「普段学校で感じていることを話す機会はとても少ないので、この会で本音を伝えることができてとても良かった」「対等なアウトプットが多く、表現することが楽しかった」「今の生徒さんたちの生の声を聞くことができ、『学び』ということを突き詰めることができた」といった回答があり、学生と大人の対等な交流がみられたシンポジウムとなりました。
(学術研究支援課 研究支援係 影山実紀)
2024年6月22日 たのしいものづくり教室「金属を溶かしてタグを作ろう」を開催
2024年07月 4日
毎年、本学では科学?ものづくり教育推進センターの活動の一環として、本学技術教育講座が小学生?中学生を対象に、楽しく分かりやすくものづくりの技術を指導する「たのしいものづくり教室」を開催しています。
6月22日(土)には今年度の最終回となる本多満正教授の「金属を溶かしてタグを作ろう」が開催され、小学校3年生?4年生の7人とその保護者が参加しました。
今回のタグは、金属を溶かし、木で挟んだゴムの型に流し込んで固めることで作成します。ものづくり?技術専修4年生の河澄涼さん、長尾康平さん、松平大毅さんが説明や作成のお手伝いを行いました。子どもたちは最初に教卓の周りに集まって、学生から作り方のポイントについて説明を受けた後、それぞれが作業を開始しました。
子どもたちは紙に好きなデザインを描いた後、ゴム板をデザインに沿って切り抜き、木板で挟んで固定しました。型へ溶けた金属を流し込む作業は学生が行いましたが、学生たちは溶かす前の金属を子どもに触らせたり、「低融点合金」の説明を行ったりと、子どもたちとやりとりしながら作業を行いました。子どもたちは皆、自分の作った型に金属が流し込まれる様子を、身を乗り出して見ていました。その後、期待と不安の入り交じった様子でソワソワと金属が固まるのを待ち、型から上手に作品が出てきた時には、歓声と拍手がおこりました。
作品を完成させた子どもたちは「今日、楽しかった人!」という学生の声かけに元気よく挙手しました。また、希望する子に皆の前で作品を発表してもらったところ、恥ずかしそうにしながらも誇らしげに自分の作成した作品を披露し、素敵な時間となりました。
今回、お手伝いをした学生たちは皆、教員を目指しており、「子どもの想像力を実現させてあげることが大事だと思いました」「同じ内容でも子どもによって反応が違うので、説明を変えていくことが必要だと思いました」「みんなの喜ぶ顔が見られて良かったです。今回は鋳造でしたが、いろいろなものづくりを教えてあげたいと思います」と、未来の教員らしい感想を話してくれました。
(地域連携課 課長 古田紀子)
2024年6月25日 令和6年度第1回スクールリーダー研修会を開催しました。
2024年07月 8日
6月25日(火)に愛知教育大学教職キャリアセンター教員研修部門が主催する「令和6年度第1回スクールリーダー研修会」を名古屋国際会議場で開催しました。今回は「学校は"学習する組織"か? 」をテーマとして2人の講師の先生よりご講演いただきました。愛知県内の小学校から高等学校まで幅広い学校種の教員が多数参加し、グループディスカッション等も行いながら学校経営について学びを深めました。
まず、愛知教育大学の井上正英先生から「そもそも学校は"組織"と言えるのか? 」と問い掛けがありました。その上で、「学習する組織」へと学校が変革するために必要な条件を、P. M. センゲ氏の理論に基づきながらご説明いただきました。特に、変化に抵抗しようとする人間の特性や、学習の阻害要因を踏まえた上で、学習する組織に必須の「5つのディシプリン」についての概略をご説明いただきました。その後、井上先生が実施した「学習組織に関する校長の意識調査」についてご説明いただきました。これに関連して、ご参会の先生方が自らの学校の様子を「学習する組織」の視点から点数化する活動も実施され、学校という組織の特徴を反省することができました。
前西尾市立西尾中学校長、前愛知県小中学校長会副会長の平井克明先生からは、「学習組織に関する校長の意識調査」について、学校現場の実態を踏まえながら、「システム思考」、「繋げる力」、「転移」の3つの視点から補足説明が行われました。数字に基づいた説明の重要性を説く一方で、その数字の読み取り方自体にも注意を払う必要があることや、情報の点と点をつなぐだけでなく点と点をつないだところから新たな情報を作り出していく姿勢の必要性をご指摘いただくなど、柔軟な学校運営と学習する組織のリーダーとして求められる心構えをご説明いただきました。グループディスカッションも盛況な様子で、悩みや改善の方向性を共有することができました。
次回の研修会は、「カリキュラムマネジメント」をテーマに11月19日(火)名古屋国際会議場での開催を予定しています。
(教職キャリアセンター 教員研修部門 石川雅章)
2024年6月28日 三重県桑名市と包括連携協定を締結しました。
2024年07月 8日
6月28日(金)、本学と三重県桑名市は、相互の人的?知的資源の交流を図り、主に教育分野において多様に協力していくために、包括連携協定を締結しました。昨年度より本学は広域拠点型教員養成大学として、愛知県外の教育委員会等との連携協定を進めています。桑名市とは昨年度の野田敦敬学長による教育長訪問を皮切りに、連携について互いに検討を進めたところ、このたびの教育委員会を越えた自治体との連携協定となりました。
協定式では桑名市の伊藤徳宇(いとう なるたか)市長より「教員は子どもが親以外に初めて会う尊敬できる大人。長年教員を務めた方と話す機会があったが、その方の教え子は何千人もいて、次の日本を引っ張る存在となっている。教員は素晴らしい職業であるのに、最近は大変な側面が報道され、状況は厳しい。この連携は愛教大で学んだ学生が桑名市で教員となるきっかけとなるのでないか」と期待の言葉をいただきました。これに対し、野田敦敬学長は「さまざまな意味で本日はスタートラインだと考えている」と応えました。
今後、本学と桑名市は「児童生徒の社会的自立に向けた支援プログラムの開発と有効性の研究」「教職員のスキルアップを目的とした研修講座への講師の派遣」「教育者をめざす大学生の教育現場での実践活動」「外国人児童生徒教育運営協議会への有識者派遣」などの取り組みを実施していく予定です。
(地域連携課 課長 古田紀子)
知立市内の中学生からの依頼を受け、2024年6月19日から21日に図書館業務の体験学習を行いました。
2024年07月 8日
6月19日(水)から21日(金)の3日間、中学生が附属図書館にて体験学習を行いました。
生徒は、知立市立竜北中学校の2年生2人で、図書館の業務を体験したいと本学に依頼があったものです。期間中は、図書の購入、目録業務、カウンター業務、さらに本学の教育?研究成果等をWEB公開している「愛知教育大学学術情報リポジトリ」へ論文の登録作業など体験し、緊張しながらも楽しんで3日間を過ごしました。
作業を体験してみるとパソコン作業が多くて驚いた、書架整理は難しかった、カウンター対応は緊張したなどの感想があり、すべてが初めての体験で大変だった様子ですが、最終日には、2人は「とても楽しかった」と話し、充実した様子で体験を終えることができました。
この体験を今後に生かしていただき、本や図書館、さらには大学への興味を深めてもらえれば幸いです。
(学術研究支援課 図書館運営室長 島村瑞穂)
2024年6月26日 「教職大学院説明会」を開催しました。
2024年07月11日
6月26日(水)に「教職大学院説明会」を開催しました。今回の説明会は、教職大学院とはどんなところなのか、どんなことが学べるのかなど、教職大学院についてより多くの人に知ってもらうために実施しました。
本学の学生だけでなく、他大学の学生や現職教員の方々にも参加いただき、対面とオンライン合わせて35人の方に話を聞いていただくことができました。
また、今回の説明会はオンデマンドでの配信も実施し、希望していた40人ほどの方に案内しています。
開催あいさつでは、矢島正浩教育実践高度化専攻長から、教育現場の現状や今の教員に求められていること、教職大学院での学びが現場でどのように生かされるのかなどについて説明がありました。
大学院での学びの説明では、松井孝彦教授(外国語教育講座)が教職大学院の目的や本学教職大学院での授業や研修(実習)について説明しました。また、さまざまなニーズに合わせた学びができる場となっていることの紹介として、今年度から新しく始まった、実習科目?ゼミ科目の2つのプログラムや、教科指導重点コースに新設された「小学校教育指導系」についても説明がありました。
続けて入試について、出願資格の確認やよくある質問など注意すべき点についても説明がありました。
参加者は教職大学院でどのようなことが学べるのか、理論と実践の融合と往還を行いながら実践的指導力や教育課題解決能力を身に付けていくことなどがイメージできた様子でした。
説明会終了後は、個別の質問や履修相談カウンセリングの時間を設定しました。今回、新たな取り組みとして在学院生への相談ブースを設置しました。こちらも多くの方が引き続き参加し、具体的なカリキュラムや、学生生活について質問しており、大学院での生活を具体的にイメージすることができたと好評でした。
なかなかイメージがされにくい教職大学院ですが、今後も受験生の皆さんの疑問や不安が少しでも解消されるような場を設け、教員を目指す方の1つの選択肢として知ってもらえるような企画をしていきたいと思います。
関連リンク
(入試課 大学院?共通テスト係 池内良平)
2024年4月22日~6月28日 キッチンカーによる販売を実施しました。
2024年07月12日
4月22日(月)から6月28日(金)までAUEスクエアにて春のキッチンカーによる飲食物の販売を実施しました。
平日の10時~午後4時まで毎日2台のキッチンカーが営業しており、今回はご当地ラーメンをはじめ、多種多様な30店舗の出店がありました。
主食では唐揚げ丼やケバブサンド、オムライス、デザートではクレープ、パフェ等、さまざまなメニューがあり、お昼時には大勢の学生や教職員が並び、盛況となりました。
今後も気候のいい時期にあわせて実施します。次回は10月頃を予定しています。乞うご期待ください。
(学生支援課 奨学支援係 古川恵美)
2024年7月9日 「本学の特色ある研究」展示を附属図書館で開催
2024年07月12日
7月9日(火)、「本学の特色ある研究」展示が、附属図書館インフォメーションギャラリーで始まりました。
今回の展示では、デザインの研究をする井戸真伸教授(美術教育講座)をピックアップし、さまざまな作品を展示しています。ヨーロッパや日本の企業からデザインを依頼され、実際に商品化された作品や、石膏で作られた型などを展示しています。
広報課のオススメ作品は、ご飯粒をモチーフにした「銀謝浬」(ぎんしゃり)です。一見すると置物のように見えますが、意外な用途があるユニークな作品です。現地のキャプションに答えが書かれていますので、ぜひ確認してみてください。
【井戸真伸教授からのメッセージ】
まずはお声がけくださった広報課の皆さまに感謝申し上げます。
「デザイン」と聞くと、愛教大で何を研究しているんだ? と思われる方も結構おられるのではないかと思いますし、ひいてはデザインとは何なのか、それが学問となっていくのか? ということにも繋がっていくのかと思いますが、本学の隅っこでこういうことを研究、実践している者もいるんだ、ということを知っていただけると嬉しく思います。展示可能な小さなものが中心となりますが、どうぞご高覧くださいませ。
(広報課 広報?渉外係 向井健人)
2024年7月4日 学生が参加し、地域とともにまちづくりのワークショップを実施
2024年07月12日
7月4日(木)、刈谷市の主催により、本学において「刈谷駅周辺を過ごしたくなる場所にするためには?」をテーマにワークショップを行いました。これは、本学と刈谷市、刈谷駅前商店街振興組合、刈谷商工会議所が?刈谷市中心市街地活性化のための連携?協力に関する協定?を平成21年に締結しており、今年度の連絡会での発案を発端に実施に至ったものです。今まで個別の事業には学生も参画していましたが、まちづくりについて学生が直接、意見を出す場の設定は、今回が初めての試みとなりました。
まず、刈谷市のまちづくり推進課の職員から、刈谷市と刈谷駅の現状について、人口が増加しており、昼間人口比率が高いこと、刈谷駅は県内の駅では名古屋市内の駅に続き利用者数が多いことなどの説明がありました。しかし、通勤、通学目的が多いため、日中の駅周辺は閑散としているので賑わいを創出するにはどうしたらよいかの課題提起がありました。
他の駅と刈谷駅の違いや、駅でどのように過ごすことがあるかという問いに、普段他の駅を利用しているという学生は「最寄駅では、パン屋に立ち寄りますが、刈谷駅にはないです」という意見や「今回のワークに先立ちゼミで刈谷駅周辺を見たところカリココという休憩できる場所があってよかった」という意見がありました。
また、刈谷駅周辺では贈り物が買えないという意見に対して、学生からは「友達の誕生日プレゼントなどが買える雑貨店などがない」との具体説明があり、一方、商店街の方は「手土産にできるケーキ屋さん、和菓子屋さんがない」といったように、贈り物一つでも異なる視点の意見がありました。
SDGsのターゲットの中にも、だれもが参加できる形で持続可能なまちづくりを計画し実行する能力を高めることや、だれもが安全で使いやすい緑地や公共の場所を使えるようにといったことが掲げられています。多様なステークホルダーが集まり自分たちが住むまち、通学通勤するまちについて考える機会は未来をつくる大きな一歩となりました。
(地域連携課 地域連携係 係長 松本典江)
三者(愛知県生涯学習推進センター?愛知県立大学?本学)連携亚洲通网址网_亚洲通官方网站を開始!
2024年07月12日
令和6年度から愛知教育大学、愛知県生涯学習推進センターおよび愛知県立大学の三者が連携して亚洲通网址网_亚洲通官方网站を開始しました。今まで、市町村等と連携した講座は実施していましたが、本学が高等教育機関と連携して亚洲通网址网_亚洲通官方网站を実施するのは初めての取り組みです。この亚洲通网址网_亚洲通官方网站はジェンダーをテーマに本学と愛知県立大学がそれぞれ講座を実施した後に、それぞれの講座の参加者から希望するものに対して愛知県生涯学習推進センターが中心となってフォローアップ研修をすることとしています。
7月7日(日)、「ジェンダーについての無意識の思い込みについて考える」と題して、日本語教育講座の加藤恵梨准教授が講師を務め、本学主催の初回講座を行いました。講座の前半は、無意識のバイアス(思い込み)とはどういうものがあるかについての分類の紹介がありました。後半は、多様な人称表現や語尾表現がある日本語の観点からジェンダーについて理解を深めました。
講座のはじめに、無意識の思い込みはジェンダーのみではなくて、国籍や貧困などさまざまなところで起こる可能性もありますが、無意識であるからこそ、自覚できずに自制することが難しいため、このような講座を通して意識化することが大切という話を聞いた受講者は自ら質問をしつつ、非常に熱心に講座を受講していました。
また、今回の講座にあわせて、愛知県生涯学習推進センターでは、ウィルあいち所蔵の啓発パネルによる、企画展示も7月末まで実施をしています。
本学では、これからも教育に携わる教員や専門職を養成する大学としての責務を果たせるよう、教育を通してジェンダーバイアスの是正に取り組んで参ります。
(地域連携課 地域連携係 係長 松本典江)
2024年7月3日 未来共創プラン戦略8「IR?教職協働」でFD?SD研修会「学修者本位の大学づくり ―施設の利用方法の改善と学生?院生の居場所づくり―」を開催
2024年07月16日
愛知教育大学未来共創プランの戦略の取り組みとして、7月3日(水)にFD?SD研修会を開催しました。
本研修会は、学生?大学院生?教職員が集まり、学ぶ側(学生?大学院生)と供給する側(教職員)が互いの声を聴き合うことで相互理解を深め、「教?職?学」の協働?コミュニケーションを活発にし、より良い大学づくりにつなげることを目的としたもので、本学の学生?大学院生17人と教職員45人の計62人が参加しました。
研修会では、野田敦敬学長の開会あいさつの後、真島聖子学長補佐の趣旨説明があり、参加者が学生?大学院生?教職員混合の10グループに分かれて、グループ討議を行いました。会場の所々から明るい笑い声が聞こえる和やかな雰囲気の中、各テーブルでは活発な意見交換が行われ、まとめに各グループの代表者が話し合った内容を発表しました。
最後に、野田敦敬学長から総括コメントが述べられ、國府華子副学長の閉会のあいさつで研修会が締めくくられました。
研修会後のアンケートでは、グループディスカッションに参加したことについて9割以上の参加者が「とてもよかった」と回答し、「今回初めて参加したが、参加しなければきっとかかわることのなかった先生や職員の方の思いが聞けてうれしかった」(学生)、「全員が課題意識を持ち、解決したいと考えていることが分かり、心強く思った」(教員)、「それぞれの立場で、現実的かつ建設的に意見交換ができ、新しいものが生まれる可能性を感じることができた」(事務職員)などの感想が寄せられました。限られた時間の中で、参加者の多くが、大学の一員としてより良い大学づくりのために前向きに思考をめぐらすことができ、大変有意義な研修会となりました。
今後は、今回の参加者の中から希望者による検討チームを立ち上げ、各グループで出されたアイディアを実現可能な形にブラッシュアップするためにさらに検討を進めていく予定です。
(企画課 大学改革係 係長 神谷知穂)
2024年7月7日 未来共創プラン戦略1「子どもキャンパスプロジェクト」の一環で馬術部が「馬のえさやり&蹄鉄(ていてつ)飾りつけ体験」を開催しました。
2024年07月19日
馬術部では、主に子どもたちを対象とした馬との触れ合いや乗馬体験を定期的に開催しています。
今回は7月7日(日)に小学生を対象として学内にある厩舎と教育実験実習棟で「馬のえさやり&蹄鉄(ていてつ)飾りつけ体験」を開催しました。
厳しい暑さでの子どもたちや馬の体調を考慮し、今回は乗馬体験の代わりに馬のえさやり体験と、馬のひづめに使われる蹄鉄で飾りつけ体験を行いました。またイベント当日が七夕ということで、子どもたちには学内でとれた笹に七夕飾りや願い事を書いてもらいました。
熱心に蹄鉄を飾りつける様子や、厩舎では、馬の大きさに驚きつつも笑顔で触れ合う様子が見られました。
私たちはこれからも、馬術の練習や大会への参加だけでなく、馬を通して生き物や馬術の魅力を伝え、地域と子どもたちの学びに貢献していきたいと思います。
(馬術部主将 山根千樺)
2024年6月25日 本学附属特別支援学校高等部1?2年生が本学を訪問しました。
2024年07月22日
6月25日(火)、愛知教育大学未来共創プラン戦略1「子どもキャンパスプロジェクト」の取り組みとして、本学附属特別支援学校高等部1?2年生20人と引率教員7人が遠足で本学を訪れました。
梅雨時期のムシムシとした空気の中、生徒たちが大学に到着すると元気な声と笑顔が辺りを包み込みました。まずは保健体育棟に向かい、多目的スタジオに入ると野田敦敬学長が生徒を笑顔で出迎え、一人一人にあいさつを交わしながらシールを手渡しました。
体育館附属棟に移動すると保健体育講座の成瀬麻美准教授と学生たちが生徒たちを歓迎し、ダンス交流が行われました。生徒と学生が二人一組になり、お互いの動きをまねしたり、新聞紙を使って戦いごっこをしたりといろいろなダンスを楽しみました。
最後にみんなで記念撮影をし、「バイバーイ」「またねー」と元気に別れを告げました。
お昼の時間になり、生徒たちは第一福利施設に移動して、学食でおのおの食べたいものを注文し大学生気分を味わいました。
昼食後はAUEスクエアに移動し、生徒たちが学校で作ったたくさんの工芸製品をみんなで販売しました。大きな声で「いらっしゃいませー」「どうぞ見ていってください」と元気に声掛けをすると、たくさんの教職員や学生が訪れ、素敵な製品を一つ一つ手に取ってお気に入りを見つけて購入していきました。
販売を終えた子どもたちは、充実感に満たされた笑顔でバスに乗り込み、大学を後にしました。
生徒たちからは「やさしくダンスを教えてくれたこと、大学生に合わせていろいろな動きができてよかったです」「高等部作業製品の販売ができてうれしかったです」という感想が寄せられ、引率した教員からは「附属学校ならではの取り組みだと思いました。大学との連携があることで、特別な体験ができたと思います」という感想をいただきました。また、迎えた学生からも「生徒の得意?不得意は初対面ですべて分かるわけではないので、一つずつ小さな階段を上るように生徒との信頼関係を築くことが必要であると感じました」という感想が寄せられました。
当プロジェクトは、「子どもと共に、学生と共に、社会と共に、附属学校園と共に、未来の教育を創ります」というビジョンを実現するため、積極的に地域の子どもたちを受け入れていきます。
(企画課 未来共創推進室 未来共創推進係 大森智子)
2024年7月10日 トヨタ車体ビオトープ「ふれ愛パーク」で自然観察!
2024年07月24日
7月10日(水)に、地域協働教育体験活動で地域の自然刈谷コース選択の学生30人と引率教員3人(理科教育講座教授の加藤淳太郎氏、田口正和氏、准教授の常木静河氏)が、トヨタ車体のビオトープ「ふれ愛パーク」での自然体験活動に参加し、学生たちは採集や観察、発表等を行いました。
まず、トヨタ車体プラント環境生技部環境推進室企画グループ志水剛氏より、トヨタ車体の環境保全への取り組みについてご紹介があり、その後、散策しながらビオトープの水田や水辺環境についてレクチャーをしていただきました。レクチャーの後半では、学生たちが五感を使って自然観察をする「生き物ビンゴ」に取り組み、自ら自然の中から答えを探しました。レクチャー後には、虫かごや虫取り網を使って、学生たちがビオトープ内で自由に生き物採集、観察を行いました。
午後は、捕まえた生き物たちの名前を図鑑で調べたり、じっくり自分たちの視点で観察し、繊細なスケッチをしたり、各自面白いと感じたことを班の中で共有しました。最後の全体発表会では、アマガエルとヌマガエルの指のつくりと生息環境の違いを考察したり、チョウトンボの翅(はね)の色の不思議を紹介したり、各自が観察して見えてきた問いをさらに調べて発表しました。
歓声を上げながらトンボやチョウを捕まえたり、カマキリがバッタを捕食する様子を息をのみながら見守ったり、昆虫の捕まえ方を他の班の人に質問したりする姿が印象的でした。企業の方からは、「学生さんが工夫して発表できていてよかったです。将来、教員になったときに何か生かせる場になればうれしいです」とコメントをいただきました。
(理科教育講座 准教授 常木静河)
2024年7月8日~12日 附属図書館にて「論文の探し方」講座を開催
2024年07月25日
7月8日(月)~12日(金)に「論文の探し方」講座を50分制で期間中全8回繰り返し附属図書館にて開催し、学部生?院生合わせて21人が参加しました。
これは、卒業論文やレポート作成の支援を目的として企画している図書館独自の説明会です。図書館で利用できる論文データベースの紹介、効率的な論文の探し方や入手方法などについて、演習をまじえ図書館職員が解説しました。
解説後、参加者は任意のキーワードで検索演習を行い、データベースの使い方、論文を探すフローチャートを確認しながら、興味のある論文について熱心に調べていました。
参加者の感想からは、「初年次演習でやった内容よりも詳しく、とてもためになった」、「聞きたいことが全て聞けた」、「大学のサービスの充実度に驚いた」など、満足度の高さがうかがわれ、今後の大学生活に役立つ説明会となりました。
附属図書館は、今後も学生の皆さんが利用しやすい図書館を目指して、定期的に説明会を開催していきます。
(学術研究支援課 資料利用係 専門職員 高瀨菜津)
2024年7月22日 本部棟学長室にて感謝状贈呈式を挙行
2024年07月30日
国立大学法人愛知教育大学への多額のご寄附をいただいた株式会社佐野塗工店様に対して、7月22日(月)、本部棟学長室に代表取締役佐野智正氏をお招きして感謝状贈呈式を執り行いました。サッカーチームFC刈谷様とのご縁で、保健体育講座縄田亮太准教授の仲介により、「学生が使用する体育施設の更新?維持のために有効活用してほしい」とのことで未来基金にご寄附いただいたことに対して、感謝の意を込めて感謝状をお贈りしたものです。
贈呈式では、野田敦敬学長から株式会社佐野塗工店代表取締役佐野智正氏へ感謝状および記念品としてマスコットキャラクターのぬいぐるみの贈呈をするとともに、ご寄附に対する謝辞がありました。
贈呈式後、縄田准教授を含め記念撮影および懇談会が行われました。
愛知教育大学未来基金では、皆さまからのご寄附を教育研究活動に関する支援事業、修学に関する支援事業、国際交流の推進に関する支援事業、教育研究環境に関する整備事業などに活動させていただきます。
今後とも、愛知教育大学未来基金へのご理解?ご支援をよろしくお願い申し上げます。 詳しくは、以下のページをご覧ください。
(広報課 副課長 加藤信也)
2024年7月20日 県立高校教育コースとの高大連携の一環で豊橋南高等学校の生徒が来学し、理事が講話を実施しました。
2024年07月30日
7月20日(土)オープンキャンパスの1日目に、豊橋南高等学校教育コースの生徒が本学に来校しました。豊橋南高等学校教育コースは3年間のカリキュラムの要所要所において、本学から大学教員の派遣講義や大学生?院生との交流などで連携しています。その一環として、この日はオープンキャンパスの参加に次いで、杉浦慶一郎理事の講話、教育コースOBの本学学生との交流会を行いました。豊橋南高等学校教育コースの1期生は、現在本学の大学4年生となっています。年々充実していくカリキュラムにより、今年度は入コース希望者が多かったようで教育コースを希望していた普通コースの生徒の参加もありました。
連携担当の杉浦慶一郎理事の講話では、卒業生の就職状況や入学時の教員志望度調査の結果を踏まえた大学案内の学長メッセージに込められた思いなどの説明がありました。高校生から、「教員として生徒に声を掛ける時に気をつけていたことや大切にしていたこと」について質問があり、「普段の様子と違うところはないかということをよく見るようにしていたことと、例えば子どもにこの教科は嫌いと言われたときに、私も嫌いで終わらずに、嫌いな教科でもこういう点は面白かったなど少しでも楽しさを見つけられるように促すことができると良い」と回答しました。
豊橋南高等学校教育コースでは、今後小学校や中学校への訪問も控えているために、今回の講話が少しでも実践の場で生かされると良いと思います。
また、講話後の交流会では、グループに分かれ大学での学びの紹介やボランティア活動の取り組みをはじめ、教育コースの学びがどう生きているかなどについて有意義な語らいの場となりました。
本学学生にとっても、後輩との交流が改めて教員や教育職を志望した動機を振り返る機会にもなり、お互いに学びへのモチベーションを高め合う機会となりました。
(地域連携課 地域連携係 係長 松本典江)