2024年6月28日 三重県桑名市と包括連携協定を締結しました。
2024年07月08日
6月28日(金)、本学と三重県桑名市は、相互の人的?知的資源の交流を図り、主に教育分野において多様に協力していくために、包括連携協定を締結しました。昨年度より本学は広域拠点型教員養成大学として、愛知県外の教育委員会等との連携協定を進めています。桑名市とは昨年度の野田敦敬学長による教育長訪問を皮切りに、連携について互いに検討を進めたところ、このたびの教育委員会を越えた自治体との連携協定となりました。
協定式では桑名市の伊藤徳宇(いとう なるたか)市長より「教員は子どもが親以外に初めて会う尊敬できる大人。長年教員を務めた方と話す機会があったが、その方の教え子は何千人もいて、次の日本を引っ張る存在となっている。教員は素晴らしい職業であるのに、最近は大変な側面が報道され、状況は厳しい。この連携は愛教大で学んだ学生が桑名市で教員となるきっかけとなるのでないか」と期待の言葉をいただきました。これに対し、野田敦敬学長は「さまざまな意味で本日はスタートラインだと考えている」と応えました。
今後、本学と桑名市は「児童生徒の社会的自立に向けた支援プログラムの開発と有効性の研究」「教職員のスキルアップを目的とした研修講座への講師の派遣」「教育者をめざす大学生の教育現場での実践活動」「外国人児童生徒教育運営協議会への有識者派遣」などの取り組みを実施していく予定です。
(地域連携課 課長 古田紀子)