2024年7月10日 トヨタ車体ビオトープ「ふれ愛パーク」で自然観察!
2024年07月24日
7月10日(水)に、地域協働教育体験活動で地域の自然刈谷コース選択の学生30人と引率教員3人(理科教育講座教授の加藤淳太郎氏、田口正和氏、准教授の常木静河氏)が、トヨタ車体のビオトープ「ふれ愛パーク」での自然体験活動に参加し、学生たちは採集や観察、発表等を行いました。
まず、トヨタ車体プラント環境生技部環境推進室企画グループ志水剛氏より、トヨタ車体の環境保全への取り組みについてご紹介があり、その後、散策しながらビオトープの水田や水辺環境についてレクチャーをしていただきました。レクチャーの後半では、学生たちが五感を使って自然観察をする「生き物ビンゴ」に取り組み、自ら自然の中から答えを探しました。レクチャー後には、虫かごや虫取り網を使って、学生たちがビオトープ内で自由に生き物採集、観察を行いました。
午後は、捕まえた生き物たちの名前を図鑑で調べたり、じっくり自分たちの視点で観察し、繊細なスケッチをしたり、各自面白いと感じたことを班の中で共有しました。最後の全体発表会では、アマガエルとヌマガエルの指のつくりと生息環境の違いを考察したり、チョウトンボの翅(はね)の色の不思議を紹介したり、各自が観察して見えてきた問いをさらに調べて発表しました。
歓声を上げながらトンボやチョウを捕まえたり、カマキリがバッタを捕食する様子を息をのみながら見守ったり、昆虫の捕まえ方を他の班の人に質問したりする姿が印象的でした。企業の方からは、「学生さんが工夫して発表できていてよかったです。将来、教員になったときに何か生かせる場になればうれしいです」とコメントをいただきました。
(理科教育講座 准教授 常木静河)