2024年7月20日 県立高校教育コースとの高大連携の一環で豊橋南高等学校の生徒が来学し、理事が講話を実施しました。
2024年07月30日
7月20日(土)オープンキャンパスの1日目に、豊橋南高等学校教育コースの生徒が本学に来校しました。豊橋南高等学校教育コースは3年間のカリキュラムの要所要所において、本学から大学教員の派遣講義や大学生?院生との交流などで連携しています。その一環として、この日はオープンキャンパスの参加に次いで、杉浦慶一郎理事の講話、教育コースOBの本学学生との交流会を行いました。豊橋南高等学校教育コースの1期生は、現在本学の大学4年生となっています。年々充実していくカリキュラムにより、今年度は入コース希望者が多かったようで教育コースを希望していた普通コースの生徒の参加もありました。
連携担当の杉浦慶一郎理事の講話では、卒業生の就職状況や入学時の教員志望度調査の結果を踏まえた大学案内の学長メッセージに込められた思いなどの説明がありました。高校生から、「教員として生徒に声を掛ける時に気をつけていたことや大切にしていたこと」について質問があり、「普段の様子と違うところはないかということをよく見るようにしていたことと、例えば子どもにこの教科は嫌いと言われたときに、私も嫌いで終わらずに、嫌いな教科でもこういう点は面白かったなど少しでも楽しさを見つけられるように促すことができると良い」と回答しました。
豊橋南高等学校教育コースでは、今後小学校や中学校への訪問も控えているために、今回の講話が少しでも実践の場で生かされると良いと思います。
また、講話後の交流会では、グループに分かれ大学での学びの紹介やボランティア活動の取り組みをはじめ、教育コースの学びがどう生きているかなどについて有意義な語らいの場となりました。
本学学生にとっても、後輩との交流が改めて教員や教育職を志望した動機を振り返る機会にもなり、お互いに学びへのモチベーションを高め合う機会となりました。
(地域連携課 地域連携係 係長 松本典江)