News & Topics:2024年01月掲載分
- 2023年12月15日 国立大学法人大阪教育大学と包括連携協定を締結
- 写真サークルRAWが東海地区大学写真部合同展「瞬間」に参加しました。
- 2023年12月10日 未来共創プラン戦略1「子どもキャンパスプロジェクト」で「AUE.Aスポーツ教室」を開催!
- 2023年11月25日、26日 「2023年度秋の祭典」を開催しました。
- 2023年11月20日 授業の一環で学生が施設課職員にインタビューを行いました。
- 2023年12月22日 三重県川越町と教育分野における連携協定を締結しました。
- 2023年12月25日 「医教連携フォーラム2023」を開催しました。
- 2023年12月10日 未来共創プラン戦略1「子どもキャンパスプロジェクト」で子ども会合同クリスマス会を開催
- 2023年12月17日 未来共創プラン戦略1「子どもキャンパスプロジェクト」で第2回「ミックススポーツフェスタ~種目を超えて子どもたちにスポーツの機会を~」を開催
- 2023年12月9日、23日に日本語教育支援センターワークショップを開催しました。
- 2023年12月26日 講堂前スカイガーデンにおいて餅つきを行いました。
- 2023年12月10日 「第47回冬の子どもまつり」を開催しました。
- 2023年12月25日発表 令和5年3月卒業者の教員就職者数が全国1位となりました。
- 2023年12月27日 外国人児童生徒支援リソースルーム活動報告会「未来につながる外国人児童生徒支援と学生育成~教員養成大学と教育委員会の互恵的な連携の在り方~」を開催
- 2023年12月分 本学掲載の新聞記事、メディア紹介
- 2023年12月 市内の学校で選挙管理委員会とともに「選挙出前トーク」を実施しました。
- 数学教育講座 石川雅章助教が「令和4年度全国数学教育学会奨励賞」を受賞
- 2024年1月7日 本学構内をコースとした「井ケ谷町新春ウォーキング」に学生団体「かきつばたの民」が協力しました。
- 2024年1月26日 愛知県内大学魅力発信事業PR動画メイキング@愛知教育大学を公開しました。
- 2024年1月25日 教員養成の質向上に関する会議を開催
2023年12月15日 国立大学法人大阪教育大学と包括連携協定を締結
2024年01月 9日
12月15日(金)、本学と国立大学法人大阪教育大学との包括連携協定締結式をKKRホテル大阪で行いました。締結式には、大阪教育大学から岡本幾子学長、廣木義久理事?副学長、宮崎孝副学長?事務局長が、本学からは野田敦敬学長、杉浦慶一郎理事?副学長、新津勝二理事?副学長?事務局長が出席しました。
この協定は、各種教育課題の解決と教員養成の発展に寄与することを目的として締結したもので、免許状更新講習の発展的解消や教員のなり手不足などの環境の中、両大学の強みを生かした高度な教員研修における連携や教職の魅力向上を中心として、教育研究、学生支援を含め幅広く包括連携体制を構築していきます。
締結式で岡本学長が、「大阪教育大学と愛知教育大学はこれまでさまざまな事業で連携を図ってまいりました。その歴史と実績を基に、これから両大学の知的リソースを活用して日本の教員養成全体の課題解決につながるモデル作りに取り組んでいきたいと考えております」と述べました。これに対して野田学長は、「大阪教育大学とはそれぞれの強みや特色を生かして連携してきた実績があります。現在、教員不足あるいは将来的には少子化が進行することに伴う採用人員の縮小、不登校問題などのさまざまな教育課題に対応できる質の高い教員養成が求められています。大阪教育大学との連携は特に初等教育の充実に大きく貢献できると考えております」と応えました。
協定式締結後の取材で、なぜ2大学で協定締結をすることとなったのかについて報道関係者から質問があり、「HATOで連携していた頃からコロナなどを経験し教師の授業間の転換など教育は大きく変化している。その中で学び続ける教師を支えるため、現職教員の研修モデルをつくり、横展開できるよう密に連携を図ることについて、目的が一致したためである」と両学長が回答をしました。 現職教員研修などの具体的な取り組みを通し、学び続ける教師を支援するため相互に連携してまいります。
(地域連携課 地域連携係 松本典江)
写真サークルRAWが東海地区大学写真部合同展「瞬間」に参加しました。
2024年01月 9日
12月12日(火)~17日(日)、名古屋市民ギャラリー栄にて開催された東海地区大学写真部合同展「瞬間」に本学の写真サークルRAWが参加しました。
本年度合同展は写真サークルRAWを含む東海地区の10大学の写真系団体が共同開催しました。本年度の合同展では写真サークルRAWが主幹校として運営を務め、写真展を初めてご覧になる方にもお楽しみいただけるような構成で展示を行いました。
「瞬間」をテーマにした本展では、撮影者が思い思いの瞬間を切り取った作品を展示しました。また、共同開催ならではの参加10団体による合同作品を展示しました。
会場には多くの方にお越しいただきました。「若い感性が面白かった」「初めて写真展に来たが、とても良かった」など嬉しい感想をいただくことができました。
その一方で、さまざまな改善点も見られました。改善点を見直し、今後より良い展覧会を目指していきます。
次は卒業する4年生を主体に行う卒展が控えています。写真サークルRAW一丸となって作品の制作に取り組んでまいります。これからも写真サークルRAWをよろしくお願いいたします。
(写真サークルRAW 学外連携担当/学校教員養成課程 義務教育専攻 社会専修 2年 川口陽生)
2023年12月10日 未来共創プラン戦略1「子どもキャンパスプロジェクト」で「AUE.Aスポーツ教室」を開催!
2024年01月 9日
12月10日(日)未来共創プラン戦略1「子どもキャンパスプロジェクト」の取り組みとして、愛知教育大学附属高等学校のグラウンドおよび体育館で「AUE.Aスポーツ教室」を開催しました。
「AUE.Aスポーツ教室」は、小学生?高校生?大学生?教員と多世代の人たちがスポーツを通して交流することで、互いの学びを深めることを目的に活動しています。
今回のスポーツ教室では大学生?高校生が先生となり、前半はボール遊び教室を行い、後半はリズム教室とサッカー教室に分かれて実施しました。
前半のボール遊び教室では、まず準備運動として高校生と一緒に鬼ごっこをしました。次にボールを投げる?受ける、道具を使ってボールを運ぶ?投げられたボールを打つなど、さまざまな動作を楽しく行いました。
後半のリズム教室では、まず音に合わせた準備運動を行い、簡単なステップから練習をはじめ、3月の発表会に向けてみんなで息を合わせながらダンスを踊りました。大学生、小学生みんなが、表情豊かに楽しく取り組んでいました。
サッカー教室では、ビギナーコースとチャレンジコースに分かれて行いました。まずは、高校生と小学生が一緒にスポーツ鬼ごっこを行いました。相手と駆け引きをしながら、2チームに分かれて競争しました。その後、休憩時間にはチームみんなで作戦会議を開き、習得レベルに合わせてサッカーを行いました。主にドリブル練習を中心に楽しく行いました。最後は、今日の練習の確認で3対3のゲームを行いました。みんな一生懸命に、今日の練習の振り返りを行いながらゲームに取り組むことができました。
小学生は、年の近いお兄ちゃん?お姉ちゃんと楽しみながら運動に取り組むことができ、高校生は、日ごろ接することの少ない小学生と接することで、コミュニケーション能力を育むことができ、大学生は、教員を目指すための授業の構築方法?実践方法を学ぶことができる活動になりました。
より多くの人たちのかかわりの中で多くの学びの輪が広がるように今後ともいろいろなイベントを考えていきたいと思います。
【今後の活動予定】
1月21日(日)
14:00~14:30 ボッチャ教室
14:30~15:00 ボール遊び教室
15:15~16:30 リズム教室?サッカー教室
2月 4日(日)
14:00~15:00 ボール遊び教室
15:15~16:30 リズム教室?サッカー教室
3月10日(日)
14:00~16:30 リズム教室発表会、身体?体力測定~いまの自分を知ろう~
【問い合わせ先】
愛知教育大学附属高等学校 教諭 三井 陽介
E-mail:ymitsui
※上記アドレスに @auecc.aichi-edu.ac.jp を補完してください。
(愛知教育大学附属高等学校 教諭 三井 陽介)
2023年11月25日、26日 「2023年度秋の祭典」を開催しました。
2024年01月 9日
11月25日(土)、26日(日)に「2023年度秋の祭典」を本学キャンパスで開催しました。
秋の祭典は、お笑いライブや露店の出店がメインの春の大学祭と異なり、スポーツの祭典がメインの大学祭で、レクリエーションや大学祭実行委員の出店などを行います。
同日に行ったスポーツの祭典では、約1,000人が計4競技(ソフトボール、フットサル、バドミントン、バレーボール)に参加し、白熱した戦い、感動の逆転劇など、さまざまな試合を行いました。
スポーツの祭典以外にも、委員が企画したレクリエーション競技や学生が運営を行った室内出店などを開催し、大学祭は大成功となりました。大学祭実行委員会が設定した「Be hopeful!」というテーマも達成できました。
来年の5月には第55回大学祭を開催します。秋の祭典より大きい規模で、また多くの方に楽しんでいただけるよう委員一同頑張って準備をしています! 多数のご参加をお待ちしております!
(大学祭実行委員会委員長/学校教員養成課程 義務教育専攻 理科専修 2年 清水亮冴)
2023年11月20日 授業の一環で学生が施設課職員にインタビューを行いました。
2024年01月 9日
11月20日(月)に、生活科の強化教育法の授業の一環で学生が施設課の大河内堅施設企画係長、倉橋幸佑さん、上杉妹夕さんへのインタビューを行いました。
学生は、大学探検を実際に経験することにより、生活科における学校探検の意義を理解する活動に従事しました。その一環で、学生たちは施設課の方々にインタビューを行うに至りました。
学生はそれぞれ、大学施設に関するさまざまな疑問をもとに質問し、施設課の職員はそれぞれが詳しい施設について回答しました。以下は学生の振り返りシートからの抜粋です。
「私は大学の施設がこんなに考えられて作られているとは知りませんでした。数年前から愛知教育大学は改修工事を行っていて、今までよりも学生をはじめ教職員が使いやすく、かつ環境にも配慮して設計段階からさまざまな工夫をしていることを、施設課の方々のお話から理解しました。特に驚いたのは、愛知教育大学には地下トンネルがあるということです。地下トンネルには、ガス管や電線などライフラインが入っており、地下トンネルの換気をするために、地上に排気口が作ってあるとおっしゃっていました。私は、電線が地上にないことを今回のお話を聞いて初めて気付いたので、当たり前であると思っていたことが実は工夫されて成り立っているということを実感しました」
「学生からは見えない仕事をしてくださっている方々に感謝の気持ちがわいてきました。そして、学生のニーズに合わせた学校のつくりになっていることも分かり、たくさんの技巧が凝らされ、試行錯誤がされているのだと分かりました」
このように、多くの学生が施設課の方々の思いや工夫、努力を知ることができました。
一方以下のように、インターネット等を用いた調査活動とは異なる、人と出会う調査の良さについて感じる学生も多く見られました。
「インターネットで調べたら出てくる情報でも、人から直接聞くことによって、その人の思いを直接感じることができるので、知識として定着しやすく、何よりも心に響くなと感じました。人と人とのかかわりが子どもたちにも良い影響をもたらすと思うので、これから授業構成を考えるときに重要な時間のひとつとして地域の人や先生などの大人に質問する機会を設けたいです」
「ネットからの情報が多い今の時代に、人の温もりを感じることができるのはとても有意義なことだと思いました」
他方で、以下のように、施設課の職員へのインタビューを経て、さらなる調査活動への動機づけを得る者も多くいました。
「施設課の方々とのやりとりの中で愛知教育大学の歴史に触れ、より身近に感じられた気がしました。これらのことから、子どもは学校探検や町探検を通して、地域や学校について親しみや愛着を自然と持つようになるのだろうと感じました。さらに、観察する力が身につくだけでなく、その背景にどのような要因があるのかと推測する力をも促し、加えて他の人の発見を聞くことで多角的な視点から見ることについても学べるというとても意義のある活動なのだと分かりました。興味を持って観察することを習慣にしていきたいです」
以上のように、インタビューを通して、学生たちは施設課の職員の思いや工夫、努力について知り、また、人とつながる活動のよさを実感することができました。多くの学生はさらに、他者との交わりの中で新たな探究活動への動機づけを得ることを実感することができ、後期最終講義に至るまでその意欲を持続させることができました。
(生活科教育講座 准教授 西野雄一郎)
2023年12月22日 三重県川越町と教育分野における連携協定を締結しました。
2024年01月10日
本学と川越町(三重県三重郡)は、相互の人的?知的資源の交流を図り、教育分野において多様に協力していくために、連携協定を締結しました。締結式は、12月22日(金)、川越町役場で実施しました。本学は愛知県内のすべての教育委員会と令和3年度までに連携協定を締結しており、野田敦敬学長がすべての教育委員会を訪問し、教育長と意見交換するなど、緊密な連携を行っています。今年度より広域拠点型教員養成大学として、愛知県外の自治体?教育委員会との協定締結を進めており、三重県では川越町が初めてとなります。
川越町は愛知県に近い三重県北部に位置しています。「豊かな心」を土台とした学校教育を進めており、また社会教育においても、「豊かな心」を土台として「生涯現役力」を高めていく取り組みを進めています。本学からの交通の便も良く、同町出身の学生も本学へ進学しています。このような地理的な近さに加え、川越町が野田敦敬学長のご母堂の故郷であったという偶然から、三重県最初の連携先となりました。
締結式では川越町の城田政幸町長より「川越町は子どもたちに『豊かな心』を育成すべく一体となって取り組んでいる。愛知教育大学との協定を通じて、教育的課題の克服や先進的な教育を推進し、子どもたちや教職員の力の向上につなげていきたい」とごあいさつがありました。また、野田学長は協定締結式後に記者からのインタビューに答え、「城田町長は子育てが大事とおっしゃっており、川越町では愛知県では珍しい町立幼稚園も有しておられる。私も幼児から初等の教育は大事だと考えており、本学には幼児教育専門の専攻もあるので、お手伝いできたらと思っている。三重県からたくさんの学生に来てもらい、三重県に帰って三重の教育を支えてほしい」と述べました。
(地域連携課 課長 古田 紀子)
2023年12月25日 「医教連携フォーラム2023」を開催しました。
2024年01月10日
12月25日(月)、「医教連携フォーラム2023」を愛知教育大学?藤田医科大学が共同で開催しました。このフォーラムは「医教連携によって開発した食物アレルギー等緊急時対応プログラムの実践 ―そなえる&ふせぐ 安心な学校づくり―」をテーマに実施するもので、今年度で8回目の開催となります。今年度はウインクあいちでの開催となり、愛知県内外から養護教諭らの現職教員を中心に49人の参加がありました。
フォーラム前半では、本学地域連携センター委員の岡本陽准教授(養護教育講座)より「学校におけるアレルギー対応体制構築」をテーマに研究発表がありました。岡本准教授は学校においてアナフィラキシーが起こるタイミングや、食物アレルギー事故防止のための平常時や緊急時の学校の対応を解説し、シミュレーションを含めた定期的な現職教員の教育研修の重要性と開発してきた研修プログラムについて説明しました。
続いて藤田医科大学地域連携教育推進センターの石原慎教授による「食物アレルギーの基礎とアナフィラキシーの症状」と題したワークショップを行いました。石原教授は食物アレルギーに関する基礎的な知識についてデータなどを用いて解説した後、食物アレルギーが起こった際の患者の様子を実際の浮腫や皮膚症状の写真、咳や呼吸の音声を使って説明しました。
フォーラム後半では「実技トレーニングデモンストレーション」として、本物と同様に針が出る注射器と小学生の筋肉の弾力を持つマネキン人形によるシミュレータを用いて、アナフィラキシーが起こった場合にエピペンを注射する実技トレーニングを実施しました。石原教授から「失敗しても成功する打ち方(注:失敗しても挽回できる打ち方)」の解説を受けた参加者は全員がシミュレータによる注射を体験しました。また、今年度は初の試みとして、実技の待ち時間にアナフィラキシーへの不適切な対応事例の動画を視聴し改善点を考えるミニ講義を行いました。
アンケートでは「有事の際の対応の具体がイメージできた」「実際に打つ様子をみてアドバイスをもらえたので自信がついた」「校内研修の方法を再考したいと思った」などの感想が寄せらせ、有意義なフォーラムとなりました。
(地域連携課 課長 古田 紀子)
2023年12月10日 未来共創プラン戦略1「子どもキャンパスプロジェクト」で子ども会合同クリスマス会を開催
2024年01月12日
12月10日(日)、愛知教育大学未来共創プラン戦略1「子どもキャンパスプロジェクト」の取り組みとして、子ども会合同クリスマス会を本学で開催し、井ケ谷子ども会82人、西境北東子ども会23人、豊明薮田子ども会20人、大学関係者等51人の合計176人が参加しました。
今回の子ども会合同クリスマス会では、吹奏楽団によるクリスマスコンサートおよび楽器体験会、保健体育講座の三原幹生准教授およびラクロス部によるラクロス体験、保健体育講座の上原三十三教授によるトランポリン体験、保健体育講座の髙嶋香苗助教によるモルック体験、名城大学の香村恵介准教授による親子運動プログラム(幼児親子対象)および簡単な運動遊びとさまざまな企画の中から、子どもたちが体験したい企画を選択する形で実施しました。
開催後の子どもや保護者からのアンケートでは「トランポリンやラクロスなど、初めてやらせてもらうものばかりで、吹いたことのない楽器を吹かせてもらえたり、とてもいい経験になったと思います」「楽しく元気に体を動かす機会を作りたいのと、こういう機会にしか集団の中で何かをする子どもたちの様子を守る機会もないので、親子ともども貴重な体験でした」(原文ママ)などの意見が、学生からは「子どもたちが楽しく運動する様子を見るのが楽しかった」「子どもたちにどのような声掛けをしたらよいか考える機会になった」などの意見がありました。
当プロジェクトは、「子どもと共に、学生と共に、社会と共に、附属学校園と共に、未来の教育を創ります。」というビジョンを実現するため、積極的に地域の子どもたちを受け入れていきます。
(保健体育講座 准教授 縄田亮太)
2023年12月17日 未来共創プラン戦略1「子どもキャンパスプロジェクト」で第2回「ミックススポーツフェスタ~種目を超えて子どもたちにスポーツの機会を~」を開催
2024年01月12日
12月17日(日)、愛知教育大学未来共創プラン戦略1「子どもキャンパスプロジェクト」の取り組みとして、「ミックススポーツフェスタ~種目を超えて子どもたちにスポーツの機会を~」を開催し、小学校1年生から4年生までの66人が参加しました。参加した子どもたちは3つのグループに分かれ、バスケットボール?サッカー?バレーボールの3種目をローテーションしながら体験しました。
各企業様にご協力いただき、バスケットボールはシーホース三河U18ヘッドコーチの高島一貴氏、サッカーはFC刈谷スクールコーチ兼地域連携集客担当の内田悟氏、バレーボールはトヨタ自動車サンピエナ監督の太田有紀氏を講師に迎え、さらに各チームの選手やスタッフの方および本学学生がサポートに入りました。
開催後の子どもや保護者からのアンケートでは「コーチや大学生の皆さんが優しく、できなくても何度も挑戦できたので、頑張るぞという気持ちになった」「楽しく身体を動かす機会が減っているので、こういう取り組みは大変ありがたいです」「実際に、選手やコーチと一緒にスポーツをできる機会はなかなかないので嬉しいです」などの意見がありました。
当プロジェクトは、「子どもと共に、学生と共に、社会と共に、附属学校園と共に、未来の教育を創ります。」というビジョンを実現するため、積極的に地域の子どもたちを受け入れていきます。
(保健体育講座 准教授 縄田亮太)
2023年12月9日、23日に日本語教育支援センターワークショップを開催しました。
2024年01月12日
12月9日(土)、23日(土)に愛知教育大学で日本語教育支援センターワークショップを開催しました。このワークショップは、日本語教育にかかわる学校教員等の方々が、講師の助言を受けながら「やってみる+考えてみる」を通して実践力を高めることを目指すものです。きめ細やかな指導のため、少人数での実施としましたが、県内外から定員いっぱいの参加者が訪れました。
9日(土)は講座1?2を実施しました。講座1は豊橋市教育委員会の築樋博子先生が講師を務め、「個別の指導計画を立てよう」のテーマで実施しました。現在の制度では「特別の教育課程」を編成して日本語能力に応じた特別の指導を行うためには「個別の指導計画」の作成が必要になっています。この計画は日々の授業をよりよくするため、また、転校や高校進学した際に適切な指導を早期に進めるために重要な計画となります。築樋先生は、日本語の力の判断方法や児童の発達段階等に応じた指導計画の立て方、年間指導計画の立て方について説明を行いました。その後、参加者それぞれが具体的な指導の計画を考え、グループで共有し発表を行いました。
講座2は京都市教育委員会の大菅佐妃子先生が講師を務め、「JSLカリキュラムの授業を作ろう」のテーマで実施しました。JSLカリキュラムは日本語で学習活動に参加する「日本語で学ぶ力」を育成するためのカリキュラムです。大菅先生はJSLカリキュラムの授業を作るにあたって、児童の既習内容の現状把握、少し頑張ったら達成できる日本語の目標の設定、児童が自分で活動できるような支援の工夫などについて解説しました。その後、参加者は日本語指導で「社会科(歴史分野)」の先行学習を1時間行うこととなったという設定で、先行学習の目標と、目標を達成するための学習活動を考えるワークをグループで行いました。ワーク後、考えた学習活動をそれぞれのグループから発表しました。
23日(土)は講座3?4を実施しました。講座3は大阪大学の櫻井千穂先生が講師を務め、「やってみよう!DLA」のテーマで実施しました。講座の前半は、DLA(児童生徒の日本語の能力を把握し、 その後の指導方針を検討する際の参考となる日本語能力測定方法)を行う意味について、支援を得てできる活動を見極めるためだと解説がありました。後半は、実践編として参加者が講師の櫻井先生が行ったDLAの動画を視聴し、動画に登場する児童生徒の読む力が評価指標のどのステージであるかをグループで話し合いました。
ワークショップの最後に、本学日本語教育支援センター委員の菅原雅枝准教授から「日本語教育支援は子どもたちの血や肉になって初めて意味をなすことで料理を作っただけでは自己満足でしかない」といったまとめがあったとおり、DLAは、評価することが目的でなく一人でできるようになるためにいかに支援すべきなのか、教えるではなく子どもの可能性を広げ育てるものということがよく理解できる講座でした。
講座4は横浜市立南吉田小学校の藤川美穂先生が講師を務め、「日本語初期指導の授業を考えよう」のテーマで実施しました。はじめにうまくいかなかった授業の動画を確認し、なぜうまくいかなかったのかをグループで考えた後に、意味のある活動とするための教材選びなどについて解説がありました。その後、理科の教科書で日本語基礎の文型と表現を定着させるための日本語初期指導の内容と活動を考えるというテーマで、グループワークと発表を行い、その内容を全体で共有しました。参加者は、「日本語初期指導で教科書を使うという発想がなかった。他の人のアイデアが参考になった」と対面研修の良さを実感しました。
講座後のアンケートでは、どの講座においても今回の研修が自身の学習ニーズにあっていたという回答ばかりで非常に満足度の高い研修となりました。
(地域連携課 課長 古田 紀子/地域連携課 地域連携係 係長 松本典江)
2023年12月26日 講堂前スカイガーデンにおいて餅つきを行いました。
2024年01月12日
12月26日(火)本学講堂前スカイガーデンにおいて、自然観察実習園で収穫したもち米を使用し、「無病息災、学内安全」を祈念して教職員および学生有志による餅つきを行いました。
当日は、野田敦敬学長、岩山勉人事?研究担当理事、杉浦慶一郎附属学校担当理事、新津勝二総務?財務担当理事をはじめとする教職員に加えて有志の学生が参加しました。
あらかじめ自然観察実習園の作業所で蒸されたもち米を講堂前に持ち運び、学長の掛け声から石臼に投入されたもち米を参加した教職員と学生が交互に約2升の餅をつき、鏡餅を完成させました。
完成した鏡餅は学長室に飾りました。鏡餅の台座は、実習園の作業員(近藤末男氏)が実習園で伐採した竹を加工したものを使用しました。
年が明け、1月9日(火)には鏡開きを行い、野田学長はじめ大勢の教職員が、炭火で焼いたこだわりの餅でぜんざいを味わい、新年の門出を祝いました。
【参加した学生の感想】
〇学長や多くの先生方と餅つきをするといった貴重な経験ができ、教員と学生のコミュニケーションが取れる先生になりたいと改めて思いました。(4年生)
〇昨年も餅つきを見かけましたが参加できず、今年は飛び入りで参加して、初めての餅つきを経験できたので、来年もぜひ参加したいです。(3年生)
〇この様な教職員や学生が一緒に参加できるイベントが楽しかったので、来年も餅つきをやりたいです。(3年生)
(学術研究支援課 学系支援係 創造科学系 玉城寛人)
2023年12月10日 「第47回冬の子どもまつり」を開催しました。
2024年01月12日
12月10日(日)、愛知教育大学第一共通棟をメイン会場に、「第47回冬の子どもまつり」を開催し、近隣の子どもたちや学生が参加しました。
当日は晴天に恵まれ、学内?学外の団体や子どもまつり実行委員会が提供するさまざまな企画で楽しむ子どもたちの姿を見ることができ、かざりのおもちかえりの時間には、委員が作成した装飾を腕いっぱいに抱える子どもで会場中がにぎわいました。
当日遊びに来てくれた子どもたちをはじめ、企画を出展された団体の皆さま、子どもたちと遊んでくれた学生の皆さまなど、多くの方に参加していただけたことを大変嬉しく思います。子どもまつりへの参加が、皆さまにとって少しでも有意義なものとなりましたら幸いです。
次回は、2024年5月5日(日)に「第55回子どもまつり」が開催されます。多数のご参加を委員一同お待ちしております!
(子どもまつり実行委員会委員長/学校教員養成課程 義務教育専攻 国語専修 2年 常盤 虎太郎)
2023年12月25日発表 令和5年3月卒業者の教員就職者数が全国1位となりました。
2024年01月14日
文部科学省が毎年度調査を行っている国立の教員養成大学?学部及び国私立の教職大学院の卒業者及び修了者の就職状況等について、令和5年3月卒業者及び修了者の結果が12月25日(月)に発表されました。
【本学教員養成課程卒業者の状況】
〇教員就職者数は正規採用368人?臨時的任用144人の合計512人で、国立の教員養成課程44校中、第1位の人数(正規採用数368人は全国2位、臨時的任用144人は全国1位)。
500人を超えたのは本学のみ。全国1位は3年連続(前年3月卒業者からは、正規採用36人増、臨時的任用36人減で、合計は同数)。
教員就職率は、全卒業者を分母とする率で68.8%(前年3月卒業者から0.1ポイント増、44校の平均は61.1%)、進学者と保育士就職者を除く卒業者を分母とする率で73.0%(前年3月卒業者から0.7ポイント減、44校の平均は67.8%)。
【本学教職大学院修了者(現職教員を除く)の状況】
〇教員就職者数は正規採用26人?臨時的任用16人の計42人(修了者数は44人)で、教員就職率は95.5%(前年3月修了者から0.9ポイント増、全教職大学院54校(国立47、私立7)の平均は90.4%)。
本学の教員就職支援では、専門スタッフとして教員就職特任指導員が常駐し、面接指導、小論文指導、個別相談などの教員採用試験対応とともに、教員として働く上での事柄や授業での学びの時期とリンクした事柄をテーマとする講座?ガイダンスなどによる充実した内容で、入学時から段階的にサポートしており、教員就職実績としても全国トップレベルを維持しています。
教員採用試験をめぐる動きとしては、早期化?複線化が全国的に始まっており、大きな転換期を迎えています。本学でもその動きをふまえてのサポートを行って、豊かな人間性と確かな実践力を身に付けた"子どもたちの未来を拓く"教員の輩出に向け、取り組み続けていきます。
(キャリア支援課 課長 玉越貴文)
2023年12月27日 外国人児童生徒支援リソースルーム活動報告会「未来につながる外国人児童生徒支援と学生育成~教員養成大学と教育委員会の互恵的な連携の在り方~」を開催
2024年01月15日
12月27日(水)、日本語教育支援センター外国人児童生徒支援リソースルームでは活動報告会「未来につながる外国人児童生徒支援と学生育成~教員養成大学と教育委員会の互恵的な連携の在り方~」を開催し、教育関係者、本学教職員、学生など約90人の参加がありました。会に先立ち野田敦敬学長からあいさつがあり、「令和2年度に日本語教育支援センターを設立し、継続して連携3市の協力を得て密接な連携をしている」とのお話がありました。
初めに文部科学省国際教育課の片桐由紀子氏より、外国人児童生徒支援の現状?課題および国の政策について説明がありました。次に日本語教育支援センターの西山幸子助手、日本語教育講座の川口直巳准教授より、リソースルームの活動概要や学生育成について紹介がありました。続いて連携3市の刈谷市教育委員会 清水都世子氏、豊田市教育委員会 渡邉温嫁氏、知立市教育委員会 二宮敬之氏より各市の取り組みやリソースルームとの連携についてお話いただきました。
後半は、現在リソースルームのボランティア活動に参加している本学学校教員養成課程 保健体育専修の伊藤悠愛さん(動画にて発表)、初等教育教員養成課程理科選修の武藤恒二さんに活動に参加して気づいたこと、今後生かしていきたいことについてお話ししていただきました。また本学卒業生で在学中にボランティア活動に参加していた豊田市立四郷小学校教諭の田中なずなさんに、活動を通じて得た学びと教員になって感じていること、今後の目標についてお話いただきました。後半の最後に横浜国立大学の河野俊之教授より「互恵性を考えない互恵性」というテーマで同じ教員養成大学としての立場よりお話しいただきました。
最後に、杉浦慶一郎連携?附属学校担当理事から閉会のあいさつがあり、活動報告会を終えました。
参加者からは「学生ボランティアの重要性について再認識できた」「さまざまな事例を聞くことができ勉強になった」「よくできているプログラムで内容も盛りだくさんなので、もっと長い時間(丸一日)でも良かった」などの感想があり、参加者の関心の高さが伺える充実した活動報告会となりました。
(外国人児童生徒支援リソースルーム 遊佐美和子)
2023年12月分 本学掲載の新聞記事、メディア紹介
2024年01月17日
2023年12月に掲載された新聞記事は7件、テレビ番組は3件、Webは1件です。この他に紹介された記事等があれば広報課まで情報をお寄せください。
新聞記事
- 名古屋市中区で北欧の政治と教育について学ぶイベント「僕らの歩き方―北欧―」が開かれました。北欧で選挙や学校を視察した中京大の学生と津原一樹さん(教育支援専門 教育ガバナンスコース 3年)が、海外の事例を知ることで日本の政治や教育について高校生や大学生に考えてもらおうと企画しました。
【12月4日(月) 読売新聞朝刊27面】
- まなビジョンのコラムで麓洋介准教授(幼児教育講座)がピックアップされ、子どもに音楽の授業を好きになってもらう秘訣を語りました。周囲の人が具体的に褒めて、好きな歌を繰り返し歌って練習するなどの方法が有効だと話しました。
- 樋口一成教授(幼児教育講座)がデザインしたペンチやモンキーレンチ、スパナなどの木工道具の形をした大型の木製ベンチが幸田町に寄贈され、樋口教授は町長から感謝状を受け取りました。
【12月18日(月) 読売新聞朝刊25面】
- 大学3年次に教員採用試験の1次試験を受験できる「前倒し選考」について、野地恒有教育?学生担当理事は「大学での講義や教育実習に限らず、学校ボランティアや部活、アルバイトなどの多様な経験が教員となるには必要」と、前倒しに慎重な姿勢を示すコメントをしました。
- 12月15日(金)、本学と国立大学法人大阪教育大学との包括連携協定締結式をKKRホテル大阪で行いました。この協定は、各種教育課題の解決と教員養成の発展に寄与することを目的として締結したもので、免許状更新講習の発展的解消や教員のなり手不足などの環境の中、両大学の強みを生かした高度な教員研修における連携や教職の魅力向上を中心として、教育研究、学生支援を含め幅広く包括連携体制を構築していきます。
【12月23日(土) 読売新聞夕刊3面】
- 愛知、岐阜、三重、静岡4県にある全国立大?機構による連携組織が2024年1月に発足します。少子化などを背景に大学間競争が激しさを増す中、各大学が力を入れる研究分野や教育面で連携し、相乗効果を発揮させることで研究などの資金の獲得につなげ、生き残り策を探ります。
テレビ番組
- 12月5日(火)放送 名古屋テレビ「ドデスカ+(プラス)」
盲学校の数が少なく、家からの通学に苦戦するご家族がピックアップされ、相羽大輔准教授(特別支援教育講座)が家族に寄り添うコメントをしました。
- 12月22日(金)放送 三重テレビ「Mieライブ」
12月22日(金)放送 三重テレビ「ニュースウィズ」
川越町役場において、本学と川越町(三重県三重郡)は、相互の人的?知的資源の交流を図り、教育分野において多様に協力していくために連携協定を締結しました。
Web
- 12月1日(金) 明石書店「Webあかし」
連載マイノリティの「つながらない権利」で相羽大輔准教授(特別支援教育講座)がインタビューを受け、障害を誰にどこまで開示するかを判断する難しさを語りました。
(広報課 広報?渉外係 向井健人)
2023年12月 市内の学校で選挙管理委員会とともに「選挙出前トーク」を実施しました。
2024年01月18日
刈谷市内の2校で、愛知教育大学と刈谷市選挙管理委員会が協力し、「選挙出前トーク」を行いました。この事業は若い学生の意見を取り入れた選挙啓発を行うことで、児童?生徒の選挙に対する意識がより向上するのではないかと考え、刈谷市との連携により毎年実施しています。
当日は安原夢乃さん(学校教員養成課程 義務教育専攻 社会専修 3年)が講師となり選挙に関する説明やクイズを行った後に、実際の選挙グッズを用いた模擬投票を生徒および児童が体験しました。
刈谷市立刈谷特別支援学校
12月13日(水)の刈谷市立刈谷特別支援学校での実施では、中学部と高等部の生徒11人が参加しました。既に18歳の誕生日を迎えている生徒やもうすぐ誕生日となり選挙権を有す高等部の生徒もいるとのことで、講師となった安原さんは自分自身が期日前投票に行ったエピソードを紹介するなど、選挙を身近に感じてもらうように説明を行いました。
模擬投票では、自分で投票用紙に書くことが難しい生徒も係の者2人が補助をし、代わりに書いてもらう「代理投票」により参加者全員が投票を体験しました。
刈谷市立住吉小学校
12月21日(木)には、刈谷市立住吉小学校で実施し、6年生122人が参加しました。選挙に関する説明に興味深く聞き入り、クイズにも友達と意見を交わしあいながら答える様子が見て取れました。
模擬投票では全員が一斉に投票用紙を受け取って記名をし、さながら実際の選挙のようでした。投票後は「集計機を使用する時に、字が汚いとどうなるのですか?」など、実際に投票を経験したからこその質問も、児童から飛び出しました。
実際の投票に際したとき、両日の選挙に関する説明やクイズ、模擬投票の経験が生かされることを願っています。
説明をした本学の学生にとっても、非常に良い経験となった取り組みでした。
(地域連携課 地域連携係 角三岳大)
数学教育講座 石川雅章助教が「令和4年度全国数学教育学会奨励賞」を受賞
2024年01月24日
数学教育講座の石川雅章助教が全国数学教育学会の「令和4年度全国数学教育学会奨励賞」を受賞し、授賞式が2023年12月16日(土)に福岡教育大学にて実施されました。学会奨励賞は、数学教育学研究を推進する上で、将来の発展が期待される優れた研究論文に与えられる賞です。認知言語学の知見を数学教育学研究に援用することで、学問領域の境界を明確にしようとする試みが評価されこの度の受賞に至りました。
【論文題目】
石川雅章(2022)「事象の数学化に及ぼす言語の影響:概念的相対主義?言語相対論の視座からみた「たし算?かけ算の順序問題」の分析を通して」
(全国数学教育学会誌『数学教育学研究』、Vol27(2)、pp.1-19)
【受賞した石川雅章助教の感想】
全国数学教育学会は、伝統的に数学教育における認識論や哲学を大切にしてきた学会です。私の研究も認識論や哲学を積極的に援用するものが多く、私自身この点にこだわりをもっていたので、本学会から研究を評価いただいたことはこの上ない喜びです。「奨励賞」の意味にかんがみれば、今後のさらなる研究発展が期待されています。若手研究者として歩みを止めることなく研究活動に邁進してまいります。
(学術研究支援課 学系支援係 自然科学系)
2024年1月7日 本学構内をコースとした「井ケ谷町新春ウォーキング」に学生団体「かきつばたの民」が協力しました。
2024年01月26日
1月7日(日)、井ケ谷町内会主催の「井ケ谷町新春ウォーキング」が開催され、緊急時避難場所となっている本学体育館などを確認するために、本学をウォーキングコースとして開放しました。本行事は、井ケ谷住民の健康促進や多世代間のコミュニケーションの場として開催しており、運営には学生団体である「かきつばたの民」が協力をしました。
多くの世代が健康維持の一環として参加できるよう、4.0kmのロングコースと3.1kmのショートコースを設けられ、来賓として参加した野田敦敬学長は開始前の来賓挨拶で「私は普段から歩いているのでロングコースに参加します」と意気込みを述べました。
三河弁バージョンのラジオ体操を行った後、参加者は本学に隣接する洲原神社からスタートをし、本学北門から大学構内を訪れました。構内のチェックポイントでは、「かきつばたの民」の学生が本学マスコットキャラクター「愛教ちゃん」が金太郎飴になった『愛教ちゃんキャンディ』を配り、参加者を見守りました。避難場所である第一体育館前では、有事の際には安全確認をした後に避難所が開設されますといった説明がありました。本学東門から抜け、ロングコースは洲原池を一周し、洲原神社のゴール地点まで参加者はそれぞれのペースで歩き、あちらこちらに清々しい笑顔が見られました。
地域とともにある大学として、地域の方々との関係が一層深まる有意義な機会となりました。
(地域連携課 地域連携係 係長 松本典江)
2024年1月26日 愛知県内大学魅力発信事業PR動画メイキング@愛知教育大学を公開しました。
2024年01月31日
愛知県では、全国の大学受験生に県内大学の魅力を知ってもらい、進学してもらうことを目的として今年度から大学生と連携して県内大学をPRする広報動画を制作?発信する「県内大学魅力発信事業」に取り組んでいます。
今回紹介する動画は当事業に参加した本学学生らのチームが、本学を取材する様子を撮影した「メイキング映像」です。PR広報動画「本編」の公開に先駆けて、愛知教育大学の魅力を発信するものとなっています。
このチームの学生が制作する「本編」では、本学のほかに6つの大学が紹介されます。また、ほかに3つの制作チームがあり、各チームが選定した大学が紹介される予定です。
本学の取材は12月12日(火)に行われました。担当したのは本学から参加している田平理湖さん(学校教員養成課程 義務教育専攻 生活?総合専修1年)と愛知大学から参加した荒川諒汰さん(国際コミュニケーション学部 国際教養学科1年)で、まずは学生の空きコマの過ごし方を紹介する撮影を行いました。撮影に協力してくれたのは田平さんの友人で同じ生活?総合専修の1年生の皆さんです。大人気の生協のベーカリーでパンを選んでみんなで食べる様子はとても楽しそうです。
次に授業撮影では、生活科教育講座の加納誠司教授が担当する生活?総合専修2年の「生活科?総合的学習授業論」の教室を訪問しました。「授業づくりにおいて大切な視点」で討論し、自身で構想した授業をプレゼンし、みんなで討論してより優れた授業にバージョンアップさせていく授業です。
田平さんと荒川さんはもう一人のメンバーと3人で計7大学を取材し動画にまとめます。3月公開予定の本編もどうぞご期待ください。
愛知県内大学魅力発信事業メイキング動画はこちらからご視聴いただけます。
【愛知県内大学魅力発信事業PR動画メイキング@愛知教育大学】(動画)
(広報課 広報?渉外係 飯濱美樹)
2024年1月25日 教員養成の質向上に関する会議を開催
2024年01月31日
1月25日(木)、本学の主催で「令和5年度第1回教員養成の質向上に関する会議」をKKRホテル名古屋にて開催しました。本会議は、愛知県内の教育委員会の教育長および各学校種の校園長会の長、教育関係者などを委員とし、本学が養成する人材像、カリキュラム、現職教員の再教育をはじめとするさまざまな事項について、提案や助言を得ることで、本学における教員養成の質向上を図っていくことを目的としています。
今回の会議では、野田敦敬学長のあいさつの後、議長に飯田靖委員(愛知県教育委員会教育長)、副議長に坪田知広委員(名古屋市教育委員会教育長)を選出し、他7人の委員と本学役員執行部が「中期目標?中期計画と未来共創プラン」「愛知教育大学が打ち出す社会的インパクト」「教員不足の解消に向けた対応」について意見交換を行いました。
委員からは、学校現場における具体的な課題が紹介され、「インクルーシブ教育について、学校現場では多様性への対応が求められている。特別支援教育を専門に学ぶ学生だけでなく、その他の学生も特別支援教育に深くかかわれるような学びを愛教大に期待している」「数年で教員を辞めてしまう事例が増えている。愛教大には長期的なビジョンを持つ骨太な教員となる学生を育成してほしい」「教員免許を取得したものの、教員を辞めてしまった人が、再度教員となるための研修などの実施を愛教大に期待している。ネームバリューのある愛教大が実施することで、再び教員の仕事に興味を持つ人が現れるのではないか」など本学への期待が語られました。
(企画課 大学改革係 田中大貴)