2023年12月 市内の学校で選挙管理委員会とともに「選挙出前トーク」を実施しました。
2024年01月18日
刈谷市内の2校で、愛知教育大学と刈谷市選挙管理委員会が協力し、「選挙出前トーク」を行いました。この事業は若い学生の意見を取り入れた選挙啓発を行うことで、児童?生徒の選挙に対する意識がより向上するのではないかと考え、刈谷市との連携により毎年実施しています。
当日は安原夢乃さん(学校教員養成課程 義務教育専攻 社会専修 3年)が講師となり選挙に関する説明やクイズを行った後に、実際の選挙グッズを用いた模擬投票を生徒および児童が体験しました。
刈谷市立刈谷特別支援学校
12月13日(水)の刈谷市立刈谷特別支援学校での実施では、中学部と高等部の生徒11人が参加しました。既に18歳の誕生日を迎えている生徒やもうすぐ誕生日となり選挙権を有す高等部の生徒もいるとのことで、講師となった安原さんは自分自身が期日前投票に行ったエピソードを紹介するなど、選挙を身近に感じてもらうように説明を行いました。
模擬投票では、自分で投票用紙に書くことが難しい生徒も係の者2人が補助をし、代わりに書いてもらう「代理投票」により参加者全員が投票を体験しました。
刈谷市立住吉小学校
12月21日(木)には、刈谷市立住吉小学校で実施し、6年生122人が参加しました。選挙に関する説明に興味深く聞き入り、クイズにも友達と意見を交わしあいながら答える様子が見て取れました。
模擬投票では全員が一斉に投票用紙を受け取って記名をし、さながら実際の選挙のようでした。投票後は「集計機を使用する時に、字が汚いとどうなるのですか?」など、実際に投票を経験したからこその質問も、児童から飛び出しました。
実際の投票に際したとき、両日の選挙に関する説明やクイズ、模擬投票の経験が生かされることを願っています。
説明をした本学の学生にとっても、非常に良い経験となった取り組みでした。
(地域連携課 地域連携係 角三岳大)