News & Topics:2022年12月掲載分
- 2022年11月26日、27日 学祭にて写真サークルRAWが写真展を開催
- 2022年11月16日 「安全衛生委員会主催 職員研修」を開催
- 2022年10月29日 14年ぶりの快挙!本学吹奏楽団が第70回全日本吹奏楽コンクールへ出場
- 2022年11月28日「令和4年度愛知教育大学永年勤続者表彰式」を行いました。
- 2022年11月20日 井ケ谷地区役員と愛知教育大学との懇談会を開催しました。
- 2022年11月分 本学掲載の新聞記事、メディア紹介
- 2022年11月25日 外国人児童生徒支援リソースルーム講演会「多文化共生社会を支えるために Part2 ~自分にできること 自分だけではできないこと~」を開催しました。
- 2022年12月1日 クラウドファンディングオンラインセミナーを開催
- 2022年12月11日 かがやけ☆あいちサスティナ研究所成果発表会に参加しました。
- 2022年12月5日 東京書籍(株)と本学学生によるデジタル教科書意見交換会を開催
- 2022年12月15日 第27回AUEアカデミックカフェを開催
- 2022年11月20日 未来共創プラン戦略1「子どもキャンパスプロジェクト」で第2回「あつまれ!子どもキャンパスin愛知教育大学」を開催
- 2022年11月17日~24日 コロナ禍後初めて海外の協定校(モンゴル国立教育大学)の学生?教員が本学を訪問しました。
- 2022年12月13日 株式会社Edlogとの共同研究の実施に係る協定締結式を行いました。
- 2022年11月26日 2022年度大学改革シンポジウム「学校?メディア?大学で共創する教育の未来」を開催
- 2022年12月14日 名古屋市教育長講話「これからの教育について」を開催
- 2022年12月10日 宇宙体感?体験!子どもキャンパスプロジェクト!
- 2022年12月11日 未来共創プラン戦略1「子どもキャンパスプロジェクト」で井ケ谷子ども会?西境北東子ども会の合同クリスマス会を開催
- 2022年12月18日 未来共創プラン戦略1「子どもキャンパスプロジェクト」で「ミックススポーツフェスタ~種目を超えて子どもたちにスポーツの機会を~」を開催
2022年11月26日、27日 学祭にて写真サークルRAWが写真展を開催
2022年12月 2日
11月26日(土)、27日(日)、写真サークルRAWは、本学の秋の大学祭にて写真展を開催しました。
『日常』をテーマにした本展では、自宅や通学路、大学構内など日常の様子を切り取った作品を展示しました。また、作品の展示方法からも「日常」を感じられるよう工夫しました。ご来場の方からは「秋のゆったりとした日常を感じることができた」「日常なのだが、高尚な雰囲気がして不思議な気持ちになった」といったご意見をいただきました。
また、写真展に初めて来たという方も多く、そのような方々にも楽しんでいただけたことは、なにより嬉しいことです。その一方で、さまざまな改善点も見られました。改善点を見直し、より良い展覧会を目指していきます。
今後は他大学との合同展、卒業する4年生を主体に行う卒展が控えています。写真サークルRAW一丸となって作品の制作に取り組んでまいります。これからも写真サークルRAWをよろしくお願いいたします。
(写真サークルRAW 学外連携担当 川口陽生)
2022年11月16日 「安全衛生委員会主催 職員研修」を開催
2022年12月 2日
11月16日(水)に、本学第一会議室にて、健康支援センター榊原 洋子准教授を講師とした安全衛生委員会主催職員研修を開催し、20人(会場9人、オンライン11人)が参加しました。
安全衛生委員会では、「みなおそう 職場安全!安全と健康を持続させよう」を今年度のスローガンとし安全衛生管理等の活動を行っており、本職員研修は、職員の職場環境や自身の健康に対する知識や意識を高めることを目的として初めて企画?開催しました。
はじめに、安全衛生委員会委員長の新津勝二理事による講師紹介および職員研修の趣旨説明が行われた後、榊原准教授から「ワークデザイン思考で快適キャンパス?健康職場!」をテーマとした講義が行われました。講義前半では、健康安全に関する法律や健康経営の考え方、本学の事故事例に基づく事故が起こるメカニズムや防止策について説明がありました。
講義後半では、デスクワークにおける環境?姿勢、水泳授業の暑熱環境対策や会議室?教室のアルコール消毒等の身近な事例に関して、科学的根拠に基づいた改善の紹介があり、これまで身近なことで「当たり前」と思っていたことを自ら見直し改善することの重要性について説明がありました。
研修終了後の質疑応答では、新型コロナウイルス感染症対策における教室等の消毒作業の必要性について質問があり、今後の対策の必要性や考え方について榊原准教授からお話がありました。
研修終了後のアンケートでは、参加者から「職場環境について今までにない視点を示していただきありがとうございました」、「参考となる事例を多く聞くことができ、労働?環境?安全について関連して考えるよい機会をいただけました」、「『あなたの健康があってこそ笑顔があふれる健康職場』に貢献したいと思いました」という感想が寄せられ、職場環境や健康に対する知識や意識を高める機会となりました。
(人事労務課 労務?福祉係長 藤本健)
2022年10月29日 14年ぶりの快挙!本学吹奏楽団が第70回全日本吹奏楽コンクールへ出場
2022年12月 2日
本学吹奏楽団では、毎年吹奏楽コンクールに力を入れて取り組んでいます。今年度も新型コロナウイルス感染症の影響で練習時間や練習場所が制限され、思うように練習時間が確保できない日々が続きました。その中でも3年生を中心とした学生指揮者やパートリーダーたちによる曲作りや、空き時間の個人練習など、団員たちはさまざまな工夫を凝らしながら個人の演奏の技量を磨いていきました。
今年度は、8月7日(日)に幸田町民会館にて行われた「愛知県吹奏楽コンクール」において金賞、県教育委員会賞および朝日新聞社賞、9月4日(日)に不二羽島文化センターにて行われた「第77回東海吹奏楽コンクール」において金賞を受賞し、10月29日(土)に北九州ソレイユホールにて行われた「第70回全日本吹奏楽コンクール」へ出場しました。14年ぶりの出場となり、全国から集結した13団体のうち、当団は銅賞を受賞しました。
一人一人の想いが募り、合奏を通して一つにつながったことで、全国大会への切符を手にすることができました。運営を担う3年生が全国大会前に教育実習に行くなど、たくさんの苦労がありましたが、この困難を乗り越え、全国大会という大きな舞台で当団のサウンドを響かせることができたことに喜びを感じます。今年度の吹奏楽コンクールでの経験を糧にして、各種演奏会に向けて今後も団員一丸となって練習に励んでいきます。応援のほどよろしくお願いいたします。
2023年3月4日(土)には安城市民会館サルビアホールにて、定期演奏会が行われます。ぜひご来場ください。
?お問い合わせ 副団長 清水万愛
Mail:auewo2022@gmail.com
Twitter:https://twitter.com/AUE_W_O(外部リンク)
Instagram::https://www.instagram.com/aue_windorchestra/(外部リンク)
(吹奏楽団書記 3年 伊藤実花)
2022年11月28日「令和4年度愛知教育大学永年勤続者表彰式」を行いました。
2022年12月 2日
11月28日(月)に、本学第五会議室にて、令和4年度愛知教育大学永年勤続者表彰式を行いました。今年度の対象者12人が表彰式に出席し、一人一人に感謝状および記念品が贈呈されました。
野田敦敬学長から、これまでの功績に対する感謝と今後の活躍への期待を込めたお祝いの言葉を贈られました。これを受けて、表彰対象者を代表して新井美保子教授から表彰に対するお礼と感謝とともに、「緑豊かなキャンパスで人間性を大切にする本学に勤務できたことを幸せに感じております。今後も本学職員としての誇りを持ち、本学の発展のため勤めていきたいと思います」と謝辞を述べられました。
(人事労務課 労務?福祉係長 藤本健)
2022年11月20日 井ケ谷地区役員と愛知教育大学との懇談会を開催しました。
2022年12月 5日
11月20日(日)午後、本学講堂で開催された第7回ホームカミングデー全体会に引き続き、本学本部棟第一会議室にて、井ケ谷地区役員との懇談会を開催しました。この懇談会は本学の現状を大学所在地域である刈谷市井ケ谷地区に広く紹介し、意見交換を行うことにより本学と地域との交流を深め、さまざまな課題への対応のための連携がより円滑に行えるようにすることを目的として毎年この時期に開催しています。井ケ谷地区からは早川輝公民館長、近藤澄男市議、町内会、老人クラブ、女性の会、子ども会の役員、自主防災会から計15人、本学からは、野田敦敬学長はじめ、理事、学生支援?国際交流?未来共創担当副学長、地域連携センター長、部課長ら14人、合わせて29人が出席しました。
懇談会では意見交換会に先立ち、野田学長から、日ごろの本学へのご理解、ご協力に対してのお礼に続き、毎年懇談会を開催することで井ケ谷地区に関心を示す学生や教職員も出てきていることおよび学長自身も井ケ谷町主催の「新春ウォーキング」に参加したことについても触れられ、今後一層連携を深めていきたいとの言葉がありました。早川公民館長からは、井ケ谷町内行事への理解、協力に対する感謝および10月に初めて本学グラウンドを使用し、3年ぶりに開催した防災運動会を始めとする町内会行事に本学の学生が参加し活動を手伝っていることに対するお礼に加え、今日の懇談会を通じて、より良い住みやすい井ケ谷町にしていきたいと思っていると述べられました。
続いて、事前に井ケ谷地区からいただいた6項目の要望、意見に沿って意見交換を行いました。井ケ谷地区からの要望?意見として、大学生の車の駐車、車や自転車の運転およびごみの分別におけるマナーとルールの遵守徹底に関する厳しいご意見および大学構内への井ケ谷町自主防災会の倉庫設置の検討依頼など、学長、理事及び担当副学長から、一つ一つの事項に対して丁寧にお答えしました。
なお、本懇談会開始前には、今年3月に改修工事を終えた美術?技術?家政棟、教育?人文棟1階に地域との連携窓口として開設されている地域連携センターおよび附属図書館等を総務課職員が案内し、井ケ谷地区参加者からは久しぶりに大学構内を訪れ、多くの建物が改修されておりきれいになっていて驚いたとの声や普段立ち入る機会のない施設も見学することができてよかったとの声が聞かれ、有意義な施設見学となりました。
(総務課 副課長 浅岡明美)
2022年11月分 本学掲載の新聞記事、メディア紹介
2022年12月 5日
2022年11月に掲載された新聞記事は5件、テレビ番組は3件です。この他に紹介された記事等があれば広報課まで情報をお寄せください。
新聞記事
- 理科教育講座の幅良統准教授が岐阜県美濃市曽代の特産物直売所「みちくさ館」で宇宙をテーマにした展示が12月28日(水)まで開催されています。今回のために用意した超巨大ブラックホールや銀河団などの衛星画像ポスター、子ども向けのクイズや、焼き鳥やパンなどの宇宙食も展示されています。
- 11月23日(水)に名古屋市伏見の三井住友海上しらかわホールで開催された愛知教育大学教員演奏会の案内が掲載されました。
- 本学のネーミングライツ(命名権)の取得を希望する企業や団体を募集中です。対象は、卒業式や音楽演奏会といった大規模イベントで用いる講堂、さまざまな申請や相談に応じる学生サポートセンター、陸上競技場、野球場などです。
- 11月29日(火)から開催されるバレー全日本大学選手権大会に本学バレーボール部(女子)が出場します。
【11月22日(火) 朝日新聞夕刊7面】
- 東京オリンピックで使用された国立競技場サブトラックの床材「モンドトラックWS-TY」(イタリア?モンド社)が、本学陸上競技場に移設され、使用されていることが紹介されました。スポンサー以外が、五輪の名称を商用利用することはできないため、大々的なアピールはできませんでしたが、「知る人ぞ知る五輪レガシー」として掲載されました。陸上競技部主将の福山斗偉さんは「五輪で使用されたトラックで練習できることは光栄なこと。良い環境でモチベーションが上がり、練習に身が入る」とコメントしました。
【11月27日(日) 毎日新聞31面】
テレビ番組
- 11月8日(火)放送 ケーブルテレビキャッチネットワーク「KATCH TIME30」
11月8日(火)の皆既月食について、理科教育講座の高橋真聡教授のコメントが紹介されました。
- 11月8日(火)放送 NHK WORLD-JAPAN「Science View」
富士山に関連した内容について理科教育講座の星博幸教授が情報提供し、星教授のクレジットがテロップで流れました。
- 11月22日(火)放送 ケーブルテレビキャッチネットワーク「KATCH TIME30」
11月19日(土)に開催された第16回科学?ものづくりフェスタ@愛教大の様子が紹介されました。
(広報課 広報?渉外係 向井健人)
2022年11月25日 外国人児童生徒支援リソースルーム講演会「多文化共生社会を支えるために Part2 ~自分にできること 自分だけではできないこと~」を開催しました。
2022年12月 8日
11月25日(金)、本学教育未来館多目的ホールで、外国人児童生徒支援リソースルーム講演会「多文化共生社会を支えるために Part2 ~自分にできること 自分だけではできないこと~」を開催し、教育関係者、本学教職員および学生など約70人の参加がありました。会に先立ち野田敦敬学長からあいさつがあり、日本語教育支援センターの概要や今回の講演会が開催されるまでの経緯についてお話がありました。
第1部では、俳優で人権活動家のサヘル?ローズさんより「思いに、国境はない」をテーマにご講演いただきました。8歳で来日後、国による文化の違いから生じた失敗談や苦労したこと、本気で向き合ってくれた先生との出会いなどを優しい語り口でお話しいただき、会場全体がサヘルさんの魅力に引き込まれました。
第2部では、本学教育学部初等教育教員養成課程国語選修3年の林大聖さん、本学卒業生で現在、豊明市小学校教諭の遠藤真さん、本学卒業生で愛知県職員の安藤瑠香さんの3人の発表者に、外国人児童生徒支援リソースルームの活動などを通じて知ったこと、現状考えていること、実際に踏み出した一歩についてそれぞれの立場からお話ししていただきました。 発表の後には短時間のグループディスカッションを行い、講演や発表内容の感想を共有しました。
最後に、杉浦慶一郎連携?附属学校担当理事から閉会のあいさつがあり、講演会を終えました。
参加者からは、「子どもの心を支える存在の大切さに気付くことができた」「今まで自分がどれだけ外国ルーツの子どものことを主観的に見ているかが分かった」「(これからの支援では)もっと子どもたちとコミュニケーションをとり、寄り添えるようになりたい」などの感想があり、実り多い講演会となりました。
(外国人児童生徒支援リソースルーム研究補佐員 福丸純子)
2022年12月1日 クラウドファンディングオンラインセミナーを開催
2022年12月 8日
12月1日(木)、国内最大級のクラウドファンディング事業者であるREADYFOR(株)よりパートナー推進部 連携推進室の岡山紗詠子氏を講師に招き、「READYFOR講師によるクラウドファンディングオンラインセミナー@愛知教育大学」を開催しました。本セミナーは、学内構成員が知識を得ることにより、クラウドファンディングが事業実現のための資金調達の選択肢として学内で広まることを目指して企画されました。各自の端末より参加する方法だけでなく、大学の会議室に集まって参加する方法も用意され、教員、学生、事務職員合わせて31人が参加しました。
セミナーでは新津勝二総務?財務担当理事が司会を務めました。新津理事は初めに「本学では昨年度に規程を整備し、2月から3月にかけて、子どもキャンパスプロジェクトの一環でカブトムシに触れる体験を提供するプロジェクトと、馬術部による馬とのふれあい体験会を実施するプロジェクトの2件のクラウドファンディング事業に初めて挑戦して、いずれも100万円を超すご支援をいただき成立しました。しかしクラウドファンディングの仕組みが学内ではまだ馴染みがなく、不安の要素もあるもののため、READYFORの方より直接説明いただいて理解を深めることにより、3件目、4件目と成立させていきたいと思います」と趣旨説明を行いました。
講演では講師の岡山氏より、クラウドファンディングとは何かという基本的な知識をはじめ、クラウドファンディングの種類、調達方式の違い、プロジェクトページの記載内容、リターンの設定、相談から掲載終了までの流れなど、実施に際して知っておくべき幅広い知識が分かりやすく説明されました。その中でも特にクラウドファンディングにおける広報活動については重点的に説明が行われました。支援の輪がどのように広がっていくかが図式化して示され、まずは自分の身近な人々に直接働きかけて応援を得ることから始まって、さらにメディア等を通じて多くの人々から知っていただき、支援が広がっていくことが説明されました。また、他大学の特徴ある成功事例が紹介され、リターンの工夫、新着情報の頻繁な更新による情報発信、長期的な計画設計など、それぞれの成功のポイントが紹介されました。
講演の最後には参加者からさまざまな角度の質問があり、熱心な質疑応答が行われました。クラウドファンディングを実施したことがない参加者がほとんどでしたが、多くの事例を知る岡山氏の実践的な説明により、実施のイメージができたのではないかと思います。「クラウドファンディングで何ができるのか」の説明の中で、クラウドファンディングはメインの「資金調達」だけでなく「活動を知ってもらう」「ファンを作る」目的で利用されることがある、との説明がありました。今後、本学でもクラウドファンディングが資金調達の選択肢として定着し、クラウドファンディングを通じて、本学構成員の地道ではあるが大事な活動が広く社会に知られて多くの支援者を得ていくことができればと思います。
(財務課 副課長 古田紀子)
2022年12月11日 かがやけ☆あいちサスティナ研究所成果発表会に参加しました。
2022年12月15日
12月11日(日)、名城大学ナゴヤドームキャンパス南館DSホールで開催された「かがやけ☆あいちサスティナ研究所成果発表会2022」に本学の学生が参加しました。「かがやけ☆あいちサスティナ研究所」は、未来のあいちの担い手となる大学生が、グローバルな視点を持って継続的にエコアクションを実施することができるよう、2015年に愛知県がはじめた事業であり、SDGs未来都市として愛知県が選定されて以降、SDGs活動の推進として積極的に取り組まれています。大学生が研究員として、パートナー企業から提示された環境面での課題について解決策を企業側に提案し、その成果を広くPRします。この成果発表会は、半年間にわたって大学生と企業とが協働しながら提案した課題解決策を成果として広く発表する会として行われました。
第8期目となる本年度は、愛知県の8つのパートナー企業?団体によるチームが編成され、本学からは、教育学部教育支援専門職心理コース1年の中易美月さんが「チーム?コメダ」に、教育学部初等教育理科選修4年の伊吹明親さんが「チーム?サンゲツ」に、教育学部初等教育理科選修3年の吉岡恋さんが「チーム?加藤建設」に参加しました。
「チーム?コメダ」では、「お客様が心からくつろげる、サステナブルな店舗を企画せよ」の課題に対して、「地域資源に光を当てることで地域の活性化を促進する店舗」をタイトルに、人口減少の著しい地域の空き家を活用して、地元の食材?景色とコメダのくつろぎを武器に、観光やワーケーションで新しいコメダの価値を提案し、地域活性化を促す企画を提案しました。
「チーム?サンゲツ」では、「暮らしを彩り、サステナブルな未来のライフスタイルを促す企画を検討せよ」の課題に対して、「ビリビリンピック&エコフォトフレームづくり―サンゲツ見本帳を使ったリサイクルイベント―」をタイトルに、見本帳のリサイクル体験を楽しみながら行い、人々の暮らしとマインドをサステナブルに彩るイベントの企画を提案しました。
「チーム?加藤建設」では、「『建設業』×『自然』×『○○』豊かな自然を守るため、新たなアクションを創造せよ」の課題に対して、「『建設業』×『自然』×『静かなる革命』―自然環境保全が『当たり前』の建設業界に―」をタイトルに、建設現場で自然環境保全を『当たり前』にするため、多彩なゲストを迎える学生主体の交流イベントによって、建設業界のさまざまなポジションにおいて未来を担う環境人材を育み、創出する企画を提案しました。
どのチームにおいてもそれぞれ個性的なプレゼンテーションが行われました。課題解決発表後、審査員による厳正な審査の結果、最優秀賞は「チーム?バロー」が、優秀賞は「チーム?Pasco」が、オーディエンス賞は「チーム?ホーユー」がそれぞれ受賞しました。今後、提案された課題解決策について、企業が実現させていくこととなります。
令和5年1月に、再度、愛教大の学生が参加した3チームの学内発表会を開催予定です。ぜひ、成果を聞きに来てください。今後の活躍に注目です。そして、本事業は次年度も開催予定です。学生の皆さん、次の研究員としてぜひトライしてください。
(地域連携センター長 大鹿聖公)
2022年12月5日 東京書籍(株)と本学学生によるデジタル教科書意見交換会を開催
2022年12月16日
12月5日(月)、本学附属図書館グループ学習エリア「東京書籍 Edu Studio」の「デジタル教科書体験コーナー」にて、「東京書籍(株)と本学学生によるデジタル教科書意見交換会」を行いました。
本年度から、「デジタル教科書などの教育のICT化についての諸課題と改善について」をテーマに、本学外国語教育講座の建内高昭教授が、東京書籍との相互連携協定に基づき共同研究を行っています。この共同研究は、GIGAスクール構想が進展していく中で、東京書籍の指導者用?学習者用デジタル教科書?教材の授業における活用方法の開発ならびに使用感の改善を提案し、次世代の教育に関する研究を進め広く教育界に寄与することを目的としています。
建内教授の授業では、デジタル教科書を活用した英語授業実践に取り組んでいます。この授業を受講している学生のうち7人(義務教育専攻英語専修1年)が遠隔授業を視野に入れ、既存のデジタル教科書のコンテンツ活用例、コンテンツ内の機能をより使いやすくするための改善案、使ってみたいコンテンツの提案などをそれぞれの視点で企画し、当日4人がプレゼンテーションを行いました。
提案内容は、小学校の児童が楽しんで英語学習を行い自発的に英語にかかわりたくなるよう考えられており、「ゲーム性を持たせたもの」、「他教科と関連付け教科横断的な学習につながるもの」、「視覚、聴覚的観点から児童の興味を引き出すことを意識したもの」、「児童自身が表現(体験)することで背景を意識し楽しんで学べるもの」など、ICT機能を踏まえた視点でよく考え工夫されていました。
プレゼンテーションの後は、デジタル教科書の編集に携わった東京書籍制作スタッフからそれぞれの提案に対し質問があり、「想定していた以上の使い方があり興味深かった」、「制作スタッフの視点になかった若者目線でデジタル的発想が参考になった」など具体的で楽しく、なおかつ教育的な視点もふまえた素晴らしいプレゼンをいただいたと賛辞の言葉をいただきました。
また、学生からの質問に対し、デジタル教科書を制作する上での制度やどのような目的?ねらいを踏まえ制作したかなど制作過程の話も聞くことができました。 将来教師を目指す学生にとっても、デジタル教科書の制作に携わった方の思いを知ることにより、さまざまな気付きを得て、その効果的な活用法について考える有意義な経験となりました。
【参加した学生の感想】
〇制作過程でのポイントや思いを伺うことができ、貴重な経験になりました。今後も教育の場におけるICT活?について考えを深めていきたいです。
〇意?交換会とその準備を通して、デジタル教科書についてより深く理解し、またどんな授業を?っていくべきかよく考えることができました。
〇?らデジタル教科書について調べ、新たな提案や授業を想定した内容を考える機会をいただいたことで、?分の中で理解が深まり、とても勉強になりました。
〇デジタルを活?した活動等の発表をし、ご意?をお聞きすることができ、デジタル教科書をより?近に感じて理解の深まる素晴らしい経験ができました。
【建内高昭教授の講評】
学生たちは、自分の手で資料作成にあたり、アイディア?提示方法を模索する過程を通して、能動的な学びを体験できました。今後も効果的な授業への応用を考えていきます。
【新津勝二理事の講評】
4人とも大学生らしい提案と素晴らしいプレゼン能力でとても感動しました。デジタル教科書に関しては指導者用と学習者用の使い分け授業支援ソフトとの連携、加えて教員養成系大学におけるライセンス契約の在り方など課題も残されています。学校の先生方の意見はもちろんですが、教師を目指す大学生の視点も重要と考えているので、共同研究の一員としてこれからもICT活用の効果や課題について意見を出してください。なお、デジタル教科書を使いこなすことを目標にするのではなく、学習の基盤である言語能力や情報活用能力をどのように伸ばすかを第一に考えて大学での学びを続けてほしいです。
(学術研究支援課 副課長 繁野美奈)
2022年12月15日 第27回AUEアカデミックカフェを開催
2022年12月21日
12月15日(木)、本学次世代教育イノベーション棟 AUEカキツバタホールにて「第27回AUEアカデミックカフェ 身近なところからみんなで始めるSDGs~持続可能な社会を生き抜くために~」を開催しました。
AUEアカデミックカフェは、お茶とお菓子を片手に、気軽にアカデミックなひとときを過ごせるイベントです。進行は近藤裕史総務?企画部長が務め、はじめに野田敦敬学長からあいさつがあり、大鹿聖公教授(理科教育講座/地域連携センター長)による講演が始まりました。
最初にSDGsとは何か、現状はどうなっているかについての説明があり、SDGsが達成できないと環境問題、社会問題、経済問題に発展してしまうことが確認されました。続いて、日本のSDGsの達成状況が示され、日本では「4 質の高い教育をみんなに」「9 産業と技術革新の基盤をつくろう」「16 平和と公正をすべての人に」は達成できているものの、「5 ジェンダー平等を実現しよう」「12 つくる責任つかう責任」「13 気候変動に具体的な対策を」「14 海の豊かさを守ろう」「15 陸の豊かさも守ろう」「17 パートナーシップで目標を達成しよう」については課題が残っていると指摘されました。その後、愛知県でのSDGs推進の取り組み、世界から見た日本の大学のSDGsの立ち位置やユネスコスクールの活動が紹介されました。
そして、講演のテーマである大学生活の中の身近なところから始められるさまざまなSDGsが紹介されました。本学で行っている学習支援ボランティアや外国人児童支援は、本学学生にとっては馴染みのある活動ですが、周りからみたら珍しく、立派なSDGsの活動であるということを、体験談を踏まえて説明がありました。他にも、TOEICの資格を取得すること、課外活動に参加することやSDGsコンテストに参加してみること等も間接的にSDGsへの貢献につながり、大学生活の中でも意識すれば、SDGsに貢献できる機会が数多くあることが分かりました。
最後に、大鹿教授がかかわった、学校で手軽に使えるSDGsの教材や遊びながらSDGsを学べるSDGsかるた、SDGsすごろく等の紹介があり、SDGsを知って自分事と気づいて行動に移していくことが大切だと述べ、講演が終わりました。その後、実際にSDGsのイベントに参加した学生からの意見として、「かがやけ☆あいちサスティナ研究所」に参加した学生からも、参加した感想が述べられました。
アンケートでは「自分がどうすることで、SDGsにつながるのか知ることができ、SDGsへのハードルが下がりました」「授業に生かせそうな内容でした」「SDGsについていろいろ取り組んでみようと思っています」など、今後につながる前向きな感想が多く聞かれました。
(広報課 向井健人)
2022年11月20日 未来共創プラン戦略1「子どもキャンパスプロジェクト」で第2回「あつまれ!子どもキャンパスin愛知教育大学」を開催
2022年12月22日
11月20日(日)、愛知教育大学未来共創プラン戦略1「子どもキャンパスプロジェクト」の取り組みとして、第2回「あつまれ!子どもキャンパスin愛知教育大学」を本学で開催しました。小学生282人と大学?本学附属高等学校から264人(学生?生徒232人と教職員32人)、地域の高校から11人(生徒10人?教員1人)の計557人(保護者の方を除く)が参加しました。
第2回となる本イベントでは前回よりも実施規模を拡げ、教職員や学生?生徒が作成した23のプログラムを組み合わせ、一つのプログラムをじっくり体験する「愛教ちゃんコース」12コースと、二つのプログラムを時間を分けて体験する「エディコース」7コースの計19コースを設けました。参加した子どもたちは希望したコースのプログラムに熱心に参加していました。
【愛教ちゃんコース(A~Lコース)】
〇Aコース:電動車椅子サッカーを体験してみよう!
電動車椅子の乗り方や扱うボール等の説明を受けた後、実際に車椅子に乗り操作を覚え、ボールを運んだり蹴ったりしました。参加した子どもたちからは「でんどう車いすにはじめてのってたのしかった」(原文ママ、以下同様)などの感想が寄せられました。
〇Bコース:プログラミングで遊ぼう学ぼう:ロボットが働く未来の劇をつくろう!
専用のソフトRobo Blocksを使いプログラミングを行い、人型ロボット「Pepper」に話しかけてコミュニケーションを楽しみました。参加した子どもたちからは「プログラミングは生活に使えること、とてもおもしろいことを知れて、とても楽しかった」などの感想が寄せられました。
〇Cコース:プログラミングで遊ぼう学ぼう:ロボットでお絵かきをしよう!
ロボットを使った作図方法の説明を受けた後、タブレット使ってプログラミングロボットRoot?を動かし、模造紙に思い思いの図形を描き出しました。参加した子どもたちからは「デジタルの中の絵ではなく、現実の紙に描けるのがすごかった」などの感想が寄せられました。
〇Dコース:切って繋げるバンブーロード@附属高校
五グループに分かれ、本学附属高校の生徒とともに竹の伐採、枝きり、玉きりや竹割りなどの竹林整備活動を実施しました。参加した子どもたちからは「竹の節わりが楽しかったし、いろいろな道具が使えておもしろかった」などの感想が寄せられました。
〇Eコース:愛教の馬に会いに行こう!
馬術部員の指導のもと、乗馬体験や思い出作りのプラ板工作体験、人参の餌やり体験を行いました。参加した子どもたちからは「馬がとても大きくてびっくりしたし、思ったよりサラサラしてた!」などの感想が寄せられました。
〇Fコース:フィルムで体験「ココロを保存」
写真サークルRAWの学生からフィルムカメラの使い方の説明を受けた後、カメラを持ってAUEスクエア周辺に出てさまざまな風景を撮影しました。参加した子どもたちからは「はじめてのフィルムカメラがさわれたから楽しかった」などの感想が寄せられました。
〇Gコース:大学生とミニ運動会!
アイスブレイクとして宇宙じゃんけんを行った後、玉入れやキャタピラ競争、台風の目、障害物競走などの競技を学生と一緒に取り組みました。参加した子どもたちからは「大学生もいっしょに楽しんでいてとても楽しく笑顔になることができた」などの感想が寄せられました。
〇Hコース:ひとりでできるもん!Cooking編
家庭専修の学生からかぼちゃの育て方の紹介を受けた後、学生が育てたえびすかぼちゃを用いてクッキー作りを行いました。参加した子どもたちからは「形をつくるのはむずかしかったけど、ラッピングやきじを作るのが楽しかった」などの感想が寄せられました。
〇Iコース:ひとりでできるもん!Sewing編
家庭専修の学生の補助を受けながら、手縫いによる舟形コースターやミシンを用いたトートバッグなど、生活に便利なグッズを作成しました。参加した子どもたちからは「新しいことができて面白かったし、いろいろな道具の使い方を知ることができた」などの感想が寄せられました。
〇Jコース:高校生と遊ぼう!笑顔!元気!わくわくスポーツ教室
本学附属高校の生徒と一緒に、前半はボッチャやスポーツ鬼ごっこ、後半はサッカーやダンスに分かれたくさん体を動かしました。参加した子どもたちからは「たくさんの友達と遊べ、楽しかったです」「苦手な分野を楽しくきたえられた」などの感想が寄せられました。
〇Kコース:竹でご飯が炊けるかな?
当日は雨天のため、防災かまどでの竹を用いた炊飯の代わりに、災害時にもできるご飯の炊き方や避難準備、非常食などについて学び、実際に炊けたご飯を食べました。参加した子どもたちからは「ふだん知れないことを知れて楽しかった。さいがいたいさくなどにきょうみをもてた」などの感想が寄せられました。
〇Lコース:アンアンあんこ!~オリジナルどら焼きに挑戦~
岡崎市にある老舗和菓子屋「小野玉川堂」の方に和菓子やあんこについて説明を受けた後、どら焼きにあんことさまざまなトッピングを乗せて自分だけのどら焼きを作りました。参加した子どもたちからは「お姉さんたちとお兄さんたちがやさしくて、どらやきのあじもすごくおいしかった」などの感想が寄せられました。
【エディコース(M~Sコース)/コース名の数字は1...前半、2...後半を表します】
〇M1コース/N2コース:未経験者大歓迎!AUEサッカースクール
サッカークラブ豊田AFCのコーチや本学サッカー部の部員とともに、ボールを用いた遊びを通じてサッカーの面白さに触れました。M1コースは低学年、N2コースは高学年の子どもたちが参加し、「私はサッカーが苦手で体育の授ぎょうでいつもしっぱいしていて少しうまくなれてうれしかった」などの感想が寄せられました。
〇M2コース:リズムにのって楽しく体を動かそう!
学生と一緒に、相手の動きを真似たりリズムや音楽に合わせて踊ったりし、保護者の方の前でダンスを披露した後、ダンス部の作品を鑑賞しました。参加した子どもたちからは「いっぱい体をうごかして楽しくダンスをできた」などの感想が寄せられました。
〇N1コース:パワーアップ大作戦! ~空手で体を動かそう~
空手道部の学生から空手道について説明を受け、子どもたちでもできるようにアレンジされた型や組手などを体験しました。参加した子どもたちからは「かたと組手(くみて)がとてもかっこよかった」などの感想が寄せられました。
〇O1コース:人形劇を見にいこう!
人形劇サークルじゃんけんぽんの学生がつくったオリジナル人形劇2本を鑑賞し、幕間のクイズや写真撮影時の人形のふれあい体験を楽しみました。参加した子どもたちからは「人形がかわいかった。声が聞きとりやすかった。人形にさわれてうれしかった」などの感想が寄せられました。
〇O2コース:扇を持って舞ってみよう!能楽の世界へようこそ!
能楽部の学生から能楽についての説明を受けた後、途中でクイズを交えながら仕舞を体験したり能面をつけてみたり、全員で謡(うたい)の体験を行いました。参加した子どもたちからは「よっぱらったおばけをおどるのがたのしかった」などの感想が寄せられました。
〇P1?Q1?R1?S1コース:スペシャルキッズマジックショー
本学職員やYu-seiさん、志歩さんらマジシャンの繰り出す不思議なマジックとコミカルなトークに、子どもたちも驚きや笑い声が絶えませんでした。参加した子どもたちからは「はじめてちゃんとマジックを見たので、おもしろかったです」などの感想が寄せられました。
〇P2コース:竹チップでカブトムシを育てよう!~冬の幼虫探し~
カブトムシの生態について説明を受けた後、土の中を掘り起こして見つけたカブトムシの幼虫を、虫眼鏡を使ってじっくり観察しました。参加した子どもたちからは「幼虫の動きがおもしろかった。元気な幼虫だった」などの感想が寄せられました。
〇Q2コース:わくわく!不思議(ふしぎ)な科学実験教室(かがくじっけんきょうしつ)
訪問科学実験わくわくの学生とともに、大気圧に関する実験やガラスコップを用いた音の実験などを通じて科学の面白さを体験しました。参加した子どもたちからは「空気の力について学べてとてもよかった」などの感想が寄せられました。
〇R2コース:竹のおもちゃをつくろう!
学生から道具の使い方についての説明を受け、のこぎりややすりなどを使いながらさまざまなおもちゃを作成しました。参加した子どもたちからは「弓がつくれたのですごくよかったです」などの感想が寄せられました。
〇S2コース:簡単DIY!おしゃれなランタンを作ろう
学生から注意事項を教えてもらい、学生の指導のもとのこぎりで竹を切ったり卓上ボール盤で穴を開けたりしてバンブーランタンを作成しました。参加した子どもたちからは「きれいにあかりをともしたときがすごかった」などの感想が寄せられました。
プログラムを実施した学生や教職員からは、「普段実際に子どもたちとかかわる機会は少ないため、貴重な時間を過ごすことができたし、子どもたちのパワーを感じることができてとてもよかった」「体験を通して笑顔になってくれた際にとても嬉しく感じ、また、試行錯誤している姿を見てうまく支援したいと思った」「学生が子どもたちと一緒になって楽しみながらかかわってくれたおかげで、子どもたちも終始楽しそうに、常に本気で動いていたので、とてもいい雰囲気の中で実施することができました」などの感想があがりました。
当プロジェクトは、「子どもと共に、学生と共に、社会と共に、附属学校園と共に、未来の教育を創ります。」というビジョンを実現するため、積極的に地域の子どもたちを受け入れてまいります。
(企画課 未来共創推進室 未来共創推進係 柘植貴史)
2022年11月17日~24日 コロナ禍後初めて海外の協定校(モンゴル国立教育大学)の学生?教員が本学を訪問しました。
2022年12月26日
本学はコロナ禍の前、毎年海外の協定校へ学生の派遣(ショート?ビジット)プログラムおよび海外の協定校からの学生の受入(ショート?ステイ)プログラムを実施し、全学のグローバル化を推進してきました。しかし、残念ながらコロナ感染症の拡大の影響で3年近く短期の国際交流プログラムについて、対面での実施を中止せざるを得ませんでした。
政府の水際対策の緩和に伴い、コロナ禍後初めて11月17日(木)から24日(木)まで、海外の協定校であるモンゴル国立教育大学の学生12人と教員4人が本学を訪問しました。
11月17日(木)に野田敦敬学長、岩山勉研究?人事担当理事(本プログラムの担当教員)、野地恒有教育?学生担当理事、小塚良孝副学長および戸田茂教授(理科教育講座?本プログラムの担当教員)との懇談会を行い、参加学生から初めて日本の地に立った印象および意気込みを述べられました。19日(土)に本学の科学?ものづくりフェスタに出展したほか、21日(月)に異文化交流会を開催し、モンゴルの文化、社会および教育について来場者に紹介し、交流を深めました。
本学附属図書館の東京書籍デジタル教科書体験コーナーも訪れ、最新の技術にも触れました。また、大学の授業への参加、附属高校および刈谷市の小学校の訪問、名古屋市での訪問科学実験への参加などを通じて、日本の教育現場を体験しました。参加学生からは「日本の学校の規律正しい教育に感動した」、「日本の大学生と深く交流し、友達にもなれて、とてもうれしかった」などの感想がありました。
新型コロナウイルスの感染対策をしっかり講じて本プログラムを実施したため、今回の参加者は一人も感染することなく、全員無事に帰国の途に着きました。
来年度から未来共創プランの戦略4「グローバル化推進プロジェクト」の目標達成に向けて、国際交流センターは長期および短期の国際交流プログラムを全面的に再開する予定です。
(国際企画課 国際交流係長 高木遠慧)
2022年12月13日 株式会社Edlogとの共同研究の実施に係る協定締結式を行いました。
2022年12月26日
12月13日(火) 株式会社EdLogと愛知教育大学間で共同研究『筆答テストの採点支援システムを用いた教員の働き方改革の効果測定と、テスト返却時における学習指導の取り組みの変化について』の実施に係る協定締結式を行いました。
協定締結式には、EdLogの代表取締役社長の中川哲氏と本学の野田敦敬学長のほか、新津勝二総務?財務担当理事、杉浦慶一郎連携?附属学校担当理事、石川恭附属学校部長(兼附属名古屋中学校長)、西牟田哲哉附属高等学校長、阿部健一附属名古屋小学校長が出席しました。最初に、新津理事から協定に至るまでの経緯やそのねらいについて概要が説明され、中川社長と野田学長による共同研究覚書への署名が行われました。
その後両者のあいさつが行われ、野田学長からは「学校では以前から観点別の評価が行われており、手書きの回答をデータ化して採点を支援するシステムは教師の働き方改革に大きな貢献をするものと思います」と感謝と期待の言葉を伝えました。続いて中川社長からは、過去5年間の実践を通してシステムも大きく更新しており、愛知教育大学および附属学校と共同研究することによって教員の働き方改革だけではなく、返却時の学習指導の充実にも貢献していきたい」と話されました。また、同席した附属学校を代表して西牟田校長から試行中の現状について説明があり、「採点支援システムの活用によって採点や集計にかかる時間がかなり縮減できており、その分の時間を学習指導や生徒との対話に回すことができるので、先生方の期待はとても大きいものがある」と報告がありました。
この共同研究は、令和6年3月末までの期間で附属学校を中心に進められる予定ですが、その成果は愛知県内のみならず、全国に展開することも期待されています。
(理事?副学長 新津勝二)
2022年11月26日 2022年度大学改革シンポジウム「学校?メディア?大学で共創する教育の未来」を開催
2022年12月26日
11月26日(土)、教育問題に関心の高いメディア関係者と学校関係者(教員、生徒、保護者)を招いて、大学改革シンポジウム「学校?メディア?大学で共創する教育の未来」を開催し、愛知県内の小?中学校の学校関係者や本学の学生、教職員、地域の方々など177人が参加しました。
本シンポジウムでは、「学校?メディア?大学で共創する教育の未来」というテーマを設定し、教育報道の現状をあらためて見つめなおし、教職をめぐる困難な現状を少しでも改善、回復させるにはどのような報道スタンスが必要か、教育の現状を広く共有し、教育の未来を共に創る取り組みについて語り合う機会としました。
第一部では、シンポジストに、メディア関係者として、(株)CBCテレビの大石邦彦氏、(株)キャッチネットワークの上西将寛氏、(株)中日新聞社の加藤祥子氏、教育関係者として、江南市立布袋小学校の早川浩史校長、西尾市立平坂中学校の兼子明校長を招き、野田敦敬学長と共に「教職をめぐる困難な状況を回復させるために、メディアや学校、大学が社会に向けてどのような発信をしてきたか」についてパネルディスカッションを行いました。
第二部では、「どのような報道や発信を行うと学校に対する理解が深まり、よりよい教育につながるのか」について、中高大学生、教職員や保護者、地域の方々とグループディスカッションを行いました。
グループディスカッションのまとめでは、「よりよい教育の未来を共に創るために発信?共有したいこと」について、「特別なことよりも学校における日常の幸せ(先生、地域、子どもたちの頑張りの成果)を報道してほしい」「学校の取り組みをじっくりと報道することで、大人だけでなく子どもも教育を考えられるようにしていく」といった意見が取り上げられました。
最後に、国立大学が未来の教育を社会と共に創るためにどのような発信が必要か各シンポジストからまとめていただいた後、野田学長が総括を行いました。
終了後の参加者からのアンケートでは「一部の人だけが教育に関する問題を真剣に考えるのではなく、社会全体として考え、対抗策を見つけ、早急に行動に移していくことが必要だと感じた」「なかなか意見を聞くことができないさまざまな立場の方々の話を聞くことができ、とても勉強になった」などの感想が寄せられ、幅広い世代や異なる立場の人々が集い、意見を交流し、お互いの考えを知ることの良さや必要性を参加者が実感できるシンポジウムとなりました。
(学術研究支援課 研究支援係)
2022年12月14日 名古屋市教育長講話「これからの教育について」を開催
2022年12月27日
12月14日(水)、名古屋市教育委員会の坪田知広教育長による学生向け講話「これからの教育について」を、本学で開催しました。これは、野田敦敬学長が8月に坪田教育長を訪問した際の意見交換がきっかけで実現に至ったもので、当日は名古屋市公立学校教員の内定者や志望者を中心とする学生60人のほか、教職員も参加しました。
講話では、まず、坪田教育長が文部科学省時代に携わられた学校教育関連事項や、近頃の『令和の日本型教育』をはじめとする学校教育関連の施策動向のお話があり、現在、文部科学省だけでなく内閣府や経済産業省からも学校教育関連の提言がなされていて、これらは方向性を同じくしてリンクしている旨の説明がありました。
次いで、ナゴヤ?スクール?イノベーション事業やナゴヤ子ども応援大綱など名古屋市の教育改革のお話があり、名古屋市が今後の課題としている高校入試改革を踏まえ、ケーススタディとして高校教育における新たな可能性に関しての説明がありました。その中で、一つのテーマの実現に向けた試みを進めていくと、そこからまた別の新たな試みが生まれてくることや、1901年の新聞に掲載された 「これからの100年間にどんなことが起こるか、できるようになるか」との未来予測記事について、100年経った現代において現実になったものが数あることを引例に、「不可能と思ったことを可能に」と思考することが大切である旨が述べられました。
さらに、いじめ問題、不登校支援、ここからの2年で成果が見えてくるもの(小学校の英語教科化やプログラミング教育、高校国語の実用文重視)など学校を巡る諸問題等のお話があり、最後はアンドリュー?カーネギー、マハトマ?ガンジー、ピーター?ドラッカーの言葉で、講話が締めくくられました。
講話の後の質疑では、高校での他校授業受講という着想に共感したとの感想や、いじめ認知数の評価についての質問などが出され、来春には教壇に立つあるいはこれから教員を目指す学生の皆さんにとって、大変有意義な講話となりました。
(キャリア支援課長 玉越貴文)
2022年12月10日 宇宙体感?体験!子どもキャンパスプロジェクト!
2022年12月27日
12月10日(土)、愛知教育大学未来共創プラン戦略1「子どもキャンパスプロジェクト」の取り組みとして、「手作り望遠鏡体験」、本学学生による「3Dシアター宇宙の旅の上演」、本学教員による「宇宙ミニ講座」および「60cm望遠鏡による星空観望会」を実施しました。
手作り望遠鏡体験では、鏡筒となる紙筒をボンドで接着したり、慎重にレンズを鏡筒内に挿入したりと、苦労しながらも全員が最後まで完成させました。完成後は自然科学棟の屋上に上がって、遠くの景色を眺めたり、夜には星や月の観測を行いました。子どもたちは、自ら作った望遠鏡ではるか彼方の天体を観測できることに興奮していました。
3D宇宙シアターは、3Dメガネを装着することで、惑星の形や宇宙の構造を立体的に視覚できる映像体験です。学生による解説のもと、地球を飛び立ち、太陽系?銀河系を巡り、最後は宇宙の果てを目指して旅をする構成になっています。子どもたちからは、「宇宙がとても広いことが分かった」、「本当に宇宙に行ってみたくなった」などの感想が聞かれ、宇宙を身近に感じられる取り組みとなりました。
宇宙ミニ講座では,「宇宙ってどんなところ?」と題して、地球上とは違った宇宙環境についての講演を実施しました。講演では、月面で生き残るために限られた物資を必要度に応じて順位づけする「月面サバイバルゲーム」を行いました。正解の順位を発表すると「やっぱりなぁ」という納得の声や「え、そんなに重要なの?」といった意外な発見もあり、一喜一憂する姿が印象的でした。ひょっとすると、参加者の中から将来宇宙に飛び立つ人が現れるかもしれませんね。
60cm望遠鏡による観望会では、冬の夜空を彩る一等星を中心に観測を行いました。初めて見る巨大な望遠鏡に圧倒されながらも、興味津々で望遠鏡を覗き込み、星の明るさや色の違いを楽しみました。
(理科教育講座 准教授 幅良統)
2022年12月11日 未来共創プラン戦略1「子どもキャンパスプロジェクト」で井ケ谷子ども会?西境北東子ども会の合同クリスマス会を開催
2022年12月28日
12月11日(日)、愛知教育大学未来共創プラン戦略1「子どもキャンパスプロジェクト」の取り組みとして、井ケ谷子ども会?西境北東子ども会の合同クリスマス会を本学で開催し、井ケ谷子ども会から77人、西境北東子ども会から19人、そのほかの地区から11人、大学から16人の合計123人が参加しました。
子どもたちは低学年(1~3年生)、高学年(4~6年生)の2グループに分かれ、科学実験、マジックショー、運動?スポーツのプログラムを体験しました。科学実験では3つのグループに分かれ、液体窒素?しおり作り?ジャイロ工作に順番に参加し、子どもたちは知的好奇心をくすぐられ興味津々で取り組みました。マジックショーは驚きの声と歓声が絶えませんでした。運動?スポーツはバドミントンとタスポニー?縄跳び?親子運動遊びの3つから選択し、自分の興味関心に応じて楽しみました。最後に、子ども会ごとにクリスマスプレゼントを受け取り、お別れのあいさつをして閉会しました。
開催後の子どもや保護者からのアンケートでは「科学実験、マジックなど子供達が驚きでキラキラワクワクしてたのしめました!」「スポーツを選択制で選ぶことができよかったと思います」「大学のお兄さんお姉さん達がとても優しかった」「嫌いだったスポーツが好きになった」「大縄跳びが楽しかった」「友達としゃべりながら楽しくやれた!他の学年ともしゃべれた!」などの意見がありました。
当プロジェクトは、「子どもと共に、学生と共に、社会と共に、附属学校園と共に、未来の教育を創ります。」というビジョンを実現するため、積極的に地域の子どもたちを受け入れていきます。
(保健体育講座 准教授 縄田亮太)
2022年12月18日 未来共創プラン戦略1「子どもキャンパスプロジェクト」で「ミックススポーツフェスタ~種目を超えて子どもたちにスポーツの機会を~」を開催
2022年12月28日
12月18日(日)、愛知教育大学未来共創プラン戦略1「子どもキャンパスプロジェクト」の取り組みとして、「ミックススポーツフェスタ~種目を超えて子どもたちにスポーツの機会を~」を開催し、小学校1年生から4年生までの71人が参加しました。参加した子どもたちは3つのグループに分かれ、バスケットボール?サッカー?バレーボールの3種目をローテーションしながらすべて体験しました。
各企業様にご協力いただき、バスケットボールはシーホース三河U18ヘッドコーチの高島一貴氏、サッカーはFC刈谷アシスタントコーチ兼スクール?アカデミーコーチの岸本昌蔵氏、バレーボールはトヨタ自動車サンピエナ監督の太田有紀氏を講師に迎え、加えて各企業様の選手やスタッフの方および本学学生がサポートに入りました。
開催後の子どもや保護者からのアンケートでは「好きな競技以外も楽しいことが分かった」「3種目も一流の選手や監督から教わることができたし、補助の学生もとても明るくて親切でした」「チーム競技を初めてやって、みんなでやることが楽しかった」「また行きたい」などの感想がありました。
当プロジェクトは、「子どもと共に、学生と共に、社会と共に、附属学校園と共に、未来の教育を創ります。」というビジョンを実現するため、積極的に地域の子どもたちを受け入れていきます。
(保健体育講座 准教授 縄田亮太)