2022年11月20日 未来共創プラン戦略1「子どもキャンパスプロジェクト」で第2回「あつまれ!子どもキャンパスin愛知教育大学」を開催
2022年12月22日
11月20日(日)、愛知教育大学未来共創プラン戦略1「子どもキャンパスプロジェクト」の取り組みとして、第2回「あつまれ!子どもキャンパスin愛知教育大学」を本学で開催しました。小学生282人と大学?本学附属高等学校から264人(学生?生徒232人と教職員32人)、地域の高校から11人(生徒10人?教員1人)の計557人(保護者の方を除く)が参加しました。
第2回となる本イベントでは前回よりも実施規模を拡げ、教職員や学生?生徒が作成した23のプログラムを組み合わせ、一つのプログラムをじっくり体験する「愛教ちゃんコース」12コースと、二つのプログラムを時間を分けて体験する「エディコース」7コースの計19コースを設けました。参加した子どもたちは希望したコースのプログラムに熱心に参加していました。
【愛教ちゃんコース(A~Lコース)】
〇Aコース:電動車椅子サッカーを体験してみよう!
電動車椅子の乗り方や扱うボール等の説明を受けた後、実際に車椅子に乗り操作を覚え、ボールを運んだり蹴ったりしました。参加した子どもたちからは「でんどう車いすにはじめてのってたのしかった」(原文ママ、以下同様)などの感想が寄せられました。
〇Bコース:プログラミングで遊ぼう学ぼう:ロボットが働く未来の劇をつくろう!
専用のソフトRobo Blocksを使いプログラミングを行い、人型ロボット「Pepper」に話しかけてコミュニケーションを楽しみました。参加した子どもたちからは「プログラミングは生活に使えること、とてもおもしろいことを知れて、とても楽しかった」などの感想が寄せられました。
〇Cコース:プログラミングで遊ぼう学ぼう:ロボットでお絵かきをしよう!
ロボットを使った作図方法の説明を受けた後、タブレット使ってプログラミングロボットRoot?を動かし、模造紙に思い思いの図形を描き出しました。参加した子どもたちからは「デジタルの中の絵ではなく、現実の紙に描けるのがすごかった」などの感想が寄せられました。
〇Dコース:切って繋げるバンブーロード@附属高校
五グループに分かれ、本学附属高校の生徒とともに竹の伐採、枝きり、玉きりや竹割りなどの竹林整備活動を実施しました。参加した子どもたちからは「竹の節わりが楽しかったし、いろいろな道具が使えておもしろかった」などの感想が寄せられました。
〇Eコース:愛教の馬に会いに行こう!
馬術部員の指導のもと、乗馬体験や思い出作りのプラ板工作体験、人参の餌やり体験を行いました。参加した子どもたちからは「馬がとても大きくてびっくりしたし、思ったよりサラサラしてた!」などの感想が寄せられました。
〇Fコース:フィルムで体験「ココロを保存」
写真サークルRAWの学生からフィルムカメラの使い方の説明を受けた後、カメラを持ってAUEスクエア周辺に出てさまざまな風景を撮影しました。参加した子どもたちからは「はじめてのフィルムカメラがさわれたから楽しかった」などの感想が寄せられました。
〇Gコース:大学生とミニ運動会!
アイスブレイクとして宇宙じゃんけんを行った後、玉入れやキャタピラ競争、台風の目、障害物競走などの競技を学生と一緒に取り組みました。参加した子どもたちからは「大学生もいっしょに楽しんでいてとても楽しく笑顔になることができた」などの感想が寄せられました。
〇Hコース:ひとりでできるもん!Cooking編
家庭専修の学生からかぼちゃの育て方の紹介を受けた後、学生が育てたえびすかぼちゃを用いてクッキー作りを行いました。参加した子どもたちからは「形をつくるのはむずかしかったけど、ラッピングやきじを作るのが楽しかった」などの感想が寄せられました。
〇Iコース:ひとりでできるもん!Sewing編
家庭専修の学生の補助を受けながら、手縫いによる舟形コースターやミシンを用いたトートバッグなど、生活に便利なグッズを作成しました。参加した子どもたちからは「新しいことができて面白かったし、いろいろな道具の使い方を知ることができた」などの感想が寄せられました。
〇Jコース:高校生と遊ぼう!笑顔!元気!わくわくスポーツ教室
本学附属高校の生徒と一緒に、前半はボッチャやスポーツ鬼ごっこ、後半はサッカーやダンスに分かれたくさん体を動かしました。参加した子どもたちからは「たくさんの友達と遊べ、楽しかったです」「苦手な分野を楽しくきたえられた」などの感想が寄せられました。
〇Kコース:竹でご飯が炊けるかな?
当日は雨天のため、防災かまどでの竹を用いた炊飯の代わりに、災害時にもできるご飯の炊き方や避難準備、非常食などについて学び、実際に炊けたご飯を食べました。参加した子どもたちからは「ふだん知れないことを知れて楽しかった。さいがいたいさくなどにきょうみをもてた」などの感想が寄せられました。
〇Lコース:アンアンあんこ!~オリジナルどら焼きに挑戦~
岡崎市にある老舗和菓子屋「小野玉川堂」の方に和菓子やあんこについて説明を受けた後、どら焼きにあんことさまざまなトッピングを乗せて自分だけのどら焼きを作りました。参加した子どもたちからは「お姉さんたちとお兄さんたちがやさしくて、どらやきのあじもすごくおいしかった」などの感想が寄せられました。
【エディコース(M~Sコース)/コース名の数字は1...前半、2...後半を表します】
〇M1コース/N2コース:未経験者大歓迎!AUEサッカースクール
サッカークラブ豊田AFCのコーチや本学サッカー部の部員とともに、ボールを用いた遊びを通じてサッカーの面白さに触れました。M1コースは低学年、N2コースは高学年の子どもたちが参加し、「私はサッカーが苦手で体育の授ぎょうでいつもしっぱいしていて少しうまくなれてうれしかった」などの感想が寄せられました。
〇M2コース:リズムにのって楽しく体を動かそう!
学生と一緒に、相手の動きを真似たりリズムや音楽に合わせて踊ったりし、保護者の方の前でダンスを披露した後、ダンス部の作品を鑑賞しました。参加した子どもたちからは「いっぱい体をうごかして楽しくダンスをできた」などの感想が寄せられました。
〇N1コース:パワーアップ大作戦! ~空手で体を動かそう~
空手道部の学生から空手道について説明を受け、子どもたちでもできるようにアレンジされた型や組手などを体験しました。参加した子どもたちからは「かたと組手(くみて)がとてもかっこよかった」などの感想が寄せられました。
〇O1コース:人形劇を見にいこう!
人形劇サークルじゃんけんぽんの学生がつくったオリジナル人形劇2本を鑑賞し、幕間のクイズや写真撮影時の人形のふれあい体験を楽しみました。参加した子どもたちからは「人形がかわいかった。声が聞きとりやすかった。人形にさわれてうれしかった」などの感想が寄せられました。
〇O2コース:扇を持って舞ってみよう!能楽の世界へようこそ!
能楽部の学生から能楽についての説明を受けた後、途中でクイズを交えながら仕舞を体験したり能面をつけてみたり、全員で謡(うたい)の体験を行いました。参加した子どもたちからは「よっぱらったおばけをおどるのがたのしかった」などの感想が寄せられました。
〇P1?Q1?R1?S1コース:スペシャルキッズマジックショー
本学職員やYu-seiさん、志歩さんらマジシャンの繰り出す不思議なマジックとコミカルなトークに、子どもたちも驚きや笑い声が絶えませんでした。参加した子どもたちからは「はじめてちゃんとマジックを見たので、おもしろかったです」などの感想が寄せられました。
〇P2コース:竹チップでカブトムシを育てよう!~冬の幼虫探し~
カブトムシの生態について説明を受けた後、土の中を掘り起こして見つけたカブトムシの幼虫を、虫眼鏡を使ってじっくり観察しました。参加した子どもたちからは「幼虫の動きがおもしろかった。元気な幼虫だった」などの感想が寄せられました。
〇Q2コース:わくわく!不思議(ふしぎ)な科学実験教室(かがくじっけんきょうしつ)
訪問科学実験わくわくの学生とともに、大気圧に関する実験やガラスコップを用いた音の実験などを通じて科学の面白さを体験しました。参加した子どもたちからは「空気の力について学べてとてもよかった」などの感想が寄せられました。
〇R2コース:竹のおもちゃをつくろう!
学生から道具の使い方についての説明を受け、のこぎりややすりなどを使いながらさまざまなおもちゃを作成しました。参加した子どもたちからは「弓がつくれたのですごくよかったです」などの感想が寄せられました。
〇S2コース:簡単DIY!おしゃれなランタンを作ろう
学生から注意事項を教えてもらい、学生の指導のもとのこぎりで竹を切ったり卓上ボール盤で穴を開けたりしてバンブーランタンを作成しました。参加した子どもたちからは「きれいにあかりをともしたときがすごかった」などの感想が寄せられました。
プログラムを実施した学生や教職員からは、「普段実際に子どもたちとかかわる機会は少ないため、貴重な時間を過ごすことができたし、子どもたちのパワーを感じることができてとてもよかった」「体験を通して笑顔になってくれた際にとても嬉しく感じ、また、試行錯誤している姿を見てうまく支援したいと思った」「学生が子どもたちと一緒になって楽しみながらかかわってくれたおかげで、子どもたちも終始楽しそうに、常に本気で動いていたので、とてもいい雰囲気の中で実施することができました」などの感想があがりました。
当プロジェクトは、「子どもと共に、学生と共に、社会と共に、附属学校園と共に、未来の教育を創ります。」というビジョンを実現するため、積極的に地域の子どもたちを受け入れてまいります。
(企画課 未来共創推進室 未来共創推進係 柘植貴史)