2022年12月13日 株式会社Edlogとの共同研究の実施に係る協定締結式を行いました。
2022年12月26日
12月13日(火) 株式会社EdLogと愛知教育大学間で共同研究『筆答テストの採点支援システムを用いた教員の働き方改革の効果測定と、テスト返却時における学習指導の取り組みの変化について』の実施に係る協定締結式を行いました。
協定締結式には、EdLogの代表取締役社長の中川哲氏と本学の野田敦敬学長のほか、新津勝二総務?財務担当理事、杉浦慶一郎連携?附属学校担当理事、石川恭附属学校部長(兼附属名古屋中学校長)、西牟田哲哉附属高等学校長、阿部健一附属名古屋小学校長が出席しました。最初に、新津理事から協定に至るまでの経緯やそのねらいについて概要が説明され、中川社長と野田学長による共同研究覚書への署名が行われました。
その後両者のあいさつが行われ、野田学長からは「学校では以前から観点別の評価が行われており、手書きの回答をデータ化して採点を支援するシステムは教師の働き方改革に大きな貢献をするものと思います」と感謝と期待の言葉を伝えました。続いて中川社長からは、過去5年間の実践を通してシステムも大きく更新しており、愛知教育大学および附属学校と共同研究することによって教員の働き方改革だけではなく、返却時の学習指導の充実にも貢献していきたい」と話されました。また、同席した附属学校を代表して西牟田校長から試行中の現状について説明があり、「採点支援システムの活用によって採点や集計にかかる時間がかなり縮減できており、その分の時間を学習指導や生徒との対話に回すことができるので、先生方の期待はとても大きいものがある」と報告がありました。
この共同研究は、令和6年3月末までの期間で附属学校を中心に進められる予定ですが、その成果は愛知県内のみならず、全国に展開することも期待されています。
(理事?副学長 新津勝二)