News & Topics:2024年08月掲載分
- 2024年7月22日 あいちSTEAM能力育成事業「知の探究講座」が始まりました。
- 2024年7月29日 各務原市で「医教連携フォーラム2024 in岐阜」を開催しました。
- 2024年7月20日?21日 「オープンキャンパス2024/大学院?特別専攻科説明会」を開催しました。
- 2024年7月8日「愛知教育大学 防災の日」を開催
- 2024年7月23日 AUEパートナーシップ団体(PS団体)認定証授与式を実施
- 2024年7月2日~8日 こらぼで「Chromebook?iPad?授業支援ツール体験会」を開催
- 2024年7月11日~30日 美術技術家政棟1階ギャラリースペースにて美術教育講座教員作品展を開催しました。
- 2024年7月21日 「子どもキャンパスプロジェクト」でイベント「カブトムシのつかまえかたおしえます!」を開催
- 2024年8月7日 学生表彰授与式を行いました。
- 2024年8月2日 野田学長が連携亚洲通网址网_亚洲通官方网站に初登壇
- 2024年8月6日 夏休み親子で学ぼう!中日新聞の協力により新聞切り抜き講座を実施
- 2024年8月11日 刈谷市歴史博物館で学生主催の子ども向けイベント開催
- 2024年8月5日 初めて日本語/国際教室担当となった先生方のためのフォローアップ研修会を実施
- 2024年8月 愛知県環境学習プラザで、本学の学生が環境学習講座を開催
- 2024年7月31日 「子どもキャンパスプロジェクト」の取り組みとして、「AUE.Aスポーツ教室」を開催しました。
- 2024年8月8日 ひらめき☆ときめきサイエンス2024「天気予報のツボ」を開催しました。
2024年7月22日 あいちSTEAM能力育成事業「知の探究講座」が始まりました。
2024年08月 2日
7月22日(月)から、愛知県教育委員会との連携によるあいちSTEAM能力育成事業「知の探究講座」が始まりました。
この講座は、愛知の未来を担う人材の育成を目指すSTEAM(Science、Technology、Engineering、Liberal Arts、Mathematics)教育を推進するため、愛知県教育委員会が中心となり開講しているものです。夏季休業中から2学期にかけて、高校生が愛知県立大学や名古屋工業大学など県内6大学に分かれ理数工学系やリベラルアーツ等をテーマとした講義や実験?実習に参加します。
本学では「生物多様性と環境の探究」をテーマに、理科教育講座の渡邊幹男教授が中心となり、タンポポを用いた形態観察と遺伝子解析を通じた外来種侵入に伴う環境問題や、愛知県の天然記念物に指定されている岡崎市の北山湿地での実習を通じた環境保全等を取り扱います。講座開催初日には普段高校では扱うことのできない大学設備を用いた実験が行われ、受講した高校生たちは本学学生のサポートのもと、他校の生徒と協力?交流しながら一つ一つの実験に真剣に臨んでいました。
全受講生約110人のうち17人が本学の講座に参加し、9月28日(土)までに7回の講義や実習等を終えた後、11月に実施する講座別発表会に向け探究活動を実施していきます。
(地域連携課 地域連携係 柘植貴史)
2024年7月29日 各務原市で「医教連携フォーラム2024 in岐阜」を開催しました。
2024年08月 6日
7月29日(月)、各務原市産業文化会館にて「医教連携によって開発した食物アレルギー等緊急時対応プログラムの実践~医教連携フォーラム2024 in 岐阜~」を、本学?藤田医科大学が共同開催しました。この医教連携フォーラムは、毎年、愛知県内で実施して好評を得ているものですが、本学が昨年度、各務原市と連携協定を締結したことから、各務原市の会場をお借りして、岐阜県内で初めて開催することとなり、岐阜県各地から養護教諭、栄養教諭を中心に29人の参加がありました。
フォーラム前半では本学地域連携センター委員の岡本陽准教授より「学校におけるアレルギー対応体制構築」をテーマに研究発表がありました。平常時や緊急時の学校の体制について説明があり、定期的な現職教員研修が実施されるために開発してきたトレーニングプログラムについて紹介されました。続いて藤田医科大学地域連携教育推進センターの石原慎教授から「食物アレルギーの基礎とアナフィラキシーの症状」と題したワークショップが行われました。ワークショップでは食物アレルギーの基礎知識についての説明とともに、症状の例が写真や音声で紹介され、食物アレルギーかどうかの判断は「皮膚を見る」ことであるなど、分かりやすく解説されました。
フォーラム後半では「実技トレーニングデモンストレーション」として、本物の針が出る注射器シミュレータと、実際の肌の弾力を持つマネキン人形を用いて、エピペンを打つ実技トレーニングを実施しました。石原教授より、失敗しても取り返しがつく、最後には成功する打ち方が紹介され、受講生全員が手順とポイントを確認しながら、実技に取り組みました。「針がないものとは手応えが違う」といった声が聞かれました。
実技トレーニングに続いて質疑応答が行われました。「明らかにアナフィラキシーである場合も、他の児童のエピペンをなぜ打ってはいけないのか」「救急車が来るまでに何かできることがあるか」「体育祭の時にはエピペンをどこに置いておくのがよいか」など、学校での生活や行事における危機管理を念頭にした質問が参加者より寄せられ、両講師が丁寧に答えていました。
フォーラム後には「校内研修で使いたい」と、シミュレータの写真を撮ったり、注射を打つ様子を動画に納めたりする受講生の姿がありました。また、アンケートでは「覚悟と心の準備ができる学びがあった」「職員研修で共有したい内容がたくさんあった」「アレルギー研修の有効な進め方を教えていただき役に立った」といった感想がみられ、有意義な研修であったことが伺えました。
実際に過去にはフォーラムを受講した教員の対応により、アナフィラキシーを発症した子どもの命が救われた事例があったとのことです。多くの学校でアレルギー対応の体制が構築され、維持されていくよう、今後も愛知県内外で研修を実施していきたいと考えています。
(地域連携課 課長 古田 紀子)
2024年7月20日?21日 「オープンキャンパス2024/大学院?特別専攻科説明会」を開催しました。
2024年08月 6日
7月20日(土)?21日(日)に、「オープンキャンパス2024/大学院?特別専攻科説明会」を開催しました。今年度のオープンキャンパスは昨年度よりも多くの方に来場いただき、2日間で計3,700組の方にご参加いただきました。
本学講堂で開催した「全体説明会」では、生協学生委員会(GI)の学生が司会進行を行い、野田敦敬学長から本学の歴史や特色、教育環境、また、「子どもの声が聞こえるキャンパス、地域から頼られる大学」を目指す本学の中長期ビジョンにも触れ、本学を志願する来場者に向け熱いメッセージが語られました。
また、入試担当の梅田恭子副学長からは、本学の教育組織や取得可能な免許?資格についての概要、今年度入試のポイントなどについて説明がありました。
専攻?専修?コース別説明会では、授業内容の説明や学生による体験談発表、模擬授業などがあり、参加者は本学での学びやキャンパスライフを、より具体的にイメージできた様子でした。
生協学生委員会の企画としては、神社を模して、愛教大合格祈願の絵馬の作成や、おみくじが引ける「愛教神社」をキャンパス内に設置し、多くの方が参拝していました。また、例年好評を博しているかき氷販売、キャンパスツアーやクイズラリーも実施し、たくさんの来場者がキャンパス内を散策していました。
また、21日(日)に同時開催した大学院?特別専攻科説明会では、専攻?コース?系ごとの説明や個別相談を実施し、200人を超える参加者が来場しました。
参加者に実施したアンケートでは、「模擬授業体験や学生と直接話をすることができたので大学の雰囲気がよく分かった」「愛教大に入学し、教師になりたいという気持ちが強くなった」「ホームページなどでは分からないことまで確認することができ大学院に進学してもっと学びたいと思った」などの意見が多数あり、「オープンキャンパス2024/大学院?特別専攻科説明会」は大盛況のうちに終了しました。
(入試課 大学院?共通テスト係 池内良平)
2024年7月8日「愛知教育大学 防災の日」を開催
2024年08月 6日
7月8日(月)に、本学において初となる「愛知教育大学 防災の日」を実施しました。
この「防災の日」は、災害の恐ろしさや災害時の適切な行動の重要性を身を持って知り、日頃から災害に備えて行動できるよう防災意識を高めることを目的に開催しました。
午前の部では「体験?見学ブース」として、P2駐車場で「起震車体験、ポンプ車展示」を、AUEスクエアで「煙道体験」、「救助車見学?救護講習」および「消火器操作体験」を実施し、学生?教職員等延べ404人が参加しました。
起震車体験では、熊本地震を再現した震度7の地震を体験し、参加者は身体が宙に浮いてしまうほどの猛烈な振動に悲鳴を上げながら、テーブルにしがみつき必死に耐えていました。また、救助車見学?救護講習の参加者からは「要救護者が自分より身体が大きな人でも1人で運ぶことができる方法を、実践を通して身に付けられた」との感想がありました。
午後の部では、本部棟第一会議室で「危機管理セミナー」を実施しました。講師に愛知県警察本部警備部警備第二課課長補佐の四宮正人氏をお招きし、「能登半島地震の教訓と日頃の備えや地震発生時の行動について」をテーマに講演が行われ、学生?教職員100人が参加しました。
始めに、野田敦敬学長から開会のあいさつが述べられた後、講師の四宮氏から、能登半島地震の被災地での愛知県警の救助活動について、実際の写真を交えて説明がありました。続けて、災害リスクを知ることと災害リスクに備えることについてお話があり、災害リスクの回避に役立つウェブサイトとして、国土交通省の「重ねるハザードマップ」等の紹介がありました。最後に、事務局長の太田知啓理事から、閉会の言葉が述べられました。
終了後の参加者からのアンケートでは、「災害はいつ自分に降りかかるか分からないからこそ、日頃からの準備と心構えが必要だと感じた」といった感想が寄せられました。
本防災の日を通して、災害のリスクとそれを知る方法を学び、日頃から防災意識を高め災害に備えることの重要性を再認識することができました。
(総務課 危機管理係)
防災の日(動画)
2024年7月23日 AUEパートナーシップ団体(PS団体)認定証授与式を実施
2024年08月 8日
7月23日(火)、本学学長室にてAUEパートナーシップ団体認定証授与式を行い、「レクリエーションクラブ」、「人形劇サークルじゃんけんぽん」の2団体が、野田敦敬学長より認定証を受け取りました。
レクリエーションクラブにおいては創立50年、人形劇サークルじゃんけんぽんにおいては創立40年を迎えている、いずれも本学の歴史ある課外活動団体となります。
AUEパートナーシップ団体とは、愛知教育大学の学生団体が主体的?積極的に学内外で活動を行い、本学の教育、研究および社会活動に貢献すると認められる場合に、AUEパートナーシップ団体として認定するものです。
- 関連リンク
AUEパートナーシップ団体
レクリエーションクラブ 玉井 忍さん
このたびAUEパートナーシップ団体に認定していただきうれしく思っております。今後も地域とのつながりを大切にして、より一層子どもたちに笑顔を届ける活動を行ってまいります。今後ともよろしくお願いします。
人形劇サークルじゃんけんぽん 逸見 紗矢さん
これまで先輩方が積み上げてきたじゃんけんぽんの歴史をこのような形で評価していただき、とてもうれしく思います。今後はこれまで大事にしてきた子どもたちだけではなく、保護者の方々も一緒に楽しむことができる、そんなじゃんけんぽんの公演を大切にして活動を続けていきたいと思います。
(学生支援課学生?課外教育係 係長 松尾 雄一)
2024年7月2日~8日 こらぼで「Chromebook?iPad?授業支援ツール体験会」を開催
2024年08月 9日
7月2日(火)から8日(月)に、教職キャリアセンターICT活用等普及推進統括部門の拠点「こらぼ」で、体験型研修会「Chromebook?iPad?授業支援ツール体験会」を開催しました。期間中、3年生を中心に約40人の来場がありました。この研修会は、9月の終わり頃から教育実習に行く学生が、ChromebookやiPadなど授業支援ツールを実際に触れて体験し、教育実習で活用できるようにと7月、8月、9月に1週間ずつ計画しているものです。5月に行った研修会のアンケート等を参考に授業支援ツールやプロジェクター?書画カメラ?モニター?電子黒板なども試せる内容で行いました。
まず、来場した学生は、自分の実習先の自治体で使っているタブレットのOSの種類や授業支援ツールを受付で聞いて、それに合わせて各自で主体的に学ぶ方法で行いました。
愛知県内の複数の市町村の小中学校で使われているChromebookについては、見たことも触ったこともない学生が多いため、事前に学生ICT支援員が中心となって、よく使う機能を中心に体験課題を考え、ヒント集なども作成しました。学生は個々のペースで、自分が使いそうな機能を選んで提示された課題を解いていきました。
iPadやWindowsの操作については、基本操作は知っていても、各自治体で使っている授業支援ツールについては触ったことがない学生が多いため、希望する学生については、今回は5種類のツールを用意して体験できるようにしました。
また、プロジェクターやモニター(電子黒板)、書画カメラの接続などは、授業で使われている様子を見たことがあっても、自分で接続したことがない学生が、試行錯誤しながら学び、自分の意図した映像を映し出せると喜んでいる姿が多く見られました。
アンケートに記載いただいた参加者からの要望などを取り入れて方法を改善し、8月20日(火)から27日(火)、9月2日(月)から6日(金)に研修会を行う予定です。次回は、授業支援ツールのヒント集をさらに充実させて、教育実習に役立つような研修会にしたいと考えています。
【参加者の感想】
?操作体験のチェックシートがあるおかげで何を体験しておくべきか分かりやすかったです。 それに合わせた解説動画などもあるとよりうれしいです。
?とても勉強になりました。また、プロジェクターなどを使いに来たいと思います。
【Chromebook体験について課題を作成し、ヒント集を作成した学生ICT支援員の感想】
今回の体験会では、WindowsとChromebookの違いを体験することや各自治体で使っている授業支援ツールを体験する機会を作ることができました。
8月、9月に行われるイベントでは、アンケートからの要望などを取り入れてさらに充実した内容にするので、特に秋に教育実習に行く方は直前の準備として参加していただけるとうれしいです。
(教職キャリアセンター ICT活用等普及推進統括部門 こらぼ 正木香)
2024年7月11日~30日 美術技術家政棟1階ギャラリースペースにて美術教育講座教員作品展を開催しました。
2024年08月 9日
7月11日(木)から7月30日(火)まで、美術技術家政棟1階ギャラリースペースにて「美術教育講座教員作品展」を開催しました。
石膏や彫刻をはじめ、ガラス、金工、絵画、デザイン等の各分野の研究を専門とする教員による約20点の作品がギャラリースペースに鮮やかに飾られました。
初日から多くの教職員や学生が来場し、繊細なデザインや迫力のある作品に目を奪われていました。
来場された教職員や学生からは「先生方の作品はすごく繊細な上、迫力もあってびっくりしました」「どの作品にも強いこだわりや工夫を感じて、写真に残しました」などの感想が寄せられ、大盛況となりました。
また、オープンキャンパスで来場する高校生にもご覧いただけるよう、毎年この時期に開催しており、美術教育講座教員の案内によりギャラリースペース内の作品を見た高校生からは、感慨の声が上がっていました。
なお、美術教育講座の教員作品展は来年度以降の開催も予定しています。
(学術研究支援課 創造科学系 係長 玉城寛人)
2024年7月21日 「子どもキャンパスプロジェクト」でイベント「カブトムシのつかまえかたおしえます!」を開催
2024年08月20日
7月21日(日)、愛知教育大学未来共創プラン戦略1「子どもキャンパスプロジェクト」の取り組みとして、また2022年2月~3月に行われた本学初のクラウドファンディング「竹チップで子どもたちにカブトムシに触れる体験を」の事業の一環として、本学キャンパス内でカブトムシを捕まえるイベント「カブトムシのつかまえかたおしえます!」を開催しました。講師として佐藤治先生(瀬戸つばき特別支援学校教諭)をお招きし、近隣の子どもたち11人とその保護者11人、学生ボランティア6人の合計28人が参加しました。
参加者は夕方に教育交流館のラーニングコモンズⅢに集合し、佐藤先生から、カブトムシが集まりやすい樹や採集する際の注意事項などの説明を受けました。子どもたちのカブトムシ採取へのやる気が最高潮になったところで、夕方とはいえまだ暑さの残る外に繰り出しました。
佐藤先生の説明を聞きながら、学生と協力してみんなでカブトムシが集まりそうな木を探しました。カブトムシのいそうな場所を観察し、カナブンなどのほかの虫の中からカブトムシを見つけたときは、みんなで大喜びでした。にこにこの子どもたちは捕まえたカブトムシを大事な宝物のように自分たちの虫かごに入れていました。
採集から戻ると、クラウドファンディングで集めた資金で購入した飼育セットにカブトムシが一匹ずつ入ったものがお土産として用意され、さらに佐藤先生からクワガタムシが配布され、子どもたちは笑顔で帰っていきました。
開催後、参加した子どもたちからのアンケートでは「教え方が上手で、捕まえるのもとても楽しかったです。カブトムシも大きいのがもらえたし、虫かごやエサのゼリーももらえて育てるのが楽しみになりました」「カブトムシ、クワガタの集まりやすい木を知ることができました」などの意見がありました。また、学生ボランティアからは「カブトムシがいるということは他の生き物もその場にいるだろうし、その中には危険な生き物もいるため、子どもが安全に遊べるように周りの大人が環境を整える必要があるということを学びました」「講師の先生のお話を聞いている子どもたちの姿をみて、知識があると興味深いことを伝えることができると感じました」という意見がありました。
当プロジェクトは、「子どもと共に、学生と共に、社会と共に、附属学校園と共に、未来の教育を創ります」というビジョンを実現するため、積極的に地域の子どもたちを受け入れていきます。
(企画課 未来共創推進室 未来共創推進係 大森智子)
2024年8月7日 学生表彰授与式を行いました。
2024年08月20日
8月7日(水)、学長室にて学生表彰状授与式を行いました。
第34回朝日作曲賞において164点の応募作品から選ばれ、入選した伊藤士恩さん(学校教員養成課程 義務教育専攻 音楽専修4年)の功績に対して、野田敦敬学長から表彰状と報奨金が手渡されました。今回入選した伊藤さんの楽曲「マーチ『メモリーズ?リフレイン』」は、2025年度全日本吹奏楽コンクール課題曲となります。
伊藤さんは「今回の学びを生かして、将来は自分の生徒により良い指導ができるように頑張ります」と今後の抱負を述べました。
関連リンク
(学生支援課 学生?課外教育係 安藤 由圭)
2024年8月2日 野田学長が連携亚洲通网址网_亚洲通官方网站に初登壇
2024年08月20日
8月2日(金)、刈谷市との連携亚洲通网址网_亚洲通官方网站において、野田敦敬学長が「身のまわりのもので遊びを創ろう」の講師を務めました。愛知教育大学らしい亚洲通网址网_亚洲通官方网站を考えた際に、「地域から頼られる大学」をキーワードに掲げ、学長の専門が「生活科教育」であることから、大学周辺地域に住む小学生の夏休み生活充実を目的として、初めて企画したものです。学長が小学生向けの亚洲通网址网_亚洲通官方网站講師を務めるのは非常に珍しい取り組みとあってか、当日は定員を上回る申し込みがあり、18組35人の親子が参加しました。
講座では、「ゴムロケット」と「おどるへび」の2種類のおもちゃを作りました。「ゴムロケット」では、学長が割り箸とゴムで制作する発射装置の作り方を説明し、一緒に作ると、「後の遊び方はみんな次第だよ」の声掛けに、いかに遠くに飛ばすか、的の中心に当てるかといった楽しい遊び時間となりました。ロケットがどうしたら長い時間飛ぶか、安定して発射させるにはと、廃材の割り箸の包み紙を組み合わせたり、切り込みを入れたりと親子でたくさんのアイデアを考え、工夫の様子が見られました。
「おどるヘビ」では、モールのヘビがなかなかうまく動かない時には、前のおもちゃで使ったトイレットペーパーの芯を組み合わせてみる様子も見られ、違う素材も使えないかと試行錯誤をする姿に、講師の学長も感心の様子でした。
【おどるへび】(動画)
講座の締めくくりで、原理の説明をした後に、「これから、あと30日色々な工夫をして楽しく遊んでください」と伝えると、講座修了後にも「ゴムロケットをもっと飛ばしたい!! 」と遊ぶ姿が印象的でした。
(地域連携課 地域連携係 係長 松本典江)
2024年8月6日 夏休み親子で学ぼう!中日新聞の協力により新聞切り抜き講座を実施
2024年08月20日
8月6日(火)、イーブルなごやにて名古屋市教育委員会生涯学習課大学連携講座の1つとして、中日新聞社の協力により「親子で学ぼう! 」講座を実施しました。本学ではこれまでも中日新聞社と連携し、児童?生徒の情報を読み解く力や問題を解決する力を引き伸ばす教員を育成するために、教員向けや学生向けの共同講座を開催してきました。夏休みとあって、親子での語らいおよび共通体験、ならびに自由研究のヒントの場となるよう、初めて親子向けの新聞切り抜き講座を企画し、15組35人の親子の参加がありました。
はじめに、中日新聞NIE事務局の岩下理花氏が、作品作りの目的や作成時に気を付ける点を説明しました。その後、説明にあったとおり親子で対話を楽しみながら「夏休み親子新聞」を作成しました。
旅行先の地方新聞でつくる思い出新聞などのアイデアを紹介したところ、講座中には参加者から「誕生日の新聞でつくる記念日新聞も良くないですか」と講師への声掛けもあり、「そのアイデアいただきます」と和やかな雰囲気で進みました。
講座の最後に、本学社会科教育講座の保立雅紀教授から「どのように配置するか一生懸命考えている様子が見られました。新聞のレイアウトも情報を読み手に分かりやすく伝えるために工夫していることなど、体験して初めて分かったこともあったと思います。これからもたくさんの体験をしてください」と総括がありました。
参加した保護者の方からは、「昨日もテレビでオリンピックを一緒に応援していたけれども、この講座で子どもがどこに注目していたのかが分かった。動画は情報が流れていってしまうが、新聞には振り返られる良さがある。また、一緒に親子で切り抜き新聞をつくりたい」といった感想がありました。
(地域連携課 地域連携係 係長 松本典江)
2024年8月11日 刈谷市歴史博物館で学生主催の子ども向けイベント開催
2024年08月21日
8月11日(日)、刈谷市歴史博物館にて愛知教育大学連携イベント「発見!! 歴史探検隊―ともにつくろう刈谷の歴史―」を開催しました。このイベントは、小?中学生が展示などを通して刈谷市の歴史や文化への理解を深めるため、愛知教育大学社会科教育講座の学生と教職大学院生によって企画?運営され、昨年度に引き続き2度目の開催となりました。当日は、同館指導主事の伊藤学氏、学芸員の野村啓輔氏の支援を得ながら、小?中学生31人が、刈谷市の歴史や文化に関する展示や説明を館内から見つけ出し、時代順に整理して、今の刈谷市がどのようにできたのか探究しました。
参加した小学校低?中学年の子どもたちは、縄文土器を観察し、当時の人がどのように使っていたかを考え、ジェスチャーする活動に挑戦しました。縄文時代の刈谷を再現したジオラマを観察し、当時の衣食住に関してまとめられた展示を見つけると、その中にいる人を真似してジェスチャーしていました。そのほか、江戸時代中ごろの刈谷城やその周辺を再現したジオラマの前で、タブレット端末を活用しながら当時の人々の営みを見つけ、その様子を学生や同じグループの子に伝え合う活動もしました。
高学年?中学生の子どもたちは、より深く探究するために刈谷市歴史博物館の役割についても考えました。館内にどんな物が展示されているか確認したり、その展示の意味を伊藤氏や野村氏に質問したりしていました。参加した6年生は、「この博物館の展示は、どれもすごい昔から続いている伝統あるものだったので、その刈谷市に代々伝わっているものを私たちが受け継いで、後世につないでほしいという願いがあるのかなと思いました」と考えを巡らせていました。
時代順に刈谷市の歴史や文化を理解した子どもたちは、最後、「刈谷の歴史をつくる」と称して、刈谷市にまつわる記憶を書き残す活動に挑戦しました。学校生活や、万燈まつり、かりがねまつりの思い出を書く子どもたちは、まさに現代の刈谷市の歴史づくりに参加している様子でした。
来年度も継続して刈谷市歴史博物館と協働し、連携イベントを企画?運営していく予定です。
(教職大学院 教育実践高度化専攻 教科指導重点コース/イベント企画代表 中村賢治)
2024年8月5日 初めて日本語/国際教室担当となった先生方のためのフォローアップ研修会を実施
2024年08月22日
8月5日(月)に、日本語教育支援センターが「初めて日本語/国際教室担当となった先生方のためのフォローアップ研修会」を実施しました。この研修会は、4月と5月に実施したオンライン研修会の参加者を対象としたフォローアップの位置付けで企画し、16人の参加がありました。
1学期に実際の授業を行う中で困ったことや詳しく聞きたいことについての事前質問に、講師の伊藤敦子先生(豊田市西保見小学校)が回答する形で研修が進みました。スクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーとの連携、特別支援教育との連携や外国人児童生徒向けのリライト教材作成のポイントなど具体の質問が寄せられ、?他の先生はどうですか?との講師の問い掛けに、参加者が同じように悩んでいますと大きくうなずく姿が印象的でした。
また、日本語教育支援センター菅原雅枝准教授から日本語指導教材や教員向け資料の紹介と伊藤先生から授業の中で使用した教材の紹介を行い、メモを取ったり具体の使用について質問したりするなど熱心に確認をしていました。
最後に参加者間の連携が深まるよう小学校?中学校の学校種に分かれてディスカッションを行いました。
研修後のアンケートでは?1学期このままの授業ではダメだと思ってもどのように改善するか分からなかったので少し答えがみえた?、?教材や本をたくさん紹介してもらって参考になった?、?他市の先生と話す機会があったのもありがたかった?といった感想があり、どの時間も大変有意義な時間になりました。
(地域連携課 地域連携係 係長 松本典江)
2024年8月 愛知県環境学習プラザで、本学の学生が環境学習講座を開催
2024年08月29日
愛知県環境学習プラザ(愛知県環境調査センター内、名古屋市北区)では、毎年、夏休み期間に、県内の小学生の親子向けに「夏休み環境学習講座」を開催しています。本年度は、この講座を大学生が実施する企画として行われ、本学から4件の講座企画を提案し、8月に開催しました。
開催した講座は、8月13日(火)「STOP温室効果ガス!」(義務教育専攻理科専修3年、後藤夢羽、林音羽、横井悠乃)、8月15日(木)「花のつくりってどうなっているの? 花の模型を作ってみよう!」(義務教育専攻理科専修3年、勝野朱音、菊池彩乃、高山隼太)、8月16日(金)「世界一多い生きもの「昆虫」のヒミツ~残された手掛かりから正体をあばけ!~」(教職大学院2年 向井綺音)、8月19日(月)「干潟の魅力を知ろう!」(教職大学院2年 小林遼香)です。それぞれ午前午後2回開催し、いずれの回もたくさんの応募の中から抽選で選ばれた親子20人が参加しました。
講座では、講師となった大学生が小学生を相手に、自然や環境について、クイズや体験を交えながら、分かりやすく解説したり、さまざまな工作を通して理解を深めたりするなど、小学生は保護者の方々と楽しそうに受講していました。
13日に開催した「STOP温室効果ガス!」では、はじめに、二酸化炭素についてクイズを交えながら現在の地球環境の温暖化について解説した後、オリジナル教材である「CO2削減トランプ」を用いて、子どもたちが日々の生活の中で、どのような行動をすると、二酸化炭素の排出が減らせるかについて、競い合いながらゲームをしていました。また、私たちが1日に排出する二酸化炭素の量をテントや風船を使って示すなど、小さな子どもでも分かりやすいように工夫して講座を行いました。
そのほかの講座でも、花のつくりを理解するために、ペーパークラフトを作ったり、セミの抜け殻を用いて昆虫の標本づくりを行ったり、干潟に生息する生き物を標本で観察しながら理解を深めたりするなど、それぞれ講座ごとに、工夫を凝らしました。
講座を担当した学生からは、子どもたちが楽しそうに参加してくれてよかった、子どもたちが一生懸命取り組んでくれてうれしかったなど、今回の企画に応募したことに対して、肯定的に捉えていたようです。
(地域連携センター長 大鹿聖公)
2024年7月31日 「子どもキャンパスプロジェクト」の取り組みとして、「AUE.Aスポーツ教室」を開催しました。
2024年08月30日
7月31日(水)未来共創プラン戦略1「子どもキャンパスプロジェクト」の取り組みとして、愛知教育大学のプールで「AUE.Aスポーツ教室」を開催しました。
「AUE.Aスポーツ教室」は、小学生?高校生?大学生?教員と多世代の人たちがスポーツを通して交流することで、互いの学びを深めることを目的に活動しています。
今回は「高校生と学ぼう、水の事故から自分を守る方法を学ぼう」を実施しました。
まずは、大学の講義室で保健体育講座の村松愛梨奈助教から水の事故に関することや人間の体が水に浮く仕組み、海外での水泳の授業の様子などを座学やクイズ形式で楽しく学びました。
次に大学のプールに移動し、小学生と高校生?大学生が2人組のバディとなり、水の中での活動を行いました。初めの活動は、バディでの信頼関係を築くため、アイスブレイクを中心に行いました。
その後は、高校生が学校から持ってきたさまざまな物の浮力を使って体を浮かせる練習をしました。バランスが取りやすいものやバランスの取りにくいものに、試行錯誤しながら体を浮かせる方法を模索しました。
最後は、バディ同士で元気よく、安否確認の点呼を行いました。
小学生?高校生?大学生という幅広い世代が、ともに交流する中で水の事故から身を守る方法を学び、終始笑顔の絶えない素晴らしい取り組みとなりました。
(愛知教育大学附属高等学校 教諭 三井 陽介)
2024年8月8日 ひらめき☆ときめきサイエンス2024「天気予報のツボ」を開催しました。
2024年08月30日
8月8日(木)、日本学術振興会(科学研究費助成事業)ひらめき☆ときめきサイエンス2024「"天気予報のツボ":気象実験や、実データによる予報作成?検証体験と合わせて学ぶ」を自然科学棟2階理科室にて開催しました。ホームページなどで参加者を募り、高校生14人が参加しました。
ひらめき☆ときめきサイエンスとは、科学研究費助成事業(科研費)により行われている研究成果に、未来を担う若い世代の小学5?6年生、中学生、高校生の皆さんが、じかに見る、聞く、触れることで、科学の面白さを感じてもらうプログラムです。「天気予報のツボ」では、気象学を研究する田口正和教授(理科教育講座)が、身近なようで実はあまりよく知られていない天気予報について学べる内容を企画し実施しました。
開講式の後、初めに気象予報士でもあるゲスト講師の槇野泰夫氏(日本気象予報士会東海支部)が、気圧、凝結、雨粒などに関する実験を紹介しました。次に、もう一人のゲスト講師の多々良秀世氏(同)から、現場でも使用される資料を用いて天気変化の読み取り、その予報文作りの講義を受けた後、参加者自身で天気予報の作成に挑戦しました。さらに、田口教授の指導で、偏西風蛇行を想定した回転水槽実験を実施し、最後にまとめとして、天気予報の仕組み、歴史および課題などを勉強しました。
参加者からは「天気予報を実際にやってみたかったので良い経験になった。講義だけでなく、実験もあって楽しく参加できた」「気象に関する知識が深まり、とても楽しかった。学んだことを通して自身の研究をさらに良いものにしていきたい」という声が寄せられ、天気予報や科学により興味を持っていただける機会となりました。
(学術研究支援課 研究支援係 山本有麻)