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2024年8月 愛知県環境学習プラザで、本学の学生が環境学習講座を開催

2024年08月29日

愛知県環境学習プラザ(愛知県環境調査センター内、名古屋市北区)では、毎年、夏休み期間に、県内の小学生の親子向けに「夏休み環境学習講座」を開催しています。本年度は、この講座を大学生が実施する企画として行われ、本学から4件の講座企画を提案し、8月に開催しました。

開催した講座は、8月13日(火)「STOP温室効果ガス!」(義務教育専攻理科専修3年、後藤夢羽、林音羽、横井悠乃)、8月15日(木)「花のつくりってどうなっているの? 花の模型を作ってみよう!」(義務教育専攻理科専修3年、勝野朱音、菊池彩乃、高山隼太)、8月16日(金)「世界一多い生きもの「昆虫」のヒミツ~残された手掛かりから正体をあばけ!~」(教職大学院2年 向井綺音)、8月19日(月)「干潟の魅力を知ろう!」(教職大学院2年 小林遼香)です。それぞれ午前午後2回開催し、いずれの回もたくさんの応募の中から抽選で選ばれた親子20人が参加しました。

講座では、講師となった大学生が小学生を相手に、自然や環境について、クイズや体験を交えながら、分かりやすく解説したり、さまざまな工作を通して理解を深めたりするなど、小学生は保護者の方々と楽しそうに受講していました。

13日に開催した「STOP温室効果ガス!」では、はじめに、二酸化炭素についてクイズを交えながら現在の地球環境の温暖化について解説した後、オリジナル教材である「CO2削減トランプ」を用いて、子どもたちが日々の生活の中で、どのような行動をすると、二酸化炭素の排出が減らせるかについて、競い合いながらゲームをしていました。また、私たちが1日に排出する二酸化炭素の量をテントや風船を使って示すなど、小さな子どもでも分かりやすいように工夫して講座を行いました。

温暖化について、ドラマ仕立てで解説する様子温暖化について、ドラマ仕立てで解説する様子

人間が排出する二酸化炭素の量をテントと風船で体験する参加者人間が排出する二酸化炭素の量を
テントと風船で体験する参加者

二酸化炭素削減トランプに挑戦する参加者二酸化炭素削減トランプに挑戦する参加者

そのほかの講座でも、花のつくりを理解するために、ペーパークラフトを作ったり、セミの抜け殻を用いて昆虫の標本づくりを行ったり、干潟に生息する生き物を標本で観察しながら理解を深めたりするなど、それぞれ講座ごとに、工夫を凝らしました。
講座を担当した学生からは、子どもたちが楽しそうに参加してくれてよかった、子どもたちが一生懸命取り組んでくれてうれしかったなど、今回の企画に応募したことに対して、肯定的に捉えていたようです。

(地域連携センター長 大鹿聖公)

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