2024年7月21日 「子どもキャンパスプロジェクト」でイベント「カブトムシのつかまえかたおしえます!」を開催
2024年08月20日
7月21日(日)、愛知教育大学未来共創プラン戦略1「子どもキャンパスプロジェクト」の取り組みとして、また2022年2月~3月に行われた本学初のクラウドファンディング「竹チップで子どもたちにカブトムシに触れる体験を」の事業の一環として、本学キャンパス内でカブトムシを捕まえるイベント「カブトムシのつかまえかたおしえます!」を開催しました。講師として佐藤治先生(瀬戸つばき特別支援学校教諭)をお招きし、近隣の子どもたち11人とその保護者11人、学生ボランティア6人の合計28人が参加しました。
参加者は夕方に教育交流館のラーニングコモンズⅢに集合し、佐藤先生から、カブトムシが集まりやすい樹や採集する際の注意事項などの説明を受けました。子どもたちのカブトムシ採取へのやる気が最高潮になったところで、夕方とはいえまだ暑さの残る外に繰り出しました。
佐藤先生の説明を聞きながら、学生と協力してみんなでカブトムシが集まりそうな木を探しました。カブトムシのいそうな場所を観察し、カナブンなどのほかの虫の中からカブトムシを見つけたときは、みんなで大喜びでした。にこにこの子どもたちは捕まえたカブトムシを大事な宝物のように自分たちの虫かごに入れていました。
採集から戻ると、クラウドファンディングで集めた資金で購入した飼育セットにカブトムシが一匹ずつ入ったものがお土産として用意され、さらに佐藤先生からクワガタムシが配布され、子どもたちは笑顔で帰っていきました。
開催後、参加した子どもたちからのアンケートでは「教え方が上手で、捕まえるのもとても楽しかったです。カブトムシも大きいのがもらえたし、虫かごやエサのゼリーももらえて育てるのが楽しみになりました」「カブトムシ、クワガタの集まりやすい木を知ることができました」などの意見がありました。また、学生ボランティアからは「カブトムシがいるということは他の生き物もその場にいるだろうし、その中には危険な生き物もいるため、子どもが安全に遊べるように周りの大人が環境を整える必要があるということを学びました」「講師の先生のお話を聞いている子どもたちの姿をみて、知識があると興味深いことを伝えることができると感じました」という意見がありました。
当プロジェクトは、「子どもと共に、学生と共に、社会と共に、附属学校園と共に、未来の教育を創ります」というビジョンを実現するため、積極的に地域の子どもたちを受け入れていきます。
(企画課 未来共創推進室 未来共創推進係 大森智子)