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2024年8月8日 ひらめき☆ときめきサイエンス2024「天気予報のツボ」を開催しました。

2024年08月30日

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8月8日(木)、日本学術振興会(科学研究費助成事業)ひらめき☆ときめきサイエンス2024「"天気予報のツボ":気象実験や、実データによる予報作成?検証体験と合わせて学ぶ」を自然科学棟2階理科室にて開催しました。ホームページなどで参加者を募り、高校生14人が参加しました。

ひらめき☆ときめきサイエンスとは、科学研究費助成事業(科研費)により行われている研究成果に、未来を担う若い世代の小学5?6年生、中学生、高校生の皆さんが、じかに見る、聞く、触れることで、科学の面白さを感じてもらうプログラムです。「天気予報のツボ」では、気象学を研究する田口正和教授(理科教育講座)が、身近なようで実はあまりよく知られていない天気予報について学べる内容を企画し実施しました。

気象予報士槇野泰夫氏による演示実験の様子気象予報士槇野泰夫氏による演示実験の様子

開講式の後、初めに気象予報士でもあるゲスト講師の槇野泰夫氏(日本気象予報士会東海支部)が、気圧、凝結、雨粒などに関する実験を紹介しました。次に、もう一人のゲスト講師の多々良秀世氏(同)から、現場でも使用される資料を用いて天気変化の読み取り、その予報文作りの講義を受けた後、参加者自身で天気予報の作成に挑戦しました。さらに、田口教授の指導で、偏西風蛇行を想定した回転水槽実験を実施し、最後にまとめとして、天気予報の仕組み、歴史および課題などを勉強しました。

回転水槽実験の様子回転水槽実験の様子

田口正和教授による講義の様子田口正和教授による講義の様子

参加者からは「天気予報を実際にやってみたかったので良い経験になった。講義だけでなく、実験もあって楽しく参加できた」「気象に関する知識が深まり、とても楽しかった。学んだことを通して自身の研究をさらに良いものにしていきたい」という声が寄せられ、天気予報や科学により興味を持っていただける機会となりました。

(学術研究支援課 研究支援係 山本有麻)

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