News & Topics:2021年08月掲載分
- 2021年7月24日?25日 「オープンキャンパス2021」を開催しました。
- 2021年7月分 本学掲載の新聞記事、メディア紹介
- 2021年7月27日 令和3年度事務SD研修(科研費申請)説明会を開催しました。
- 2021年7月28日 愛知教育大学未来共創プラン戦略1「子どもキャンパスプロジェクト募集説明会」を開催しました。
- 2021年8月2日?6日 「会議用タブレット?PC使用方法説明会」を開催しました。
- 2021年7月3日 津島市立高台寺小学校の子どもたちが野外体験活動で本学を訪れました。
- 「かがやけ☆あいちサスティナ研究所」第7期研究員として本学の学生が頑張っていきます。
- 2021年8月4日 「令和3年度附属学校の安全対策に関する研修会」を開催しました。
- 2021年7月22日 附属高校と本学の学生が刈谷青年会議所のSDGsイベントに参加しました。
- 2021年7月14日 附属名古屋小学校2年生が校外学習で大学を訪問し、施設見学、授業参加を通して楽しく学びました。
- 2021年7月21日 全学FD集会「協働学習支援ツール『コラボノートEX』を使ったワークショップ」を開催
- 2021年8月7日 ひらめき☆ときめきサイエンス2021「天気予報のツボ」を開催しました。
- 2021年8月20日 「キャリア?ブリッジ」をオンラインで実施しました。
- 2021年7月14日 豊田市の小学校で学生団体SAGAがSDGsについての出前授業を行いました。
2021年7月24日?25日 「オープンキャンパス2021」を開催しました。
2021年08月 3日
7月24日(土)?25日(日)に、「オープンキャンパス2021」を開催しました。今年度のオープンキャンパスはコロナウイルス感染症対策のため参加人数に上限を設けて、オンラインとの併用での開催となりましたが、たくさんの方にご参加いただきました。
講堂で開催された「学長メッセージ?全体説明」では、野田敦敬学長が教育の総合大学である本学の特色や、カリキュラム、教育環境などについて説明し、「子どもの声が聞こえるキャンパス、地域から頼られる大学」を目指す本学の役割について来場者へ熱く語りかけました。
専攻?専修?コース別の説明会では、教育内容の説明や学生による体験談、受験に関するアドバイスなどがあり、参加者は本学での学びやキャンパスライフを、より身近に感じられた様子でした。
大学生協学生委員は、大学の構内に設置されたキーワードを探しながら本学のことを知ってもらうクイズラリーや、本学の紹介展示を見ることで大学生活をイメージできる「先取り!愛教LIFE」を開催しました。また、例年好評を博しているキャンパスツアーや相談コーナーも実施され、たくさんの来場者が参加し人気を集めていました。
また25日(日)に開催した大学院教育学研究科説明会にも、例年を大きく上回る参加者があり、大学院への興味?関心の高さがうかがえました。
オープンキャンパスのアンケートでは、「大学の雰囲気がよくわかった」「入学したいという気持ちが高まった」との意見が多数あり、2日間にわたる「オープンキャンパス2021」は盛況のうちに終了しました。
(入試課 大学院?共通テスト係 中谷千咲)
2021年7月分 本学掲載の新聞記事、メディア紹介
2021年08月 3日
2021年7月に掲載された新聞記事は4件、テレビ番組は2件です。
この他に紹介された記事等があれば広報課まで情報をお寄せください。
新聞記事
- 7月2日(金)、毎週金曜日中日新聞夕刊文化面に連載の美術教育講座 鷹巣純教授のコラム「鷹巣純先生と行く地獄さんぽ」がスタートしました。(令和4年3月までの予定)
【7月2、9、16、30日(金) 中日新聞夕刊5面】
- 7月のテーマは以下の四つでユニークな解説にどれも思わず「くすっ」と笑ってしまいます。
?7月2日 1歩目「スターのそれから 舞台口上に鬼わんさか」
?7月9日 2歩目「閻魔はつらいよ クレーム受付窓口の主任?」
?7月16日 3歩目「恐るべき仏たち 最強チームの無茶ぶり」
?7月30日 4歩目「旅するお嬢さん ご一行様極楽へご案内」
- また7月15日(木)夕刊の「目耳録(もくじろく)」でもこのコラムについて取り上げられました。
【7月15日(木) 中日新聞夕刊9面】
- 7月3日(土)、愛知県図書館で開催された「読書サポート体験イベント」に特別支援教育講座の相羽大輔准教授が登壇し、「見えにくさ」に対する悩みを抱えている人に読書を楽しんでもらうための拡大読書器や電子書籍の使い方を紹介しました。
- 教育紙面の企画記事「学ぶ」で特別支援学校教員養成課程4年生を対象にした授業「手話を使った模擬授業」が紹介されました。
- 教育紙面の企画記事「学ぶ by学生スタッフ~頑張れ、学生メシ!~」で初等教育教員養成課程幼児教育選修3年の大津桃花さんが学生スタッフとして取材しました。
テレビ番組
- 7月14日(水)放送 「NHKニュースおはよう日本」
東京2020パラリンピックにカヌー女子カヤックシングルの日本代表として出場する本学の卒業生加治良美さんが紹介されました。
- 7月16日(金)放送 ケーブルテレビキャッチネットワーク「KATCH TIME 30」
東京2020オリンピック女子バスケットボールカナダ代表チームのホストタウンとなっている刈谷市が主催した「日本文化を伝える交流会」で、マジシャンとしても活動する本学職員向井健人さんが江戸時代から続く日本伝統の手品「和妻(わづま)」をオンラインで披露しました。
(広報課 広報?渉外係 飯濱美樹)
2021年7月27日 令和3年度事務SD研修(科研費申請)説明会を開催しました。
2021年08月 4日
7月27日(火)、令和3年度事務SD研修(科研費申請)説明会を開催し、対面参加とオンライン配信合わせて29人の事務職員が参加しました。科研費申請に係る事務SD研修は、教員から提出される科学研究費助成事業の申請書類作成を事務職員が支援することによって、疑問力の醸成や教職協働の推進といった事務機能の強化を目的としています。
説明会では、開会にあたり、研究担当の岩山勉理事から、科研費獲得に結びつけられるように支援してほしい旨や、科研費申請書類に記載されている予算の使い方の妥当性など、添削の注意点について話されました。
その後、学術研究支援課の加藤信也課長から、今年度変更となった応募スケジュールや、 審査方法、主な変更点について説明がありました。また、科研費応募書類作成の留意点として、求められている記述が分かりやすく簡潔に記入されているか、誰が読んでも理解できる文章と内容になっているかなど、書類の内容チェックのポイントについて伝えました。参加者は資料にメモをとりながら真剣に聞き入っていました。科研費獲得に向けての有意義な説明会となりました。
(学術研究支援課 研究支援係 榊原未樹)
2021年7月28日 愛知教育大学未来共創プラン戦略1「子どもキャンパスプロジェクト募集説明会」を開催しました。
2021年08月 4日
7月28日(水)、本部棟第一会議室で愛知教育大学未来共創プラン戦略1「子どもキャンパスプロジェクト募集説明会」を開催し、学生、教職員約20人が参加しました。
このプロジェクトは今年3月に策定された「愛知教育大学未来共創プラン」の一環として、大学およびその周辺地域を『学び』と『遊び』を一体化できるエリアとして、教科等横断的な実践フィールドと実践プログラムを提供するものです。第4期中期目標?中期計画期間(令和4~9年度)に正式な事業として開始するものですが、今年度はその準備期間として試行的にプログラムを実施します。今回は本学を日常的に子どもが集う場とする「子どもキャンパス」構想を実現するために、本学と地域の学校の双方にとって有用なプログラムを学生?教職員から募集しました。
冒頭に野田敦敬学長から「子どもキャンパス」に対する期待が伝えられました。次に小塚良孝学長補佐(グローバル推進担当)から「子どもキャンパスプロジェクト」の概要について説明があり、野田学長からこれまでに子どもたちが本学を訪れた際の取り組みについて実演を交えて紹介されました。最後に、真島聖子学長補佐(大学改革担当)から過去に参加した学生の感想などの紹介があり、参加者は熱心に話を聞いていました。
当プロジェクトは、「子どもと共に、学生と共に、社会と共に、附属学校園と共に、未来の教育を創ります。」というビジョンを実現するため、積極的に地域の子どもたちを受け入れていきます。
(国際企画課 副課長 稲垣匡人)
2021年8月2日?6日 「会議用タブレット?PC使用方法説明会」を開催しました。
2021年08月11日
8月2日(月)と8月6日(金)に、「会議用タブレット?PC使用方法説明会」を本部棟第五会議室で開催しました。学内における業務の一層の電子化および効率化を目的として、今年度から会議用の共用のiPad 50台とMacbook Pro 1台を導入したことを受け、本説明会においてその使用方法および運用ルールについて説明を行いました。
説明会では、事務局全課から両日合わせて64人の事務職員が参加しました。参加者は個別に配付されたiPadの実機を使い、操作方法、学内LANの接続方法や収納方法を体験し、マニュアルと併せて使用方法を確認しました。
両日とも参加者は資料にメモをとりながら真剣に聞き入り、説明後には質疑応答の時間を設け、質問も活発に行われました。終了後に参加者からは「分かりやすかった」「今までタブレットを業務で使用したことがなかったので今後活用したい」との声があり、有意義な会となりました。
(総務課 総務係長 近田雄介)
2021年7月3日 津島市立高台寺小学校の子どもたちが野外体験活動で本学を訪れました。
2021年08月11日
7月3日(土)、津島市立高台寺小学校5年生の子どもたち44人が野外体験活動で本学を訪れました。
はじめに、野田敦敬学長から歓迎のあいさつがありました。その後、子どもたちは楽しみにしていた、幼児教育講座 樋口一成教授が考案した「木のおもちゃ」で遊んだり、木を加工する作業を見学したりしました。また、美術教育講座 永江智尚准教授の美術作品にも、実際に触れる体験を行いました。その後、馬術部学生の案内により厩舎(きゅうしゃ)?馬場で馬と触れ合い、最後に附属図書館を見学しました。
子どもたちからは「"木のおもちゃ"はいろんな動きをして面白かった。全部違った音が出て楽しかった。もっと遊びたい」「いろいろな美術作品を自分で作ってみたい」「大学に馬がいてビックリした。餌をあげたい」「大学生になって、ここの図書館で本を借りて読んでみたい。授業も受けてみたい」などの声が聞かれました。
本学は、今年3月に策定?発表した「愛知教育大学未来共創プラン」のビジョンとして"子どもと共に、未来の教育を創る"ことを掲げ、「子どもの声が聞こえるキャンパス」を目指しています。今後、大学およびその周辺地域を学びと遊びを一体化できるエリアとして、実践フィールドと実践プログラムを提供していく予定です。
(地域連携課長 三浦秀樹)
「かがやけ☆あいちサスティナ研究所」第7期研究員として本学の学生が頑張っていきます。
2021年08月18日
8月8日(日)、「かがやけ☆あいちサスティナ研究所」の第7期の開所式が、愛知県自治センターで行われました。「かがやけ☆あいちサスティナ研究所」とは、未来のあいちの担い手となる大学生が、グローバルな視点を持って継続的にエコアクションを実施することができるよう、2015年に愛知県が立ち上げたプロジェクトです。大学生が研究員として、パートナー企業から提示された環境面での課題について解決策を企業側に提案し、その成果を広くPRします。本学の学生は、第1期から毎年研究員として参加しています。
本年度は、パートナー企業として、(株)コメダ、豊島(株)、日本ガイシ(株)、ホーユー(株)、(株)サーラコーポレーション、中京テレビ放送(株)、中部テレコミュニケーション(株)、吉本興業(株)の8社、研究員として39人の大学生が参加しました。本学からは、大学団体での参加として初等?理科選修3年の上野光さん、中等?理科専攻3年の清水咲良さん、初等?理科選修4年の田中瑞基さん、初等?音楽選修3年の日比野 愛生さん、初等?日本語教育選修4年の細見夏樹さんが「チーム中京テレビ」に、個人参加として初等?社会選修2年の真砂晃希さんが「チームコメダ」に計6人の学生が参加しています。
開所式では、研究所所長である大村秀章知事から激励の言葉が学生へ掛けられました。その後、それぞれのパートナー企業と研究員である大学生が顔合わせを行い、それぞれの企業の課題についての共有を行いました。これから半年間、チームの学生はパートナー企業の方々や、チーム専属のファシリテーターまたは大学教員と一緒に課題解決のための提案に向けて活動していきます。提案した解決案については、12月の成果発表会において発表され、その後成果実現のための活動を展開していきます。
本学の学生は、「チーム中京テレビ」として「SDGsをテーマに、視聴者に訴えかけるネットと連動したテレビ番組を企画せよ」の課題を、また、「チームコメダ」の一員として「お客様がコメダでくつろぎながら、環境や社会に貢献できる商品やサービスを提案せよ」の課題を、解決するための提案をそれぞれ創出していきます。今後の彼らの活動にご注目ください。
※集合写真のときのみマスクを外して撮影しました。
(地域連携センター 副センター長 大鹿聖公)
2021年8月4日 「令和3年度附属学校の安全対策に関する研修会」を開催しました。
2021年08月18日
8月4日(水)、「令和3年度附属学校の安全対策に関する研修会」を開催しました。
本研修会は、大阪教育大学附属池田小事件の後に毎年開催しており、今回で17回目となります。昨年度はコロナウイルス感染症の流行のため中止としましたが、本年度はオンラインにより実施し、附属学校教員を中心に160人以上が参加しました。
会の前半は、「SNSのセキュリティについて」と題し、情報教育講座 福井真二准教授から子どもがSNSで被害に遭う理由について、子どもの心理および相手の手口から具体的に解説があり、被害を防ぐために、インターネット使用上の注意点をまとめた標語「あくまがでた」※などを用いた情報モラル教育と、子どもとの良好な関係の構築が重要であると伝えられました。
後半は、心理講座 下村美刈教授が「コロナ禍の子ども達と親への影響と対応」を講演しました。いつもと違う行動は異常事態における正常反応と説明され、子どもとのかかわり方について助言がありました。また、親や教職員の不安やストレスが子どもに影響を与えないよう、セルフケアでの対策方法を動画で紹介されました。
今回のテーマは附属学校からの要望を参考としたもので、教育現場で今まさに直面しているさまざまな問題へのヒントを得られた研修会となりました。
(附属学校課 附属学校総務係 石川有子)
2021年7月22日 附属高校と本学の学生が刈谷青年会議所のSDGsイベントに参加しました。
2021年08月18日
一般社団法人 刈谷青年会議所主催の「まちの課題から考える未来」が、7月22日(木?祝)に刈谷市産業振興センターで開催され、本学の学生団体SAGA(サーガ)のメンバーと附属高等学校の高校生が参加しました。本イベントの前半では、SDGsの活動を展開する事例発表として、SAGA、名古屋市立大学のWende(ヴェンデ)、(株)マルワの3団体の発表が行われ、それぞれの団体が取り組むSDGsの活動について紹介が行われました。
後半では、刈谷青年会議所のメンバー、事例発表の3団体、そして刈谷市内の刈谷高等学校、刈谷北高等学校、刈谷東高等学校、愛知教育大学附属高等学校の4校から14人の高校生が5つのグループに分かれて、「持続可能な未来を考える」をテーマにディスカッションが行われました。さまざまなテーマに基づいて刈谷を盛り上げるアイデアを集約して、グループごとに発表を行いました。
今回提案されたアイデアについて、今後、具体的な実現に向けて、9月に開催される次回のイベント「SDGsアイデアコンテスト」で盛り上げていく予定です。
こうしたイベントは、刈谷市内の企業、大学、高校と、異なる業種、世代が集まって刈谷市の発展を考えるもので、まさにSDGsを展開するための事業となっています。今回のイベントによって、本学と名古屋市立大学の学生、刈谷市内の高校生、そして刈谷市の企業が共通の話題に沿って交流が図られ、地域と大学を結びつける開かれた事業として、その先駆けになったのではと思います。
(地域連携センター 副センター長 大鹿聖公)
2021年7月14日 附属名古屋小学校2年生が校外学習で大学を訪問し、施設見学、授業参加を通して楽しく学びました。
2021年08月20日
7月14日(水)、附属名古屋小学校2年生が校外学習で大学を訪問し、施設見学、授業参加を通して楽しく学びました。 この校外授業は、2020年に野田敦敬学長が附属名古屋小学校を訪れた際にかかわった子どもたちで、生活科や体育の授業でもつながりがあることから、生活科教育講座 加納誠司教授、保健体育講座 鈴木一成准教授、生活科教育講座 西野雄一郎講師と附属名古屋小学校の井上歩教諭の連携により実現しました。
まず、3クラス100人が学長室、附属図書館(キッズライブラリー?資料室)の3カ所をローテーションで巡りました。 学長室訪問では、野田学長からのあいさつの後、生活科のアクティビティ「割り箸と輪ゴムを使った実験」の説明があり、子どもたちは真剣なまなざしで課題を達成することに挑戦し、学長室でのひとときを楽しみました。
附属図書館では、普段の図書室とはスケールの違う図書館の大きさに驚き、はしゃぐ子どもたちでしたが、キッズライブラリーで大小さまざまな和書?洋書に囲まれ、気に入った本を見つけて静かに読み入っていました。次いで、図書館職員から資料室に案内され、貴重な資料や資材の説明に耳を傾け、ノートにメモを取る子どもたちもいました。
次に、本部棟第一会議室にて、生活科の授業を通じて学生と交流しました。野田学長、加納教授、西野講師、学生のサポートを受けながら、子どもたちはさまざまな実験に取り組み、笑顔が絶えない楽しい体験となりました。
授業後は第二共通棟へ移動して、大きな階段教室で2年生全員と担任の先生が一緒に、持ってきたお弁当を静かに食べました。
最後の施設見学は講堂で、子どもたちは等間隔を空けて客席に座り、ダンス部の演舞を観劇しました。その後、ダンス部顧問の保健体育講座 成瀬麻美准教授から本学公式マスコットキャラクター愛教ちゃんとサブキャラクターのエディがクイズ形式で紹介されました。最後は、全員でダンス!ダンス!ダンス!子どもたちのはしゃぐ声が講堂に響き渡りました。
後日、附属名古屋小学校から子どもたちの声が届きました。
「がくちょう先生のロケットはよくとんだ」「図書かんでれきしのへやをみて、れきしがすきになった」「いろんな先生がやさしくおしえてくれた」「あいきょうちゃんとエディに会えてうれしかった」「ダンスがかっこよかった」など、思い出に残る一日になった様子がよく分かりました。
本訪問は未来共創プランの戦略1「大学及びその周辺地域を『学び』と『遊び』を一体化できるエリアとして、実践フィールドと実践プログラムを提供します。」につながる試行的取り組みとなり、今後の効果が期待できるものとなりました。
(広報課 副課長 長谷川由香)
2021年7月21日 全学FD集会「協働学習支援ツール『コラボノートEX』を使ったワークショップ」を開催
2021年08月20日
コラボノートEXは、オンライン上で、模造紙に複数人が付箋を貼り、瞬時に可視化?共有できる協働学習支援ツールです。GIGAスクール構想の下、愛知県内でも名古屋市、岡崎市、豊橋市をはじめ多数の自治体で活用されています。
7月21日(水)に、当ツールを実際の授業で活用するイメージを持つことを目的とした、ワークショップ型の全学FD集会を、教育未来館の多目的ホールで開催しました。講師に、当ツール開発元の(株)ジェイアール四国コミュニケーションウェアから、中部営業所所長の朝倉浩之氏をお招きし、対面およびオンラインにより、教職員、学部?大学院生の計38人が参加しました。
はじめに、参加者は、手元のタブレットで、付箋の作り方や貼り方などの基本操作を体験し、共有する方法を学びました。次に、本学の小ネタを持ち寄って、「愛教大みいつけた!新聞」を作成するグループワークに取り組みました。各グループは、「学食のうどん?そばが復活!」、「自然科学棟が改修により綺麗になりました!」など、写真付きの小ネタを模造紙に掲載した新聞を作成し、お互いの作品を共有しました。
最後に、朝倉氏から「思考ツール」を使った実際の事例紹介がありました。終了後の参加者のアンケートでは、「事例により、小?中学校の授業場面で使うイメージを持つことができました」、「今後の教育現場で取り入れてみたいと思いました」などの感想が寄せられ、GIGAスクール構想における学びの在り方について理解を深める機会となりました。
- 関連リンク
本学アクティブ?ラーニングプロジェクトでは、コラボノートEXのアカウントを発行しています。授業等での利用をご希望の方は、下記リンクからお申し込みください。
(学内専用)ALプロジェクトICT機器等の貸し出しについて(外部サイト)
(教務企画課 教職キャリアセンター支援係 吉田穂波)
2021年8月7日 ひらめき☆ときめきサイエンス2021「天気予報のツボ」を開催しました。
2021年08月24日
8月7日(土)、日本学術振興会(科学研究費助成事業)ひらめき☆ときめきサイエンス2021「"天気予報のツボ":気象実験や、実データによる予報作成?検証体験と合わせて学ぶ」を、自然科学棟サイエンスアクティビティルームにて開催しました。ホームページなどで参加者を募り、高校生14人、中学生12人が参加しました。
ひらめき☆ときめきサイエンスとは、科学研究費助成事業(科研費)により行われている研究成果に、未来を担う若い世代の小学5?6年生、中学生、高校生の皆さんが、直に見る、聞く、触れることで、科学のおもしろさを感じてもらうプログラムです。「天気予報のツボ」では、気象学を研究する理科教育講座 田口正和准教授が、身近なようで実はあまりよく知られていない天気予報について学べる内容を企画?実施しました。
まず、田口准教授が、日本付近の天気についておさらいした後、過去の天気予報から素朴な疑問を問い掛け、一日のプログラムの導入としました。次に、ゲスト講師に気象予報士でもある槇野泰夫先生(日本気象予報士会東海支部)が、気圧?凝結?雨粒などに関する実験を紹介しました。さらに、もうひとりのゲスト講師の多々良秀世先生(同)から、現場でも使用される資料を用いて天気変化の読み取り?予報文作りを教えていただき、参加者自身で天気予報の作成に挑戦しました。最後にまとめとして、天気予報の仕組み?歴史?課題などを勉強しました。
参加者からは「雨粒の形を実験で実際に見ることができて楽しかった」「毎日見ている天気予報がどのように作成されているか知ることができた」という声が多く寄せられ、天気予報や科学により興味を持ってもらえた機会となりました。
(学術研究支援課 研究支援係 杉村和美)
2021年8月20日 「キャリア?ブリッジ」をオンラインで実施しました。
2021年08月25日
8月20日(金)、愛知県教育委員会キャリア教育推進事業「キャリア?ブリッジ」の一プログラムとして、教育に関心のある高校生17人がオンラインでプログラムに参加し、本学の学生5人と共に大学での学びを体験しました。
「キャリア?ブリッジ」は愛知県教育委員会のキャリア教育推進事業としてNPO法人アスクネットが受託し企画した事業で、「大学の学びと将来をつなげる」ことを目的とし、1日目は大学での学びを体験、2日目はそうした大学での学びにかかわる企業?事業所にて体験活動を行うことで高校生たちが大学での学びと将来をつなげて考えるきっかけになればという趣旨の下実施している活動です。
本学では2018年度、2019年度に続き(2020年度は新型コロナウイルス感染拡大のため事業が中止)、今年度も高校生に教育大学で学ぶということを知っていただく場の一つになればとの思いで、受け入れ校の一つとして担当し、本学のキャンパスにて大学生と共に学ぶ機会を提供する予定で準備を進めてきました。しかし、直前になり感染者数の急増など社会的な状況を踏まえ、対面での実施をオンラインに切り替えることに。場合によってはオンラインでの実施になることは事前に参加者には伝えていたものの、当日高校生がどの程度オンラインでのワークに取り組めるのか、また接続の問題は起きないのか心配もありましたが、予定していた17人の参加者全員が接続し、何とか無事取り組むことができました。
前半は自己紹介から始まりオンラインでのやり取りに慣れてもらいながら、初めて会うメンバーと対話をする経験を通してICTツールを活用した教育の可能性や、対面でなくオンラインという環境の中、他者とつながりあうことで得られるものは何か考えてもらう機会としました。大学生サポーターも、高校生が安心して話ができるよう、チャットを活用してコメントを書き込んだり、高校生が意見を出しやすいよう、自分たちの経験を紹介したりと積極的にかかわってくれ、オンラインながらも話しやすい場づくりをしてくれました。
休憩を挟んで後半は、キャリアに関するミニ講義を聴き、その後、よりよく人生を生きていくことを考えた時、「個性はいる?いらない?」というテーマで各グループに分かれて議論。正解が一つではない問題について、大学生のサポーターと共に、それぞれのグループが自分たちなりの視点で日々の高校生活と関連付けながら話し合うことができました。
高校生からは、「初めてのメンバーだったにもかかわらず話し合うことができた」「大学ならではの深い話ができてよかった」という声が、大学生からも「高校生が積極的に発言して考えてくれて新しい視点が得られた」などの感想があり、お互いにとってよい学びの場となりました。
今回オンラインという場にはなりましたが、今できる環境の中でも学びを進めていこうとする高校生や大学生の姿に希望を感じた時間となりました。またぜひ高校生と大学生がともに「教育」について考えを深めていく機会がつくれたらと思います。
(学校教育講座 准教授 高綱睦美)
2021年7月14日 豊田市の小学校で学生団体SAGAがSDGsについての出前授業を行いました。
2021年08月31日
7月14日(水)、豊田市の小学校で4年生の子どもたちに、SDGs*の普及?啓発を推進する学生団体SAGA(サーガ)がSDGsに関する授業を行いました。子どもたちにはSAGAが開発した教材「SDGsかるた」を使って、SDGsを達成するために『自分にできることを1つ見つける』というテーマについて考えてもらいました。
今回の出前授業は、「大学生のお兄さんお姉さんからSDGsについて学ぶ機会をもつことで、子どもたちに良い影響を与えてもらいたい」「子どもたちがSDGsについて知るとともに、今の自分たちには何ができるのかということを考えてほしい」といった思いを持った小学校の先生から「SDGsについて小学生に教えてくれる大学生はいないか」と大学に問い合わせがあり、実現しました。授業は総合的な学習の時間で行いました。
授業では、まず、子どもたちにSDGsの概要と今回の授業のテーマ『自分にできることを1つ見つける』を伝えました。その後、「SDGsかるた」のルールをSAGAの学生がお手本となって説明した上で、実際に「SDGsかるた」とワークシートを用いたグループワークに取り組んでもらいました。
子どもたちは学生によるお手本の様子を興味深く見つめ、実際にかるたを行っているときは大きく盛り上がり、楽しそうな様子が見られました。今後は、今回の出前授業で分かった、授業の進め方や教材の改良点などを生かした授業づくりをしていこうと思います。
*SDGs(Sustainable Development Goals):17のゴール?169のターゲットで構成された、2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標のこと
(学生団体 SAGA)