2021年8月4日 「令和3年度附属学校の安全対策に関する研修会」を開催しました。
2021年08月18日
8月4日(水)、「令和3年度附属学校の安全対策に関する研修会」を開催しました。
本研修会は、大阪教育大学附属池田小事件の後に毎年開催しており、今回で17回目となります。昨年度はコロナウイルス感染症の流行のため中止としましたが、本年度はオンラインにより実施し、附属学校教員を中心に160人以上が参加しました。
会の前半は、「SNSのセキュリティについて」と題し、情報教育講座 福井真二准教授から子どもがSNSで被害に遭う理由について、子どもの心理および相手の手口から具体的に解説があり、被害を防ぐために、インターネット使用上の注意点をまとめた標語「あくまがでた」※などを用いた情報モラル教育と、子どもとの良好な関係の構築が重要であると伝えられました。
後半は、心理講座 下村美刈教授が「コロナ禍の子ども達と親への影響と対応」を講演しました。いつもと違う行動は異常事態における正常反応と説明され、子どもとのかかわり方について助言がありました。また、親や教職員の不安やストレスが子どもに影響を与えないよう、セルフケアでの対策方法を動画で紹介されました。
今回のテーマは附属学校からの要望を参考としたもので、教育現場で今まさに直面しているさまざまな問題へのヒントを得られた研修会となりました。
(附属学校課 附属学校総務係 石川有子)