News & Topics:2016年12月掲載分
- 2016年11月9日 教育臨床カフェ第2弾「子ども同士のトラブルの解決!-法律の専門家に学ぶ-」を開催
- 2016年11月20日 愛知教育大学ホームカミングデーを開催
- 2016年10月30日,11月13日 「発達障害に関する教員向けの視覚教材(DVD)」の撮影を実施
- 2016年11月19日,20日 「2016年度秋の祭典」を開催
- 2016年11月23日 平成28年度教育臨床総合センターシンポジウム「知的障害者?発達障害者の就労支援 -教育?福祉?労働?保護者の連携-」を開催
- 2016年11月分 本学掲載の新聞記事,雑誌紹介
- 2016年10月25日 社会科教育講座 真島聖子准教授が国税庁長官賞(租税教育の推進)を受賞し,表彰式が行われました。
- 2016年11月30日 個人情報保護?情報セキュリティセミナーを開催
- 2016年12月3日 社会科教育講座 嶺崎寛子准教授が澁澤賞を授与されました。
- 2016年11月15日 教員養成の質向上に関する会議を開催
- 2016年12月2日,3日 学長,上口理事が5人の国会議員の事務所を訪問し,意見交換
- 2016年12月14日 愛知教育大学?愛知県内教育委員会地域教育連携推進協議会を開催
2016年11月9日 教育臨床カフェ第2弾「子ども同士のトラブルの解決!-法律の専門家に学ぶ-」を開催
2016年12月 6日
我が国は現在インクルーシブ教育(排除しない教育)を推進しています。ただその実現までの道のりでは,学級内で多様な価値観が共存することから,ときにその違いからトラブルやいじめ等に発展してしまうことがあるかもしれません。未来の教師やスクールカウンセラーはこうした価値観の対立を調整するという新たな課題に臨まなければなりません。そこで,今回は法律の専門家から学級内での紛争解決のノウハウを学ぶための研修会を学生たちが企画立案しました。
11月9日(水)午後1時から本学教育交流館にて,「子ども同士のトラブルの解決!-法律の専門家に学ぶ-」を開催しました。講師は弁護士の原道也氏を招き,学生20人,教職員4人,医療関係者1人の計25人が参加しました。
はじめに,子ども同士のトラブルの実際やその発生原因の法的分析について,具体例を交えたわかりやすい説明がありました。証拠により事実の存否を決し,規範を定立してあてはめる等の「紛争解決の方式」や,情緒的な言語活動に,事実に評価を加える論理的な言語活動など「議論の手法」を学びました。次に,法教育ワークとして,アパート契約にかかる参加者にとって身近な事案の「模擬調停プログラム」に取り組みました。まず,3人1組のグループに分かれ,アパートの借り主と大家,調停員に扮し,それぞれの立場でトラブル解決に着手しました。一旦,借り主?大家?調停員同士で集まり,相互意見交換を行い,大いに盛り上がりました。その後,調停を再開,トラブル解決に取り組みました。参加者からは「何が譲れないところで何なら妥協できるかを考えることも大切」「来年から教師になります。事実を基にトラブルを解決していく術を知ることができてよかった」などの感想が寄せられました。
今後も教育と法律家との連携の可能性を模索しながら未来の教育の充実を目指していければと思っています。
(教育臨床学講座 准教授 三谷聖也)
(高度教員養成支援課 教育臨床係長 長谷川由香)
2016年11月20日 愛知教育大学ホームカミングデーを開催
2016年12月 6日
11月20日(日)本学初となる「愛知教育大学ホームカミングデー」を開催しました。
ホームカミングデーは,本学の卒業生等が一堂に会し,親睦を深め,本学の現在について情報共有することを目的に,教育大学の特色を生かした「学びの交流会」を中心に,「OB/OG?名誉教授懇談会」「キャンパスツアー」「全体講演会」「懇親会」を実施しました。
当日は天候にも恵まれ,また秋の祭典(大学祭)との同時開催ということもあり,卒業生,在学生,本学元教員,本学教職員など,約300人の参加がありました。
「学びの交流会」は,在学生と卒業生が共に学び交流するイベントとして,大学教員が中心となり,10講座が教科研究会や修論発表会等を開催し,約270人が参加しました。「もう少し時間が欲しいと思えるほどよかった」「現役学生と話すことができて新鮮だった」という意見も聞かれ,充実した企画となりました。
「全体講演会」では,後藤ひとみ学長による「愛知教育大学の今とこれから」をテーマに講演会が行われました。
多校種にわたるプロフェッショナルな教員養成を行う「教育の総合大学」であることを自覚した教育研究活動に取り組み,その成果は,正規教員就職者数6年連続全国1位となっていることなど本学の現状について説明した後,平成29年度からは,「教員養成課程」の中に「生活科選修」「日本語教育選修」を新設してさらに充実させ,『チーム学校』を形成するため,学校が抱える現代的課題を支援する人材の養成を目的に,現代学芸課程を一新して「教育支援専門職養成課程」を新設することなど,本学のこれからについて語られました。
「懇親会」には,約90人の卒業生,在学生,教職員等が参加し,同窓会長の竹原 裕 名誉教授のあいさつと乾杯の発声により会が始まり,大いに盛り上がりました。
卒業生と在学生がつながり,新たな学びの場を提供することができたことで,有意義なホームカミングデーとなりました。
(総務課 総務係 酒井加奈子)
2016年10月30日,11月13日 「発達障害に関する教員向けの視覚教材(DVD)」の撮影を実施
2016年12月19日
10月30日(日)と11月13日(日)の2日間,文部科学省 平成28年度 発達障害の可能性のある児童生徒等に対する早期?継続支援事業(発達障害早期支援研究事業)「発達障害に関する教員向けの視覚教材(DVD)」の撮影を本学第一共通棟および教育交流館において行いました。
発達障害のある児童生徒は,発達障害のない児童生徒とは異なる認知の仕方をするため,学習の理解や対人コミュニケーションが苦手であり,学校生活の中で不便を感じたり,傷つきの体験を積み重ねたりします。教員がその存在に気づき,学習面や行動面,対人関係の面などで適切に彼らの思いをくみ取り,認知の偏りや対人関係スキル等を向上させる支援ができるよう,彼らと日常的にかかわる教員の発達障害の知識や対応スキル向上の一助を目的として,視覚教材(DVD)の制作をしています。
本教材では自閉スペクトラム症を取り上げ,「積極奇異型」「受身型」「孤立型」に分類し,ドラマ仕立てに構成しています。また,この教材とあわせて「問題編」「解説」「解決編」と文章で分かりやすくまとめた小冊子「先生のための発達障害」を刊行する予定もあります。
最後に,本視覚教材と小冊子の制作?編集はインクルーシブシアター,拠点地域として豊明市教育委員会,シナリオアドバイザーとして山口大学教育学部 木谷秀勝教授にご協力をいただきました。
(教育臨床総合センター長 祖父江典人)
(高度教員養成支援課 教育臨床係長 長谷川由香)
2016年11月19日,20日 「2016年度秋の祭典」を開催
2016年12月19日
11月19日(土)から20日(日) 「2016年度 愛知教育大学秋の祭典」を本学キャンパスで開催し,多くの学生や一般参加者でにぎわいました。今年のテーマは「彩(いろどり)~秋のぬりなおし大作戦~」です。祭典期間中の来場者はスポーツ祭が約900人,模擬店やステージが約1,300人となり,多くの方に足を運んでいただくことができました。(いずれも延人数)
学生による出店は,個性あふれるものとなりました。クラブ?サークル,選修?専攻による模擬店が構内に立ち並び,たこ焼き,中華そば,団子,大判焼き,イノシシ肉などを販売。学生は店舗の装飾やメニューに工夫を凝らして,元気な声で来場者を呼び込んで盛り上げました。教室ではプラネタリウム,写真展示や落語?漫才,アカペラなどが披露されていました。また附属図書館前の野外ステージではバンド演奏やトーチトワリングのパフォーマンスなどが行われ,観客と一体になって盛り上がっていました。
秋の祭典は学生主体の秋の祭典実行委員会が運営をしていますが,当日は来場者への応対や学内の巡回など,どの委員も忙しそうに仕事をこなしていました。濵島裕規実行委員長(初等教育教員養成 理科選修)は当日の来場者に感謝し,「ご来場された方々,本当にありがとうございました。楽しんでいただけましたでしょうか。おかげさまで秋の祭典は大成功という形で彩られたように思われます。来年度もより一層楽しい秋祭を開催させていただきますので,皆さまのご来場を委員一同,心よりお待ちしています」と語っていました。
(学生支援課 課外教育担当 桂田裕也)
2016年11月23日 平成28年度教育臨床総合センターシンポジウム「知的障害者?発達障害者の就労支援 -教育?福祉?労働?保護者の連携-」を開催
2016年12月19日
平成28年8月に「発達障害者支援法の一部を改正する法律」が施行され,発達障害者の自立および社会参加への協力支援等,より一層の充実を図ることが求められております。
教育臨床総合センター?そだちの支援研究部門?では,発達支援相談室において学童期の知的障害児?発達障害児の支援を行っており,学校を卒業した後の進路選択も喫緊の課題であると感じています。また,障害者の就労を支援していくには,教育?福祉?労働ならびに保護者との連携がきわめて重要なポイントとなります。そこでさまざまな視点でこの課題を検討していくため,今回のシンポジウムを企画しました。
以上の趣旨を踏まえて,11月23日(水)13:30から本学第二共通棟にて,教育臨床総合センターシンポジウム「知的障害者?発達障害者の就労支援-教育?福祉?労働?保護者の連携-」を開催しました。後藤ひとみ学長からのあいさつ,司会の吉岡恒生教授(そだちの支援研究部門?障害児教育講座)からの趣旨説明が行われたのち,長年障害者の就労に尽力されてきた山﨑尚樹氏よりテーマ全般に関わる基調講演,シンポジストより教育?福祉?労働?保護者それぞれの立場から話題提供がありました。本学教員8人,学生28人,学外者105人(教育49,福祉10,保護者16,行政?医療13,その他17)の計141人が参加しました。
- 講師?指定討論者
山﨑 尚樹 氏(就労移行支援事業所「マーム」所長) - シンポジスト
成澤俊輔 氏(NPO法人FDA理事)-労働?福祉の立場から-
都築正徳 氏(安城特別支援学校 進路指導主事)-教育の立場から-
多久島睦美 氏(NPO法人全国LD親の会 副理事長)-保護者の立場から-
基調講演では,山﨑氏より「障がい者雇用の現状や制度の変化」について説明があり,学校や家庭の連携協力のもと,早期に就職準備を始めることが,「就職自立」「安定就労」の実現に向けて重要であることを学びました。
次にシンポジウムに移り,まず成澤氏よりNPO法人FDAのスタッフには健常者のほかに障がいのあるスタッフもいるため,当事者目線での就職支援等を行っていることが熱く語られました。次に都築氏より特別支援学校の進路状況について説明があり,就労に向けた新たな取り組みとして,保護者を介して支援機関と連携し,学校の支援との関連づけた支援が可能になった事例が紹介されました。最後に多久島氏から全国LD親の会調査にて,高等教育への進学率50%以上,障害者手帳の取得率66%であることが報告され,大人になってから発達障害であることに気づくケースもあり,本人の障害受容が課題となっていることが語られました。
小休憩をはさんで,指定討論者の山﨑氏を中心にシンポジストとの間で,保護者との連携,軽度の障害当事者への告知,障害受容等をめぐって意見交換がなされました。
最後に,教育臨床総合センター長の祖父江典人教授があいさつを行い,シンポジウム全体の雰囲気をまとめました。シンポジウム終了後,聴講者より「大変内容の濃い,ためになるシンポジウムだった」等の声が聞かれました。
(教育臨床総合センター そだちの支援研究部門担当教員 吉岡恒生)
(高度教員養成支援課 教育臨床係長 長谷川由香)
2016年11月分 本学掲載の新聞記事,雑誌紹介
2016年12月19日
2016年11月に掲載された新聞記事は6件,雑誌は1件です。このほかに紹介された記事等あれば広報まで情報をお寄せください。
新聞記事
- 社会科教育講座 真島聖子准教授が名古屋国税局から表彰を受ける
- 「放射線教育」を充実させる取り組みとしてHATOプロジェクトの活動を紹介
【11/12(土) 朝日新聞朝刊】
- 教育支援専門職養成課程新設の紹介
- 保健体育講座 榊原洋子准教授のアスベストに関する授業を紹介
【10/20(木) 朝日新聞朝刊】
- 全日本女子学生剣道優勝大会に参加した本学剣道部主将のコメントを紹介
- 教員の不祥事に関する記事の中で,学校教育講座 子安 潤教授のコメントを掲載
【11/18(金) 日本経済新聞朝刊】
- 教育支援専門職養成課程新設の紹介
雑誌
- 学事出版発行「学校事務」12月号
「チームとしての学校」を実現する教職員人材育成について,学校教育講座 松原信継教授のインタビュー記事が掲載されました。
(総務課 広報?渉外担当 飯濱美樹)
2016年10月25日 社会科教育講座 真島聖子准教授が国税庁長官賞(租税教育の推進)を受賞し,表彰式が行われました。
2016年12月26日
社会科教育講座の真島聖子准教授は,社会科教育の研究活動において「租税教育」をテーマの一つとして,税を題材とした授業実践への支援や租税教育に関する講演会等の講師を務める等,租税教育の推進に尽力されてきました。
今回,これらの多年にわたる活動が国税庁長官から表彰されました。
中でも「税を題材とした授業実践」は中学校の授業場面を想定し,税を身近に感じることで税をめぐる社会の問題を自分の問題として考える生徒の育成を目指して,学生とともに授業研究を進めるもので,教員養成を主とする本学としても喜ばしい成果となりました。
なお,表彰式は財務省国税庁主催で10月25日に行われ,全国から3人が表彰されました。
(研究連携課 人文社会科学系 学系担当係長 中村章二)
2016年11月30日 個人情報保護?情報セキュリティセミナーを開催
2016年12月26日
11月30日(水) マカフィー株式会社セールスエンジニアリング本部 中部?西日本SE部の開本達夫氏を講師に招き,2016年度個人情報保護?情報セキュリティセミナーを開催し,「IT環境を取り巻くセキュリティ脅威―最新脅威動向ご紹介―」をテーマに講演いただきました。
冒頭のあいさつで,CISO(最高情報セキュリティ責任者)である上口孝之理事(総務?財務担当)?副学長?事務局長は「昨今,大学への情報セキュリティに関する社会的要請はますます強くなっている。本学でも対策を強化し,この要請に応えていく必要がある」と話し,情報セキュリティ対策の重要性を強調しました。
2会場で同時開催をしたセミナーには,教職員や学生,学外の方など計148人が参加し,情報セキュリティの重要性や対策方法,心構えについて理解を深めました。
参加した職員は「セキュリティ対策ソフトやセキュリティ対策機器に頼るだけでなく,各利用者が危機感を持たなくてはならないと感じた。今後も自分が当事者とならないよう,危機意識をもって業務に臨みたい」と語っていました。
(情報図書課 情報化支援担当 柴山佳菜)
2016年12月3日 社会科教育講座 嶺崎寛子准教授が澁澤賞を授与されました。
2016年12月26日
イスラーム文化におけるジェンダーに関する研究を行っている社会科教育講座 嶺崎寛子准教授が第43回澁澤賞を受賞されました。
今回の受賞は,著書『イスラーム復興とジェンダー―現代エジプト社会を生きる女性たち』における人類学,宗教学,ジェンダー研究を架橋する研究上の試みが高く評価されたものです。
今日,グローバル化の急激な進展により,世界ではさまざまな問題が生じていますが,これらの解決には異なる文化を理解する姿勢が必要です。
本学の大学憲章には研究目標として「平和で豊かな未来の実現」を掲げており,今回の受賞は,本学の進める研究活動においても大きな励みとなりました。
(研究連携課 人文社会科学系 学系担当係長 中村章二)
2016年11月15日 教員養成の質向上に関する会議を開催
2016年12月27日
11月15日(火) 本年度第1回の本学教員養成の質向上に関する会議を開催しました。本会議は,教育委員会の教育長,校園長会の長,本学OBといった教育関係者を委員とする学長の諮問機関「教員養成の質向上に関する諮問会議」として,平成26年度に発足し,平成28年3月には『教員養成の質向上に向けた方策について』を答申しました。本年度からは,本学が行う教員養成にかかわる養成人材像,カリキュラム,現職教員の再教育をはじめとするさまざまな事項について,提案や助言を得て,質の向上を図っていくことを目的とした「教員養成の質向上に関する会議」に改称し,実施していくこととなりました。
今回の会議では,後藤ひとみ学長のあいさつの後,議長に平松直巳委員(愛知県教育委員会教育長),副議長に杉﨑正美委員(名古屋市教育委員会教育長)を選出し,昨年度の答申をふまえた本学改革の方向性や取り組みを議事として,意見交換や質疑が行われました。議事のテーマに挙げた「高大接続を意識した本学入試の在り方」「『校長および教員の資質向上に関する指標の策定』にむけた本学の役割」に対して,早速,各委員から具体な方策の意見も出され,最後に学長から,貴重な意見をいただいたことへの謝辞と,今後に向けての考えなどが述べられ,会議を終了しました。
(総務課 改革?評価室長 玉越貴文)
2016年12月2日,3日 学長,上口理事が5人の国会議員の事務所を訪問し,意見交換
2016年12月27日
12月2日(金) 後藤ひとみ学長および上口孝之理事(総務?財務担当)?副学長?事務局長が,衆議院第二議員会館の池田佳隆衆議院議員(愛知比例,文部科学委員会委員)の事務所を訪問し,国立大学法人運営費交付金削減,施設整備状況,教職大学院にかかるインセンティブ等について,意見交換を行うとともに,本学の状況を説明しました。後藤学長から資料により説明を受けた池田議員は,教育の見える化(成果)と人材育成(教員養成)の必要性を唱えられていました。30分の予定であった面談時間を大幅に超え,1時間にわたり充実した意見交換を行いました。
その後,大見正衆議院議員(愛知比例)の事務所を訪問し,同様の意見交換を行うとともに,本学の状況を説明しました。
後藤学長から資料により説明を受けた大見議員は,外国人児童生徒に対して体系的に教えることのできる教員の育成やICT教育に協力願いたい旨述べられ,予定の時間ぎりぎりまで充実した意見交換を行いました。
引き続き,翌日3日(土),後藤学長および上口理事は,丹羽秀樹衆議院議員(愛知6区)の春日井事務所を訪問し,同様の意見交換を行うとともに,本学の状況を説明しました。
30分という限られた時間の中で,後藤学長から資料により説明を受けた丹羽議員は,チーム学校として地域との連携を図り,特色ある大学として活躍願いたい旨述べられました。
その後,青山周平衆議院議員(愛知比例,文部科学委員会委員)の岡崎事務所を訪問し,同様の意見交換を行うとともに,本学の状況を説明しました。
後藤学長から資料により説明を受けた青山議員は,教職大学院の処遇改善について意見交換に時間を割いていただき,面談時間を超えた訪問となりました。
さらに,斎藤嘉隆参議院議員(愛知県,文教科学委員会筆頭理事)の名古屋市中川区事務所を訪問し,同様の意見交換を行うとともに,本学の状況を説明しました。
限られた時間の中ではありましたが,教職大学院の処遇改善について理解をいただくことができました。
(総務課長 神谷和征)
2016年12月14日 愛知教育大学?愛知県内教育委員会地域教育連携推進協議会を開催
2016年12月27日
12月14日(水)10時から,KKRホテル名古屋において,愛知教育大学?愛知県内教育委員会地域教育連携推進協議会が開催されました。
今回で15回目の開催となる同協議会には,愛知県教育委員会荻原哲哉学習教育部長をはじめ11人の教育委員会関係者と,本学白井正康理事(連携担当)はじめ本学関係者12人の合計23人の委員が参加し,地域教育の連携推進に関する協議が行われました。
会に先立ち,白井理事から,地域連携型大学として日頃の連携に対するお礼と,来年度からの学部やカリキュラム改組についての報告があり,本日の協議会では教育改革について意見交換をしたい旨,また,荻原学習教育部長からは,愛知県内小?中?高等学校をはじめ,特別支援学校や教育委員会へのさまざまな支援,愛知県教育委員会が行っている協議会や審議会委員,愛知県総合教育センターでの研修や免許状更新講習,認定講習に対してのお礼に加え,特別支援学校教員免許状取得率向上,外国につながりのある児童生徒で日本語指導を必要とする児童生徒に対する支援,また,大学で連携と協働を図りながら優れた教員の育成,魅力的な教育活動の展開をしていくことで,これからの社会を担っていく子供たちを,力を合わせて育てていきたい旨のあいさつがありました。
協議会は,会長に白井理事,副会長に早瀬和利地域連携センター長を選出した後,白井理事の司会で進められました。議事については,愛知県総合教育センターと本学との連携および本学の地域連携事業について報告した後,地域教育連携に関する当面の課題として,「大学?学校?教育委員会とのコラボレーションの可能性」をテーマに,活発な意見交換が行われました。
主な意見交換は次のとおりです。
- 特別支援学校教諭免許状取得問題
- 教員対象講座や免許法認定亚洲通网址网_亚洲通官方网站の充実
- 高大接続?連携
- 教育公務員特例法等の一部改正
- 中堅教諭等資質向上研修関係(ミドルリーダー研修)
- 育成指標の策定,教員育成協議会の設置
その他,教育委員会関係者の委員から,大学や学生に対して,次の意見?要望がありました。
- 教員に対するイメージアップ
(研究連携課 社会連携係長 渡邊伸彦)