News & Topics:2023年11月掲載分
- 2023年9月23日と10月7日 外国人児童生徒等教育にかかわる方を対象に、オンラインで「基礎から学ぼう」シリーズを実施しました。
- 2023年10月23日 附属幼稚園4歳児クラスが自然観察実習園でさつまいも掘りを行いました。
- 2023年10月14日 「保護者懇談会2023」を開催
- 2023年9月27日 外国人児童生徒支援リソースルーム勉強会「話し方のプロと考える外国人児童生徒への伝え方」を開催
- 2023年10月15日 「秋の入試相談会」を開催しました。
- 2023年10月分 本学掲載の新聞記事、メディア紹介
- 2023年9月23日 未来共創プラン戦略1「子どもキャンパスプロジェクト」で「第1回AUEスポーツフェス」を開催!
- 2023年10月18日 刈谷市教育委員会と教職大学院の研修実施に関する覚書を取り交わしました。
- 2023年10月25日 令和5年度危機管理セミナーを開催
- 2023年11月4日、5日 パティオ地鯉鮒でおこなわれた第24回しみん芸術祭創造部門展にコラボレーションで出展
- 2023年10月25日 本学附属特別支援学校小学部が本学を訪問しました。
- 2023年11月1日 「子どもキャンパスプロジェクト」使途限定基金がスタートしました。
- 2023年10月23日から5日間 第2回愛教大ICT見本市を開催
- 2023年11月6日 令和5年度総合防災?防火訓練を実施
- 2023年10月31日 未来共創プラン戦略1「子どもキャンパスプロジェクト」の一環で星城高等学校の1年生が授業を見学?参加しました。
- 2023年9月9日~11月26日 「動きや音を楽しむ 樋口一成 木のおもちゃ展」を開催中
- 2023年11月6日~11月10日 附属図書館にて「論文の探し方」講座を開催
- 2023年11月2日 愛知教育大学同窓会と愛知教育大学との卒業生等のメールアドレスの利活用に関する覚書を締結しました。
- 2023年11月8日 企業体験活動を受講する学生がB.LEAGUE所属のプロバスケットボールチーム「シーホース三河」のホームゲームの運営を学びました。
- 2023年11月14日 第2回スクールリーダー研修会を実施しました。
- 2023年10月29日 ひらめき☆ときめきサイエンス2023「フィールドワークに行こう!」を開催しました。
- 2023年11月18日 第17回科学?ものづくりフェスタ@愛教大を開催しました。
- 2023年11月17日 附属高等学校と上海市甘泉外国語中学が友好協力交流協定を締結しました。
2023年9月23日と10月7日 外国人児童生徒等教育にかかわる方を対象に、オンラインで「基礎から学ぼう」シリーズを実施しました。
2023年11月 2日
「基礎から学ぼう」シリーズは、外国人児童生徒等教育にかかわる方、かかわりたいとお考えの方に向けて外国人児童生徒等教育にかかわる4つの項目を取り上げ、基礎から解説する研修会として2021年度から、愛知教育大学日本語教育支援センターが主催し今回で3回目となります。
はじめに、日本語教育支援センター長の杉浦慶一郎理事(連携?附属学校担当)から、「日本語支援が必要な児童生徒が増加する一方、研修の増加が追い付いていない現状がある中で、センターとして研修を行うことで外国人児童生徒支援に貢献したい」とあいさつがありました。
次いで、菅原雅枝准教授(日本語教育講座)から本研修の趣旨として、子どもたちの日本語指導をめぐって担当者の頻繁な異動などの課題がある中で、携わる全員が基本的な情報を有することが必要と考え実施していることの説明がありました。
9月23日(土)実施の第1講座では「外国人児童生徒のためのJSL対話型アセスメント(DLA)」をテーマに、関西大学の伊澤明香先生からDLAの概要の説明と実施上のポイントについて解説をいただきました。子どもの「できた」という思いを引き出し、その子どものベストパフォーマンスを知ることが重要であるということを学びました。
同日の第2講座では「特別の教育課程による日本語指導と個別の指導計画」をテーマに、豊橋市教育委員会の築樋博子先生から特別の教育課程の位置づけなどについて解説をいただいた後に、個別の指導計画の記述方法について、特別の教育課程は在籍学級における指導につなげるものであり、次の指導者や担任、教科担任などと共有するために、成果や課題のみならず単元や手だてを記載することが有効であるという説明をいただきました。
10月7日(土)実施の第3講座では「初期日本語指導」をテーマに、横浜市立南吉田小学校で初期日本語指導を担当されている藤川美穂先生からお話いただきました。発達の途上にある子どもへの日本語指導は大人への指導とは異なり、発達段階にあわせた指導をする必要があること、日常的な日本語表現の指導(サバイバル日本語)、日本語の基礎知識の指導(日本語基礎)、日本語と教科の「統合学習」は並行的に行われること、子どもたちの学習経験や文化的背景等を考慮した一人ひとりに応じた支援が重要であること等を説明いただきました。
続いて第4講座では「JSLカリキュラム概要 ―学習活動を通して、日本語で学ぶ力を育成する―」をテーマに京都市教育委員会の大菅佐妃子先生からお話しいただきました。JSLカリキュラムは教室での学習活動に日本語で参加するための力、すなわち「日本語で学ぶ」力を育成するための支援ツールであること、日本語の力が不十分の場合は授業に参加できないと思われがちだが、日本語の力にあわせて参加できるようにする、という考え方であることを説明いただきました。その後、JSLカリキュラムの組み立て方について日本語の目標の立て方や、「支援」の工夫、在籍学級とのつながりなど、ご自身の経験も含めながら具体的に説明いただきました。
講座後のアンケートからは、「在籍学級の立場から、日本語教室の指導に関して理解が深まりました」「担任の先生と教科のどこに重点目標をおくか、相談しながら支援していこうと思いました」「指導主事として、個別の指導計画について作成の意図を正しく伝えるとともに先生方が困らないようにアドバイスをする上でとても参考になりました」といったようにさまざまな立場の方に有益な研修となった様子が伺えました。
JSL...第2言語としての日本語の意味。
対話型アセスメント(DLA)...日常会話はできるが、教科学習に困難を感じている児童生徒を対象に開発された、言語能力測定ツールです。紙や鉛筆による、いわゆるペーパー?テストでは測れない文化的?言語的多様な背景を持つ年少者の言語能力を対話を通して測る支援付き評価法です。
(地域連携課 課長 古田紀子/地域連携係 係長 松本典江)
2023年10月23日 附属幼稚園4歳児クラスが自然観察実習園でさつまいも掘りを行いました。
2023年11月 6日
10月23日(月)、心地よい風が吹く秋空の下、附属幼稚園4歳児クラス(赤組、青組)が担任教諭、養護教諭らと共に貸し切りバスで来学し、野田敦敬学長および新津勝二理事が出迎え、本学の教職員と幼児教育講座の学生含め総勢80人が自然観察実習園でさつまいも掘りを行いました。
野田学長から「さつまいもが大きく育って、早く皆さんに掘り起こしてほしいと、畑から顔を覗かせていますよ。大きなさつまいもをたくさん収穫してくださいね」とあいさつがありました。
園児が意気揚々とスコップを手にしたところで、附属幼稚園の先生から「大きなお芋を掘るぞー」と掛け声がかかり、園児達の「エイ、エイ、オー」と元気いっぱいな声を合図に、さつまいも掘りがスタートしました。
例年に比べ、さつまいもの生育が良く、園児の手の平には収まりきらないくらい大きなさつまいもを収穫し、園児の賑やかな声と学生の笑顔があふれ、園児だけでなく、教職員や学生にとっても非常に貴重な体験の場となったようです。
なお、当日収穫されたさつまいもを使用し、新津理事から収穫までにさつまいもの管理をおこなった実習園の作業員さん方へのお礼として、実習園で収穫されたさつまいものスイーツが振る舞われました。
(学術研究支援課 創造科学系 係長 玉城 寛人)
2023年10月14日 「保護者懇談会2023」を開催
2023年11月 6日
10月14日(土)「保護者懇談会2023」を開催しました。保護者懇談会は、本学学生の保護者向けに毎年開催している懇談会です。普段見ることのできない学生の一面や、大学を知る貴重な機会として、毎年多くの保護者が足を運び、今年度は約480人の参加がありました。
保護者懇談会は二部構成となっています。第一部は講堂において実施し、最初に野田敦敬学長からあいさつがあり、1.創基150周年記念事業の概要、2.教員養成を取り巻く状況、3.未来共創プランの実施状況、4.本学の財務状況の4点ついての説明を行いました。その後、担当副学長、学長補佐による修学、留学、学生生活、就職に関する大学全体の説明を行いました。最後は2人の学生による就職活動体験談で締めくくられ、会場は温かい拍手に包まれました。
第二部は、教員との個別面談や学生によるイベントを行いました。個別面談では、各所において、学生の就職や、成績状況について担当の教員が熱心に相談に乗り、保護者からは「普段の大学や子どもの様子など貴重な話を聞くことができました」などの声もいただきました。
学生によるイベントでは、教育交流館のラーニングコモンズにおいて本学のクラブ?サークル団体である管弦楽団、オカリナサークル、混声合唱団による公演を行い、第一共通棟ではAUEパートナーシップ団体(PS団体)の活動報告を実施しました。学生は発表を通して日々の課外活動の成果を存分に披露、発揮することができました。また、附属図書館では館内ツアーを開催し、自然科学棟の屋上に設置された天文台では3D宇宙シアターを行いました。多くの保護者が参加され、来場した保護者の高い関心がうかがえました。
(学生支援課 副課長 渡辺 朋和)
2023年9月27日 外国人児童生徒支援リソースルーム勉強会「話し方のプロと考える外国人児童生徒への伝え方」を開催
2023年11月 6日
9月27日(水)、日本語教育支援センター外国人児童生徒支援リソースルームでは大島光子氏(話し方講師?ラジオパーソナリティ)をお迎えし「話し方のプロと考える外国人児童生徒への伝え方」と題した勉強会を開催し、学生など約15人が参加しました。
この勉強会は学生が外国人児童生徒支援について知り、理解を深めるために年間、さまざまなテーマで開催する勉強会のうちの一つです。
初めに日本語教育支援センターの西山幸子助手が「日本語指導が必要な子どもに伝わる日本語」と題し、日本語教育の視点から学生に知っておいてほしいことを解説しました。次に、大島氏に「『伝える』と『伝わる』の違い」というテーマで講義を進めていただきました。
大島氏に「伝え方の大切なポイント」を伝授していただき、伝わる力を身につけるには聴き上手であることや積極的に相手を理解しようとする姿勢が重要であることを学びました。実際に声を出してワークを行う場面もあり、終始和やかな雰囲気でした。
参加者からは「今日の話を意識して教育実習に取り組みたい」「外国人児童生徒だけでなくあらゆる人と話すときに役立つ内容だった」などの感想があり、学んだことをすぐに活用できる素敵な勉強会となりました。
将来教壇に立つ予定の学生たちにとって「話すこと」「伝えること」は必須スキルであるだけに話し方のプロである大島講師に積極的に質問する姿が印象的でした。
(外国人児童生徒支援リソースルーム 福丸純子)
2023年10月15日 「秋の入試相談会」を開催しました。
2023年11月 9日
10月15日(日)に「秋の入試相談会」を開催しました。この相談会は、部活動等の大会のため7月のオープンキャンパスに参加できなかった方々からの「大学を見学したい」というご要望にお応えするために初めて企画したもので、県内や近隣の県だけでなく、北陸や鹿児島などの遠方を含め60組120人の方々にご参加いただきました。
今回は、入試課職員による個別相談会と施設見学会の2つのプログラムを企画し、個別相談会では、本学の受験を考えている高校生の皆さんが、入試への疑問や不安について気軽に相談できる場とすることができ「相談して、愛教大への進学の意識が高まった」などのお声をいただくことができました。
また、施設見学会では、学生生活を送る際に主となる施設の内外を見学できるツアーを複数回設定し、保護者を含めた多くの参加者から「大学案内だけでは分からなかったが、実際に見ることで大学の雰囲気を味わうことができた」とのお声をいただくことができました。
今後も、本学を目指す受験生の皆さんの疑問や不安が少しでも解消されるような相談会を企画していきたいと思います。
(入試課 大学院?共通テスト係 池内良平)
2023年10月分 本学掲載の新聞記事、メディア紹介
2023年11月10日
2023年10月に掲載された新聞記事は10件、ラジオ番組は2件、情報誌は1件です。この他に紹介された記事等があれば広報課まで情報をお寄せください。
新聞記事
- AUEパートナーシップ団体である学生団体「SAGA(サーガ)」がSDGsについて学ぶ教材「バイオミミクリー?トランプ」を刈谷市教育委員会含む西三河の小学校へ寄贈しました。教材はクラウドファンディングで113万円を調達して制作しました。
【10月13日(金) 刈谷ホームニュース 4面】
- コラム「この人」で学長として来年度4月から2年間の再任が決まった野田敦敬学長が紹介されました。
- 自分の興味のあるテーマに沿って新聞記事を切り抜いて模造紙に貼り、見出しや自分の考えを書き込んで仕上げる「新聞切り抜き作品」について紹介する記事で、NIE(教育に新聞を生かす)の実践に詳しい土屋武志特別教授(社会科教育講座)が「記事を使って表現することが、自分の考えや知識を再確認することになる。新しい情報に触れることで新しい見方も獲得できる」とコメントしました。
【10月12日(木) 東京新聞朝刊7面】
- 宮村悠介准教授(社会科教育講座)の研究が、大幸財団の人文?社会科学系学術研究の本年度の助成対象に選ばれました。
- タックル禁止のアメフトなど、既存のスポーツのルールや道具を変更し、安全性を高めた新たな競技が広がっており、頼住一昭教授(保健体育講座)が「少ない人数で誰でも安全に楽しめる競技の方が受け入れられやすい」とコメントしました。
【10月23日(月) 読売新聞夕刊11面】
- 10月23日(月)、愛知教育大学創基150周年記念事業「記念植樹プレート除幕式」?「記念展覧会オープニングセレモニー」を開催しました。記念植樹では桜を植樹し、展覧会では「青い目の人形展」と「記念写真展」を開始しました。
【10月25日(水) 読売新聞朝刊20面】
- 第71回全日本吹奏楽コンクールで愛知教育大学吹奏楽団が銅賞を受けました。
【10月29日(日) 朝日新聞朝刊21面】
- 犯罪に手を染めた無職の独身者について取り上げた記事で、川北稔准教授(教育ガバナンス講座)が、親と同居する無職の未婚者が増えていることを裏付けるデータを提供しました。
【10月31日(火) 朝日新聞朝刊25面】
ラジオ番組
- 10月15日(日)放送 CBCラジオ「燃えよ!研究の志士たち」
10月22日(日)放送 CBCラジオ「燃えよ!研究の志士たち」
渡邊幹男教授(理科教育講座)が紅葉について話しました。
情報誌
- 「内外教育」(10月3日付時事通信社発行)
愛知県教委がSDGsの研修会を開催し、大鹿聖公教授(理科教育講座)が「学校教育におけるESD/SDGs学習とは」の演題で講演し、学校の授業の中にSDGsの教育を落とし込むことができることをアドバイスしました。
(広報課 広報?渉外係 向井健人)
2023年9月23日 未来共創プラン戦略1「子どもキャンパスプロジェクト」で「第1回AUEスポーツフェス」を開催!
2023年11月10日
9月23日(土)、愛知教育大学未来共創プラン戦略1「子どもキャンパスプロジェクト」の取り組みとして、愛知教育大学のグラウンドを使用し、「第1回AUEスポーツフェス」を開催しました。
「AUEスポーツフェス」は、運動することの楽しさを伝えることや、地域の子どもたちに運動の機会と触れ合いの場を提供することを目的としています。昨年度はサッカーフェスとして、サッカースクールとサッカー大会の2部構成で実施しました。
2年目となる今年度は、ラグビースクールも同時開催し、子どもたちがより多くのスポーツを体験できる機会を設けました。
サッカースクールとサッカー大会では、豊田市を中心にサッカー教室を開催している豊田AFCに、ラグビースクールでは、三重県の女子ラグビーチームPEARLSにご協力いただきました。
また、指導に当たったサッカークラブのコーチや、女子ラグビー元日本代表の選手とともに、本学の学生と附属高校サッカー部の生徒も補助スタッフとして参加し、子どもたちと一緒にスポーツを楽しみました。
小学校5年生を対象としたサッカー大会では、愛知(豊田AFC?知立SS)、岐阜(FC.ENFINI)、三重(大山田SSS)、大阪(Salva de Souza)のサッカークラブ5チーム(63人)が参加しました。選手たちは日頃の練習の成果を発揮し、白熱した試合が続いた中で、FC.ENFINIが見事優勝を果たしました。
優勝チームにはトロフィーとメダルが授与され、参加者全員にオリジナルのボールペンがプレゼントされました。
サッカースクールでは、未就学児童(2才から5才)の36人と小学生低学年(1年生から3年生)の26人が参加しました。講師の指導のもと、ボールを使った運動やドリブル?シュートなどを体験し、最後はミニゲームを実施しました。
初めてサッカーを体験する子どもも多く、ボールを足で扱うことに戸惑う子もいましたが、大学生?高校生が個別に声をかけながら付き添っていたため、元気よく一生懸命に取り組んでいました。
ラグビースクールでは、未就学児22人と小学生低学年13人が参加しました。子どもたちは初めて触る楕円形のボールと腰に巻いたタグに興味津々で、スクールが始まる前から大学生?高校生と一緒になって遊んでいました。
スクールでは講師の指導のもと、タグ取りの鬼ごっこやボールを持ってのリレー、トライチャレンジなどを体験しました。
全員が初めてのラグビー体験でしたが、講師2人を中心に、大学生?高校生も一緒になって取り組み、参加者は終始笑顔で活動していました。
各スクールに参加してくれた子どもたちには、参加賞としてオリジナルシールと大学公式マスコットキャラクター「愛教ちゃん」の飴をプレゼントしました。 また、記念撮影の際には着ぐるみの愛教ちゃんも参加し、子どもたちからも大人気でした。
参加した子どもたちの保護者からも「子どもがすごく楽しんでいた」「補助スタッフのお兄さん、お姉さんが一緒になってやってくれたのでとてもいい雰囲気だった」「次回も参加したい」などの声を聞くことができ、大変好評でした。
また、補助スタッフとしてかかわった大学生?高校生にとっても、子どもたちのエネルギーに触れる貴重な交流の場となりました。
今後は、サッカーやラグビーだけでなく、より多くのスポーツが体験できるイベントの開催を目標にしています。大学生や高校生と子どもたちが一緒になって楽しめるよう、企画と準備を進めていきます。
(入試課 大学院?共通テスト係 池内 良平)
〈サッカースクール講師〉
今井大志
出身:愛知県
出身校:愛知教育大学
指導歴:U15高円宮杯全国ベスト16/U15クラブユース選手権全国大会出場/ U12全日本少年サッカー大会県3位/U11全農杯東海大会出場/U10サーラカップ東海大会出場/ Toowoomba Grammar School(豪州)
現在は園児から中学生年代まで幅広く指導。地域においてサッカーの裾野を拡げること、青少年育成に寄与することを目的とし日々取り組んでいる。
〈ラグビースクール講師〉
山本さやか
出身:三重県鳥羽市神島(離島)
出身校:中京女子大学(現:至学館大学)
経歴:2006~2017年 15人制女子日本代表
幼少期はバレーボール、高校大学は柔道部。大学時代に先輩から誘われて、柔道をしながらラグビーを始めた。「バレーボール×柔道=ラグビー」とすぐに頭角を現し、15人制のプロップ(スクラムを組む最前列) のポジションで日本代表として長年活躍。2021年に引退後は、四日市にあるgrit24フィットネスジムでパーソナルトレーナーとして、老若男女問わず重力に負けないカラダづくりを楽しく指導。
〈ラグビースクール講師〉
片嶋佑果
出身:奈良県
出身校:愛知教育大学
経歴:2012~2013年 7人制女子日本代表
中学から大学卒業まで陸上競技の投擲(砲丸投げ、円盤投げ) で日本のトップで活躍。大学卒業後に父の影響もあり、オリンピックを目指してラグビーへ競技転向。持ち前のパワーとスピードですぐに7人制女子日本代表として世界と戦う。PEARLSでは日本一5回、昨年はとちぎ国体でも日本一に輝く。今年2月に引退後、今は山本と同じgrit24で店長として、日々健康な人を増やしたいと野望をもって活動している。
豊田AFC
PEARLS
grit24
2023年10月18日 刈谷市教育委員会と教職大学院の研修実施に関する覚書を取り交わしました。
2023年11月10日
10月18日(水)、野田敦敬学長はじめ本学関係者5人が、刈谷市教育委員会金原宏教育長を訪問し、本学教職大学院の実習科目である拠点校観察研修の実施に関する覚書を刈谷市教育委員会と取り交わしました。
この覚書は、本学教職大学院において令和6年度から始まる拠点校観察研修の実施について、刈谷市教育委員会への協力を依頼するものです。
会見の場では、神門大知准教授から覚書取り交わしの経緯や目的、協力内容についての概要説明があり、その後、野田学長および金原教育長が覚書への署名を行いました。署名後の懇談では、本学と刈谷市における教育現場の現状や今後の展望などについて情報交換を行うなど、終始和やかな雰囲気で会見が進みました。
地の利を生かし、双方ますます連携?協力を深めていくことをあらためて合意しました。
(教務企画課 大学院係 内田陽介)
2023年10月25日 令和5年度危機管理セミナーを開催
2023年11月14日
10月25日(水)本部棟第一会議室において、危機管理セミナーを開催し、本学学生および教職員54人が参加しました。
今年度の危機管理セミナーは、今後発生することが予想される、南海トラフ地震への安全対策や防災等の安全管理にかかわる諸活動として、全構成員に対し危機管理意識の徹底を図ることを目的に開催しました。
講師には、自衛隊愛知地方協力本部安城募集案内所所長の後藤謙治氏を迎え、「災害時の認知バイアスについて~東北地方太平洋沖地震教訓~ほか」と題した講演をしていただきました。
講演に先立ち、本学危機管理室長である新津勝二事務局長から「災害発生時の対応について学ぶよい機会になると思います」とあいさつがありました。
講演では、災害等の非常時においては、「自助」「共助」「公助」の3点が重要であるというお話から始まり、「このくらいは普通だ」「自分だけは大丈夫」「前回大丈夫だったから」と思い込んでしまう「認知バイアス」という現象が、災害時においては大変危険であるという説明がありました。
また、被災地での災害派遣活動に従事されたご経験をもとに、災害時における避難所運営の課題や家庭でできる防災、さらには安否確認の方法についてのお話もありました。
本講演によって、災害は決して他人事ではなく、自分自身も被災する可能性があるという当事者意識を持ち、日ごろから準備?心構えが必要であることを再確認することができました。
(総務課 危機管理係 河合光)
2023年11月4日、5日 パティオ地鯉鮒でおこなわれた第24回しみん芸術祭創造部門展にコラボレーションで出展
2023年11月14日
11月4日(土)、5日(日)、パティオ地鯉鮒(知立市上重原町)で行われた第24回しみん芸術祭創作部門展に、本学技術教育講座の北村一浩教授と技術専攻の学生2人が知立逢妻町在住の加藤製作所 デジタルモノづくり事業部代表 加藤 昌明 氏とのコラボレーションで出展しました。
本芸術祭では、技術専攻の学生が設計し、加藤氏のレーザ加工機を使い加工した「愛知教育大学オリジナルアクリルスタンド」と、「3Dプリンタで作製した歯車教材や原子模型教材」の展示を行いました。
来場者からは、「歯車の動きが分かり、理解しやすかった」、「立体の原子模型が理解しやすい」などの感想をいただきました。
(技術教育講座 北村一浩教授)
2023年10月25日 本学附属特別支援学校小学部が本学を訪問しました。
2023年11月14日
10月25日(水)、愛知教育大学未来共創プラン戦略1「子どもキャンパスプロジェクト」の取り組みとして、本学附属特別支援学校小学部の1?2年生6人、3?4年生5人、5?6年生4人と引率教員8人が本学を訪れました。
大学に到着すると、生活科教育講座の西野雄一郎准教授と学生らが子どもたちを温かく出迎え、みんなで美術?技術?家政棟に向かいました。
教室に入り子どもたちが休憩をしていると、野田敦敬学長が訪れ笑顔で子どもたちに声を掛け、本学公式マスコットキャラクターの愛教ちゃんとエディのシールを一人ひとりに配りました。休憩後、隣の会場に移動すると、社会科教育講座の真島聖子准教授と学生による歓迎セレモニーを開きました。色とりどりの風船で鮮やかに飾り付けられた会場に、子どもたちの歓声が上がりました。みんなで風船を使ったゲームを行い、先生方に見守られながら大いに盛り上がりました。
会場を移動し、美術教育講座の永江智尚准教授による色水を使った造形ワークショップに参加しました。透明な水がきれいに色づく様子を学生と一緒に「不思議だね」と笑いあったり、「こんな色が作りたい」と学生と色水を混ぜあったりと楽しみながら交流を深めました。
色水遊びを行った後は昼食を取り、11月19日(日)に行われる創基150周年記念式典の会場の下見で、講堂を見に行きました。見学を終えて戻ってくると、愛教ちゃんとエディが子どもたちを迎えました。子どもたちは愛教ちゃんとエディの登場に大興奮し、抱きついたりおしゃべりをしたりしました。その後集合写真を撮り、バスに乗って帰路につきました。
引率した教員からは「学生の方が子ども達に寄り添い、たくさん支援をしていただいて、子どもたちが生き生きと笑顔で活動することができました」「子ども達が大学という場所を意識するようになった姿が見られた」という感想をいただきました。
また、迎えた学生からも「子どもたちの興味をひくことが大切であり、そのためには優しく見守る必要があると感じた」「口に入れてしまうことを想定して、食紅を使うなど、知識や経験が必要だと思った」という感想が寄せられました。
当プロジェクトは、「子どもと共に、学生と共に、社会と共に、附属学校園と共に、未来の教育を創ります。」というビジョンを実現するため、積極的に地域の子どもたちを受け入れていきます。
(企画課 未来共創推進係 大森智子)
2023年11月1日 「子どもキャンパスプロジェクト」使途限定基金がスタートしました。
2023年11月16日
11月1日(水)、愛知教育大学として初となるプロジェクト等使途限定基金事業「子どもキャンパスプロジェクト」がスタートしました。プロジェクト等使途限定基金とは、特定目的の事業を実施するため、使途を特定した寄附金であり、愛知教育大学未来基金内に設けられます。募集期間は2023年11月1日から2026年3月31日までの2年5か月で、目標額は250万円です。
「子どもキャンパスプロジェクト」は、2021年3月に野田敦敬学長のもとで策定した「愛知教育大学未来共創プラン」の戦略の一つで、教職や教育を支援する専門職を目指す学生が、大学のキャンパスおよびその周辺地域で、子どもたちと共に「遊び」から「学び」を創り出す経験を通じて、これらの職業に必要な資質?能力を高める取り組みです。このプロジェクトは2021年度から試行的に実施していますが、2022年度は約3,000人の児童?生徒?園児が本学に来訪しました。プロジェクトに参加する学生?教職員も大幅に増えており、2023年度は「愛教の馬に会いに行こう!」や「竹チップでカブトムシを育てよう!」など35のプログラムを企画しています。
皆様からいただいたご寄附は、これらのプログラムの実施に必要な消耗品の調達、外部講師の招聘費用、その他運営に関する諸経費などに活用させていただきます。また、ささやかではありますが、金額に応じてお礼の品々等をご用意しております。私たちは、学生が子どもたちとふれあう経験の場と未来を担う子どもたちに笑顔があふれる体験の場を、皆様と共に創っていきますので、ぜひご協力をよろしくお願い致します。
?ご寄附の手続きは以下のサイトから行うことができます。
?参考サイト
(企画課 未来共創推進室 室長 稲垣匡人)
2023年10月23日から5日間 第2回愛教大ICT見本市を開催
2023年11月16日
10月23日(月)から27日(金)の5日間、教職キャリアセンターICT活用等普及推進統括部門の職員と学生ICT支援員が、学内各所で展示会スタイルの体験型イベント「第2回愛教大ICT見本市」を開催しました。5日間6か所で、のべ10回開催し、50人以上の参加がありました。
今年4月下旬に開催した第1回愛教大ICT見本市は、教育交流館2階にある「こらぼ」で行い、多くの学生の来場がありましたが、教職員の来場は多くありませんでした。今回の第2回愛教大ICT見本市では、より多くの教員の来場を促すため、各研究室に近い場所で開催することとし、教員の専門にあわせて展示する機器を学生の意見も聞きながら少しずつ変えて行いました。
当日は、日ごろから授業などのサポート活動をしている学生ICT支援員が、通常こらぼで貸し出している機器類や、GIGAスクール構想で小中学校に取り入れられている授業支援システムなどのアプリを用意して教職員?学生の来場を待ちました。
いずれの会場も、数人ずつの教職員や学生が来場し、展示していたオンライン授業や会議などで使えるカメラ類などを実際に使って映像を見たり、グループ活動で使えるような小さなプロジェクターや授業支援システムを体験したりしました。10月23日から後期の授業が始まったこともあり、授業で使える授業支援システムを熱心に質問する姿や、実践授業の記録に使えそうなカメラについて使い方などを詳しく聞く教員の姿がありました。また、教育実習を終えたばかりの3年生が、実際に実習校で使っていたものについて、熱心に体験している様子も見られました。さらに、授業支援システムの利用についての具体的な申し込みも数人の教員からありました。
来場した学生からは「来年から教職に就くにあたり必要を感じた」、「手軽に触れられる場だったので参加しやすかった」などの感想がありました。また、教職員からは「講義内で使えるものを検討したかった」、「説明がわかりやすく、質問に適切に回答していただけた」、「なかなか時間を確保できないので、今回のように短時間でポイントだけ質問できる開催方法はよい」、「いろいろな機器を貸し出していることを知ることができた」などの感想?意見がありました。
対応した学生ICT支援員からは、「来場者から値段を聞かれることが多かった。先生自身が購入するようなイメージで見に来られることが多かったので、こらぼで借りられることをもっと知って、活用してほしい」などの感想がありました。
今回、アンケートに協力してくださった来場者の意見を参考にして、第3回愛教大ICT見本市を計画していきます。
(教職キャリアセンター ICT活用等普及推進統括部門 こらぼ 正木 香)
2023年11月6日 令和5年度総合防災?防火訓練を実施
2023年11月16日
新型コロナウイルス感染症の状況を踏まえて令和2年から4年までの3年間は、学生の避難訓練を含む総合防災?防火訓練は控えていましたが、新型コロナウイルス感染症の感染状況が落ち着いていることから、11月6日(月)に、令和5年度総合防災?防火訓練を実施し、学生、教職員合わせて約550人が参加しました。
昼過ぎに計画していた煙道訓練は強風のため中止となりましたが、その後の訓練は計画通り、午後3時45分に南海トラフ地震が発生したとの想定で、非常災害対策本部を設置し、野田敦敬学長から非常災害対策本部員に対して、「各自万全の体制で対応せよ」と指示があり、訓練開始となりました。
同時に、学内で講義を受けていた学生に対する避難指示の放送が流れ、434人の学生がAUEスクエアに避難しました。授業担当教員による避難状況の確認と報告後、午後4時20分頃、防災?防火委員会副委員長の野地恒有理事の宣言により、学生の避難訓練は終了しました。
また、事務職員が組織する自衛消防隊による防災?防火訓練では、各班長の指示により、班員たちは真剣な表情で各自、学生の避難誘導、屋内消火栓による初期消火や負傷者の救出救護などの訓練に取り組みました。さらに、AUEスクエアで災害対策班初期消火係による消火器の操作説明および、学生、職員による実技訓練を行いました。
最後に、野田学長から、「非常災害対策本部では、119番通報訓練を行った際、消防署と本番さながらに詳細なやりとりを行う等、実践的な訓練ができました。細かい反省点はあると思いますが、また来年に向けて改善して取り組んでいただきたいと思います」との講評があり、全訓練は終了しました。
今回の訓練により、学生?教職員の防災への関心が深まるよい機会となりました。今後も今回の訓練で得られた教訓を生かした防災訓練を実施し、防災意識を高めてまいります。
(総務課 危機管理係 河合光)
2023年10月31日 未来共創プラン戦略1「子どもキャンパスプロジェクト」の一環で星城高等学校の1年生が授業を見学?参加しました。
2023年11月17日
10月31日(火)、星城高等学校の1年生180人と引率教員6人が大学見学のため本学を訪れました。昨年度に引き続き、愛知教育大学未来共創プラン戦略1「子どもキャンパスプロジェクト」の取り組みとして、事前に希望していた126人の生徒が2限と3限の計11の授業を見学?参加しました。
生徒たちは大学に到着すると、本部棟第一会議室に集合し、広報課職員による全体説明を受けた後に3班に分かれて行動しました。
それぞれの班でガイダンスや学食体験、施設見学や卒業生との交流などを行いながら、2限に開講されている「ジェンダー?セクシャリティと教育」「初等家庭科教育法A」「英語文学演習Ⅲ」「日本語学演習」「初等理科教育法A」「声楽Ⅱ」および3限に開講されている「市民リテラシー」「科学リテラシー」「生活科?総合的学習授業論」「ダンス」を見学?参加しました。
高校生には少し難しい講義を聞いたり、大学生とグループディスカッションをするなど、実際に大学で行われている授業を体験する貴重な機会となりました。また実技を伴った授業では、ペアになった大学生と親しく話をするなど、通常の大学見学では味わえない大学生との交流を楽しみました。
授業に参加した生徒からは「授業中に実際に桜の葉を取りに行くというアクティブな授業が展開されていて面白いなと思った」「大学生のグループワークでの話し合いの質が私たちよりはるかにすごく、発表を聞いた時にそこまで考えているのかと思えるほどいろいろなことを考えていた。たった4歳しか変わらないのにここまで違うのかと感じさせられた」という感想をいただきました。
また、引率した教員からは「大学進学の意義を考えるきっかけづくりができた。 さまざまな分野の教室がある愛教大だからこそすべての生徒が考えるきっかけがつくれる」「良い意味でも悪い意味でも、大学という場所がどんなところなのかを知り、90分の授業を受けさせていただく中で教育への道の厳しさを知った部分もあると思う」という感想が寄せられました。
当プロジェクトは、「子どもと共に、学生と共に、社会と共に、附属学校園と共に、未来の教育を創ります。」というビジョンを実現するため、積極的に地域の子どもたちを受け入れていきます。
(企画課 未来共創推進係 大森智子)
2023年9月9日~11月26日 「動きや音を楽しむ 樋口一成 木のおもちゃ展」を開催中
2023年11月24日
11月26日(日)まで、おかざき世界子ども美術博物館で「動きや音を楽しむ 樋口一成 木のおもちゃ展」が開催されています。幼児教育講座の樋口一成教授が考案した40点以上の木のおもちゃでは重力による不思議な動きと音を、9点の道具の形をしたベンチでは心地よい木の香りを存分に楽しむことができます。
【木のおもちゃ「ゆ~らゆ~ら」「ころんころん」】(動画)
週末には1日平均650人の家族連れが訪れ、親子の絆を深める素晴らしい時間となっています。また、平日には親子遠足や校外学習などの団体利用も見られ、子どもたちにとって芸術を体験する貴重な機会となっています。
子どもたちの安全を考慮し作られた木のおもちゃは、「ゆ~らゆ~ら」「ころんころん」とした面白い動きや「かたかた」「ことこと」と心地よい木の響きを楽しむことができます。
球?立方体?紡錘形などさまざまな形の木が、おもちゃの土台を転がったり落ちたりする際に生まれるユニークな動きと心地よい音を提供します。年齢に応じた遊び方や木の動きの面白さ、重さのバランスなど、子どもたちが自然に触れながらいろんなことを体験することができ、さらに子どもたちの創造力を刺激し、ものづくりへの興味も育む空間となっています。
この企画展は、 11月26日(日)まで開催。ぜひこの展示をご家族や友人と共に訪れ、学びとリフレッシュのひとときをお過ごしください。
ワークショップ:「ぴゅんぴゅんバンバン紙管てっぽうで玉をとばそう!」(10月21日開催)
愛知教育大学幼児教育専攻2年生5人と至学館大学こども健康?教育学科3年生4人が互いに協力し合って、内容を検討?企画し、10月21日(土)の午後にワークショップを行いました。
愛知教育大学幼児教育専攻2年生の感想:
●短時間であったが子どもたちの成長を見ることができた。
●子どもたちの楽しそうな笑顔を見ることができて嬉しかった。
●保育者を目指す他大学の学生さんたちと交流を深めることができた。
開催期間中は各種イベントを開催しています。イベント情報に関しては、下記リンクをご覧ください。
(広報課 副課長 長谷川由香)
2023年11月6日~11月10日 附属図書館にて「論文の探し方」講座を開催
2023年11月24日
11月6日(月)~11月10日(金)に「論文の探し方」講座(50分制、期間中全10回開催)を附属図書館にて開催し、学生11人が参加しました。
これは、卒業論文やレポート作成の支援を目的として企画している図書館独自の説明会です。図書館で利用できる論文データベースの紹介、効率的な論文の探し方や入手方法などについて、演習を交え図書館職員が解説しました。
解説後、参加者は任意のキーワードで検索演習を行い、データベースの使い方、論文を探すフローチャートを確認しながら、興味のある論文について熱心に調べていました。
参加者の感想からは、「思ったより簡単だったので今後は積極的に利用したい」、「探すサイトによって得られる情報が異なることに驚いた」、「卒論に役立ちそうで、卒論頑張ろうと思えた」など、満足度の高さがうかがわれ、今後の大学生活に役立つ説明会となりました。
附属図書館は、今後も学生の皆さんが利用しやすい図書館を目指して、定期的に説明会を開催していきます。
(学術研究支援課 資料利用係 高瀨菜津)
2023年11月2日 愛知教育大学同窓会と愛知教育大学との卒業生等のメールアドレスの利活用に関する覚書を締結しました。
2023年11月24日
11月2日(木)、名古屋ガーデンパレスにおいて、愛知教育大学同窓会と本学は、卒業生等のメールアドレスの利活用に関する覚書を締結しました。協定の締結式には、本学からは野田敦敬学長と理事4人が出席し、愛知教育大学同窓会からは、市野聖治会長、松井孝彦事務局次長が出席しました。
当覚書は、大学教育の質の保証?向上および大学から卒業生らへの広報等のため、本学卒業生らのメールアドレスの利活用についての相互協力を目的としています。
締結式では、新津勝二理事(総務?財務担当)より覚書について概要説明があり、卒業生らのメールアドレスを活用してアンケート調査などを行い、本学での授業に役立てることで本学の教育の質向上を図っていくなどの活動を実施していきたいと話がありました。その後、野田学長と市野会長による覚書への署名を行い、署名後には、野田学長と市野会長からそれぞれごあいさつをいただき、締結式を終えました。
(企画課 情報企画係 河野真歩)
2023年11月8日 企業体験活動を受講する学生がB.LEAGUE所属のプロバスケットボールチーム「シーホース三河」のホームゲームの運営を学びました。
2023年11月27日
11月8日(水) 企業体験活動を受講する学生がB.LEAGUE所属のプロバスケットボールチーム「シーホース三河」のホームゲームの運営を学びました。シーホース三河株式会社と本学は2022年5月に相互連携に関する協定を締結したことから、本学のカリキュラム、実践力育成科目「企業体験活動」の一環で、同日刈谷市総合運動公園ウィングアリーナ刈谷で開催された「シーホース三河×サンロッカーズ渋谷」のホームゲームの運営を現地で体験するという機会をいただきました。
当日は「企業体験活動」を選択した学生18人と保健体育講座から縄田亮太准教授、山下純平准教授が参加し、シーホース三河株式会社コーポート管理グループアカデミーチームの大西啓介氏から説明を受けながらバックヤードを見学した後、小学生を対象としたバスケットボールスクール「シーホース三河バスケットアカデミー」の小学生プレーヤーによるエキシビジョンゲームで、モッパー(モップ掛け)、ベンチでの応援、テーブルオフィシャルなどの係を分担してスタッフとして活動しました。
小学生の熱戦をサポートした学生たちからは「試合を円滑に進めることができてほっとした」「レベルが高い小学生の試合を間近で見られて良かった」「子どもたちと一緒に声を出して応援できて楽しかった」「モップ掛けに出るタイミングがないくらい展開が早くてバスケットって面白いなと思った」「子どもたちの元気な姿を見られて、それをモップ掛けという形でサポートすることができて良かった」などの感想が寄せられました。
エキシビジョンゲーム終了後は、アリーナ席から「シーホース三河×サンロッカーズ渋谷」の試合を観戦しました。残念ながらシーホース三河は負けてしまいましたが、学生たちはプロ選手による迫力ある熱戦だけでなく、ホスピタリティを持って接する会場スタッフの姿や、オープニングセレモニーやハーフタイムショーなど随所で見られるエンターテインメントを駆使した演出を体感することができました。
試合終了後に本ゲームの観客動員数が3,203人と今季最高を達成したことが発表され、会場が大きな拍手と歓声に包まれました。シーホース三河株式会社の大西氏からも「1つのゲームを開催するために、たくさんのスタッフや関係者が尽力していることや、お客さまに楽しんでもらうためのさまざまな取り組みを行っていることが分かっていただけたと思います」とコメントをいただきました。
学生たちは、来たる12月17日(日)に開催される愛知教育大学未来共創プラン戦略1「子どもキャンパスプロジェクト『第2回ミックススポーツフェスタin愛教大』」で、運営スタッフとして活動する際に、この日体験したことを生かして活躍してくれることでしょう。
なお、今回の体験活動は「学生ドキュメント動画」として制作し、後日本学ウェブサイトと公式YouTubeチャンネルで公開する予定です。
(広報課 広報?渉外係 飯濱美樹)
2023年11月14日 第2回スクールリーダー研修会を実施しました。
2023年11月29日
11月14日(火)に愛知教育大学教職キャリアセンター教員研修部門が主催する令和5年度第2回スクールリーダー研修会を実施しました。この研修会はスクールリーダーシップに関する理論を活用して、その実践である学校マネジメントについての多面的な考察を加えることで、参加者が学校運営において必要となる見方や考え方を獲得し、それぞれの立場に応じたスクールリーダーシップの発揮に結びつけることを目的としています。第2回研修会は県内の学校の校長、教頭および本学教職大学院生らの60人を超す参加者が集まり、「カリキュラムマネジメントとリーガルマインド」をテーマに実施しました。
1講義目では静岡文化芸術大学の倉本哲男教授が、「カリキュラム?マネジメント&リーダーシップ」のタイトルで講義と演習を行いました。倉本教授は最初に「カリキュラムマネジメントの理解が不徹底であることが全国の教育現場に混乱を引き起こしている」と話し、自身の学校現場での経験を交えつつ、さまざまな角度からカリキュラムマネジメントとは何かについて説明しました。倉本教授は、カリキュラムマネジメントの考え方は「一人の10歩より十人の1歩」であり、また、教育の設計図は国が作り、学校教員は教育方法を決めることに特化している日本において、カリキュラムマネジメントとは「設計図の一割を作ってみませんか」という規制緩和であると話しました。そして、配布したワークシートを用いて、各参加者の普段の活動を「1次円:児童生徒への教育実践」「2次円:学校内の組織改善」「3次円:学校外組織との連携体制構築」に落とし込む演習を実施しました。倉本教授は、「カリキュラムマネジメントとは、先生方が普段行っている活動をこのワークのように整理しただけのものであり、誰かがリーダーシップを発揮して、この1次円、2次円、3次円を動かす(0次)ことで完成形となる」と説明しました。
2講義目では岩倉市教育委員会の野木森広教育長が「教員のリーガルマインドと教育課程」というタイトルで講義を行いました。野木森教育長は、「教科書は使わないといけない?」「教育課程を作るのは国?教員?」など、判断が分かれる問題について、実際に起こった事件や事例をとりあげて参加者に問いを投げ掛け、参加者にディスカッションを促しました。参加者たちはいずれの立場が正しいと思うか熱心に討論し、議論が尽きないようでした。ディスカッションの後、野木森教育長は、教育法令の条文などや諸外国での考え方などを参照しながら、対立する双方の立場について解説しました。そして、自身が実践してきた事例を交えながら、「教育法令を理解するということは「よりよい」学校経営のためにできることを探ることである」と述べました。
3講義目では、本学技術教育講座の磯部征尊准教授が「主体的に学び続ける教員集団づくり ―自己調整アプリを活用した教員研修を通じて―」のタイトルで講義を行いました。学校教員が学び続けていくためには、自身の現状を知り、身に付けたい力を明らかにする必要があるという考えから、磯部准教授は自己調整アプリの活用について研究を進めています。今回の研修会ではこの研究により開発した「自己調整シート」を活用して日進市立日進西中学校の河村敏文教諭が学校現場で実践したエンカウンターの結果が発表され、教員が自身の現状を可視化することにより自信や自己調整につながるといった肯定的な結果が表れたことが紹介されました。
全3講義の実施後、研修会のテーマを通して参加者同士のディスカッションが行われ、ディスカッション後には、参加者からの発言や講師からの補足がありました。研修会後のアンケートでは「初めてカリキュラムマネジメントがしっかり理解できた」「視野が広がる学びの時間になった」「意見交換ができてよかった」「来年も参加したい」などの感想が寄せられ、有意義な研修会となりました。
(地域連携課 課長 古田紀子)
2023年10月29日 ひらめき☆ときめきサイエンス2023「フィールドワークに行こう!」を開催しました。
2023年11月29日
10月29日(日)、日本学術振興会(科学研究費助成事業)ひらめき☆ときめきサイエンス2023「フィールドワークに行こう!―地層と化石の調査から大地の成り立ちを探る―」を、自然科学棟501教室と岐阜県瑞浪市(フィールドワーク)で開催しました。ホームページなどで参加者を募り、県内外から中学生23人が参加しました。
ひらめき☆ときめきサイエンスとは、科学研究費助成事業(科研費)により行われている研究成果に、未来を担う若い世代の小学5?6年生、中学生、高校生の皆さんが、直に見る、聞く、触れることで、科学の面白さを感じてもらうプログラムです。「フィールドワークに行こう!」では、地質学を研究する理科教育講座 星博幸教授が、1800 万年前の東海地方の様子をフィールドワークによって探究してもらうプログラムを企画?実施しました。
まず参加者は、本学の教室で星博幸教授から地層と化石の講演を聞き、大学生アシスタントの補助を受けながら、各自で地層観察用の粒度板を作成しました。その後、大型バスで岐阜県瑞浪市の地層観察地へ向かい、自分で作成した粒度板を使って地層をつくる岩石の種類を調べ、火山灰の地層を観察しました。また、化石採取地では、自分で掘り出した化石を調べて1800万年前の環境復元にチャレンジしました。
参加者からは「図を使った地層の解説が分かりやすかった」「質問に優しく答えてもらえ疑問が解決できた」「自分で化石を掘って実物に触れる貴重な体験ができた」という声が寄せられ、化石や地層について理解を深めていただくことができました。
(学術研究支援課 研究支援係 杉村和美)
2023年11月18日 第17回科学?ものづくりフェスタ@愛教大を開催しました。
2023年11月29日
11月18日(土)愛知教育大学第一共通棟で「第17回科学?ものづくりフェスタ@愛教大」を開催しました。
今回で17回目となる「科学?ものづくりフェスタ@愛教大」は、科学?ものづくり教育推進センターが主催する科学実験やものづくりの楽しさを体験してもらう毎年恒例の大人気イベントです。イベントには、本学学生や教員以外にも、本学附属高等学校や名古屋市立工業高等学校などの高校生、連携企業である中部電力パワーグリッド株式会社、国際学術交流協定締結校であるモンゴル国立教育大学など合わせて40ブースの出展がありました。当日は少し肌寒いながらも天気に恵まれ、過去最多となる約1,600人の来場者でにぎわいました。
会場では、家族や友達同士で科学実験や不思議な体験、ものづくりなどの各ブースを元気いっぱいに楽しみながら巡り、一生懸命に体験している姿が見られました。また、本学のパートナーシップ団体である、訪問科学実験わくわくのマスコット「訪問科学実犬 ワンダーくん♂」も、学生や子どもたちと楽しそうに記念撮影をしたり、タッチをしたりとフェスタを盛り上げました。
学生たちは、子どもたちと親しく触れ合う絶好の機会とあって、積極的に声掛けし、優しく丁寧に教えている様子が印象的でした。
アンケートでは「いろいろな体験ができて楽しかった!」「今までやった図工の中で一番楽しかった」などの感想があり、実りのあるイベントとなりました。
(地域連携課 地域連携係 角三岳大)
2023年11月17日 附属高等学校と上海市甘泉外国語中学が友好協力交流協定を締結しました。
2023年11月29日
11月17日(金)、本部棟第三会議室において、本学附属高等学校と上海市甘泉外国語中学との友好協力交流協定を締結しました。協定の締結式には、本学からは附属高等学校の西牟田哲哉校長はじめ4人が、甘泉外国語中学からは楊雲校長はじめ学校関係者3人が出席しました。
この協定は、附属高等学校と甘泉外国語中学の生徒および教職員が相互に交流を持つことを目的としており、附属高等学校としては初めての海外の学校との協定となりました。この協定により、附属高等学校の今後の国際交流の活性化が期待されます。
締結式では、劉国華上海教育国際交流協会副会長から「教育の改革?開放は重要である。両校の協定の成功を祈っている」とのあいさつがありました。また、本学の杉浦慶一郎理事(連携?附属学校担当)?副学長からは、歓迎の言葉とともに協定締結の経緯や趣旨についての説明があり、その後、両校の校長による協定書への署名を行いました。
署名後、甘泉外国語中学の楊雲校長からは「上海のスピード感ある対応と愛知の寛容性で、非常に短期間での協定の締結が実現した。今後は、この協定をもとに教職員や生徒が交流し、知識を高めていきたい」とあいさつがありました。西牟田校長からは「甘泉外国語中学を訪問した際、日本語授業のレベルの高さに感動した。今日を機会に生徒と教員が交流することは、両校にとっての宝になると確信している」との話があり、締結式を終えました。
締結式後には、楊雲校長らが附属高等学校を訪れ、授業の視察を行うなど、生徒や教員との交流を持ちました。
(附属学校課 附属学校総務係 南出美佳)