2023年10月31日 未来共創プラン戦略1「子どもキャンパスプロジェクト」の一環で星城高等学校の1年生が授業を見学?参加しました。
2023年11月17日
10月31日(火)、星城高等学校の1年生180人と引率教員6人が大学見学のため本学を訪れました。昨年度に引き続き、愛知教育大学未来共創プラン戦略1「子どもキャンパスプロジェクト」の取り組みとして、事前に希望していた126人の生徒が2限と3限の計11の授業を見学?参加しました。
生徒たちは大学に到着すると、本部棟第一会議室に集合し、広報課職員による全体説明を受けた後に3班に分かれて行動しました。
それぞれの班でガイダンスや学食体験、施設見学や卒業生との交流などを行いながら、2限に開講されている「ジェンダー?セクシャリティと教育」「初等家庭科教育法A」「英語文学演習Ⅲ」「日本語学演習」「初等理科教育法A」「声楽Ⅱ」および3限に開講されている「市民リテラシー」「科学リテラシー」「生活科?総合的学習授業論」「ダンス」を見学?参加しました。
高校生には少し難しい講義を聞いたり、大学生とグループディスカッションをするなど、実際に大学で行われている授業を体験する貴重な機会となりました。また実技を伴った授業では、ペアになった大学生と親しく話をするなど、通常の大学見学では味わえない大学生との交流を楽しみました。
授業に参加した生徒からは「授業中に実際に桜の葉を取りに行くというアクティブな授業が展開されていて面白いなと思った」「大学生のグループワークでの話し合いの質が私たちよりはるかにすごく、発表を聞いた時にそこまで考えているのかと思えるほどいろいろなことを考えていた。たった4歳しか変わらないのにここまで違うのかと感じさせられた」という感想をいただきました。
また、引率した教員からは「大学進学の意義を考えるきっかけづくりができた。 さまざまな分野の教室がある愛教大だからこそすべての生徒が考えるきっかけがつくれる」「良い意味でも悪い意味でも、大学という場所がどんなところなのかを知り、90分の授業を受けさせていただく中で教育への道の厳しさを知った部分もあると思う」という感想が寄せられました。
当プロジェクトは、「子どもと共に、学生と共に、社会と共に、附属学校園と共に、未来の教育を創ります。」というビジョンを実現するため、積極的に地域の子どもたちを受け入れていきます。
(企画課 未来共創推進係 大森智子)