News & Topics:2023年07月掲載分
- 2023年6月23日 東海学園大学と教員養成の高度化に関する連携協定を締結しました。
- 2023年6月11日 未来共創プラン戦略1「子どもキャンパスプロジェクト」で子ども会合同新入生歓迎会を開催
- 2023年6月28日 刈谷市立双葉小学校にて訪問科学実験を行いました。
- 2023年7月1日 土曜親子日本語教室で七夕飾りを作りました。
- 2023年7月5日 企業体験活動の一環で茂庭照幸選手(FC刈谷)の講演会を実施
- 2023年6月分 本学掲載の新聞記事、メディア紹介
- 2023年7月3日~7日 附属図書館にて「論文の探し方」講座を開催
- 2023年7月1日 企業とコラボ!でんきの科学館で実験ショー!
- 2023年7月7日 JICA「学校保健」の研修員の方々と学生との交流活動を実施しました。
- 2023年6月26日 本学附属特別支援学校高等部1?2年生が本学を訪問しました。
2023年6月23日 東海学園大学と教員養成の高度化に関する連携協定を締結しました。
2023年07月 4日
6月23日(金)、本部棟第三会議室において、本学と東海学園大学との教員養成の高度化に関する連携協定を締結しました。協定の締結式には、本学からは、野田敦敬学長および4人の理事が出席し、東海学園大学からは、石川清学長はじめ大学関係者4人が出席しました。
この協定の目的は、「本学大学院への受験?入学を希望し東海学園大学に在籍する教員を志す学生を対象として、本学大学院教育学研究科専門職学位課程(教職大学院)において、教育実践力を備えた高度専門職業人としての教員の養成を行うこと」であり、今までに同様の協定を椙山女学園大学、愛知東邦大学、鈴鹿大学、愛知淑徳大学、愛知大学、岡崎女子大学、南山大学、中京大学と締結しており、今回で9番目の協定締結校となります。
これまでも東海学園大学から本学教職大学院への進学実績はありましたが、さらに今回の協定締結により、本学教職大学院へ進学を希望する東海学園大学の学生に対しての特別選抜の実施や本学が行う教職大学院の行事や取り組みなどに東海学園大学の学生が参加することができるようになります。
締結式は、本学野地恒有理事(教育?学生担当)?副学長から、協定締結の経緯や趣旨、協定などの概要説明があり、その後、両大学の学長による協定書および覚書への署名が行われました。
署名後、本学の野田学長からは「小学校教員採用試験の倍率が昨年度全国平均で過去最低の2.5倍となっている状況下であるからこそ、教員養成自体を高度化していく必要性を強く感じている。この協定により東海学園大学に入学し、教員免許を取得後、本学教職大学院に進学し、正に高度な教員になっていく実績を積み重ねてもらいたい。さまざまな意味で本日がスタートラインであると考えている。今後は、このご縁をもとに、教職大学院に限らず、学部教育でも連携を深めることができると期待している」とのあいさつがありました。東海学園大学の石川学長からは、「東海学園大学は教員養成に力を入れてきたこともあり、教員養成は本学の重要な柱の1つである。近年、教育実践力を備えた高度専門職業人としての教員養成が求められる中、本学の学生の中にも教職大学院の重要性が認識されている。今回の連携協定締結により、さらに教職大学院への進学実績が高まることは本学の学生にとっても大変有意である。これを契機とし、学生の学術交流を始め、教員の研究交流等がますます活発になることを期待している」との話があり、締結式を終えました。
(総務課 副課長 浅岡明美)
2023年6月11日 未来共創プラン戦略1「子どもキャンパスプロジェクト」で子ども会合同新入生歓迎会を開催
2023年07月 4日
6月11日(日)、愛知教育大学未来共創プラン戦略1「子どもキャンパスプロジェクト」の取り組みとして、子ども会合同新入生歓迎会を本学で開催し、井ケ谷子ども会70人、西境北東子ども会25人、豊明薮田子ども会14人、大学関係者39人の合計148人が参加しました。
子どもたちは集合写真を撮影した後、1~6年生混合の8グループに分かれ、グループごとに科学実験?お馬さんとのふれあい?交流ゲーム?運動スポーツを順番に回りました。科学実験では訪問科学実験わくわくのメンバーが繰り出す科学のふしぎに驚きながら、マイナス196度の世界や冷たいカイロ作りを体験しました。お馬さんとのふれあいでは本学馬術部員がお世話する馬に触れ、すべすべの毛並みを堪能しました。交流ゲームでは謎解きゲームや洗濯ばさみゲームを行い、知恵を出し合いながら学年を超えて仲良く取り組みました。運動スポーツではドッジボールやミニテニスを行い、学生も混じって目一杯スポーツを楽しみました。最後に、子どもたちはお土産を受け取り、お別れのあいさつをして閉会しました。
開催後の子どもや保護者からのアンケートでは「大学生の方が一緒に遊んでくれたのがとても楽しかった」「子ども会で大学生に実験やスポーツ、馬との触れ合いで、いろいろと教えていただいたりすることで子どもたちがとても楽しそうにしていたのを見て、とてもいい影響があるなと感じ、また機会があればぜひ参加したいと思いました」などの意見が、学生からは「子どもたちとかかわる中でどのようなことに興味を抱き、どのように楽しんでいくのかを近くで見ることができた」「教える立場から子どもたちの素直な反応を見て、子どもたちの模範となる行動をしなければと意識した」などの意見がありました。
当プロジェクトは、「子どもと共に、学生と共に、社会と共に、附属学校園と共に、未来の教育を創ります。」というビジョンを実現するため、積極的に地域の子どもたちを受け入れていきます。
(企画課 未来共創推進室 未来共創推進係 柘植貴史)
2023年6月28日 刈谷市立双葉小学校にて訪問科学実験を行いました。
2023年07月 4日
6月28日(水)、AUEパートナーシップ団体「訪問科学実験わくわく」の学生が刈谷市立双葉小学校へ訪問し、科学実験の出前授業を行いました。
この出前授業は、愛知教育大学科学?ものづくり教育推進センターの事業の一環として行われ、小学校等での実践を通して将来教員となる学生の資質向上を目指すとともに、子どもたちが科学に親しみ理科への関心を高めてほしいといった目的で実施しています。
今回は小学校6年生の子どもたちを対象に、液体窒素、種、光、びっくりカイロ、大気圧、音の6つのテーマの実験を披露しました。
液体窒素の実験では、はじめに安全に楽しんでもらえるように注意事項を説明したうえで、勇敢にもマイナス196度の液体窒素を掌に流すチャレンジや風船等の温度による様子の変化を楽しみました。「風船はなぜ変化したのかな?」との問いに、さすがの6年生は「風船の中の空気が温度によって体積変化を起こしたから」と答え、5年生の理科の単元がしっかりと身についている様子でした。
訪問科学実験を体験した子どもたちからは、「不思議な実験がたくさんだった」、「マイナス196度の液体窒素を触れるとは思わなかった。冷たいというより何かがあたったなという感じだった」、「宇宙と同じ環境と言っていたので、宇宙でやったらどうなるのか興味がわいた」といった感想がありました。
このような活動を通して、学びを実感してもらう機会や科学の不思議を身近に感じることで子どもたちの学びの意欲を高めることに貢献できるよう、これからも地域の大学として取り組みます。
(地域連携課 地域連携係長 松本典江)
2023年7月1日 土曜親子日本語教室で七夕飾りを作りました。
2023年07月10日
2023年前期の子どもクラスには、中国、ブラジル、フィリピンにルーツをもつ子どもたちが、毎回7~8人参加しています。本学のボランティア学生は、学校の進度に合わせたプリントを用意して学習支援をしたり、子どもが持ってきた宿題のサポートをしたりしています。
子どもたちは、毎回、目標のプリントが終わるとボウリングやジグソーパズルなどを使って学生と一緒に遊んでいます。7月1日(土)は、もうすぐ七夕ということで、学生が七夕についてのお話をしてから、一緒に短冊へ願い事を書いたり、折り紙で七夕飾りを作ったりしました。最後に笹を配って笹に飾り付けをしました。子どもたちは、大人クラスの授業が終わって迎えに来た保護者にうれしそうに見せていました。
前期の土曜親子日本語教室は、残すところあと2回ですが、学習者にもボランティア学生にも充実した楽しい時間になるよう、そして後期の活動につながるようスタッフ一同、全力でサポートしていきたいと思います。
「外国人児童生徒支援リソースルーム」および「土曜親子日本語教室」の情報は、下記ウェブサイトからご覧いただけます。ぜひご覧ください。
関連リンク
(外国人児童生徒支援リソースルーム 夏目礼子)
2023年7月5日 企業体験活動の一環で茂庭照幸選手(FC刈谷)の講演会を実施
2023年07月10日
7月5日(水)、企業体験活動(FC刈谷コース)の一環で、刈谷市にあるサッカークラブFC刈谷を運営し、本学と相互連携に関する協定を結んでいる三河ベイフットボールクラブ株式会社のご協力のもと、茂庭照幸選手と執行役員の水木将人氏からそれぞれの経験にまつわるお話をいただきました。
まずは水木氏から「選手引退後のキャリア」をテーマに、挫折と向き合う方法などをお話しいただきました。茂庭選手は「世界を経験した景色」をテーマに、ドイツワールドカップ日本代表やアテネ五輪日本代表を経験して感じたことや、裏話などをお話しいただきました。
終了後、学生から多くの質問が飛び交い予定終了時刻を大幅に超え、質問タイムの後も写真撮影やさらなる個別の追加質問があり大反響でした。
学生からは「プロを経験した方から専門的なお話を聞けてよかった」「水木さんの『諦めてからがスタート』という言葉が印象に残り、頑張っていこうと思えた」「サッカーが好きで茂庭さんのことは知っていたので、直接お話が聞けてよかった。業界の最前線で活躍する茂庭さんのマインド、考え方は非常に勉強になった」などの感想が寄せられました。
企業体験活動(FC刈谷コース)では「プロリーグを目指すスポーツチームの地域における役割を学び、地域とスポーツの関わりについて理解を深めつつ、実際に地域貢献活動の企画?準備?実践する。」ことを目標としております。最終的に、12月に開催される子どもキャンパスプロジェクトである「ミックススポーツフェスタ」の企画?運営にチャレンジする予定です。
(保健体育講座 准教授 縄田 亮太)
2023年6月分 本学掲載の新聞記事、メディア紹介
2023年07月12日
2023年6月に掲載された新聞記事は5件、テレビ番組は4件、ラジオ番組は2件です。この他に紹介された記事等があれば広報課まで情報をお寄せください。
新聞記事
- 6月10日(土)、AUEパートナーシップ団体「訪問科学実験わくわく」が、中部電力パワーグリッド名古屋支社と協力して小学生向けの学習プログラムを名古屋市上田南小学校で開催しました。当日はブロアー(送風機)で物を浮かせる実験や、手回し発電機による発電体験を行い、児童は実験にこぞって参加しようと手を挙げたり、一生懸命ハンドルを回す仲間を応援したりと盛り上がりました。
【6月15日(木) 電気新聞朝刊5面】
- 6月16日(金)、名古屋市のイーブルなごやのホールにて、國府華子教授(音楽教育講座)と金原聡子准教授(音楽教育講座)が「演奏で辿る~女性作曲家の知られざる名曲~」で講師を担当しました。
- 6月15日(木)、ひきこもり当事者や家族に向けた支援に力を入れている三重県松坂市の「よりそいサポーター養成講座」で川北稔准教授(教育ガバナンス講座)が市民に向けて講演しました。
- 愛知教育大学のクラブ天文愛好会「CORE(コア)」のプラネタリウムは学生の手作りで、1号機は約30年前にできましたが、現在は改良され、軽く、コンパクトで、移動してどこでも上映できる工夫がされています。子ども向けの上映も受け付けています。
【6月24日(土)中日こどもWEEKLY1面】
- チャットGPTなど生成AI(人工知能)への中部9県の主な大学(本学含む)の対応を中日新聞が調査し、学生向けにガイドラインを周知したり、業務効率化に活用したりさまざまな方針や対応が見られたことが分かりました。
テレビ番組
- 6月7日(水)放送 ケーブルテレビキャッチネットワーク「KATCH TIME30」
特集「地域の今」で学生団体SAGA(サーガ)のSDGsを広くしってもらうために「バイオミミクリー?トランプ」や「生態系8並べ」等の教材を開発し、中学生に体験してもらう様子が放送されました。また、SDGsを小学生に楽しく知ってもらおうと、西三河地方の小学校に「バイオミミクリー?トランプ」を無償配布するためのクラウドファンディングで、見事目標金額100万円を達成したことも紹介されました。
- 6月15日(木)放送 BSよしもと「ワシんとこ?ポスト」
学生団体SAGA(サーガ)が生出演し、SDGsについて出演者と語り合いました。
- 6月23日(金)放送 ケーブルテレビキャッチネットワーク「KATCH TIME30」
東海学園大学と教員養成の高度化に関する連携協定を締結しました。これまでも東海学園大学から本学教職大学院への進学実績はありましたが、さらに今回の協定締結により、本学教職大学院へ進学を希望する東海学園大学の学生に対しての特別選抜の実施や本学が行う教職大学院の行事や取り組みなどに東海学園大学の学生が参加することができるようになります。
- 6月26日(月)放送 NHK総合「さぬドキっ!」
同番組内で、今増えている「小学生の不登校家庭」についてのコーナーがあり、五十嵐哲也准教授(学校教育講座)が不登校の原因、対策や寄り添い方について解説しました。また、不登校はつらい時期ではあるが、長い目で見ると成長の機会ととらえることもできると寄り添いました。
ラジオ番組
- 6月9日(金)放送 市からお知らせ広場 ぴっちスクエア ~碧南?刈谷?安城?知立市の情報満載~
加藤恵梨准教授(日本語教育講座)と幅良統准教授(理科教育講座)が知立市と連携して実施している亚洲通网址网_亚洲通官方网站が、それぞれ紹介されました。
- 6月30日(金)放送 CBCラジオ「多田しげおの気分爽快~朝からP?O?N」
渡邊幹男教授(理科教育講座)が生放送スタジオインタビューでアサガオについて解説しました。
(広報課 広報?渉外係 向井健人)
2023年7月3日~7日 附属図書館にて「論文の探し方」講座を開催
2023年07月14日
7月3日(月)~7日(金)に「論文の探し方」講座(50分制、期間中全10回開催)を附属図書館にて開催し、学部1年生から院生まで合計40人が参加しました。
これは、卒業論文やレポート作成の支援を目的として企画している図書館独自の説明会です。図書館で利用できる論文データベースの紹介、効率的な論文の探し方や入手方法などについて、演習を交え図書館職員が解説しました。
解説後、参加者は任意のキーワードで検索演習を行い、データベースの使い方、論文を探すフローチャートを確認しながら、興味のある論文について熱心に調べていました。
参加者の感想からは、「安心して論文検索できるようになった」、「今日知ったことを、これからどんどん使っていこうと思う」、「参加していなかったら知らない情報ばかりだったので、夏休み前に知れてよかった」など、満足度の高さがうかがわれ、今後の大学生活に役立つ説明会となりました。
附属図書館は、今後も学生の皆さんが利用しやすい図書館を目指して、定期的に説明会を開催していきます。
(学術研究支援課 資料利用係 高瀨菜津)
2023年7月1日 企業とコラボ!でんきの科学館で実験ショー!
2023年07月18日
本学は、教員としての実践力を育成する目的で、授業の一環として「企業体験活動」を実施しています。本取り組みでは、中部電力パワーグリッド株式会社およびでんきの科学館のご協力のもと、7月1日(土)に11人の学生が、実際のお客さんを前に発電?送電に関するスライドショーと空気に関する実験ショーを行いました。
スライドショーでは、実物の送電線などを使って、発電所から各家庭に届く電気の道筋を説明しました。「発電にはどんな種類があるでしょう?」という学生の問いかけに対し、ショーに参加した子どもから「太陽光!」「風力!」といった返答がありました。
また、実験ショーでは、大気圧の大きさを実感してもらうため、ラップを張った容器内部を手動ポンプで減圧することで、ラップを破裂させる実験を行いました。破裂音のあまりの大きさに、会場からは悲鳴やどよめきが上がりました。さらに、中央部に取っ手のついた正方形のゴム板を机や椅子に置き、取っ手を摘んで机や椅子から引き剥がす実験をお客さん自身で行ってもらいました。大気圧の力によりゴム板は全く離れず、時には椅子ごと持ち上がってしまうことに驚いているお客さんもいました。これらの他に、ブロアーから噴き出る風の力で物を浮かせる実験を行い、巨大な風船や電球の模型が宙に浮かんだ際には、会場から大きな拍手をいただきました。3回のショーはいずれも満員で、満足した表情でショーを後にするお客さんの姿が印象的でした。
参加学生からは、「大勢のお客さんの前で話すことで、教育実習への自信になった」、「企業に勤めている方々の準備力や計画の緻密さを知ることができた」、「仲間と一緒に一つのことを作り上げていく過程の大切さを再認識した」などといった感想が聞かれ、将来の自分のキャリアにとって有益な活動になったことがうかがえました。
また、協力企業の方々からも、「学生自身が生き生きとショーに携わっていて、その楽しさが子どもに伝わっていた」、「ショー本番を迎えるために行ったさまざまなチャレンジによって、学生が大きく成長したことを実感した」、「体験活動を通してさまざまな世界があることを学生に知ってもらえて良かった」といった感想とともに、「今回の体験が将来の教育現場で生かされることを願う」という暖かいエールもいただきました。
(理科教育講座 准教授 幅 良統)
2023年7月7日 JICA「学校保健」の研修員の方々と学生との交流活動を実施しました。
2023年07月19日
7月7日(金)、独立行政法人国際協力機構(JICA)の課題別研修「学校保健」で、マレーシア、ラオス、モンゴル、バングラデシュ、ネパール、パラオ、エクアドルから8人の研修員の方々が来学されました。
学校教員養成課程養護教育専攻3年生が、自分たちが作った掲示物やほけんだよりについて、それぞれの担当の国の研修員の方に説明したり、健康観察や健康診断のロールプレイをしたりして、養護教諭の活動について紹介しました。
その後、学生が事前に調べた各国の特性や教育?健康などの内容を発表する活動を行い、各国の研修員を中心にグループごとでのディスカッションを行いました。
研修員の方々は、世界的に例をみない日本独自の専門職である"養護教諭(Yogo teacher)" が「各学校で全ての子どもの心身の健康を支援する存在であり、保健室を運営していること」に大変興味と関心をもって来学されていることから、学生とのディスカッションが盛り上がりました。
この交流活動を通して、学生からは以下のような感想がありました。
「これまで日本以外のことに目を向けたことはなかったが、今回の活動を通してより広い視野で学校保健や健康課題などについて考えることができた。特に国の風土や特性によって健康課題が異なっていることや、それぞれの課題に特化した学校保健政策が行われているということが印象に残った。日本でも少子高齢化や地域の繋がりの軽薄化などの課題が生まれているため、まずは国や地域の現状を知るところから始めるべきだと考えた」 「今ある学校保健にだけに目を向けるのではなく、今後の課題を把握し、それに対する対策などを世界で情報共有し合って考えていくことが必要だと学んだ。そして良いもの、今後に生かせそうなものは積極的に取り入れていくことが必要だと感じた」
世界ではさまざまなバックグラウンドをもつ人々が生活していることを実感し、養護教諭を目指す学生が、養護教諭の果たす役割や責任とともにその魅力を再発見することができたようでした。同時に、"養護教諭(Yogo teacher)"による健康教育を日本から世界へと発信していく機会になったと思います。
(養護教育講座 教授 浅田知恵)
2023年6月26日 本学附属特別支援学校高等部1?2年生が本学を訪問しました。
2023年07月27日
6月26日(月)、愛知教育大学未来共創プラン戦略1「子どもキャンパスプロジェクト」の取り組みとして、本学附属特別支援学校高等部1?2年生19人と引率教員7人が遠足で本学を訪れました。
大学に到着すると、梅雨時期にもかかわらず天候に恵まれたため、まず講堂前のスカイガーデンで記念撮影を行い、その後引率の先生の指示に従い特別支援教育棟に向かいました。
特別支援教育講座の吉岡恒生教授による「障害児臨床特論」に参加し、学生も交えて二人一組になり活動を行いました。生徒達からやりたい遊びを聞いた後、各々の部屋に分かれてトランポリンで遊んだり、一緒にピアノを弾いたり、カードゲームをするなど楽しい時間を共に過ごしました。お昼の時間が近づくとみんなで昼食会場に移動して、一緒に食事をとりながら交流を深めました。
昼食後はこれまで一緒に活動して学生にお別れを告げながら、次の会場となる大学会館に移動しました。大集会室では保健体育講座の成瀬麻美准教授と学生達によるダンス活動が行われました。ここでも生徒と学生がペアになってストレッチを行った後、音楽のリズムに合わせて自由に踊ったり、新聞紙を使って独自の遊びを行うなど、目一杯体を動かしました。
最後に本学の公式マスコットキャラクター「愛教ちゃん」と「エディ」が登場し、生徒達は歓声をあげながら迎え、ダンスをともにした学生を含めて記念撮影をしました。その後は学生達に見送られながら笑顔でバスに乗り込み、大学を出発しました。
生徒達からは「トランポリンで高く跳んだり、遊ぶ時間がたくさんあってうれしかったです」「新聞紙を使っていろいろなダンスをして楽しかったです。ヨガをして楽しかったです。先生と同じポーズをして楽しかったです。また行ってみたいです」という感想が寄せられ、引率した教員からは「プレイルームで学生の子とさまざまな遊びに親しんだり、ダンスで多様な動きを経験することができました。ありがとうございました」という感想をいただきました。
また、迎えた学生からも「さまざまな生徒たちとかかわることができ、性格や様子の違いから接する時の態度や声掛けなどを意識することができ、たくさんのことを学ぶことができた」という感想が寄せられました。
当プロジェクトは、「子どもと共に、学生と共に、社会と共に、附属学校園と共に、未来の教育を創ります。」というビジョンを実現するため、積極的に地域の子どもたちを受け入れていきます。
(企画課 未来共創推進室長 稲垣匡人)