2023年6月23日 東海学園大学と教員養成の高度化に関する連携協定を締結しました。
2023年07月04日
6月23日(金)、本部棟第三会議室において、本学と東海学園大学との教員養成の高度化に関する連携協定を締結しました。協定の締結式には、本学からは、野田敦敬学長および4人の理事が出席し、東海学園大学からは、石川清学長はじめ大学関係者4人が出席しました。
この協定の目的は、「本学大学院への受験?入学を希望し東海学園大学に在籍する教員を志す学生を対象として、本学大学院教育学研究科専門職学位課程(教職大学院)において、教育実践力を備えた高度専門職業人としての教員の養成を行うこと」であり、今までに同様の協定を椙山女学園大学、愛知東邦大学、鈴鹿大学、愛知淑徳大学、愛知大学、岡崎女子大学、南山大学、中京大学と締結しており、今回で9番目の協定締結校となります。
これまでも東海学園大学から本学教職大学院への進学実績はありましたが、さらに今回の協定締結により、本学教職大学院へ進学を希望する東海学園大学の学生に対しての特別選抜の実施や本学が行う教職大学院の行事や取り組みなどに東海学園大学の学生が参加することができるようになります。
締結式は、本学野地恒有理事(教育?学生担当)?副学長から、協定締結の経緯や趣旨、協定などの概要説明があり、その後、両大学の学長による協定書および覚書への署名が行われました。
署名後、本学の野田学長からは「小学校教員採用試験の倍率が昨年度全国平均で過去最低の2.5倍となっている状況下であるからこそ、教員養成自体を高度化していく必要性を強く感じている。この協定により東海学園大学に入学し、教員免許を取得後、本学教職大学院に進学し、正に高度な教員になっていく実績を積み重ねてもらいたい。さまざまな意味で本日がスタートラインであると考えている。今後は、このご縁をもとに、教職大学院に限らず、学部教育でも連携を深めることができると期待している」とのあいさつがありました。東海学園大学の石川学長からは、「東海学園大学は教員養成に力を入れてきたこともあり、教員養成は本学の重要な柱の1つである。近年、教育実践力を備えた高度専門職業人としての教員養成が求められる中、本学の学生の中にも教職大学院の重要性が認識されている。今回の連携協定締結により、さらに教職大学院への進学実績が高まることは本学の学生にとっても大変有意である。これを契機とし、学生の学術交流を始め、教員の研究交流等がますます活発になることを期待している」との話があり、締結式を終えました。
(総務課 副課長 浅岡明美)