News & Topics:2023年01月掲載分
- 2022年12月15日 大学正門付近の大学PR看板を、「創基150周年記念事業ロゴマーク」を加えた新デザインに更新しました。
- 2022年12月17日 三重大学で「ESD for 2030」TOKAIプロジェクト 三重研修会を開催しました。
- 「選挙出前トーク」を本学学生が実施しました。
- 2022年11月20日 「保護者懇談会2022」、「第7回愛知教育大学ホームカミングデー」を同日開催しました。
- 2022年12月発表 令和4年3月卒業者の教員就職者数が全国1位となりました。
- 2022年12月10日 令和4年度スクールリーダー研修会を開催
- 2022年12月11日 「第46回冬の子どもまつり」を開催しました。
- 2022年12月23日 日本聴覚障害学生高等教育支援シンポジウム開催
- 2022年12月7日 未来共創プラン戦略1「子どもキャンパスプロジェクト」の一環で東栄小学校と佐久島しおさい学校が本学を訪問しました。
- 2022年12月21日 未来共創プラン戦略1「子どもキャンパスプロジェクト」で第2回竹林整備体験会を開催
- 2022年12月26日 本学で餅つきを行いました
- 2022年12月分 本学掲載の新聞記事、メディア紹介
- 2022年12月24日 医教連携フォーラム2022を開催しました。
- 2022年12月17日 文部科学省委託事業「多文化共生に向けた日本語指導の充実に関する調査研究」事業報告会(フォーラム)を開催しました。
- 2023年1月8日 岐阜駅前じゅうろくプラザで「ESD for 2030」TOKAIプロジェクト 岐阜研修会を開催しました。
- 2023年1月8日 「井ケ谷町新春ウォーキング」に参加しました。
2022年12月15日 大学正門付近の大学PR看板を、「創基150周年記念事業ロゴマーク」を加えた新デザインに更新しました。
2023年01月 4日
昨年度、「大学の目印」および「本学の取り組み」、「地域の活性化の足がかり」になることを目的に、正門手前に大学PR看板(横5.5m×高さ1.8m)を設置しており、来年2023年度の創基150周年記念事業を広く周知するため、12月15日(木)に新たなデザインに更新しました。
今回のデザインでは、「創基150周年記念事業」のロゴマークを中央に配置し、本学の「伝統と共創」を表現しています。ロゴマーク中の「校章の花の輪」は、将来にわたり附属学校園を含む本学が、教育の未来を華やかに開いていくことを表しています。
また、未来共創プランから「子どもの声が聞こえるキャンパス」「地域から頼られる大学」のキャッチコピーと、大学をあげて取り組んでいる「SDGs」のロゴマークを付け加えることで、本学の活動をより印象づける工夫をしています。なお、本学の附属高校の教員と生徒がモデルになっている教育現場での活動写真についても、引き続き使用をしました。
この大学PR看板は、バスや自動車で来学された方々の目線に入りやすいように、高さや場所についても工夫していますので、大学にお越しの際には、ぜひご注目ください。
(施設課 副課長 谷川正憲)
2022年12月17日 三重大学で「ESD for 2030」TOKAIプロジェクト 三重研修会を開催しました。
2023年01月 4日
12月17日(土)三重大学 環境?情報科学館で「ESD for 2030」TOKAIプロジェクト三重研修会を開催しました。
昨年度に引き続き推進している、文部科学省補助事業「SDGs達成の担い手育成(ESD)推進事業」の研修会の一つとして「ESD for 2030」TOKAIプロジェクト 三重研修会を開催しました。
本研修会は、三重大学が主催する三重ユネスコスクール研修会2022と共同で開催し、前半を三重大学による三重ユネスコスクール研修会2022、後半を「ESD for 2030」TOKAIプロジェクト三重研修会として実施しました。
前半では、三重大学の平山大輔教授による司会進行のもと、同大学の朴恵淑特命副学長/ユネスコスクール委員長の開会のあいさつから始まり、三重県におけるユネスコスクール活動の報告として、三重県立桑名高等学校、三重中学校?高等学校の生徒から、また、三重大学ESD-SDGsクラブからそれぞれの学校での活動報告が行われました。
後半では、一般社団法人SDGsコミュニティの新海洋子代表理事の司会で、7月から5回にわたり実施してきたESD授業づくりのための研究会参加教員のうち、三重県からの参加教員3人が、ESD授業を通した学びを発表しました。
後半のはじめに、本学の大鹿聖公地域連携センター長から「ESDと学習指導要領」の題目でミニ講義がありました。続いて、研究会参加教員の三重県立飯南高等学校の堀内洋二教諭、津市立育生小学校の伊藤洸亮教諭、松阪市立徳和小学校の服部真一主幹教諭から、研究会での気づきと学び、ESD授業をつくるために重要なことをテーマに、それぞれ発表を行いました。
発表は、「ESD授業を作る上での『発問』の重要性」「子どもたちが感動できる、インパクトのある発問を考えること」「挑戦と体験、この繰り返しが大切であること」など、自身の経験を交えた、とても共感しやすい内容でした。
発表の後には、研究会でチューターを務めている一般社団法人ネクストステップ研究会の寺田卓二代表理事と新海洋子代表理事、オブザーバーである皇學館大学教育学部の萩原浩司助教から、研究会に参加して、どのような変容がみられるのか、研究会参加教員に向けてコメントがありました。
最後に、研修会参加者から発表者に向けていくつか質疑応答があり、大鹿地域連携センター長から閉会のあいさつがあり、研修会を終了しました。
(地域連携課 地域連携係 角三岳大)
「選挙出前トーク」を本学学生が実施しました。
2023年01月 4日
11月11日(金)、11月15(火)、12月13日(火)の3回、本学学生が学生ボランティアとして「選挙出前トーク」を実施しました。この事業は、主権者教育の一環として刈谷市内の小中学生に対して、選挙への関心を持ってもらうことを目的に本学と刈谷市で連携して活動を行っています。
今年度は、刈谷市立刈谷特別支援学校と刈谷市立衣浦小学校、刈谷市立刈谷東中学校の3校で、学生ボランティアとして集まった本学3年生の学生3人が参加し、刈谷市選挙管理委員会の協力のもとそれぞれの学校で、この事業を実施しました。
当日は、本学学生による選挙に関する説明やクイズがあり、また、模擬選挙では、候補者役の刈谷市職員の方から演説を聞き、実際の選挙と同じように投票をしました。楽しみながら選挙について学ぶ子どもたちの姿が見られ、選挙への関心を高める実りの多いイベントになりました。
(地域連携課 地域連携係 山下 湧生)
2022年11月20日 「保護者懇談会2022」、「第7回愛知教育大学ホームカミングデー」を同日開催しました。
2023年01月 5日
11月20日(日)に「保護者懇談会2022」および「第7回愛知教育大学ホームカミングデー」を同日開催しました。
保護者懇談会は、本学に在籍する学生の保護者向けに毎年開催している懇談会で、今年度は約400人の保護者の方々が参加しました。
学生による就職活動体験談をはじめ、教員との個別面談のほか、教務や就職担当職員などに質問できる質問コーナー、クラブ?サークル団体であるオカリナサークル、混声合唱団、管弦楽団による公演が行われ、第一共通棟ではAUEパートナーシップ団体(PS団体)の活動報告が実施されました。また、附属図書館では自由見学およびツアーの実施、自然科学棟では3D宇宙シアターの上映や屋上に設置された天文台の見学が行われ、来場した保護者が楽しむ様子がうかがえました。
ホームカミングデーは、本学の卒業生等が一堂に会し、親睦を深め、本学の現在について情報共有することを目的に開催されるイベントです。新型コロナウイルス感染症対策の徹底のため、例年実施していた「学食体験」「図書館ガイドツアー」「懇親会」は行わず、講堂での「全体説明会」と教科ごとに交流を行う「学びの交流会」を実施しました。当日は卒業生、在学生、本学元教職員、本学教職員など、921人の参加がありました。
保護者懇談会およびホームカミングデーが合同で開催した「全体説明会」は、講堂において実施され、312人が参加しました。最初に野田敦敬学長による講演があり、令和3年3月に策定した『未来共創プラン』についての説明、最近の本学の取り組みおよび本学学生の活躍の紹介ならびに本学の財務状況等の報告がありました。その後、本学の沿革と令和5年に創基150周年を迎えることが述べられ、来年度実施する記念式典の内容とロゴの紹介が行われました。記念式典の成功に向けての支援と協力について依頼があり、講演は終了しました。続いて、担当副学長、学長補佐による授業、留学、学生生活および就職に関する大学全体の説明が行われました。最後は2人の学生による就職活動体験談で締めくくられ、会場は温かい拍手に包まれました。
全体説明会後、ホームカミングデーの企画として、在学生と卒業生が共に学び交流する「学びの交流会」が実施されました。大学教員が中心となり、17講座が教科研究会や交流会等を開催し、オンラインでの参加も含め、609人が参加しました。卒業生からは、「教職の魅力を共有できるよい機会だった」「たくさんの立場の方からお話を伺うことができたため、職場に還元ができる」という意見があり、在学生からは、「現場の先生の本音を自分の耳で聞くことができ、将来に対する不安が大きく悩んでいたが、少し前向きになれた」という意見も聞かれ、非常に有意義な交流の場となりました。
当日は、「第2回あつまれ!子どもキャンパスin愛知教育大学」も開催していたこともあり、学内は大変賑わい、地域の方々、卒業生、保護者の皆様に、本学の歴史と現在を知っていただくことができた、充実した一日となりました。
(総務課 総務係 前田祥子)
2022年12月発表 令和4年3月卒業者の教員就職者数が全国1位となりました。
2023年01月10日
文部科学省が毎年度調査を行っている国立の教員養成大学?学部および国私立の教職大学院の卒業者および修了者の就職状況等について、令和4年3月卒業者および修了者の結果が令和4年12月16日(金)に発表されました。
【本学教員養成課程卒業者の状況】
〇教員就職者数は正規採用332人?臨時的任用180人の計512人(前年3月卒業者から55人増)で、国立の教員養成課程44校中、第1位の人数。
500人を超えたのは本学のみ。全国1位は2年連続(正規採用数332人は全国3位)。
〇教員就職率は68.7%(前年3月卒業者から7.5ポイント増)で、国立の教員養成課程44校中、第4位の率(同44校の平均は60.1%)。
〇進学者と保育士就職者を除く卒業者を分母とする教員就職率では73.7%で、国立の教員養成課程44校中、第9位の率(同44校の平均は66.9%)。
【本学教職大学院修了者(現職教員を除く)の状況】
〇教員就職者数は正規採用34人?臨時的任用19人の計53人(修了者数は56人)で、教員就職率は94.6%(全教職大学院54校の平均は92.3%)。
〇令和2年度に改組?拡充した後の最初の入学者が令和4年3月に修了を迎え、教員就職者53人は前年3月修了者から28人の増(修了者56人は前年3月修了者から31人の増)。
本学の教員就職支援では、専門スタッフとして教員就職特任指導員が常駐し、面接指導、小論文指導、個別相談などの教員採用試験対応とともに、教員として働く上での事柄や授業での学びの時期とリンクした事柄をテーマとする講座?ガイダンスなどによる充実した内容で、入学時から段階的にサポートしており、教員就職実績としても全国トップレベルを維持しています。 今後も、豊かな人間性と確かな実践力を身に付けた「子どもたちの未来を拓く」教員の輩出に向け、取り組みを続けていきます。
関連リンク
(キャリア支援課長 玉越貴文)
2022年12月10日 令和4年度スクールリーダー研修会を開催
2023年01月10日
12月10日(土)名古屋市の名古屋国際会議場にて、教職キャリアセンター教員研修部門主催の「令和4年度スクールリーダー研修会」を開催しました。本学では今年度から始まった第4期中期計画において、スクールリーダーが現代的教育課題に対応した教育活動を行うことができるよう研修プログラムを開発し実施することを掲げていることから、この計画に基づき本研修を実施しました。当日は県内の小学校、中学校、義務教育学校、高等学校、特別支援学校の管理職や教育委員会等の関係者ら140人のスクールリーダーの方々が参加されました。
研修会では、杉浦慶一郎教職キャリアセンター長の開会の辞、磯部征尊教職キャリアセンター教員研修部門長から部門の取り組みの説明の後、講演と招待講演を行いました。
まず、本学教職大学院の3人の教員から講演を行いました。井上正英教授(教職実践グループ)から、「学校は組織と言えるのか?」との演題で講演を行い、真山惠特任教授からはコミュニティスクール化の取り組み、花井和志特任教授からは、学校における教職員間の組織づくりについて、それぞれ学校現場での経験について実践事例が紹介しました。
続いての招待講演では、幸田町教育委員会池田和博教育長と静岡文化芸術大学倉本哲男教授から「管理職に必要な資質能力とは?―これまでの教職キャリアを振り返る―」をテーマにご講演いただきました。池田教育長からは、学校のカリキュラムマネジメントの大切さ、教育長や学校長のリーダーシップの重要性などのお話をいただきました。倉本教授からは、管理職に必要な7つの基準やカリキュラムマネジメントの3つの円などについてご紹介いただきました。その後、学校のビジョンや家庭?地域社会との連携について、参加者同士でグループディスカッションを行いました。
最後に本学の野田敦敬学長から閉会のあいさつがあり、研修会を終了しました。
研修会後のアンケートでは、「初任校長として、今後についてヒントを得ることができたように思います」「今後管理職としてどのように学校を運営していくか参考になりました」「学校を組織として改めて見直すよい機会となりました」といった声が寄せられ、実りのある研修会となりました。。
(教職キャリアセンター教員研修部門)
2022年12月11日 「第46回冬の子どもまつり」を開催しました。
2023年01月11日
12月11日(日)に「第46回冬の子どもまつり」を本学キャンパスで感染対策を徹底して開催し、近隣の地域の子どもたちと学生で賑わいました。
当日は快晴のもと、実行委員会や他の学生団体が今日のために準備してきた企画を楽しむ姿を見ることができました。
「よろしくるーむ」と呼ばれる部屋で子どもと学生がグループになり、一緒に企画を回るなかで仲を深めました。
会場となった第一共通棟のいたるところに、委員が手作りした装飾を飾りました。飾りの持ち帰りの時間になると、腕いっぱいに装飾を抱える子どもであふれかえりました。 また、子どもまつり提供の本部企画「世界旅行」や他団体のさまざまな企画で遊ぶ子どもたちの姿も見ることができました。
【子どもまつり実行委員会委員長 齋木俊亮さんのコメント】
「第46回冬の子どもまつり」に参加していただきありがとうございました! 昨今のコロナ禍のなか、多くの方に参加していただけたこと大変うれしく思います。今回の子どもまつりはお楽しみいただけましたでしょうか? 次回の子どもまつりでは、さらに進化した子どもまつりを提供できるよう、委員一同頑張って準備をしていきます! たくさんの参加をお待ちしております!
(第54回子どもまつり実行委員会)
2022年12月23日 日本聴覚障害学生高等教育支援シンポジウム開催
2023年01月11日
12月23日(金)、第18回日本聴覚障害学生高等教育支援シンポジウムのプログラムの1つとして、「『つなげる』『つながる』を支援の力に―聴覚障害学生?支援学生にとっての支援活動とは、を聞く― 」をテーマに、リアルタイム配信型企画が開催されました。本企画は日本聴覚障害学生高等教育支援ネットワーク(PEPNet-Japan事務局)が主催するもので、文部科学省高等教育局学生支援課課長補佐の小栗孝明氏と関西学院大学教授でPEPNet-Japan運営委員長の松岡克尚教授を聞き手に迎え、本学と東京都立大学、宮城教育大学の学生が参加しました。
本学からは、学校教員養成課程特別支援教育専攻2年で、情報保障支援学生団体「てくてく」(AUEパートナーシップ団体)に在籍する井本彩巴(いもといろは)さんと後藤恵(ごとうめぐみ)さんが参加し、「てくてく」の活動の中から「支援チームの活性化」と「コロナ禍での支援活動周知に向けた情報発信の在り方や支援者養成」をテーマに発表を行いました。井本さんはコロナ禍で利用学生と支援学生の関係が希薄になってきている中で、手話部を立ち上げ交流の場を設けたことや、実際に手話部で習った手話が、パソコンテイク中のトラブルの際に役立った例を紹介しました。そのほかにも、コーディネーター会議、タイピングコンテストなど「てくてく」の運営を活性化するためのさまざまな取り組みについて発表しました。後藤さんはteamsを利用したコーディネートの運営方法やタイピングスキル向上のための練習ソフトの作成、登録学生を増やすための工夫などについて発表しました。
すべての大学の発表終了後には主催者側から、学生が主体となって聴覚障害学生を支援するという「横のつながり」はたいへん意義のあることであるとともに、その活動を途絶えさせないための学年での引継ぎや職員のサポートなどの「縦のつながり」も大切であり、これからも障害学生が実りあるキャンパス生活を送ることができるよう支援のつながりを拡げていきたいと総括がありました。
(学生支援課 障害学生支援室)
2022年12月7日 未来共創プラン戦略1「子どもキャンパスプロジェクト」の一環で東栄小学校と佐久島しおさい学校が本学を訪問しました。
2023年01月12日
12月7日(水)、愛知教育大学未来共創プラン戦略1「子どもキャンパスプロジェクト」の取り組みとして、東栄町立東栄小学校の1~4年生57人と引率教員7人、西尾市立佐久島しおさい学校の1~6年生13人と引率教員4人の計81人が本学を訪問しました。奥三河の山に囲まれた東栄小学校と、三河湾に浮かぶ佐久島しおさい学校の子どもたちが交流するこのイベントは「ようこそ!山と海の子どもたち」と名付けられ開催されました。
一足先にバスで大学に到着した佐久島しおさい学校の子どもたちは、緊張しつつもにこにこしながら本学に降り立ちました。その後、西野雄一郎准教授と樋口一成教授、生活科教育の学生によるワークショップ「バンブーランタンを作ろう」の会場に移動しました。子どもたちは学生や教員に見守られながら、初めて挑戦するバンブーランタン作りにあくせくしながらも笑顔の絶えない時間になりました。
バンブーランタンを作り終えた後、東栄小学校の子どもたちがバスで到着しました。野田敦敬学長に見守られながら講堂前で両校が合流し、対面セレモニーであいさつを交わしました。
両校の子どもたちはそれぞれ「体つくり運動」と「ダンス」の2つのコースに分かれ、学生との交流を楽しみました。両校の子どもたちと学生が混ざって笑いながら楽しむ様子は、見守っている周りの教職員も笑顔にさせてくれました。
昼食後は講堂前で両校の集合写真を撮影し、佐久島しおさい学校の子どもたちと野田学長、愛教ちゃん?エディに見送られながら東栄小学校の子どもたちは名残惜しそうに帰路につきました。
その後、佐久島しおさい学校の子どもたちはその日の思い出を俳句にするワークショップに参加し、短冊にしたためました。バンブーランタンと短冊をお土産にし、佐久島しおさい学校の児童も帰りのバスに乗り込み帰っていきました。
後日のアンケートでは、参加した児童からは「新しい竹の活用方法として知れたのでとてもよかった」「わかりやすかったし大学生やしおさい学校の子ともなかよくできて楽しかった」という意見があり、学生からは「子どもの目線にたつことで子どもがどうしたいかがよりわかる気がした」「1人でできると言われた時に、全てを支援しようとしていましたが、それは違うと気づくことができた」という感想が寄せられました。
当プロジェクトは、「子どもと共に、学生と共に、社会と共に、附属学校園と共に、未来の教育を創ります。」というビジョンを実現するため、積極的に地域の子どもたちを受け入れていきます。
- 参考
同イベントは2022年12月7日(水)の毎日新聞Web版(外部リンク:全文表示には会員登録が必要)および12月23日(金)の毎日新聞19面に掲載されました。
(企画課 未来共創推進室 未来共創推進係 大森智子)
2022年12月21日 未来共創プラン戦略1「子どもキャンパスプロジェクト」で第2回竹林整備体験会を開催
2023年01月13日
12月21日(水)、愛知教育大学未来共創プラン戦略1「子どもキャンパスプロジェクト」の取り組みとして、竹林整備体験会を開催し、学生12人のほか教職員ら、合計22人が参加しました。子どもキャンパスプロジェクトでは、大学に自生している竹林を利用して、 子どもたちに遊びと学びのプログラムを提供することを支援しています。 今回は竹林整備とともに、竹活用の取り組みとしてバンブーランタンの制作を実施しました。また、伐採した竹は後日チップ化してカブトムシやクワガタなどの住処とする予定です。
最初に自然観察実習園の作業員の方と共に、自然科学棟前の竹林で竹林整備体験を行いました。参加者はのこぎりを手に力を合わせて竹を伐採し、太さのある竹はバンブーランタン作成用に長さをそろえて切り出しました。日中でも肌寒さを感じる日でしたが、体を動かすうちに寒さを忘れ、熱中しながら竹林整備に取り組みました。
続けて美術?技術実習棟の木材加工実習室に移動し、バンブーランタンの制作を行いました。参加者は教職員の指示を受けながら竹を加工しやすい大きさに切り出し、刳子錐(くりこぎり)や電動ドリルなどの道具を用いて表面に穴を開け、思い思いのバンブーランタンを作りました。その後、完成したバンブーランタンを美術?技術?家政棟南の池に飾りつけ、1月11日(水)までバンブーランタンイルミネーションを実施しました。
開催後、参加した学生や教職員からは「普段ではなかなか経験出来ない貴重な体験ができて楽しかった」「楽しく竹を使って、ランタンを作ることができた。また、それを大学内に飾り、きれいに光っているのを見るととても達成感を感じられた」「次回は子どもと一緒に作りたいです!」などの感想があがりました。
当プロジェクトは、「子どもと共に、学生と共に、社会と共に、附属学校園と共に、未来の教育を創ります。」というビジョンを実現するため、「大学に自生している竹林を利用して体験的な教科学習を提供すること」を目指します。
(企画課 未来共創推進室 未来共創推進係 柘植貴史)
2022年12月26日 本学で餅つきを行いました
2023年01月18日
12月26日(月)本学講堂前スカイガーデンにおいて、自然観察実習園で収穫されたもち米を使用し、「無病息災、学内安全」を祈念して教職員および学生有志による餅つきを行いました。
今年はもち米の生育が非常に良く、例年に比べ多くの収穫量があったため、新年を明るく、健康に迎えたいといった想いを込めて企画しました。
当日は、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、屋外での開催となりましたが、野田敦敬学長、岩山勉人事?研究担当理事、新津勝二総務?財務担当理事をはじめとする教職員に加えて有志の学生が参加しました。
あらかじめ自然観察実習園の作業所で蒸されたもち米が講堂前に持ち運ばれ、準備された石臼に投入された瞬間、蒸したてのもち米の良い香りが漂い、参加した教職員と学生から歓喜の声が上がりました。
参加者による餅つきの掛け声が響く中、餅つき初体験の学生も一生懸命杵を振り続け、約2升の餅をつき、鏡餅を完成させました。
完成した鏡餅は役員室に飾られました。鏡餅の台座は、実習園の作業員(近藤末男氏)が実習園で伐採した竹を加工し、鏡餅を彩る松竹梅の飾りは財務課の派遣職員(棚岡実氏)が作成したものを使用しました。
年が明け、1月10日(月)には鏡開きを行い、野田学長はじめ大勢の教職員が、炭火で焼いたこだわりの餅でぜんざいを味わい、身も心も温まりました。
【参加した学生の感想】
〇初めて餅つきを経験して、コロナ禍でも学校現場で子どもたちと楽しめるような企画ができれば良いと思いました。(4年生)
〇入学してからコロナが蔓延していて、学内でこのようなイベントがなかったのでとても新鮮で楽しかったです。(3年生)
〇つき立てのお餅が、とても美味しくてビックリしました。来年もぜひ参加したいです。(3年生)
(学術研究支援課 学系支援係 創造科学系 玉城寛人)
2022年12月分 本学掲載の新聞記事、メディア紹介
2023年01月19日
2022年12月に掲載された新聞記事は6件、情報誌は2件です。この他に紹介された記事等があれば広報課まで情報をお寄せください。
新聞記事
- 10月から1月にわたって、ロシアによる軍事侵攻が続き、研究や教育活動がままならないウクライナの研究者向けの遠隔研修プログラムが行われ、本学の北村一浩教授、鎌田敏之教授、田中生雅教授、田中優司教授が講師として参加しました。なお、本プログラムは本学の宮川秀俊名誉教授が中心となり、国際協力機構(JICA)と協力して作成されました。さまざまなジャンルの有識者を講師として迎え、2月まで行われます。(11月分未掲載記事)
- 12月11日(日)開催の東海学生駅伝の出場大学が紹介され、本学の女子チームと男子チームが参加チームとして掲載されました。
- 10月に福岡県で開かれた「第七十回全日本吹奏楽コンクール」で銅賞に選ばれた本学吹奏楽団の馬場涼成さんが11月28日(月)に愛西市役所にて、日永貴章愛西市長から祝福を受けました。
- 12月10日(土)岐阜県岐阜市橋本町のじゅうろくプラザで開かれた「『いのちの授業』を体験的に学ぶ!」に参加した本学学生の長縄莉歩さんのコメントが掲載されました。
- 河合塾による受験生の志望動向分析の結果、本学の教員養成課程の人気が回復したことが掲載されました。
- 12月13日(火)に教育支援システムの開発などを手がける「EdLog(エドログ)」と本学の協定締結式が行われました。児童生徒が受ける小テストや定期テストなどの採点にデジタル技術を活用して、解答の一覧化や〇付けの自動化など、教員の負担軽減を検証する共同研究を実施します。
- 12月7日(水)に愛知教育大学未来共創プラン戦略1「子どもキャンパスプロジェクト」の取り組みとして、東栄町立東栄小学校の1~4年生57人と引率教員7人、西尾市立佐久島しおさい学校の1~6年生13人と引率教員4人の計81人が本学を訪問しました。奥三河の山に囲まれた東栄小学校と、三河湾に浮かぶ佐久島しおさい学校の子どもたちが交流するこのイベントは「ようこそ!山と海の子どもたち」と名付けられ開催しました。子どもたちは本学学生とともにフラフープやボールを使った遊びやダンスなどで楽しみました。子どもたちからは「大学生やしおさい学校の子ともなかよくできて楽しかった」などの感想がありました。
- ※このニュースは2022年12月7日(水)の毎日新聞Web版(外部リンク:全文表示には会員登録が必要)にも掲載されました。
【12月23日(金) 毎日新聞19面】
情報誌
- 「KARIYA『刈谷で暮らし続けたい』私がベストプレイスに選ぶワケ。」(刈谷市企画財政部広報広聴課発行)
刈谷市の教育について紹介するページで本学が子どもの未来を広げる魅力ある教育環境の1つとして紹介されました。
- 「KATCH UP」(キャッチネットワーク発行)
「あなたにとって、キャッチネットワークって何ですか?」取材を通して出会った30組のメッセージを紹介するページで本学加納誠司教授のメッセージ「地域のお宝がTVの中に!!」が掲載されました。
(広報課 広報?渉外係 向井健人)
2022年12月24日 医教連携フォーラム2022を開催しました。
2023年01月20日
12月24日(土)、岡崎市図書館交流プラザ りぶらにて「医教連携フォーラム2022」を開催しました。
「医」と「教」の連携を深めていくことを目的として連携協定を締結している藤田医科大学と共同開催で「医教連携によって開発した食物アレルギー等緊急時対応プログラムの実践-そなえる&ふせぐ 安心な学校づくり-」をテーマにフォーラムを開催しました。今年度で7回目の開催となり、当日は養護教諭等の現職教員を中心に13人の参加がありました。
本学の野田敦敬学長によるあいさつから始まり、前半は、本学地域連携センター委員の岡本陽准教授より実際に起こった誤食事故(インシデント)の事例分析と学校におけるアレルギー対応体制について説明がありました。次に、藤田医科大学地域連携教育推進センター長の石原慎教授より、アナフィラキシーの症状等について実際の写真や音声による事例を交えて説明がありました。
後半は、座学では習得できない緊急時の対応について、人形と練習用注射器を用いて参加者全員が実際にエピペンの実技トレーニングを行いました。
最後に、質疑応答および本学の大鹿聖公地域連携センター長による閉会のあいさつがあり、アレルギー対応の重要性を踏まえながら、1日の内容を振り返り、本フォーラムの総括としました。
参加者からは、「アレルギーに関する学校での対応をどのように構築していけばよいかについて深く学ぶことができました」「実際に針の出るエピペンを打つことができて、針の太さも実感することができました」などの感想がありました。教育現場等での課題である食物アレルギーへの対応を学ぶ貴重な機会となり、今後につながる有意義なフォーラムとなりました。
(地域連携課 地域連携係 山下湧生)
2022年12月17日 文部科学省委託事業「多文化共生に向けた日本語指導の充実に関する調査研究」事業報告会(フォーラム)を開催しました。
2023年01月20日
12月17日(土)本学次世代教育イノベーション棟カキツバタホールにて文部科学省委託事業「多文化共生に向けた日本語指導の充実に関する調査研究」事業報告会(フォーラム)を開催しました。
本学では、令和2年度より文部科学省の委託を受け、知立市の協力を得て、調査研究に取り組んでいます。この調査研究は、外国人の集住地域である知立市において、知立市立知立東小学校および知立市立知立南中学校を研究拠点校とし、外国人児童生徒等への支援にかかわるこれまでの取り組みをもとに、新たな局面に対応する方策を再構築すること、また、「多文化共生社会の担い手となる児童生徒の育成」の在り方について検討すること、さらに、今後外国人児童生徒等の増加が予想される地域や学校への情報発信をすること、この3点を目指して事業を進めてきました。
当日は、本事業の関係者のみならず、多方面から多くの参加者があり、関心の高さがうかがえました。
本学の野田敦敬学長によるあいさつに始まり、取り組み発表では、日本語教育講座の菅原雅枝准教授による概要説明の後、日本語教育支援センターの西山幸子助手から、愛知県内すべての小中学校および特別支援学校を対象に実施したアンケート結果に関する報告を行いました。
続いて、研究拠点校における授業実践の取り組みについて、本学社会科教育講座の阿部亮吾准教授、知立市立知立東小学校の二宮敬之教諭、知立市立知立南中学校の大塚悠矢教諭から、実際の授業研究の様子の紹介などを交えた発表がありました。
次に、冊子「いまさらだけど多文化共生ってなに?」を作成する取り組みについて、本学日本語教育講座の川口直巳准教授、知立市企画政策課地方創生SDGs係の佐藤浩二係長から報告を行いました。この冊子は、多文化共生社会を構成するさまざまな地域住民に向けて「多文化共生」について考えるきっかけを発信することをねらいとして作成したもので、マンガによるエピソード紹介など、あらゆる方々にとって親しみやすい内容となるよう工夫がなされています。日本語版だけでなく、ポルトガル語版など多言語版も作成しており、今後さまざまな場面での活用が期待されます。
続いて、知立市教育委員会 宇野成佳教育長よりお話をいただきました。大学、小中学校、市教委による三位一体の研究体制を構築するため、教育委員会が大学と小中学校をつなぐパイプ役となりご尽力いただいことを振り返るとともに、研究拠点校での実践を知立市内の他の小中学校にも共有できたことは、市の教育にとって貴重な財産となったと感謝の言葉をいただきました。
後半は、明治大学国際日本学部特任教授 兼 国際交流基金日本語国際センター所長の佐藤郡衛氏から、「多文化共生の教育に向けて」と題し、ご講演をいただきました。多文化共生の重要な視点や、共生のためには受け入れ側がどうあるべきかというお話など、さまざまな立場にある参加者それぞれにとって、新鮮な気付きのある講演でした。
その後、本調査研究事業にご協力をいただいた知立市の林郁夫市長より、今後もSDGs未来都市として「多文化共生」を主軸に掲げる知立市から、素晴らしい多文化共生を全国に、世界に発信していきたいと、力強いメッセージをいただきました。
最後に、杉浦慶一郎 連携?附属学校担当理事からこの事業に関係した方々への謝辞と閉会のあいさつがあり、事業報告会を終了しました。
外国にルーツのある子どもたちを支えるためには、さまざまな機関や組織が連携協力していくことが必要不可欠です。ここを新たな出発点とし、かかわるすべての人達が互いに協力しながら、多文化共生の教育の実現に向け、引き続き多様な課題に取り組んでまいりたいと思います。
(地域連携課 地域連携係長 神谷知穂)
2023年1月8日 岐阜駅前じゅうろくプラザで「ESD for 2030」TOKAIプロジェクト 岐阜研修会を開催しました。
2023年01月23日
1月8日(日)岐阜駅前のじゅうろくプラザで「ESD for 2030」TOKAIプロジェクト 岐阜研修会を開催しました。
本研修会は、昨年度から引き続き推進している、文部科学省補助事業「SDGs達成の担い手育成(ESD)推進事業」における本学が主催する「ESD for 2030」TOKAIプロジェクトの1つであり、12月の三重県での開催に引き続き、今回は岐阜県を会場として実施しました。
前半は、一般社団法人SDGsコミュニティの高橋美穂氏による司会進行のもと、本学地域連携センター長の大鹿聖公教授の開会あいさつから始まり、「新学習指導要領におけるESDとユネスコスクール」と題し、大鹿教授のミニ講義が行われました。
続いて、岐阜県におけるユネスコスクール活動の実践事例紹介として、岐阜県立関高等学校の永田英之教諭の報告と、同校の生徒の皆さんから、地域と連携した地産地消の取り組みについて事例発表が行われました。高校生の生徒さんたち自らが自発的に活動に取り組んでいる様子がうかがえ、わかりやすく説得力のある素晴らしい発表でした。
次に、愛知県におけるESDの授業展開等について、小牧市立篠岡小学校の石川敬祐教諭、名古屋市立丸の内中学校の坪井大知教諭、本学教職大学院の竹内真紀さんから、それぞれ発表がありました。
前半の最後に、岐阜大学の巽徹教授から事例発表に対する講評があり、どの発表も「つながり」という言葉がキーワードであり、地域や社会と「つながる」ことで学び、刺激を受け、「つながり」を追求することが、ESD活動を広げていき、その先にSDGsを達成するための手立てが見えてくるのではないか、と述べられました。
後半は、会場にいる参加者全員が3つのグループに分かれてグループ討議を行い、これからのESDの活動のさらなる充実に向け、互いの取り組みについて質問しあったり、ESD活動に取り組む中で難しいと感じることなど、共通の悩みについて話し合いました。
最後に、岐阜大学の巽教授から、ESDの下地となる部分やESDについて考える材料を子どもたちに平等に与えることが必要であり、小学校、中学校、高等学校、そして大学へとバトンを渡しながら、花開くまでの成長過程をみんなで見つめる、こういった機会をぜひ生かしてほしいと総括があり、研修会を締めくくりました。
研修会終了後にも、会場に残って参加者同士がコミュニケーションを取る場面が見られ、本研修会をきっかけに新たな「つながり」が生まれたことで、今後、それぞれの地でESD活動がさらに充実していくことが期待されます。
(地域連携課 地域連携係長 神谷知穂)
2023年1月8日 「井ケ谷町新春ウォーキング」に参加しました。
2023年01月27日
1月8日(日)、井ケ谷町内会主催の「井ケ谷町新春ウォーキング」に参加しました。本行事は、井ケ谷住民の健康促進、コミュニケーションの場として開催しており、昨年度に引き続き、緊急時避難場所となっている本学を確認し、参加者の防災意識を高めるため、本学をウォーキングコースとして開放しました。
当日は、好天にも恵まれ、井ケ谷町民180人と本学の野田敦敬学長、学生団体「かきつばたの民」が参加しました。ウォーキング開始に先立ち、早川輝井ケ谷公民館長のあいさつがあり、続いて、本学野田学長のあいさつ、樋江井守井ケ谷町内会体育部長からウォーキングコース(ロングコース:約4.5㎞、ショートコース:約3㎞)の説明がありました。
本学学生の指揮による準備体操の後、参加者は本学に隣接する洲原神社からスタートをし、本学北門より大学構内を訪れました。構内では、避難場所である第一体育館や講堂に設置しているかまどベンチについて説明があり、参加者は非常時の防災設備を確認しました。本学東門から抜け、洲原公園を通り、洲原神社をゴールに本行事は終了しました。
参加者が元気に歩く姿がみられ、また、本行事を通して地域の方々との交流が一層深まる有意義なイベントになりました。
(地域連携課 地域連携係 山下湧生)