2022年12月7日 未来共創プラン戦略1「子どもキャンパスプロジェクト」の一環で東栄小学校と佐久島しおさい学校が本学を訪問しました。
2023年01月12日
12月7日(水)、愛知教育大学未来共創プラン戦略1「子どもキャンパスプロジェクト」の取り組みとして、東栄町立東栄小学校の1~4年生57人と引率教員7人、西尾市立佐久島しおさい学校の1~6年生13人と引率教員4人の計81人が本学を訪問しました。奥三河の山に囲まれた東栄小学校と、三河湾に浮かぶ佐久島しおさい学校の子どもたちが交流するこのイベントは「ようこそ!山と海の子どもたち」と名付けられ開催されました。
一足先にバスで大学に到着した佐久島しおさい学校の子どもたちは、緊張しつつもにこにこしながら本学に降り立ちました。その後、西野雄一郎准教授と樋口一成教授、生活科教育の学生によるワークショップ「バンブーランタンを作ろう」の会場に移動しました。子どもたちは学生や教員に見守られながら、初めて挑戦するバンブーランタン作りにあくせくしながらも笑顔の絶えない時間になりました。
バンブーランタンを作り終えた後、東栄小学校の子どもたちがバスで到着しました。野田敦敬学長に見守られながら講堂前で両校が合流し、対面セレモニーであいさつを交わしました。
両校の子どもたちはそれぞれ「体つくり運動」と「ダンス」の2つのコースに分かれ、学生との交流を楽しみました。両校の子どもたちと学生が混ざって笑いながら楽しむ様子は、見守っている周りの教職員も笑顔にさせてくれました。
昼食後は講堂前で両校の集合写真を撮影し、佐久島しおさい学校の子どもたちと野田学長、愛教ちゃん?エディに見送られながら東栄小学校の子どもたちは名残惜しそうに帰路につきました。
その後、佐久島しおさい学校の子どもたちはその日の思い出を俳句にするワークショップに参加し、短冊にしたためました。バンブーランタンと短冊をお土産にし、佐久島しおさい学校の児童も帰りのバスに乗り込み帰っていきました。
後日のアンケートでは、参加した児童からは「新しい竹の活用方法として知れたのでとてもよかった」「わかりやすかったし大学生やしおさい学校の子ともなかよくできて楽しかった」という意見があり、学生からは「子どもの目線にたつことで子どもがどうしたいかがよりわかる気がした」「1人でできると言われた時に、全てを支援しようとしていましたが、それは違うと気づくことができた」という感想が寄せられました。
当プロジェクトは、「子どもと共に、学生と共に、社会と共に、附属学校園と共に、未来の教育を創ります。」というビジョンを実現するため、積極的に地域の子どもたちを受け入れていきます。
- 参考
同イベントは2022年12月7日(水)の毎日新聞Web版(外部リンク:全文表示には会員登録が必要)および12月23日(金)の毎日新聞19面に掲載されました。
(企画課 未来共創推進室 未来共創推進係 大森智子)