News & Topics:2022年07月掲載分
- 「かがやけ☆あいちサスティナ研究所」第8期研究員として本学の学生が頑張っていきます。
- 2022年6月13日 附属幼稚園の園児が3年ぶりに自然観察実習園でジャガイモ掘りを行いました。
- 2022年6月15日 「第7回指導者用?学習用デジタル教科書研修会」を開催
- 2022年6月29日 中京大学と教員養成の高度化に関する連携協定を締結しました。
- 2022年6月25日 産学官連携による「親子プログラミング教室」を開催!
- 2022年6月12日 未来共創プラン戦略1「子どもキャンパスプロジェクト」で井ケ谷?西境北東子ども会新入生歓迎会を開催
- 2022年6月分 本学掲載の新聞記事、メディア紹介
- 2022年6月29日 「キャンパスクリーンデイ」と「花プロジェクト」を実施しました。
- 2022年6月29日 未来共創プラン戦略1「子どもキャンパスプロジェクト」で竹林整備体験会を開催
- 2022年6月25日 「地域連携フォーラム2022」を開催
- 2022年7月9日 未来共創プラン戦略1「子どもキャンパスプロジェクト」として「馬とのふれあい体験会」を開催!
- 2022年7月4日~8日 附属図書館にて「論文の探し方講座」を開催
- 2022年6月28日 本学附属特別支援学校高等部1?2年生が本学を訪問しました。
- 2022年6月25日 土曜親子日本語教室(前期)が終了しました。
- 2022年7月1日 未来共創プラン戦略1「子どもキャンパスプロジェクト」で附属岡崎小学校4年生と留学生の交流授業を実施
- 2022年7月14日 大阪教育大学と「ICT教育支援活動に関する意見交換会」!
- 2022年7月6日 「第8回指導者用?学習用デジタル教科書研修会」を開催
- 2022年7月9日 企業とコラボ!でんきの科学館で実験ショー!
「かがやけ☆あいちサスティナ研究所」第8期研究員として本学の学生が頑張っていきます。
2022年07月 1日
6月26日(日)、「かがやけ☆あいちサスティナ研究所」の第8期の開所式が、愛知県自治センターで行われました。「かがやけ☆あいちサスティナ研究所」とは、未来のあいちの担い手となる大学生が、グローバルな視点を持って継続的にエコアクションを実施することができるよう、2015年に愛知県が立ち上げたプロジェクトです。大学生が研究員として、パートナー企業から提示された環境面での課題について解決策を企業側に提案し、その成果を広くPRします。本学の学生は、第1期から毎年研究員として参加しています。
本年度は、パートナー企業として、(株)加藤建設、(株)コメダ、(株)サンゲツ、敷島製パン(株)、豊島(株)、西尾信用金庫、(株)バローホールディングス、ホーユー(株)の8社、研究員として40人の大学生が参加しています。本学からは、3人の学生が学内公募で参加し「チーム加藤建設」、「チームコメダ」、「チームサンゲツ」で活動します。
開所式では、研究所所長である大村秀章愛知県知事から激励の言葉が学生へ掛けられました。その後、それぞれのパートナー企業と研究員である大学生が顔合わせを行い、それぞれの企業の課題についての共有を行いました。これから半年間、チームの学生はパートナー企業の方々やチーム専属のファシリテーターと一緒に課題解決のための提案に向けて活動していきます。12月の成果発表会で解決案を発表し、その後成果実現のための活動を展開していきます。
本年度も、本学の学生が企業の環境課題解決に向けて取り組んでいきます。今後の彼らの活動にご注目ください。
(地域連携センター長 大鹿聖公)
2022年6月13日 附属幼稚園の園児が3年ぶりに自然観察実習園でジャガイモ掘りを行いました。
2022年07月 1日
6月13日(月)、天候にも恵まれ心地よい風が吹く中、本学の自然観察実習園において、附属幼稚園の5歳児50人、有志参加の幼児教育選修4年生25人、野田敦敬学長、幼児教育講座の教員合わせて約80人がジャガイモ掘りを行いました。昨年度は、緊急事態宣言発令中でコロナウイルス感染予防のために残念ながらオンラインでの開催となりましたが、今年度は感染対策を万全にし、3年ぶりの開催となりました。
野田学長からのあいさつに引き続き、実習園の作業員から備中鍬を用いた芋掘りの仕方について説明があった後、グループごとにおのおの手でジャガイモを掘り出しました。例年に比べ雨が多く、虫に食われてしまったジャガイモもありましたが、園児の手に収まらないような大きなジャガイモや可愛らしい小さなジャガイモなどを手にした園児のうれしそうな声や笑顔が見受けられ、園児にとって貴重な体験の場となったようです。また、4年生の学生は保育職の就職試験の只中にあり、保育の実地試験に備えて幼児と関われる貴重な機会になったようです。
■ ジャガイモ掘りを行う園児の様子
(学術研究支援課 学系支援係 創造科学系 玉城寛人)
2022年6月15日 「第7回指導者用?学習用デジタル教科書研修会」を開催
2022年07月 4日
6月15日(水)に、本部棟第一会議室にて、教職キャリアセンターICT活用等普及推進統括部門主催の「第7回指導者用?学習者用デジタル教科書研修会『教育出版?音楽』」を教育出版株式会社との共催で開催し、36人(学生14人、教職員18人、学外教育関係者4人)が参加しました。
今回の研修会は、本学と教育出版株式会社との間で締結された相互連携に関する協定に基づいて開催したもので、昨年2月に開催した国語のデジタル教科書に引き続き、音楽のデジタル教科書の特性や意義等についてより深く学ぶために、教育出版株式会社の東京本社と中部支社の3人の講師により、デジタル教科書の現状と課題の講義や、参加者が持参したノート型パソコンを使用したデジタル教科書の演示と体験を行いました。
はじめに、総務?財務担当の新津勝二理事から開会のあいさつがあり、研修会の趣旨が述べられ、研修会の第一部では、教育出版株式会社東京本社教育ICT事務局長の岡本章宏氏から、日本の教育のデジタル化の現状と背景、GIGAスクール構想に伴うデジタル教科書の普及状況やICT環境の整備状況について、また教科書会社が発行するデジタル教科書の違いと著作権について説明がありました。
次に、同社中部支社の狩野佑輔氏から小学校音楽4年生の指導者用デジタル教科書について説明がありました。参加者は実際にコンテンツを操作して各種機能や操作性を体験し、デジタル教科書ならではの特徴である動画や音源データの活用方法について学びました。
続いて、同社中部支社の平林里彩氏から、小学校音楽4年生の学習者用デジタルコンテンツ集について説明がありました。デジタルで行うことで理解が深まる音作りのコンテンツや、楽器の演奏が制限される中で非常に好評であった鍵盤ハーモニカのコンテンツの実演等があり、口頭で説明をするだけでは理解しづらい内容について、音と視覚的情報から理解しやすくなることや、画面操作で実際に演奏できることを体験しました。
第二部は本学音楽教育講座の新山王政和教授により、小学校2年生の学習者用デジタルコンテンツを使いながら授業実践が行われました。自動演奏機能には教員がピアノから離れて指導できる利点があることや、音楽が苦手で鍵盤や楽譜が読めない学生にとってはデジタルツールを活用することで臨機応変に指導できると説明がありました。メトロノーム機能を活用してテンポによって雰囲気が変わる体験や譜面にペンツールで色分けをして視覚的に旋律を指導する方法について紹介がありました。「デジタル教科書は目の前で音が出てくるのでとても便利である上、メタ認知という客観的自分を見ることが大事になる音楽においてはとても有効的です」と話されました。
研修会終了後のアンケートでは、参加者から「実際にデジタル教科書を体験しながら使い方、活用方法まで学ぶことができて良かった」「実践的な内容があり、研修会を受ける前よりも現場に出た時に使う自信がついた」という感想が寄せられ、体験型研修会の有効性が現れた結果となりました。
(教務企画課 教育高度化支援係)
2022年6月29日 中京大学と教員養成の高度化に関する連携協定を締結しました。
2022年07月 4日
6月29日(水)、本部棟第三会議室において、本学と中京大学との教員養成の高度化に関する連携協定を締結しました。協定の締結式には、本学からは、野田敦敬学長および4人の理事が出席し、中京大学からは、梅村清英学長はじめ大学関係者3人が出席しました。
この協定の目的は、「本学大学院への受験?入学を希望し中京大学に在籍する教員を志す学生を対象として、本学大学院教育学研究科専門職学位課程(教職大学院)において、教育実践力を備えた高度専門職業人としての教員の養成を行うこと」であり、今までに同様の協定を椙山女学園大学、愛知東邦大学、鈴鹿大学、愛知淑徳大学、愛知大学、岡崎女子大学、南山大学と締結しており、今回で8番目の協定締結校となります。
これまでも中京大学から本学教職大学院への進学実績はあったところですが、さらに今回の協定締結により、本学教職大学院へ進学を希望する中京大学の学生に対しての特別選抜の実施や本学が行う教職大学院の行事や取り組みなどに中京大学の学生が参加することができるようになります。
締結式は、本学野地恒有理事(教育?学生担当)?副学長から、協定締結の経緯や趣旨、協定などの概要説明があり、その後、両大学の学長による協定書および覚書への署名が行われました。
署名後、本学の野田学長からは「小学校教員採用試験の倍率が昨年度全国平均で過去最低の2.6倍であった状況下であるからこそ、教員養成自体を高度化していく必要性を強く感じている。この協定により中京大学に入学し、教員免許を取得し、本学教職大学院に進学し、正に高度な教員になっていくという実績を今後重ねさせていきたいと思っている。今後は、このご縁をもとに、教職大学院に限らず、学部教育でも連携を深めることができると期待している」とのあいさつがありました。中京大学の梅村学長からは「本学を設置している学校法人梅村学園は来年度創立100周年を迎え、愛知教育大学は来年度創基150周年を迎えるとのことで、この大きな節目の前年に協定を締結できたことは大変喜ばしいことで、実りのあるものになると思っている。本学で教員を目指そうとしている学生たちが今後愛知教育大学大学院で質の高い教育を提供いただき、日本の教育界全体の発展に資するような人材として輩出されていくことを願っている」との話があり、締結式を終えました。
(総務課 副課長 浅岡明美)
2022年6月25日 産学官連携による「親子プログラミング教室」を開催!
2022年07月 5日
6月25日(土)、愛知教育大学と連携協定を締結している丸善雄松堂(株)および豊田市における「商業まちづくり推進事業者」である豊田まちづくり(株)は、T-FACE(豊田市駅西口)において「親子プログラミング教室」を開催しました。産学官連携事業として企画されたこのイベントは、本学が進めている愛知教育大学未来共創プランの戦略1「子どもキャンパスプロジェクト」の出前授業であること、そして、学習の基盤となる「情報活用能力」の向上を目指したもので、午前、午後の部に合計30組の親子が参加しました。
当日は、新津勝二理事?副学長による開会あいさつの後、教職キャリアセンター中池竜一准教授による『小学校におけるプログラミング教育のねらい』に関する分かりやすい講演が、保護者向けと子どもたち向けに行われました。中池准教授は、「失敗を怖がらないでください。粘り強く何回もやり直しをすればいいんです。そしてできた作品をみんなに自慢してください」と子どもたちに優しく語りかけました。
その後、参加者はロボットを使った作図方法の説明を受け、約60分間、どのようにプログラムを組んだらロボットが動くのか、そしてオリジナルの図ができるのか試行錯誤を重ねていました。その間、各テーブルでは、親子で楽しそうに話し合う場面やお互いに目を輝かす姿が随所に見られ、会場内は熱気に包まれました。何度も何度もやり直した結果、完成したオリジナルの図柄はその場で大きなスクリーンに映し出され、子どもたちからは、難しかった点や工夫した点、楽しかったところなどの素直な感想が発表されました。その後回収されたアンケート結果では「親子で一緒にプログラミングをまたやりたい」が100%となり、本イベントの楽しさとその効果が明らかになりました。
なお、当日の運営においては、プログラミング学習ロボット販売元のエルモカンパニーの社員と本学の学生ICT支援員による、操作説明や子どもたちの質問に答えるなどのサポートが行われました。
【参加者の感想】 〇子ども ●親
〇簡単なプログラムの組み合わせでロボットが動くので楽しかった。
〇いろいろな形が作れておもしろかった。
〇遊びながらプログラムを知ることができてよかった。
〇プログラムを何度もやり直して作るのが楽しかった。
●プログラムしたものが目の前で実際に動くのは分かりやすくていいなと思いました。
●子どもも大人もプログラムに近寄りやすい今回のような企画はとても良いです。
●レベルによって段階的に学べることが良いですね。
●記念品でいただいた愛教大のマスコットキャラクターがかわいくてファンになりました。
【新津理事の閉会あいさつ】
「小学校のプログラミング教育が必修化されて3年目になりますが、親子で一緒にプログラミング教育を楽しむことの有効性が実証されました。加えて、お兄さんの付き添いで参加していた低学年のお子さんが、講演の内容をノートにメモする姿を見ることができました。読み書きと教育の情報化、両方の重要性をこれからも伝えていきます」
(理事?副学長 新津勝二)
2022年6月12日 未来共創プラン戦略1「子どもキャンパスプロジェクト」で井ケ谷?西境北東子ども会新入生歓迎会を開催
2022年07月 5日
6月12日(日)、愛知教育大学未来共創プラン戦略1「子どもキャンパスプロジェクト」の取り組みとして、井ケ谷?西境北東子ども会新入生歓迎会を本学で開催し、井ケ谷子ども会83人、西境北東子ども会15人、そのほかの地区から6人、教職実践演習や地域貢献活動により参加した学生33人の合計137人が参加しました。
子どもたちは1~3年生、4~6年生の2グループに分かれて、第1体育館と第2体育館でさまざまなスポーツを学生と一緒に体験しました。1~3年生はドッジボール、ソフトラクロス、シュートゲーム、4~6年生はドッジボール、ミニサッカー、シュートゲームを各30分間の合計90分実施しました。みんなでたくさん体を動かし、楽しい時間を過ごしました。最後に子どもたちはお土産を受け取り、お別れのあいさつをして閉会しました。
開催後の子どもや保護者からのアンケートでは「強いお兄さんや優しいお姉さんがいて、友達とも遊べて楽しかった」「とにかく子どもたちが楽しそうで元気いっぱいだった。学生さんがコートの外で待機している子どもたちにも声を掛けてくれていた」などの意見が、学生からは「異学年交流の経験が今までなかったので参加することができてよかった」「子どもたちに楽しんでもらえ、自分も楽しめた」などの意見がありました。
当プロジェクトは、「子どもと共に、学生と共に、社会と共に、附属学校園と共に、未来の教育を創ります。」というビジョンを実現するため、積極的に地域の子どもたちを受け入れていきます。
(企画課 未来共創推進室 未来共創推進係 大森智子)
2022年6月分 本学掲載の新聞記事、メディア紹介
2022年07月 6日
2022年6月に掲載された新聞記事は6件、テレビ番組は5件です。
このほかに紹介された記事等あれば広報課まで情報をお寄せください。
新聞記事
- 刈谷市の総合建設業(株)角文が刈谷市立富士松南小学校4年生の児童たちと開く「環境教育プログラム」に、本学の理科教員を目指す学部生と大学院生合わせて11人が参加し逢妻川の環境調査を行いました。
- *このニュースは6月1日(水)に、ケーブルテレビキャッチネットワーク「KATCH TIME 30」でも紹介されました。
- 豊田市の複合商業施設「T-FACE」で、6月25日(土)開催された「親子プログラミング教室」の参加者募集の告知が掲載されました。
【6月2日(木) 読売新聞朝刊18面】
【6月8日(水) 豊田経済新聞(Web版)】
- 6月2日(木)から名古屋国際会議場で開かれていた「みる?はかる?未来へつなぐ科学機器展 東海サイエンスパーク2022」で、4日(土)に親子連れや小学生を対象にAUEパートナーシップ団体「訪問科学実験わくわく」の学生たちが科学実験を披露しました。
【6月4日(土) 産経新聞(Web版)】
- 兵庫県教育委員会が公表した県立高校削減の再編計画について、教育ガバナンス講座の本多正人教授のコメントが掲載されました。
【6月7日(火) 神戸新聞朝刊27面】
- 「認定NPO法人タートル」が企画した、職場で自身の視覚障害を伝えるノウハウを学ぶ勉強会がオンラインで開催され、特別支援教育講座の相羽大輔准教授が講演しました。
【6月9日(木) 毎日新聞(点字毎日活字版)】
- 本学の馬術部が7月9日(土)に開催する「馬とのふれあい体験会」の参加者を募集していることや、資金調達のためクラウドファンディングに挑戦し目標額を達成したことなどが紹介されました。
【6月15日(水) 毎日新聞朝刊19面】
【6月24日(金) 刈谷ホームニュース】
テレビ番組
- 6月1日(水)放送 ケーブルテレビキャッチネットワーク「KATCH TIME 30」
「富士松南小 逢妻川の水質調査」と題して、刈谷市の総合建設業(株)角文が刈谷市立富士松南小学校4年生の児童たちと行った「環境教育プログラム」で、本学の理科教員を目指す学部生と大学院生が授業のサポートを行う様子が放送されました。
- 6月1日(水)放送 ケーブルテレビキャッチネットワーク「KATCH TIME 30」
「スポーツ振興を通じて地域社会を活性化」と題して、5月30日(月)に本学とプロバスケットボールB1リーグの「シーホース三河」が連携協定を結んだ締結式の様子が放送されました。
- *このニュースは5月31日(火)の中日新聞朝刊にも掲載されました。
- 6月2日(木)放送 ケーブルテレビキャッチネットワーク「KATCH TIME 30」
「News Clip」のコーナー企画で、マイナンバー登録や普及状況について、教育ガバナンス講座の西尾圭一郎准教授が解説しました。
- 6月8日(水)放送 フジテレビ「世界の何だコレ!?ミステリーSP」
「祖父が遺した謎の遺品」と題したコーナーで、理科教育講座の星博幸教授が「石のスペシャリスト」として出演。「カラカラ」と音が鳴る不思議な石の正体を解明しました。
- 6月17日(金)放送 NHK名古屋放送局「まるっと!」
大学対抗女子大生アイドルコピーダンス日本一決定戦に出場するため活動する本学のアイドルダンスコピーグループ「macaron」の密着取材第二弾が放送されました。新メンバーの学生のイベントデビューまでの奮闘を紹介しました。
(広報課 広報?渉外係 飯濱美樹)
2022年6月29日 「キャンパスクリーンデイ」と「花プロジェクト」を実施しました。
2022年07月 7日
本学では、キャンパス内の美化活動の一環として、毎年オープンキャンパス前のこの時期に大学内の清掃活動「キャンパスクリーンデイ」を実施しています。今年は6月29日(水)に、野田敦敬学長をはじめ、理事や教職員?学生の約980人の参加者によりごみ拾いや草刈り、側溝の落ち葉拾いなどを行いました。当日は夏本番という厳しい暑さのなかでの作業となりましたが、作業を分担するなど参加者個々の屋外の活動時間を短縮し、愛知教育大学生活協同組合様より寄贈されたお茶で参加者は水分を補給して体調に配慮しながら実施しました。
また、今年度はキャンパスクリーンデイ終了後に、有志職員による「花プロジェクト」をAUEスクエアと附属図書館前の花壇で実施しました。野田学長をはじめ教職員?学生約30人でサルビア、マリーゴールド、ベゴニアの3種類の花の植え替えを行い、植え終わった後は紫や黄色、赤、白、ピンクの花が並ぶ、夏らしい彩り豊かな花壇となりました。
7月23日(土)、24日(日)のオープンキャンパスではきれいになったキャンパスで来場者の皆さまをお待ちしております。
(施設課 施設企画係 主任 宮脇珠英)
2022年6月29日 未来共創プラン戦略1「子どもキャンパスプロジェクト」で竹林整備体験会を開催
2022年07月 8日
6月29日(水)、愛知教育大学未来共創プラン戦略1「子どもキャンパスプロジェクト」の取り組みとして、竹林整備体験会を本学馬場で開催し、教職員11人のほか学生6人を含む合計17人が参加しました。子どもキャンパスプロジェクトでは、大学に自生している竹林を利用して、子どもたちに遊びと学びのプログラムを提供することを支援しています。 今回は子どもたちが竹林で遊ぶことができるようにするキックオフイベントとして、竹林整備体験会を開催しました。伐採した竹はチップ化してカブトムシやクワガタなどのすみかとする予定です。
最初に自然観察実習園の作業員からなぜ竹林を整備しなければならないのかの説明があり、次に竹の切り方のレクチャーを受けました。その後参加者は数人のグループに分かれて竹林に入り、次々と竹を切っていきました。とても暑い日でしたが、適宜水分や休憩を取り、和気あいあいと楽しく竹林の整備を行いました。
開催後の参加した学生からのアンケートでは「普段できない貴重な体験ができた」「次回は友達を連れて来てみんなで参加したい」「体験後に流しそうめんなど、みんなで楽しめることがあるとより良いのでは」などの意見があり、とても好評でした。
当プロジェクトは、「子どもと共に、学生と共に、社会と共に、附属学校園と共に、未来の教育を創ります。」というビジョンを実現するため、「大学に自生している竹林を利用して体験的な教科学習を提供すること」を目指します。
(企画課 未来共創推進室 未来共創推進係 大森智子)
2022年6月25日 「地域連携フォーラム2022」を開催
2022年07月11日
6月25日(土)に刈谷市産業振興センターで「地域連携フォーラム2022『地域と考える未来共創 ―SDGs実現のために―』」を開催しました。フォーラムでは、「持続可能な社会を構築するための協働のあり方について」をテーマに、刈谷市、刈谷市内の企業、教育機関によるそれぞれのSDGs推進のための活動発表とパネルディスカッションを行いました。当日は、教育関係者、自治体職員、会社員など各方面の方々約70人が参加しました。
本学の学生団体SAGA(サーガ)が司会を務め、野田敦敬学長によるあいさつから始まり、刈谷市教育委員会 金原宏教育長より来賓あいさつ、そして本学の大鹿聖公地域連携センター長より本フォーラムの趣旨説明を行いました。
前半は、企業部門から株式会社豊田自動織機 高木博康総務部長?広報部長、角文株式会社 鈴木文三郎代表取締役社長、また、学校教育部門からは愛知県立刈谷北高等学校 江坂嘉彦校長、そして、自治体部門から刈谷市 村口文希企画財政部長の4人の方々がSDGsに向けての取り組みについて実践発表を行いました。実践発表では、各団体が取り組むSDGs活動事例の紹介と今後に向けた取り組みについてのお話がありました。
後半は、土屋武志地域連携センター副センター長の司会により、実践発表者4人の皆さんと本学の初等教育教員養成課程 理科選修4年 上野光さんでパネルディスカッションを行いました。ディスカッションは「今後どのようにしてSDGsを進めていくか」をテーマに議論しました。パネリストだけではなく、参加者からも多くの意見や質問が飛び交い、会場が一体となってSDGsについて考えました。パネルディスカッションはSDGsについてだけではなく、まちづくりについても話題となり、今後の連携へのよいきっかけとなりました。
最後に本学の杉浦慶一郎連携?附属学校担当理事による閉会の言葉がありました。杉浦理事は「SDGsはそれぞれの組織の活動に直接結びついており、一人一人が組織の中で継続していくことが大切である。そして、他の組織と連携していくことが重要であり、その中で、地域がキーワードになってくる」と述べ、本フォーラムの総括としました。
参加者からは、「自分の身の回りのことを改めてSDGsと結びつけて考えていきたいと思いました。そして、自分ができることを取り組みたいです」「自分でもできる小さいことでも心掛けていくことが必要だと思いました。また、地域社会全体で取り組むことが大切だと改めて思いました」などの感想があり、参加者一人一人がSDGsや地域連携について深く考えることができた有意義なフォーラムになりました。
(地域連携課 地域連携係 山下湧生)
2022年7月9日 未来共創プラン戦略1「子どもキャンパスプロジェクト」として「馬とのふれあい体験会」を開催!
2022年07月12日
7月9日(土)午後、本学の馬術部は、愛知教育大学未来共創プランの戦略1「子どもキャンパスプロジェクト」として『馬とのふれあい体験会~愛教の馬に会いに行こう!~』を開催しました。
このイベントは、馬術部がこれまで不定期に過去5回ほど開催してきたもので、昨年度成立したクラウドファンディングによる全国からの寄付(総額115万円、寄付者81人)を新たな財源として内容を充実したものです。「子どもたちに馬とのふれあいを通して、馬の魅力と馬術の魅力を伝え、生き物に対する興味関心を高めてほしい」という部員たちの思いに賛同して集められたたくさんのご寄付は、イベントを継続的に行っていくために必須となる馬たちの健康維持費(飼料費や装蹄費)と安全にイベントを行うために使用する道具や設備の整備費に使われています。
クラウドファンディング成立後初となる「馬とのふれあい体験会」には、16組の親子(22人の小学生)が参加しました。参加した子どもたちは、馬とふれあう際の注意点を受付で説明を受け、開会式後には「乗馬グループ」と「プラ板作りグループ」に分かれそれぞれの体験を楽しみました。乗馬グループは、エアバックベストを着用して2組ずつ順番で引き馬に乗り馬場をゆっくり一周しました。部員と一緒に仲良く二人で乗馬する子や一人で楽しそうに乗る子もいて、見守る家族に向かって記念のポーズを取る姿も見られ22人全員が無事に乗馬体験することができました。また、プラ板作りグループは、用意された馬の下絵に自由に色や文字を工夫して描く姿が見られ、出来上がったキーホルダーを友達同士で見比べる場面もありました。
その後子どもたちは、家族とともに厩舎(きゅうしゃ)内の馬たちにニンジンを食べさせる体験をしました。手のひらをなめられて驚く子や馬の頬をなでる姿も見られ、4頭の馬たちも子どもたちの前で喜んでいるようでした。
今回のふれあい体験会には、定員20人のところ80人を超える申し込みがあったため、参加者の抽選を行った上で、当日はグループ分けした活動が行われましたが、なるべくたくさんの子どもたちに馬とふれあう機会を提供するために、今後も工夫と改善を重ねて開催されることが期待されます。
なお、当日は地元のケーブルテレビ局と新聞社による取材も行われました。
【参加した子どもたちの感想】
〇最初はこわかったけど、馬はとてもかわいいと思った。
〇ニンジンを食べさせることができてうれしかった。
〇馬の背中の上は見晴らしがよくて気持ちよかった。
〇大学生がやさしく教えてくれました。
〇馬のたづなを引いたら止まったり右にまがってくれたのでおどろいた。
〇プラ板に馬の名前を書いた。いいお土産ができました。
【馬術部 鈴木拓海主将】
「今回は予想以上にたくさんの申し込みがあってお断りしたご家族もありました。今日は遠くのほうで雷が鳴るなど天気が心配されましたが、無事22人の子どもたちが乗馬を体験することができてほっとしています。このふれあい体験会は、部員にとっても教職を目指す学生として、子どもたちとかかわる貴重な機会となっていますので、今回の課題と反省を次の開催に生かしていきたいです」
(理事?副学長 新津勝二)
2022年7月4日~8日 附属図書館にて「論文の探し方講座」を開催
2022年07月14日
7月4日(月)~8日(金)に「論文の探し方講座」(40分制、期間中全10回開催)を附属図書館にて開催し、学部1年生から院生まで合計25人が参加しました。
これは、卒業論文やレポート作成の支援を目的として企画している図書館独自の説明会です。図書館で利用できる論文データベースの紹介、効率的な論文の探し方や入手方法などについて、実習を織り交ぜて図書館職員が解説しました。
解説後、参加者は任意のキーワードで検索実習を行い、データベースの使い方、論文を探すフローチャートを確認しながら、興味のある論文について熱心に調べていました。
参加者の感想からは、「今まで論文検索であたふたしていたので助かった」、「論文検索のサイトのそれぞれの特徴や使い方を知ることができて良かった」、「論文の探し方に不安を感じていたが、今回の説明会を受けて、検索方法や取り寄せる方法が分かった」など、満足度の高さがうかがわれ、今後の大学生活に役立つ説明会となりました。
附属図書館は、今後も学生の皆さんが利用しやすい図書館を目指して、定期的に説明会を開催していきます。
(学術研究支援課 図書館運営室 資料利用係 高瀨菜津)
2022年6月28日 本学附属特別支援学校高等部1?2年生が本学を訪問しました。
2022年07月15日
6月28日(火)、愛知教育大学未来共創プラン戦略1「子どもキャンパスプロジェクト」の取り組みとして、本学附属特別支援学校高等部1?2年生19人と引率教員7人が遠足で本学を訪れました。
大学に到着すると、まず生徒一人一人に活動をより楽しむためのシール台紙が配られました。台紙に自分の名前を書いた後、引率の先生の指示に従い次の活動場所に向かいました。
保健体育講座の成瀬麻美准教授によるダンス活動では、学生も交えて二人一組になり活動を行いました。ストレッチを兼ねたペア運動を行った後、音楽のリズムに合わせて自由な発想で踊ったり、新聞紙を使って演技を交えつつお題を表現したりするなど、目一杯体を動かしました。途中、休憩時間の際に野田敦敬学長が生徒たちと交流しながら、学長の似顔絵が描かれたシールを台紙に貼り付ける一幕もありました。
続いて昼食後、特別支援教育特別専攻科の学生が中心となり、造形活動を行いました。学生の補助を受けながら「ダブルリングひこうき」を制作すると、学生の持つフラフープの的に向けて飛ばしてみたり、誰が一番遠くに飛ばせるか競い合ったりしました。それぞれの活動の際に学生や先生から台紙にシールを貼ってもらい、すべてのシールを集めた台紙に参加証明書を差し込むと、生徒たちは完成した自分の台紙をうれしそうに眺めていました。
最後に美術?技術?家政棟の前で学年写真を撮影し、生徒たちは暑さにも負けないくらいの笑顔でバスに乗り込み、大学を出発しました。
(企画課 未来共創推進室 未来共創推進係 柘植貴史)
2022年6月25日 土曜親子日本語教室(前期)が終了しました。
2022年07月21日
4月23日(土)から始まった前期の土曜親子日本語教室が6月25日(土)に終了しました。学習者やボランティア学生が安心して参加できるよう、新型コロナウイルス感染症に対する対策を講じた上で、予定通り8回行うことができました。今期は新規にネパールやマレーシアにルーツをもつ親子からも申し込みがあり、ますます多国籍化していることを実感しました。また、参加者の中には、職場でチラシをもらったというご夫婦や子どもが通う学校から案内があったというご家族からの申し込みもありました。
大人クラスでは、コロナ禍以前に行っていたディスカッションを再開し、学習者とボランティア学生が会話を楽しみました。子どもクラスでは、本学の「子どもの読書応援団体よみっこ」の学生とコラボして絵本の読み聞かせをする時間を設けました。未就学児だけでなく小学生も参加し、絵本の時間が、勉強に集中するためのよい気分転換になっていたようです。
大人クラス担当のボランティア学生は、先輩から後輩への引継ぎが順調に進んでおり、義務教育専攻日本語支援専修2年の学生が授業者として活躍しました。子どもクラスには、全課程から多くのボランティア学生の参加がありました。
土曜親子日本語教室は、外国人のための日本語支援を行う場であると同時に、学生にとってはさまざまな国の方々とかかわることができる場でもあります。将来、教員や公務員等になって外国人とかかわるとき、この経験が生かされることを期待します。後期も学生と学習者それぞれに実りのある活動ができるよう、スタッフ一同、全力でサポートしていきたいと思います。
「外国人児童生徒支援リソースルーム」および「土曜親子日本語教室」の情報は、以下のウェブサイトからご覧いただけます。ぜひご覧ください。
- 関連リンク
?活動紹介(外部サイト)
?土曜親子日本語教室(外部サイト)
(日本語教育支援センター 外国人児童生徒支援リソースルーム 研究補佐員 夏目礼子)
2022年7月1日 未来共創プラン戦略1「子どもキャンパスプロジェクト」で附属岡崎小学校4年生と留学生の交流授業を実施
2022年07月21日
7月1日(金)、愛知教育大学未来共創プラン戦略1「子どもキャンパスプロジェクト」の取り組みとして、附属岡崎小学校4年生と留学生の交流授業を本学で実施し、附属岡崎小学校4年生30人と引率教員1人、留学生15人、学生ボランティア5人を含む合計51人が参加しました。
授業開始前に小塚良孝副学長(学生支援?国際交流?未来共創担当)からあいさつがあり、続いて愛教ちゃんとエディが登場すると、子どもたちは大きく盛り上がりました。その後野田敦敬学長が見守る中、子どもたちと留学生が対面し授業を開始しました。みんなで輪になって自己紹介をした後、子どもたちが留学生に向けて日本の紙芝居を英語で披露しました。堂々とした子どもたちの朗読に留学生は聞き入っている様子でした。
その後、図書館に移動し、子どもたちと留学生、学生ボランティアが混ざった班を作ったうえで、各班で興味のある絵本を紹介したり、お互いの国について質問し合ったりと自由にコミュニケーションを取り、楽しい時間を過ごしました。
開催後の参加した子どもからのアンケートでは「留学生が真剣に紙芝居を聞いてくれた」「英語で交流できてうれしかった」などの意見があり、また、留学生からは「子どもたちと素晴らしい体験ができたのでまた参加したい」という意見が寄せられました。学生ボランティアからは「英語を話すことができる先生ではなく、子どもと同じ目線で英語の時間を楽しんでくれる先生でいることが大切だと気付いた」という意見がありました。
当プロジェクトは、「子どもと共に、学生と共に、社会と共に、附属学校園と共に、未来の教育を創ります。」というビジョンを実現するため、積極的に地域の子どもたちを受け入れていきます。
(企画課 未来共創推進室 未来共創推進係 大森智子)
2022年7月14日 大阪教育大学と「ICT教育支援活動に関する意見交換会」!
2022年07月21日
7月14日(木)午後、本学教職キャリアセンターICT活用等普及推進統括部門の「こらぼ」を担当する教職員6人と学生ICT支援員4人、大阪教育大学情報基盤センターの「ICT教育支援ルーム」を運営する担当教員と所属学生2人が、大学におけるICT教育支援組織の運営と課題について意見交換を行いました。会場は、本年4月から名称を変更しより充実した運営を目指している教育交流館2階の「こらぼ」(旧ALルーム)で、名称の由来のとおり学外機関とのコラボレーションを実現する最初の機会となりました。この意見交換会は、大阪教育大学理数情報教育系の尾崎拓郎准教授からのインタビュー依頼をきっかけに企画されたもので、大学内のICT教育支援組織の運営に関する現状と課題を共有することを目的に開催されました。
最初に、新津勝二総務?財務担当理事から本学の教員養成改革の取り組みとして、令和3年度教師の養成?採用?研修の一体的改革推進事業とその後継事業についての進捗状況と「こらぼ」の活動状況についての説明が行われ、次に、尾崎准教授および活動を行う学生から、大阪教育大学のICTサポートスタッフによる「ICTヘルプデスク」の具体的な取り組みが紹介されました。
その後行われた質疑応答と意見交換では、ICT教育支援組織の運営に関して、本学の「こらぼ」が大学の授業におけるICT活用の推進と学生のICT活用指導力の向上を目指しているのに対して、大阪教育大学の「ICT教育支援ルーム」は大学のICT教育全般の技術的なサポートを目的として支援を行っているなど、設置目的や活動内容が多少異なることが分かりました。しかしながら、教育現場における「教育の情報化」を学生側からも支援するという共通の設置目的を確認するとともに、組織に参加する学生の募集方法や主体的に活動するためのインセンティブの与え方などの課題を共有することができました。
GIGAスクール構想による1人1台端末環境下での教育活動が展開されている学校現場では、個別最適?協動的な学びを展開し児童生徒の学習履歴を効果的に活用している学校も出てきています。今回のような教員養成系大学間における連携を継続することによって、令和の日本型学校教育の構築に貢献することを目指していきます。
【大阪教育大学学生の感想】
〇「教員養成大学としてのICT活用の促進」というものを目指しているというところに大きな違いこそなかったものの、実際の活動や、雰囲気など、両者でかなり違うところがあると感じました。講習会や勉強会などの、ICTの活用に焦点を置いた活動については参考になるところも多くありましたので、講習会等のイベントを積極的に実施していきたいと思いました。
〇愛知教育大学「こらぼ」の皆さまのお話を聞いて、あらためて教員養成大学におかれた大阪教育大学「ICT教育支援ルーム」として、学生のICT活用を促進するような活動をしていけるように、より良く活動の幅を広げていきたいと思いました。
【愛知教育大学学生の感想】
〇似たような組織ながら異なる取り組みが多く、特にLINEを活用したトラブル対応BOTなどとても参考になりました。今後も定期的にこうした会を通じて互いに高めあっていける関係になっていきたいと感じています。
〇「こらぼ」も大教大さんも目指すものは、ICTスキルを備えた教員の輩出やICT活用の授業。やはりICT活用に苦手意識をもっている学生や先生方はどの大学においても多いのだなと感じました。また、大教大さんのLINE自動応答システムや、マニュアルは目を見張るものがあった上、Twitterの豆知識は勉強になりました。今回の意見交換で得た知識は、今後の活動に生かしていこうと思います。
【大阪教育大学 理数情報教育系 尾崎拓郎准教授】
意見交流の機会をいただくことができ、大阪教育大学としてはもちろんのことながら、同行した学生スタッフもとても良い刺激を受けることができました。愛知教育大学の取り組みを教えていただき、学生のICT活用指導力向上に資する組織の必要性とその能力向上のための機会の提供の重要性をあらためて感じました。今回の交流だけにとどまらず、教員養成?ICT活用の質向上に寄与できるよう共に高めあっていければと思っています。
【愛知教育大学 情報教育講座 齋藤ひとみ准教授】
大阪教育大学のICT教育支援ルームと「こらぼ」の立ち位置の違いがよく分かり、「こらぼ」は学校体験活動や教育実習先の学校にあるICT機器やツールを活用して授業を行う力を育成することが主軸であることを再確認しました。自動応答アプリの開発による業務の効率化など、大阪教育大学さんの取り組みはとても参考になりました。学生が主体的に取り組める環境づくりや学内の認知度を上げるなどの課題について、今後とも情報交換を継続したいと考えています。
(理事?副学長 新津勝二)
2022年7月6日 「第8回指導者用?学習用デジタル教科書研修会」を開催
2022年07月26日
7月6日(水)に、本学の日本文教出版 Atelier Nichibun(附属図書館 アイ?スペース)にて、教職キャリアセンターICT活用等普及推進統括部門主催の「第8回指導者用?学習者用デジタル教科書研修会『日本文教出版?図工/美術』」を日本文教出版株式会社との共催で開催し、30人(学生12人、教職員18人)が参加しました。
今回の研修会は、本学と日本文教出版との間で締結された相互連携に関する協定に基づいて開催したもので、デジタル教科書の特性や意義等についてより深く学ぶために、日本文教出版ICT事業部の2人の講師により、デジタル教科書の位置づけと背景についての講義や、参加者が持参したノート型パソコンを使用したデジタル教科書の演示と体験を行いました。
研修会の第一部では、日本文教出版ICT事業部の鴻巣純一氏から、「教科書」と「デジタル教科書」の位置づけや、デジタル教科書を使う必要性について説明がありました。特にデジタルならではの機能として、学習者用デジタル教科書の特別支援機能を使うことで、紙の教科書ではできなかったユニバーサルな教科書の実現ができることについて紹介がありました。
次に、同社ICT事業部の飯嶋茂寿氏から、デジタル教科書の基本的な機能について説明があり、デジタル教科書と紙の教科書の比較調査結果を参照しながら、デジタル教科書の効果的な点について学びました。
第二部は、飯嶋茂寿氏からデモンストレーションの説明を聞きながら参加者が実際にコンテンツを操作して、デジタル教科書ならではの特徴である拡大機能、書き込み機能、読み上げ機能など各種機能や操作性を体験しました。また、デジタル教科書の活用提案について紹介がありました。
最後に講評として、美術教育講座の杉林英彦准教授が、「現時点ではデジタル教科書と紙の教科書は学習の保証のために同一内容になっているので画面スペースの使い勝手が限られてしまうが、導入や中間鑑賞の場面などに使うのは有効な手段だと思いました」と述べられました。
研修会終了後のアンケートでは、参加者から「デジタル教材は教師が大画面で提示することくらいしか見たことがなかったので、子どもたちがどの場面で活用することができるのか知り、デジタル教科書の可能性を感じた」「図工美術のデジタル教科書の実態について、機能や課題をとても分かりやすく説明してくださったので、これからの可能性を思い描くことができた」という感想が寄せられ、体験型研修会の有効性が現れた結果となりました。
(教務企画課 教育高度化支援係)
2022年7月9日 企業とコラボ!でんきの科学館で実験ショー!
2022年07月29日
本学は、教員としての実践力を育成する目的で、授業の一環として「企業体験活動」を実施しています。本取り組みで、中部電力パワーグリッド株式会社およびでんきの科学館のご協力のもと、7月9日(土)に、12人の学生が実際のお客さんの前で空気に関する実験ショーを行いました。
実験ショーでは、空気の力で発泡スチロール製の球を浮かせたり、大気圧の力で食品ラップを破裂させたりすると、会場からは大きな拍手やどよめきが沸き起こり、小さな子どもから年配の方まで、興味深そうに最後までショーに参加されていました。3回のショーはいずれも満員で、満足した表情でショーを後にするお客さんの姿が印象的でした。
参加学生からは、「大勢のお客さんの前で話すことで、教育実習への自信になった」、「企業に勤めている方々の準備力、計画性のすごさを知ることができた」、「子どもの素直な反応を間近で感じることができて良かった」などといった感想が聞かれ、将来の自分のキャリアにとって有益な活動になったことがうかがえました。
また、協力企業の方々からも、「学生自身の楽しさが子どもに伝わっていて非常に良い実験ショーだった」、「ショー本番を迎えるための準備の大切さを知ってもらえて良かった」、「体験活動を通してさまざまな世界があることを学生さんに知ってもらえて良かった」といった感想とともに、「今回の体験が将来の教育現場で生かされることを願う」という暖かいエールもいただきました。
【空気に関する実験ショーの様子】
(理科教育講座 准教授 幅良統)