2022年6月25日 「地域連携フォーラム2022」を開催
2022年07月11日
6月25日(土)に刈谷市産業振興センターで「地域連携フォーラム2022『地域と考える未来共創 ―SDGs実現のために―』」を開催しました。フォーラムでは、「持続可能な社会を構築するための協働のあり方について」をテーマに、刈谷市、刈谷市内の企業、教育機関によるそれぞれのSDGs推進のための活動発表とパネルディスカッションを行いました。当日は、教育関係者、自治体職員、会社員など各方面の方々約70人が参加しました。
本学の学生団体SAGA(サーガ)が司会を務め、野田敦敬学長によるあいさつから始まり、刈谷市教育委員会 金原宏教育長より来賓あいさつ、そして本学の大鹿聖公地域連携センター長より本フォーラムの趣旨説明を行いました。
前半は、企業部門から株式会社豊田自動織機 高木博康総務部長?広報部長、角文株式会社 鈴木文三郎代表取締役社長、また、学校教育部門からは愛知県立刈谷北高等学校 江坂嘉彦校長、そして、自治体部門から刈谷市 村口文希企画財政部長の4人の方々がSDGsに向けての取り組みについて実践発表を行いました。実践発表では、各団体が取り組むSDGs活動事例の紹介と今後に向けた取り組みについてのお話がありました。
後半は、土屋武志地域連携センター副センター長の司会により、実践発表者4人の皆さんと本学の初等教育教員養成課程 理科選修4年 上野光さんでパネルディスカッションを行いました。ディスカッションは「今後どのようにしてSDGsを進めていくか」をテーマに議論しました。パネリストだけではなく、参加者からも多くの意見や質問が飛び交い、会場が一体となってSDGsについて考えました。パネルディスカッションはSDGsについてだけではなく、まちづくりについても話題となり、今後の連携へのよいきっかけとなりました。
最後に本学の杉浦慶一郎連携?附属学校担当理事による閉会の言葉がありました。杉浦理事は「SDGsはそれぞれの組織の活動に直接結びついており、一人一人が組織の中で継続していくことが大切である。そして、他の組織と連携していくことが重要であり、その中で、地域がキーワードになってくる」と述べ、本フォーラムの総括としました。
参加者からは、「自分の身の回りのことを改めてSDGsと結びつけて考えていきたいと思いました。そして、自分ができることを取り組みたいです」「自分でもできる小さいことでも心掛けていくことが必要だと思いました。また、地域社会全体で取り組むことが大切だと改めて思いました」などの感想があり、参加者一人一人がSDGsや地域連携について深く考えることができた有意義なフォーラムになりました。
(地域連携課 地域連携係 山下湧生)