News & Topics:2023年04月掲載分
- 2023年3月26日 とよたSDGsフェスタに学生団体SAGAが参加しました。
- 2023年3月27日 刈谷ロータリークラブ例会で野田学長が卓話を行いました。
- 2023年2月21日 未来共創プラン戦略1「子どもキャンパスプロジェクト」の一環で富士松北小学校が来訪
- 2023年3月23日 令和4年度卒業式を挙行しました。
- 本学学生の作品がトヨタ車体株式会社の社内報の表紙を飾りました。
- 2023年3月29日 第16回愛知教員養成コンソーシアム連絡協議会を開催しました。
- 2023年4月6日 特定非営利活動法人くるくるが「くる?コラ?」(ラーニングコモンズ)を視察されました。
- 2023年3月分 本学掲載の新聞記事、メディア紹介
- 2023年4月10日~5月12日 附属図書館にて仲山進作名誉教授の作品を展示しています。
- 2023年3月4日 シンポジウム「新たな教員研修における教育大学への期待と果たすべき役割―多様な専門性を有する質の高い教職員集団の構築に向けて―」を開催
- 2023年4月5日 令和5年度入学式を挙行
- 2023年3月29日 「令和4年度事務職員等職務貢献表彰」を行いました。
- 2023年4月19日 未来共創プラン戦略1「子どもキャンパスプロジェクト」のプログラム募集説明会を開催
2023年3月26日 とよたSDGsフェスタに学生団体SAGAが参加しました。
2023年04月 4日
3月26日(日)に、豊田市T-FACEにて行われた「とよたSDGsフェスタin T-FACE」に学生団体SAGA(サーガ)がイベント出展で参加しました。本事業は、豊田市駅西口にあるショッピングセンターT-FACEが主催し、豊田市が共催で行われたもので、カヌー銅メダリストの羽根田卓也選手、メーテレアナウンサー上坂嵩さんやKABA.ちゃんなどのスペシャルステージとともに、豊田市を中心にSDGs活動を行う企業、団体、機関などがさまざまなイベントや展示を行うものでした。今回、学生団体SAGAはこの事業に、本学の連携協定締結先である丸善雄松堂からお声掛けをいただき、A館6階MARUZEN横の未来ラボステーションYYおよびYスタジオにて、「カードゲームでSDGsを学ぼう」という体験会を実施させていただきました。
本体験会では、SAGAが開発したSDGs教材から、SDGsかるた、生態系8並べ、そして、現在、クラウドファンディングを進めているバイオミミクリー?トランプの教材を子どもたちに体験させながら、SDGsについて学んでいただきました。
イベント当日、あいにくの空模様でなかなか来客が難しかった中、小さなお子さんから小学生まで付き添いの大人など含めて75人の方に参加いただきました。みなさん、とても楽しそうにゲームに参加し、生き物の大事さなどに気づいてくれたようでした。
また、会場には、太田稔彦豊田市長やメーテレの上坂さんもお越しいただき、学生の活動に励ましの声を掛けていただきました。
(地域連携センター長 大鹿聖公)
2023年3月27日 刈谷ロータリークラブ例会で野田学長が卓話を行いました。
2023年04月 4日
3月27日(月)に刈谷ロータリークラブの第3191回例会が刈谷商工会議所で開催され、本学の野田敦敬学長が卓話を行いました。約80人のクラブ会員が例会に参加され、興味深く聴いていただきました。
卓話は「教員不足の現状と本学の取組」と題して、はじめに野田学長自身が小学校教員になったきっかけや、教員は非常に魅力のある職業であるが、近年、採用試験の倍率が過去最低を更新していることの現状、またその理由についての説明がありました。野田学長は「強い意志を持って、次世代を担う人づくりの中核となりたい。主体的に学ぶことのできる学び手を育成したい」と考える若者がたくさん出てきてほしいとの思いをアピールしました。
続いて、本学の現状および教員就職率向上に向け取り組んでいる4つのアクションプラン(入試改革、教育課程改革、採用試験対策、「教職の魅力共創」プロジェクト)について説明を行いました。
最後に、本学が挑戦している、西三河地区の小学校へ「小学生がSDGsを楽しく学べるカード教材」を提供するためのクラウドファンディング事業へのご協力を皆様にお願いし、卓話を終えました。
閉会時には、同クラブの小川耕示会長から野田学長の卓話に対しての謝辞とともに、「今後もたくさんの素晴らしい先生を育ててください」と本学へのエールが送られました。
(地域連携課長 三浦秀樹)
2023年2月21日 未来共創プラン戦略1「子どもキャンパスプロジェクト」の一環で富士松北小学校が来訪
2023年04月10日
2月21日(火)、刈谷市立富士松北小学校の生活科授業「町探検」の一環として「あいきょうてくてくきらきら大ぼうけん!」を本学キャンパス内で実施し、同校2年生71人と引率教員5人、本学の教員2人と生活?総合専修の学生12人合わせて90人が参加しました。
引率教員や学生とともに大学に到着した子どもたちは、はじめに第一共通棟で本学のマスコットキャラクター「愛教ちゃん」と「エディ」に迎えられました。初めの会で学生から説明を受け、地図とクイズ用紙を冒険バッグに入れた後、グループに分かれて大冒険をはじめました。美術?技術実習棟では、広場や玄関ホールに並ぶ作品を見て「この猫かわいい!」「ドラゴンもいるよ!すごーい!」と引率の学生に感想を話したり、みんなで一緒に作品のポーズを真似したりしながら冒険を楽しみました。その他、附属図書館や第二共通棟、講堂などの施設を冒険しながらクイズの答えとなるキーワードを見つけた子どもたちは、終わりの会で「愛教ちゃん」と「エディ」のシールをもらい、冒険バッグに大切にしまい込みました。最後に講堂前の広場で「愛教ちゃん」「エディ」とともに集合写真を撮り、子どもたちは「また来るねー!」「楽しかったー!」と言いながら小学校へと帰りました。
参加した富士松北小学校の子どもたちからは「図書館には本がたくさんありました。講堂で演奏を聞くことできてうれしかったです」「ウサギチームの旗を作ってくれてありがとう。また、大学に行って探検したいです」などの感想があり、また、本学の学生からは「子どもとかかわることで大変なことや楽しさを直で感じることができた」「安全かつ楽しく、子どもたちが有意義な時間を過ごせるようにするように、私も子どもの反応や周囲の状況に敏感になる必要があったので、責任感が高まった」という意見がありました。
当プロジェクトは、「子どもと共に、学生と共に、社会と共に、附属学校園と共に、未来の教育を創ります。」というビジョンを実現するため、積極的に地域の子どもたちを受け入れていきます。
(企画課 未来共創推進室 未来共創推進係 柘植貴史)
2023年3月23日 令和4年度卒業式を挙行しました。
2023年04月10日
3月23日(木) に、令和4年度愛知教育大学卒業式を本学講堂にて挙行しました。新型コロナウイルス感染症対策の徹底のため、出席する卒業生および修了生を第1部(10時から)と第2部(11時30分から)に分け、会場への入場者を卒業生および修了生のみに限定し、式を縮小して行いました。
令和4年度、卒業?修了したのは、教育学部教員養成課程744人、教育支援専門職養成課程128人、大学院教育学研究科98人、同教育実践研究科1人、特別支援教育特別専攻科33人の計1,004人です。
本学吹奏楽団による演奏録音が流れる中、卒業生、修了生が入場し、国歌斉唱では本学混声合唱団による国歌『君が代』の合唱録音を流しました。各課程の卒業生、修了生代表に野田敦敬学長から学位記が手渡されると、大きな拍手が会場を包みました。野田学長の告辞に続き、卒業生、修了生代表から、コロナ禍という制限された環境の中での学びや仲間との出会い、本学でのさまざまな経験から得た力や自らの成長、社会へ巣立つ抱負などが力強く語られました。
最後に、本学管弦楽団による演奏録音が流れる中、卒業生、修了生が退場し、令和4年度愛知教育大学卒業式は終了しました。
また、18時30分から本部棟第一会議室で大学院学位記授与式が行われ、教員など働きながら学んだ、大学院修了生25人が出席しました。
(総務課 総務係 前田祥子)
本学学生の作品がトヨタ車体株式会社の社内報の表紙を飾りました。
2023年04月12日
本学の教育学部教員養成課程義務教育専攻 図画工作?美術専修2年 永井佑貴さんの作品がトヨタ車体株式会社の社内報「TAB」の2023春号(2023年4月3日発行)の表紙を飾りました。
この企画は、トヨタ車体の広報室から地域連携センターへ依頼をされたもので、トヨタ車体におけるSDGsの意識醸成を目的とした取り組みの一環として、社内報の表紙に「家族を笑顔にするクルマ『ノア?ヴォクシー』」のテーマのもとに制作された本学学生の作品を掲載するというものです。
地域連携センター地域活性化部門長の美術教育講座永江智尚准教授から、学生に募集をかけたところ9作品の応募があり、その中からトヨタ車体での審査の結果、永井さんの作品が選ばれました。
出来上がった表紙は、メインカラーのピンク色に永井さんのカラフルな作品がマッチした、春らしい素敵な表紙となりました。
4月3日(月)本学美術?技術実習棟図画工作実習室2において、トヨタ車体株式会社から永井さんへ、お礼のお言葉とともに、社内報が渡されました。
作品が選ばれたことについて永井さんは、「普段車を描くことはあまりないので、ノアを描けて楽しかったです」と感想を話しました。
【永井さんの作品コメント】
7人乗りの大容量と快適な室内空間へのこだわりがノアの特長だと思い、家族全員が乗っているところを描きました。また、持続可能な社会を目指すために、皆で未来を形づくっていく様子を表現しました。白い部分はまだ見ぬ世界を、カラフルな部分は全ての人を受け入れる態度を示しています。クルマはつくるだけではなく、一人一人の思いが加わって成り立つものだと思います。最後のピースをはめるのはあなた自身です。
(TABトヨタ車体社内報、No.760、2023春号より)
(地域連携課 地域連携係 角三岳大)
2023年3月29日 第16回愛知教員養成コンソーシアム連絡協議会を開催しました。
2023年04月14日
3月29日(水)本学本部棟第一会議室において、「第16回愛知教員養成コンソーシアム連絡協議会」を開催しました。
本協議会は、愛知学長懇話会の下にあり、愛知県内の国公私立大学で小中学校の教員免許取得の認定を受けている大学?学部間の連携を図り、愛知県?名古屋市を中心とする東海地域における教員養成の質の向上を目指しています。
開会にあたり、野田敦敬学長から昨年に引き続き対面で開催できたこと、「高校生とともに教師の魅力を考えるフェスタ2022」への協力のお礼に触れたあいさつがありました。
前半の基調講演には、愛知県内の教員養成課程を持つ23大学の関係者および本学教職員合わせて約50人が参加し、文部科学省総合教育政策局教育人材政策課教員養成企画室室長 小畑康生氏からZoomによる遠隔で、"「令和の日本型学校教育」を担う教師の在り方について"と題し、中央教育審議会の答申について、これまでの経緯、令和の日本型学校教育、教職課程の見直し、教員採用試験の早期化?複線化の検討等、現状や最新の動向について説明いただきました。
後半は、愛知県教育委員会教職員課管理主事の早川真由美氏および名古屋市教育委員会教職員課管理主事の大澤仁志氏から、次年度の教員採用について説明をいただきました。
最後に本協議会の令和4年度事業報告、令和5年度事業計画等について協議が行われました。
(総務課秘書室長 田中哲之)
2023年4月6日 特定非営利活動法人くるくるが「くる?コラ?」(ラーニングコモンズ)を視察されました。
2023年04月17日
本学は、「特定非営利活動法人 くるくる」とネーミングライツ契約を締結し、これにより、養護?幼児棟1階ラーニングコモンズは2月1日(水)から「くる?コラ?」となりました。そのスタートを祝して、4月6日(木)特定非営利活動法人 くるくる 代表理事 小野規正氏が来学され、学長室では和やかにご歓談され、写真撮影のあと、現地視察を実施しました。
「特定非営利活動法人 くるくる」は、刈谷市や安城市を拠点に、就労支援や放課後デイサービスなどの自立支援を展開されており、本学においても、学生の現場実習を積極的に受け入れていただいています。
学長室での歓談では、小野氏と野田敦敬学長、理事が、特別支援教育や就労支援について、意見交換をしました。
その後、養護?幼児棟「くる?コラ?」を小野氏と学長が視察されました。
部屋には、何人かの学生が利用しており、学習環境やネーミングライツ「くる?コラ?」サイン等について、確認をされました。
養護?幼児棟およびその周辺で学修される際は、ぜひ養護?幼児棟「くる?コラ?」をご活用ください。
ネーミングライツ事業制度は、本学が所有する資産等の有効活用を通じて、事業者等との連携の機会を拡大するとともに、新たな財源の確保により、教育研究環境を向上させることを目的として令和3年7月より導入しています。
(施設課 副課長 谷川正憲)
2023年3月分 本学掲載の新聞記事、メディア紹介
2023年04月17日
2023年3月に掲載された新聞記事は6件、テレビ番組は4件、ラジオ番組は2件です。この他に紹介された記事等があれば広報課まで情報をお寄せください。
新聞記事
- 教育学研究科教育実践高度化専攻(教職大学院)児童生徒発達支援コース2年の城所美和さんが豊橋市豊城中学校の授業でLGBTQについて解説したことが掲載されました。城所さんは性的少数者(LGBTQ)に関する教育のほか、教員向けの教材作成や研修にも取り組み、その実績が評価され、中日教育賞や県優秀教員として表彰されています。
- 西尾圭一郎准教授(教育ガバナンス講座)が担当する金融教育の講座についての記事が掲載されました。日本ファイナンシャル?プランナーズ協会の協力でFPを招き、全15回の「パーソナルファイナンス講座」を開講しました。学校現場で生徒に金融教育を教える立場になる学生にとっては有意義な講義となりました。
- 静岡県御前崎市の中学校で行われているエネルギー教育についての記事で、土屋武志教授(社会科教育講座)のコメントが掲載されました。
- 椙山女学園大学の能楽部の記事において、能楽部がある東海地方の数少ない大学として、本学の名前が紹介されました。
【3月11日(土) 読売新聞朝刊28面】
- 県教委と名古屋外国語大が包括的な連携を進める協定を締結した記事において、同じく県教委と連携している本学の名前が紹介されました。
- 1月に開催されたワークショップ「SDGsまちづくりをしよう!」で大鹿聖公教授(理科教育講座?地域連携センター長)が小学生向けに分かりやすく講義を行いました。
【3月31日(金) こども新聞(毎日新聞)9面】
テレビ番組
- 3月6日(月)放送 テレビ愛知「5時スタ」
同番組内の天気のコーナーで、渡邊幹男教授(理科教育講座)のスギ花粉についてのコメントが放送されました。
- 3月7日(火)放送 テレビ愛知「5時スタ」
同番組内の天気のコーナーで、渡邊幹男教授(理科教育講座)のウメの花の色変わりについてのコメントが放送されました。
- 3月22日(水)放送 ケーブルテレビキャッチネットワーク「KATCH TIME30」
3月21日(火)に刈谷市総合文化センターで開催された新山王政和教授(音楽教育講座)のゼミ生による発表会の様子が放送されました。3?4年生、大学院生、新山王ゼミに入る予定の2年生が集大成の演奏を披露しました。
- 3月23日(木)放送 ケーブルテレビキャッチネットワーク「KATCH TIME30」
3月23日(木)に開催された卒業式の様子が放送され、しだれ桜の前で思い出の写真を撮り、新たな門出を喜ぶ卒業生や、4月から教員になり、子ども達のために働きたいと意気込む卒業生のインタビューが紹介されました。
ラジオ番組
- 3月19日(日)放送 CBCラジオ「燃えよ!研究の志士たち」
渡邊幹男教授(理科教育講座)がサクラについて話しました。
- 3月19日(日)放送 CBCラジオ「燃えよ!研究の志士たち」
渡邊幹男教授(理科教育講座)が3月の学会で新種発表したハルリンドウ(この地域のものはトウカイハルリンドウ)と休眠打破について話しました。
(広報課 広報?渉外係 向井健人)
2023年4月10日~5月12日 附属図書館にて仲山進作名誉教授の作品を展示しています。
2023年04月19日
4月10日(月) 附属図書館にて仲山進作名誉教授の作品「遠近法(は)」を展示しました。
仲山名誉教授は、東京藝術大学大学院美術研究科修士課程(鋳金)の一期生であり、美術学部総代として修士の学位記を受領しました。
仲山名誉教授が修了した東京藝術大学には、卒業および修了制作の中から、特に優秀な作品を選定し大学が買い上げる制度があり、仲山名誉教授の当時の修了制作「遠近法(い)(ろ)」は、買い上げ作品として同大に収蔵されました。また、この作品はサロン?ド?プランタン賞も受賞しました。
この度、同大の大学美術館にて買い上げ作品1万件の中から約100件を厳選して展示する「藝大コレクション展2023『買上展』」(2023年5月7日まで)が開催され、この「遠近法(い)(ろ)」も展示されました。このことを記念して、本学で所蔵している在職中に制作された「遠近法(は)」(1988年)を展示することに至りました。
仲山名誉教授は、1966年4月に本学美術教室に着任の後、2000年3月まで34年間本学に在職しました。本学においては、1982年に教授となり、1988年に総合科学課程総合造形コースの設立に参画し、国公立大学では初めてのガラス造形の人材と設備を設置し、ガラス造形文化の基を築きました。また、本学講堂の正面にあるモニュメント、薬師寺東塔の「水煙」を設置した台座は、古典的作品と現代的造形との調和を意図した仲山名誉教授によるデザインです。
「遠近法(は)」は、2023年5月12日(金)まで、3階のチェンバレン?杉浦文庫横にて展示しています。どうぞこの機会にご覧ください。
(学術研究支援課 図書館運営室長 島村瑞穂)
2023年3月4日 シンポジウム「新たな教員研修における教育大学への期待と果たすべき役割―多様な専門性を有する質の高い教職員集団の構築に向けて―」を開催
2023年04月21日
3月4日(土)愛知教育大学未来共創プラン戦略2「教育のプラットフォーム構築プロジェクト」の取り組みとして、シンポジウム「新たな教員研修における教育大学への期待と果たすべき役割―多様な専門性を有する質の高い教職員集団の構築に向けて―」を本学で開催しました。教育行政職員33人、学校関係者33人、大学関係者23人、高校生1人、合計90人が参加しました。
戦略2「教育のプラットフォーム構築プロジェクト」では2021年3月に策定された「愛知教育大学未来共創プラン」の一環として、教育現場の課題解決に貢献する教育のプラットフォームを構築することを目指しています。2021年度に引き続き2回目である今回のシンポジウムは、2022年7月1日より教員免許更新制が発展的に解消されたことを受け、教師や学校のニーズ?課題に応じた、個別最適で協働的な学びを主体的に行う「新たな教師の学びの姿」の早期実現を目指す文部科学省の方針はどのようなものなのか、先進的な教員研修を行う大阪教育大学の成果と課題は何か、教育委員会、教育センター、学校管理職が教育大学に期待する新たな教員研修はどのようなものなのか、今後、新たな教員研修に関して、愛知教育大学が果たすべき役割とは何かについて、基調講演、パネルディスカッション、グループディスカッションを通して、参加者と共に考えました。
はじめに野田敦敬学長から開会のあいさつが述べられた後、真島聖子学長補佐より、本シンポジウムの趣旨説明が行われました。
第1部では、最初に、文部科学省総合教育政策局教育人材政策課教員養成企画室長の小畑康生氏から「『令和の日本型学校教育』を担う教師の在り方について」と題し、基調講演が行われました。
次に、青山和裕准教授の司会でパネルディスカッションが行われました。大阪教育大学教授の高橋登氏、同大学特任教授の堀真寿美氏は、「新たな教員研修における教育大学への期待と果たすべき役割 OKUTEPが目指すもの」、みよし市教育委員会教育長の増岡潤一郎氏は、「新たな教員研修における教育大学への期待と果たすべき役割~本市の愛教大連携を振り返って~」、愛知県総合教育センター研修部長の榊原将道氏は、「大学との連携による多様な研修プログラムの展開」、幸田町立坂崎小学校校長の都築孝明氏は、「『新しい教師の学びの姿』の実現を目指す新研修制度の課題と期待」についてプレゼンテーションを行いました。これを受けて野田学長は、愛知教育大学が果たすべき役割について語りました。
第2部では、参加者は7~8人のグループに分かれ、ディスカッションを行いました。「新たな教師の学びの姿」を実現するために、「自律的?主体的に学び続ける教師を後押しする研修とは?」、「ワクワク?ドキドキ?おもしろい研修とは?」、「参加したくなる研修とは?」、「教師のクリエイティビティを発揮するには?」という4つの問いが参加者に提示されました。
全体共有の場では、各グループから新たな研修に向けて参考になる意見が発表されました。最後に野田学長による総括ならびに閉会のあいさつで本シンポジウムを締めくくりました。
シンポジウムの後のアンケートでは、「文科省の最新の話と、パネリストの方々のセンターや教育委員会など、現場からの現実的なお話も聞くことができ、流れがよかった。パネリスト同士のディスカッションも聞きたかった」、「主体的な学びを先生たち自身ができるように魅力的な研修を作り上げることが大切だと思いました」、「強みを活かした研修、心を動かす研修にしたいが、現場の多忙化、人材不足があり、また学びたいものも違いがあり、研修の持ち方が難しい」、「大学の先生はやっぱりすごい、と思った研修も過去にたくさんありました。大学教員の負担もあるので、大きな一回よりも、研修した後もオンラインやチャットで、定期的に相談できるような、学校現場と大学教員の息の長い連携ができるとよいなと思います」などの感想が寄せられました。
戦略2では、今後も、学校関係者や地域の皆様と共に語り合い、教育現場の課題解決に貢献する教育のプラットフォームの構築に向けて推進します。
(学術研究支援課 研究支援係)
2023年4月5日 令和5年度入学式を挙行
2023年04月21日
4月5日(水) に、令和5年度愛知教育大学入学式を、本学講堂にて挙行しました。感染症対策のため、出席する入学生を第1部(10時から)と第2部(11時30分から)に分け、会場への入場者を入学生のみに限定し、式を縮小して行いました。
今年度の入学生は、教育学部(第2年次編入学生含む)907人(学校教員養成課程773人、教育支援専門職養成課程134人)、大学院教育学研究科106人(専門職学位課程69人、修士課程32人、後期3年博士課程5人)、特別支援教育特別専攻科27人の計1,040人です。
本学吹奏楽団による演奏録音が流れる中、入学生が入場し、国歌斉唱では、本学混声合唱団による国歌『君が代』の合唱録音が流されました。野田敦敬学長から入学許可が宣言されると、入学生を代表して、第1部では学校教員養成課程 幼児教育専攻 奥平ひな菜さんが、第2部では学校教員養成課程 養護教育専攻 木俣美来さんが力強く宣誓を行いました。その後野田学長の告辞が続き、本学の役員?部局長が紹介されました。
合唱として、本学混声合唱団による『学生歌』の合唱録音が流され、入学生は本学学生として初めて聴く『学生歌』に聴き入っていました。最後に、本学管弦楽団による演奏録音が流れる中、入学生が退場し、令和5年度愛知教育大学入学式は終了しました。
講堂前では、基本的な感染症対策を講じた上で、在学生によるクラブ?サークル勧誘や、本学公式マスコットキャラクターとの記念撮影も行われ、賑わいました。
また、18時30分から本部棟第五会議室で大学院入学式が行われ、自治体職員など働きながら学ぶ大学院入学生4人が出席し、大学院教育学研究科 修士課程 教育支援高度化専攻 谷河由貴子さんが宣誓を行いました。
(総務課 総務係 前田祥子)
2023年3月29日 「令和4年度事務職員等職務貢献表彰」を行いました。
2023年04月24日
3月29日(水)に、令和4年度事務職員等職務貢献表彰を行いました。この表彰は、職務上の功績が特に顕著であると学長が認めた者に対して行われるもので、今年度は、1グループと個人1人が表彰されました。
被表彰者名 | 功績 |
---|---|
財務課長 古川健 財務課副課長 古田紀子 予算係(渡邊賢司、河合光、山本京佑) |
概算要求の企画および折衝業務等の遂行により、ICT基盤設備費を獲得して大学の財政負担を大幅に軽減 |
学術研究支援課事務補佐員 北村チエ | 普段の業務において、目先の作業だけにとらわれない、広い視野を持った業務遂行 |
野田敦敬学長から、表彰状ならびに記念品が手渡され、その功績を称えるとともに、今後の活躍を期待する言葉が贈られました。
(人事労務課労務?福祉係長 藤本健)
2023年4月19日 未来共創プラン戦略1「子どもキャンパスプロジェクト」のプログラム募集説明会を開催
2023年04月27日
4月19日(水)、本部棟第五会議室で愛知教育大学未来共創プラン戦略1「子どもキャンパスプロジェクト」のプログラム募集説明会を開催し、学生?教職員等21人が参加しました。
当プロジェクトは、2021年3月に策定された「愛知教育大学未来共創プラン」の一環として、大学およびその周辺地域を『学び』と『遊び』を一体化できるエリアとして、教科等横断的な実践フィールドと実践プログラムを提供するものです。今年度も昨年度の実践を踏まえながら、子どもたちが学び遊ぶことのできるプログラム、または学内資源としての竹を活用したプログラムを本学学生や教職員から募集しています。
冒頭に野田敦敬学長からのあいさつとして、本プロジェクトは学生にとって自分たちで企画し主体的に子どもたちと触れ合う機会となり、教職およびそれを支える専門職に就くことへの意欲を高めることになるとの言葉がありました。続いて本プロジェクトについての全体説明を行いました。
その後、中池竜一准教授(教職キャリアセンター)をはじめ、昨年度プログラムを実施した団体の代表者から、これまでの取り組みや今後の展望についての紹介があり、終わりに真島聖子学長補佐(未来共創プラン担当)から3年目となる今年度への期待の言葉が寄せられました。
当プロジェクトは、「子どもと共に、学生と共に、社会と共に、附属学校園と共に、未来の教育を創ります。」というビジョンを実現するため、積極的に地域の子どもたちを受け入れていきます。
(企画課 未来共創推進室 未来共創推進係 大森智子)