News & Topics:2019年03月掲載分
- 2019年1月5日 AUE Repositoryが正式公開から10周年を迎えました。
- 2019年2月18日 幸田町教育委員会と連携に関する覚書を締結
- 2019年1月30日 学長企画 「子どもたちの未来を拓く人へのメッセージ」 第1回 特別講演「教師をめざすあなたへ -次世代の教師に期待すること-」を開催しました。
- 2019年2月9日 本学院生が大府市の平成30年度文化?スポーツ活動表彰を受賞
- 2019年2月26日 多文化体験活動壮行会を実施しました。
- 2019年2月分 本学掲載の新聞記事紹介
- 2019年3月7日 美術教育選修?専攻の学生が「刈谷特産切り干し大根」販促企画をプレゼン
- 2019年1月30日 男女共同参画委員会主催によるFD講演会「性的マイノリティについて考える-学校における理解の促進と受け入れのために-」を開催しました。
- 2019年3月8日 学部一般入試(前期日程)の合格発表を実施
- 2019年3月13日 未来基金(教育研究基金)により音楽教育講座優秀学生を表彰
- 2019年3月6日?7日 企業研究セミナーを開催しました。
- 2019年2月1日 「国立大学協会東海?北陸地区支部会議(平成30年度第3回)」を開催しました。
- 2018年12月10日~2019年2月18日 近隣市首長らによるリレー講義を実施
- 2019年3月8日 岡崎市教育委員会と連携に関する覚書を締結
- 2019年2月21日 「発達障害の可能性のある児童生徒等に対する教科指導法研究事業」成果報告会を開催
- 2019年3月15日 マイナビ「進路のミカタLIVE」に参加しました。
- 2019年2月28日 「AUE学生チャレンジ?プログラム2018」の成果発表会を行いました。
2019年1月5日 AUE Repositoryが正式公開から10周年を迎えました。
2019年03月 1日
本学の機関リポジトリである「愛知教育大学学術情報リポジトリ(AUE Repository)」は2009年1月に正式公開を開始し,本年1月に10周年を迎えました。現在7,000件以上のコンテンツを公開し,閲覧件数は年々増加しています。このように育ちましたのは,今まで論文などをご提供いただいた本学教職員の皆さまや,閲覧いただいている皆さまのご支援のおかげです。心より御礼申し上げます。
- AUE Repositoryの記録
2009年1月 正式公開
2015年4月 登録件数5,000件突破
2016年5月 学位(博士)論文を登録開始
2018年11月 登録件数7,000件突破
2019年1月 正式公開10周年
附属図書館では周年記念,登録件数突破記念に合わせ,教員インタビューを行い,本学における研究を紹介しています。10周年を迎えた今回は,創刊号から現在まで67年の歴史をリポジトリに提供いただいた雑誌「地理学報告」について,お話を伺いました。そちらもご一読ください。
- 関連リンク
愛知教育大学学術情報リポジトリ(外部サイト)
正式公開10周年?登録件数7,000件突破記念インタビュー(外部サイト)
(学術情報支援課 図書館運営室 電子資料係 小笠原有香)
2019年2月18日 幸田町教育委員会と連携に関する覚書を締結
2019年03月 1日
2月18日(月),本部棟第三会議室において,幸田町教育委員会と本学との連携に関する覚書を締結しました。
覚書の締結式には,本学からは,後藤ひとみ学長,4人の理事および地域連携関係教員が出席し,幸田町教育委員会からは,小野伸之教育長,藤井敦学校教育課教育指導監が出席しました。
本学の第三期中期目標?中期計画では,本学の社会的使命として市町村や教育委員会と新たな相互連携協定を結び,教育に特化した連携を拡充する計画をしています。本学が位置する県内西三河地区にある幸田町教育委員会とは,今までも教育のさまざまな分野で連携を行ってきましたが,今回の覚書締結では,教職員の資質?能力の向上,現代的教育課題への対応,生涯学習の推進などについて,より密に相互連携を図ることを目的としています。
締結式では,西淵連携担当理事から,覚書締結の経緯や趣旨,覚書などの概要説明があり,その後,学長および教育長による覚書への署名が行われました。
署名後,後藤学長からは「現職教員の学び直しを始め,現代の教育課題にも対応していけるよう,本学も精一杯協力させていただきたい」とのあいさつがありました。小野教育長からは,「さらに何か連携できるのではと考えている。引き続き協力をお願いしたい」などと話があり,締結式を終えました。
- 関連リンク
連携?協定について
(広報?地域連携課 地域連携室長 浅岡明美)
2019年1月30日 学長企画 「子どもたちの未来を拓く人へのメッセージ」 第1回 特別講演「教師をめざすあなたへ -次世代の教師に期待すること-」を開催しました。
2019年03月 5日
1月30日(水),本学講堂において,「尾木ママ」こと,教育評論家で法政大学特任教授,臨床教育研究所「虹」所長の尾木直樹氏を講師にお迎えし,教員養成課程3年生を中心とした講演会を開催しました。本学の野田敦敬副学長(大学改革担当)司会のもと,後藤ひとみ学長から開会あいさつおよび講師紹介がありました。
本講演会は学長企画による講演会「子どもたちの未来を拓く人へのメッセージ 第1回」であり,企画の趣旨に賛同いただいた尾木氏のご厚意により実現したものです。
講演では,教員としての体験談や子どもとの向き合い方,教育問題について熱く語る「尾木ママ」節に学生や教職員も引きこまれ,参加者823人は和やかな雰囲気の中,熱心に耳を傾けていました。
また,教員養成課程の学生たちに向けて,教師だからできること,教師だからすべきこと,教師への期待などをユーモアを交えてお話しいただきました。
参加した学生からは,「子どもたちの成長に寄り添うことの素晴らしさを再び見直すことができた」?採用試験に不安もあるが,教師になりたい気持ちが一層強くなった?など,多くの学生から感銘を受けたとの感想が寄せられました。
(総務課 秘書室付 係長 長谷川由香)
2019年2月9日 本学院生が大府市の平成30年度文化?スポーツ活動表彰を受賞
2019年03月 5日
2月9日(土)に大府市の平成30年度文化?スポーツ活動表彰が行われ,教育学研究科 芸術教育専攻 1年の柴田茜さんが受賞しました。これはスポーツや文化の振興に貢献した方に贈られる賞で,柴田さんは改組新第5回日展にて入選したことが評価され,表彰されることとなりました。
柴田さんは,第48回日彫展でも新人賞を受賞しており,連続しての受賞となります。多くの賞の受賞にも「賞の一つ一つは嬉しいですが,若くて頑張っているということで期待してもらえている所がありますので,喜びすぎず,実力にかえていきたいと思います」とあくまでも謙虚な姿勢です。また,今回は大府市からの受賞ということで,「住んでいる地域から応援してもらえるのはうれしい」と話しています。今回の受賞では,地域に住む他の分野の受賞者との交流もあり,作品の見方が違ったり,デッサンの仕方が違ったりと面白い発見があったとのこと。今後の作品づくりに生かしていただき,さらなる活躍をされることをお祈りしています!
(広報?地域連携課 広報?渉外係長 古田紀子)
2019年2月26日 多文化体験活動壮行会を実施しました。
2019年03月 5日
2月26日(火),「多文化体験活動」で学生を海外に引率する教員,事務職員を対象に壮行会を行いました。
「多文化体験活動」とは,実践的な指導力の育成を目的として本学が開設している「実践力育成科目」の一つで,今年度初めて実施されます。学部2年生(履修上は3年生)が,アジアを中心とした協定校のある地域に行き,体験を通して海外における子どもの生活実態を把握し,教師および教育を支える専門職に必要となる資質や能力について多角的に考えることを目標としています。
今年度は,カンボジア,インドネシア,タイ,ベトナム,モンゴル,韓国,台湾,中国,フィリピン,マレーシアの10カ国に,約1週間の日程で,学生193人,引率の教員?事務職員27人が派遣されます。
壮行会では,後藤ひとみ学長から「文化が進んだ日本では感じにくい,『学校は大切だ』という教育の原点ともいえる体験を学生たちにしてもらいたいと思っている。はじめての試みのため,たくさんの課題を抱えて帰ってくることとなると思うが,体験談を含めて,帰国後には意見交換を行い,よりよいプログラムにしていきたい」と話がありました。
その後,各コースの引率教員から,渡航先でのプログラム内容や学生の事前学習の状況,下見の際の各国の様子などが紹介され,学生にとって良い体験となるように,かかわる人がそれぞれの立場でしっかりと準備していることが伺えました。
それぞれのコースの出発は,3月6日(水)から始まります。
(広報?地域連携課 広報?渉外係長 古田紀子)
2019年2月分 本学掲載の新聞記事紹介
2019年03月12日
2019年2月に掲載された新聞記事は15件,テレビ番組5件,雑誌等は4件です。
このほかに紹介された記事等あれば広報まで情報をお寄せください。
新聞記事
- 「マナビバ」の読書離れスタッフ座談会で,本学特別支援学校教員養成課程2年の新海亮太さんのコメントが掲載されました。
- 2月6日(水)に文部科学省で開催されたワークショップの告知が関東地区の紙面で掲載されました。
【2月4日(月) 東京新聞都心版?多摩版?山手版?下町版】
- 刈谷市の「まちづくり支援センター」が主催した子育て世代を応援するイベントで,本学の学生たちが企画した「こども夢のまち」が紹介されました。
- 本学のオリジナル梅酒の販売が開始されました。
※2月19日(火)と2月22日(金)放送 キャッチネットワークの番組「KATCH TIME30」でもそれぞれオリジナル梅酒を取り上げていただきました。
- 教育ルネサンス「学校の日本語教育」の記事の中で,本学日本語教育講座の上田崇仁教授のコメントが掲載されました。
【2月7日(木) 読売新聞朝刊19面】
- 安城市民ギャラリーで開催された,本学幼児教育講座の樋口一成教授が考案した「木のおもちゃ展」が紹介されました。
※2月1日(金)放送のCBCテレビ「イッポウ」,2月14日(木)放送 キャッチネットワーク「KATCH TIME30」, 2月21日(木)放送のNHKテレビ「おはよう東海745」でも紹介されました。
- 大幸財団の美術?音楽?スポーツに励む学生を支援する「丹羽奨励生」に,本学大学院教育学研究科修士課程1年の柴田茜さんが選出されました。
- 3月3日(日)に開催され,本学の学生が多数参加した「SUHARA MUSIC FES」の事前告知がありました。
※2月28日(木)放送 キャッチネットワーク「KATCH TIME30」でも紹介されました。
- 刈谷市美術館で開催された「愛知教育大学卒業修了制作展」の告知が掲載されました。
- 一宮新聞「学校体育館なぜ「屋運」?」の記事の中で,中田敏夫理事の解説が紹介されました。
- 2月17日(日)に開催された本学ダンス部の定期公演「瞬色(といろ)」の告知記事が掲載されました。
- 小中学校や高校で広がる情報モラル教育に関する記事で,本学情報教育講座の梅田恭子准教授のコメントが掲載されました。
- 2月17日(日)に岐阜県の浅中公園陸上競技場を発着点に開催された「西濃駅伝ファイナル」で本学の成績が掲載されました。(一般A16位)
- 旗揚げ40年を迎えた本学の演劇部「劇団把゜夢」が,部員で初等教育教員養成課程社会選修4年の櫛田光輝さんのコメントとともに紹介されました。
【2月18日(月) 読売新聞朝刊21面】
- 2月24日(日)に開催された読売犬山ハーフマラソンの告知記事で,本学陸上部の初等教育教員養成課程保健体育選修3年の神谷ももさんが紹介されました。
【2月23日(土) 読売新聞28面】
テレビ番組
- 2月1日(金)放送 CBCテレビ「イッポウ」
2月14日(木)放送 ケーブルテレビキャッチネットワーク「KATCH TIME 30」
2月21日(木)放送 NHKテレビ「おはよう東海745」
安城市民ギャラリーで開催された,本学幼児教育講座の樋口一成教授が考案した「木のおもちゃ展」が紹介されました。
- 2月19日(火)放送 ケーブルテレビキャッチネットワーク「KATCH TIME 30」
本学のオリジナル梅酒の販売が,大学生協と酒のすぎたで始まったことが紹介されました。
- 2月22日(金)放送 ケーブルテレビキャッチネットワーク「KATCH TIME 30」
2月22日(金)?23日(土)に開催された「ものづくりフェアin碧南」で,碧南市の醸造会社で本学の梅酒を製造した「相生ユニビオ」が紹介され,本学の梅酒も合わせて紹介されました。
- 2月22日(金)放送 ケーブルテレビキャッチネットワーク「KATCH TIME 30」
教職キャリアセンター主催 成果報告会「通常学級における学習上の困難さに着目した教科指導のあり方」の開催の様子が紹介されました。
- 2月28日(木)放送 ケーブルテレビキャッチネットワーク「KATCH TIME 30」
3月3日(日)に井ケ谷町北部生涯学習センターで開催された「2019SUHARA MUSIC FES」の告知で,本学の学生が多数参加することが紹介されました。
雑誌
- 特別支援教育講座の相羽大輔講師の研究内容がインタビュー記事とともに紹介されました。
- 教職実践講座 高橋美由紀教授が下記の本に書評を寄せています。
「「視点」の違いから見る日英語の表現と文化の比較」 尾野治彦著
「今どきの日本語―変わることば?変わらないことば―」 遠藤織枝 著
- 教職実践講座 高橋美由紀教授が下記の雑誌に,寄稿しています。
海外生活「シンガポール日本人学校と英語教育」
(広報?地域連携課 広報?渉外係 飯濱美樹)
2019年3月7日 美術教育選修?専攻の学生が「刈谷特産切り干し大根」販促企画をプレゼン
2019年03月12日
「あと一分たったら開始してください」静まった教室で美術教育講座の富山祥瑞教授の声が響きました。3月7日(水),デザイン実技IIを履修した美術教育選修?専攻2年生の学生による「刈谷特産切り干し大根」の最終プレゼンテーションです。
JAあいち中央,刈谷市役所より企画提案の依頼を受けたという想定のもと,学生たちは6チームに分かれ,半年をかけて販促企画を検討してきました。想定の依頼者であるJAあいち中央,刈谷市役所農政課,そして生産者の皆さんが見守る中でのプレゼンです。
この「デザイン実技II」の授業は,2003年より開始され,年賀状,中日新聞などさまざまな「お題」での企画提案を実施してきました。「お題」は富山教授が事前に想定の依頼者にヒアリングをし,依頼書の形で学生に示されます。一般的に,美術の「デザイン」というとポスターの作成やパッケージデザインなどが思い浮かびますが,「デザイン」とは「課題を発見し解決策の提案をすることです」と富山教授は言います。学生たちはそれぞれの着眼点で課題を発見し,アンケート調査などで裏付けをとり,解決策を提案しました。刈谷産切り干し大根の「行事食化」,「ご当地グルメ化計画」,子どもからおじいちゃんたちへのプレゼント,など納得させられるもので,ポスターや商品パッケージもそれぞれの解決策にあったものが提案されました。
最後の講評では,JAあいち中央,刈谷市役所農政課,生産者の方々より「切り干し大根のイメージを逆手にとった案が面白かった。切り干し大根に限らず他の食品でも行事食化を考えていきたい」,「スライドの見せ方が素晴らしく,すぐ使えそうなものばかりだった」,「地元の切り干し大根のことを考えてもらえることがありがたい」といった感想をいただきました。
(広報?地域連携課 広報?渉外係長 古田紀子)
2019年1月30日 男女共同参画委員会主催によるFD講演会「性的マイノリティについて考える-学校における理解の促進と受け入れのために-」を開催しました。
2019年03月12日
1月30日(水)に,第二共通棟431号室において,愛知教育大学男女共同参画委員会主催によるFD講演会「性的マイノリティについて考える-学校における理解の促進と受け入れのために-」を開催し,教職員,学生,学外関係者ら112人が参加しました。
本委員会は,本学における男女共同参画の推進に必要な啓発活動やジェンダーに関する教育研究の推進に関することを所掌しており,男女共同参画推進オフィスのスタッフと連携?協力して,さまざまな推進活動を実施しています。今回は,学校現場においても理解の促進ときめ細かな対応,誤解や偏見と差別の解消が喫緊の課題となっている性的少数者への対応に関し,講演会の参加者がジェンダー教育の推進のために役立つ具体的な情報を得て,学校現場の課題や今後の方向性について理解を深めることを目的として,講演会を行うこととしました。
講師には本学の卒業生でNPO法人ASTA所属の浦田幸奈先生と,お茶の水女子大学理事?副学長の三浦徹先生をお招きし,講演を行っていただきました。
講演会は男女共同参画委員会委員長である上口孝之理事のあいさつから始まり,講演1「誰もが自分らしく生きられる社会をつくるために~学校?学級における性的マイノリティとの共生~」として,浦田幸奈先生から,当事者や家族の声について講演していただきました。近くにいる人との自己紹介から始まり,浦田先生のユーモアに時折笑いが起きる和やかな雰囲気の中,LGBTにまつわる名称などの基本的な知識に続き,浦田先生自身の幼少時代から現在までの体験談を紹介していただきました。途中では,当事者の母親のお話も聞くことができ,貴重な機会となりました。誰もが自分らしく生きられる社会をつくるためには,性的マイノリティが,1人ひとりの違いの一つとして理解され,一緒に何ができるのかを考えて横に寄り添うことであるということを知ることができました。
次に講演2「女子大学におけるトランスジェンダー学生の受け入れについて」として,三浦徹先生から,日本の女子大学で初めてトランスジェンダーの受入れを発表したお茶の水女子大学の受入れの経緯について講演していただきました。お茶の水女子大学のミッション「学ぶ意欲のあるすべての女性にとって,真摯な夢の実現の場として存在する」に基づき,2020年度からのトランスジェンダー学生の受け入れを決定されました。「自然な流れ」として受け入れを決定した大学に対し,メディアや在学生,保護者への説明の際には,反発されることも予想しましたが,予想に反してポジティブに捉えてもらえたことや,受け入れるにあたっての出願から入学後の大学の対応などのプロセスについて紹介していただきました。三浦先生は,大事なことは「多様性」というゴールに向かって「対話」によって理解を深めていくことであるとまとめられました。
参加者からは「教師となったときに,横に立ちともに考え寄り添う姿勢を忘れないようにしたい」「一人でも多くの子どもが自分らしく生きていけるように,自分らしく仲間を支える子どもを育てていける教師になりたい」という意見が聞け,有意義な講演会となりました。男女共同参画委員会では,今後もこのような活動や取組みをすすめることによって,男女共同参画社会の実現につなげていきたいと思います。
(人事労務課 労務?福祉係 岡田智子)
2019年3月8日 学部一般入試(前期日程)の合格発表を実施
2019年03月12日
3月8日(金),本学講堂前において学部一般入試(前期日程)の合格発表が行われました。当日は晴天に恵まれたせいか,発表時刻前から例年以上に多くの受験生や家族などが集まり,午後1時になると一斉に講堂前の掲示板へ詰めかけました。合格した受験生の中には,スマホと掲示板を何度も見直しながら自分の受験番号を確認して喜んだり,本学ラグビー部の学生たちによる胴上げの祝福を受ける姿も見られました。
今回の発表で623人が合格し,その後は3月12日(火)に学部一般入試後期日程試験,3月23日(土)に学部一般入試後期日程合格発表が予定されています。そして入学式の4月4日(木)には,合格発表の日の喜びと,これからのキャンパスライフへの期待を胸に,新入生のフレッシュな面々が揃うことでしょう。
(広報?地域連携課 広報?渉外係 飯濱美樹)
2019年3月13日 未来基金(教育研究基金)により音楽教育講座優秀学生を表彰
2019年03月14日
3月13日(水),愛知教育大学未来基金(教育研究基金)による音楽教育講座優秀学生の表彰を行いました。
この表彰は,故水野久一郎名誉教授(旧音楽教室),ご令息の水野達郎様による未来基金(教育研究基金)への寄附金によるもので,音楽選修?専攻?教育学研究科芸術教育専攻の学業成績優秀者に対して表彰しており,今回で6年目になります。
本年度は音楽選修6人,音楽専攻2人,教育学研究科4人の計12人が表彰されました。音楽教育講座の指導教員とともに学長室に並んだ学生たちは,名前を呼ばれ緊張の面持ちでしたが,後藤ひとみ学長から表彰状と記念品を受け取り,学長から笑顔で1人ひとりに「よく頑張りましたね」との言葉を掛けられ,皆とても嬉しそうでした。
学長からは,故水野久一郎名誉教授の音楽に対する熱い思いからこの優秀学生表彰があるとの紹介があり,音楽以外の学生達もこの表彰式の場に立たせてやれるよう学生表彰に関する規程を整備していくことの思いを述べられた後,「多くの学生の中から選ばれたあなたたちは,この表彰を誇りに来年度も先輩を見本にますます精進されること期待します」とお祝いと激励の言葉がありました。最後に学生を代表して大学院生1年の佐野美咲さんがお礼を述べ,表彰式が終了しました。
その後,学長を囲んで全員での記念撮影を行い,学生たちは感謝の気持ちを表すとともに決意を新たにしました。
(広報?地域連携課 広報?渉外係 林 光春)
2019年3月6日?7日 企業研究セミナーを開催しました。
2019年03月15日
就職における広報活動が3月1日に解禁され,本学において,企業への就職を希望する学部3年生と大学院1年生を主な対象にした「企業研究セミナー」を,3月6日(水),7日(木)の午後1時~5時,教育未来館多目的ホール?講義室3Cで開催しました。
同セミナーは,学生が企業の採用担当者から直接話を聞くことができる就職支援の催しで,2001年度から毎年開催し,今回が18回目となります。今年は2日間合計で延べ324人の学生が来場し,地元有力?優良企業計80社の参加企業の採用担当者から説明を受けました。リクルートスーツ姿の学生たちは,開場と同時に希望する企業のブースを訪れ,担当者からの企業概要や業務内容の説明に熱心に耳を傾け,真剣な表情でメモをとる姿が見られました。両日ともセミナー終了時間になっても多くの学生が説明を聞いていました。
(キャリア支援課 一般就職支援係長 稲垣匡人)
2019年2月1日 「国立大学協会東海?北陸地区支部会議(平成30年度第3回)」を開催しました。
2019年03月20日
2月1日(金)に「国立大学協会東海?北陸地区支部会議(平成30年度第3回)」を開催しました。当日は南知多の和風旅館 粛 海風を会場に,東海?北陸地区の12の国立大学長により,国立大学全体に関わる問題についての協議が行われました。各国立大学学長と理事?事務局長のほか,文部科学省高等教育局国立大学法人支援課 加賀谷課長補佐や国立大学協会の木谷常務理事が出席されました。
会議は,東海?北陸地区支部の代表である名古屋大学の松尾総長のあいさつから始まり,次に議長として当番大学の後藤ひとみ学長からあいさつを行いました。
その後,東海?北陸地区の各国立大学から事前に提出された協議事項について,審議が行われ,提案大学から提案理由などの説明後,後藤学長の司会のもと,各協議事項に対して,活発な議論が展開されました。
その後,加賀谷課長補佐より次年度の文部科学省の予算案ならびに,国立大学法人運営費交付金の新しい配分制度について説明がありました。教員の研究力向上と高等教育機関卒業後の学修成果の可視化を図るため,文部科学省と高等教育機関が協力して大学教育の質保証を実現することが重要であり,進学希望者への経済的負担軽減を図り,より多くの者が高等教育機関に進学できる環境作りを進めていくと述べられました。
その後,文部科学省?国立大学協会?各大学長の間で意見交換などがなされました。
会議終了後の懇親会では,今年度末で退官される福井大学の真弓学長と富山大学の遠藤学長に向けて退官記念セレモニーが行われ,後藤学長から退官記念品として本学のオリジナル梅酒と麦焼酎のセットと日間賀島名産の島のりが手渡されました。
(総務課 秘書室 塚本亜弥子)
2018年12月10日~2019年2月18日 近隣市首長らによるリレー講義を実施
2019年03月20日
本学では平成29年度に教育支援専門職課程を設置し,新しい学校の姿に対応した人材の育成を目指しています。その中のひとつ,教育ガバナンスコースでは,学校をはじめとする教育事務の調整,戦略的企画の立案,事務管理等に精通する資質?能力を培い,学校や教育にかかわる業務を専門的見地から支援できる教育事務職員および教育への理解を深めた自治体事務職員などの育成をすすめています。
今年度本コース2年生向け授業として後期に開講されている講義「実践地方自治概論」(担当教員:水谷仁非常勤講師,西尾圭一郎准教授)において,本学が連携協力に関する包括協定を結んでいる近隣5市(刈谷市,知立市,みよし市,安城市,豊明市)の市長,副市長による地方自治の実践に関する特別講義が実施されました。
授業は,前半7回を座学で地方自治や政治の基礎を学び,その上で地方自治の実践家による特別講義を聞くという形式で展開しました。連携市による特別講義の第1回は12月10日(月)に行われ,安城市の神谷学市長が登壇されました。その後,12月17日(月)には刈谷市の川口孝嗣副市長が,1月28日(月)にはみよし市の小野田賢治市長が,2月4日(月)には知立市の林郁夫市長が,そして最終回の2月18日(月)には豊明市の小浮正典市長が,それぞれ登壇され,各市の取り組みや学生に向けたメッセージを伝えてくださいました。
各市長,副市長は授業の前後に本学の後藤ひとみ学長とも懇談を持ち,各市と本学との協力関係についても改めて確認する良い機会となりました。
(広報?地域連携課 地域連携室長 浅岡明美)
2019年3月8日 岡崎市教育委員会と連携に関する覚書を締結
2019年03月20日
3月8日(金),本部棟第三会議室において,岡崎市教育委員会と愛知教育大学との連携に関する覚書を締結しました。
覚書の締結式には,本学からは,後藤ひとみ学長,4人の理事および地域連携関係教員が出席し,岡崎市教育委員会からは,安藤直哉教育長らが出席しました。
本学の第三期中期目標?中期計画では,本学の社会的使命として市町村や教育委員会と新たな相互連携協定を結び,教育に特化した連携を拡充する計画をしています。岡崎市には本学の附属小学校?中学校?特別支援学校も所在し,岡崎市教育委員会とは今までも教員研修を始めとするさまざまな連携を行ってきましたが,今回の覚書の締結により,今後は教育委員会が抱える教育課題に対応するために,本学が個別支援事業等を展開していきます。また,本学にとっても学生の学びの場としてフィールドを提供していただくことや,学校サポート活動を通じて学生の実践力育成につながることが期待されます。
締結式は,西淵茂男連携担当理事から,覚書締結の経緯や趣旨,覚書などの概要説明があり,その後,学長および教育長による覚書への署名が行われました。
署名後,後藤学長からは「三河地区の教育の中心地である岡崎市は本学附属学校も所在し,本学にとっては大変身近な市であり,本日覚書を締結することができ,大変喜ばしい。今までも個々に教員が協力してきたが,覚書締結により,大学と教育委員会との関係の中で連携を深め,協力していきたい」とのあいさつがありました。安藤教育長からは,「既にいろいろな面で連携が進んでいたが,今までの連携が一歩も二歩も前に進み,岡崎の子ども達のため実りのある連携になっていってほしい」などとあいさつがあり,締結式を終えました。
- 関連リンク
連携?協定について
(広報?地域連携課 地域連携室長 浅岡明美)
2019年2月21日 「発達障害の可能性のある児童生徒等に対する教科指導法研究事業」成果報告会を開催
2019年03月22日
2月21日(木),本部棟第一会議室において,「通常学級における学習上の困難さに着目した教科指導のあり方~発達障害の可能性のある児童生徒等に学ぶ」と題し,文部科学省受託「発達障害の可能性のある児童生徒等に対する教科指導法研究事業」成果報告会を開催しました。本学学生?教職員,愛知県内小中学校教員など125人が参加しました。
成果報告会では,東北福祉大学 樋口一宗 教授による講演および事業の経過報告を行いました。講演で,樋口一宗教授は,複数の障害が重なって現れることもあり周囲から理解されにくい障害である「発達障害」の基本的なとらえ方を,代表的な困難さを紹介しながら解説しました。また,各教科の指導に当たって,学習場面での情報の入力?反応の出力におけるバリアを除去するという「合理的配慮の提供」の考え方をもとに,学習上の困難さだけでなく,バリアになっているものを的確に把握し,指導上の工夫の意図を理解することで個に応じたさまざまな手立てを検討しながら指導に当たることの大切さを強調しました。さらに,新しい学習指導要領に掲げられた,自分の良さや可能性を認識し,あらゆる他者を価値のある存在として尊重し,多様な人々と協働することの重要性にも触れ,発達障害の可能性のある子どもたちと共に学ぶ理由を紹介しました。
事業の経過報告では,教職キャリアセンター教科教育学研究部門の山田篤史部門長(数学教育講座 教授)および真島聖子准教授(社会科教育講座)から,2018年度受託「発達障害の可能性のある児童生徒等に対する教科指導法研究事業」について,事業の趣旨,現在作成中のパンフレット教材,今後の授業での活用予定などについて報告がありました。山田部門長からは,「大学の教員養成課程における教授法の開発」を目的としてパンフレット教材を作成し,教科指導法科目で活用する予定であることが紹介されました。同パンフレットは,前半では発達障害の特性,指導上の工夫を行うポイントを,後半では各教科(国語,社会,算数?数学,理科,保健体育)における学習上の困難さと指導例を掲載しています。真島准教授からは,小学校現場の社会科授業観察や授業者や通級指導担任との意見交換を通して得られた,学習支援のポイントについて具体例を紹介し,子どものつまずきを想定した授業づくりへの転換の重要性が紹介されました。
(企画課 教育企画室 教育企画係 中村彩乃)
2019年3月15日 マイナビ「進路のミカタLIVE」に参加しました。
2019年03月22日
3月15日(金),ポートメッセなごやで開催されたマイナビの進学イベント「進路のミカタLIVE」に参加しました。このイベントは高校生の進路のために学校?企業?社会人が集まる進学イベントで,当日は国立大学や私立大学,専門学校などがブースを出し,多くの高校生でにぎわいました。
本学は「小学校プログラミング教育を体験してみよう。」をテーマに,高校生に大学での学びやゼミを体験してもらうイベントである「ミライガク」に出展しました。2020年度から小学校でのプログラミング教育が必修化され,小学校の先生を目指す場合には,プログラミングを使って授業をする力が必要になります。本学のブースでは,本学の情報選修?専攻や技術専攻の学生が小中学校に出向いて実際に行っているプログラミングの授業を体験してもらいました。
体験授業では無料のプログラミングソフトであるScratchを使用。情報教育講座の齋藤ひとみ准教授が音楽にあわせて踊るネコのプログラムのデモを行い,最初は全員が一緒のプログラムを説明に従って制作しました。その後はそれぞれの考えで,続きのプログラムを作成。ネコが消えたり,飛んだり,しゃべったり,参加した高校生たちは集中して熱心に取り組み,思い通りに動いたときには笑顔がこぼれました。
10人の定員で4回の授業を行いましたが,いずれの回も早くから満席となってしまい,参加を希望されたのに,残念ながら参加していただけなかった方もいました。今回のイベントで本学に関心をもってくださった皆さんには,ぜひ,夏のオープンキャンパスにもお越しいただきたいと思います。
(広報?地域連携課 広報?渉外係長 古田紀子)
2019年2月28日 「AUE学生チャレンジ?プログラム2018」の成果発表会を行いました。
2019年03月28日
2月28日(木),本部棟第一会議室にて,学生のスキルアップと愛知教育大学の活性化を目指した「AUE学生チャレンジ?プログラム2018」の成果発表会と表彰式を行いました。
「AUE学生チャレンジ?プログラム」とは,将来,本学の学生が社会のリーダーとして活躍することを願って企画?運営?実施能力等を高め,さまざまなスキルの向上を図るためのプログラムであり,本学学生の積極的な活動が,大学や地域の活性につながることも期待するものです。大学が指定したテーマ(a.愛教大活性化,b.地域交流?国際交流)もしくは自由テーマから,学生が選択して企画?立案します。二次審査を経て採択された企画には,提出された「必要経費内訳書」に基づき,1団体40万円を上限として大学から経費が支給されます。今回は,2018(平成30)年度に採択された企画6件(指定テーマ:地域交流?国際交流5件,自由テーマ1件)が成果発表を行い,学内の選考委員が,優秀な企画に対してその功績をたたえ表彰を行いました。
開会に先立ち,新井美保子学生支援?就職担当副学長が「今回のプログラム参加を通して,自ら企画したことを実行できるたくましさを身に付けてくれることを期待します」とあいさつしました。
成果発表会では,六つの企画に携わった学生たちが,昨年6月から今年1月末までの企画実施期間における活動成果を「1.企画の概要,2.実施状況,3.成果,4.決算」に分けて報告しました。発表した内容について審査員や参加者から,企画書の段階で計上した経費と実際に使用した経費の差異についてなどの質問があり,学生は,プレゼンテーションの仕方も学ぶことができました。成果発表終了後,第一会議室内に設けられた各ブースにおいて引き続きポスターセッションが行われ,参加者は各ブースを自由に見学し,学生と企画内容について意見交換しました。
ポスターセッション終了後,学長,理事,副学長,学系長等で構成された審査員による選考委員会会議を経て,最優秀賞?学長特別賞が決定し,表彰式が行われました。
表彰式では,後藤ひとみ学長から受賞団体に表彰状が手渡され,企画参加学生全員に,今年度発売された大学のシンボルマーク入りのクリアファイルが配付されました。
授賞式後,学長が「計画どおりにいかないこと,思った以上にうまくいったことなど,やってみてわかることがたくさんあったと思う。次年度も募集するので,学び多い本プログラムを他の学生にも周知してほしい。現在,昨年8月に誕生した公式キャラクターを使って,本学をより多くの方へ周知するための準備を進めている。本学を世の中に知ってもらうために,学生の皆さんがこれからも積極的に活動することを期待する」と講評しました。
表彰式後に後藤学長,新井副学長と発表者の学生で記念撮影を行いました。
「AUE学生チャレンジ?プログラム2018」に参加した学生たちは,企画を実行し本日の成果発表を終え,企画を計画通りに実行することの困難さなど多くの学びを得ました。中には,想定以上の成果を上げた企画も存在し,学生のチャレンジ精神,学生が持つ無限の可能性を感じることができました。この経験を今後の学生生活に生かしてほしいと思います。参加団体の今後の発展に期待します。
- 関連リンク
AUE学生チャレンジ?プログラム
(総務課 秘書室 塚本亜弥子)