News & Topics:2019年05月掲載分
2019年3月26日 平成30年度退職者表彰式を実施しました。
2019年05月 9日
3月26日(火),第五会議室にて,平成30年度退職者表彰式を行いました。
今年度の表彰者は,中田敏夫理事(教育?学生担当),田村建一教授(日本語教育講座),前田勉教授(社会科教育講座),佐々木守寿教授(情報教育講座),坂田利弘教授(保健体育講座),加藤昌課長(広報?地域連携課),相馬訓司副課長(教務課),中村章二係長(学術研究支援課),田村智専門職員(財務課),林光春嘱託職員(広報?地域連携課),清水庫次嘱託職員(学術研究支援課)および鯉江明彦嘱託職員(財務課)の計12人です。
後藤ひとみ学長から感謝状と記念品が一人ひとりに手渡され,学長は表彰者のこれまでの功績をたたえるとともに,「本日,この日を迎えられましたことをお祝い申し上げます。また,今まで大学のためにご尽力いただき,本日まで勤め上げられましたことに感謝申し上げます。本学は,これからも,教員養成を主軸として頑張って参りますので,本学を応援していただければ幸いです」と感謝の言葉を贈りました。
引き続き,被表彰者を代表して,中田敏夫理事が,学長をはじめとする大学構成員すべてに対する謝辞と,「かかわった全ての方に感謝申し上げます。今まで本当にありがとうございました」と感謝の言葉を述べました。
式典の終了後に,出席者全員で記念撮影を行いました。
(総務課 秘書室 塚本亜弥子)
日彫展,U-20日彫展で本学学生が受賞,入選!
2019年05月 9日
4月20日(土)から5月2日(木)の会期で第49回日本彫刻会展覧会(日彫展),および第1回 U-20日彫展 ~集まれ!未来の彫刻家~が開催されました。日彫展は全国規模の歴史ある彫刻の展覧会です。今年は20歳以下の作品を限定公募するU-20日彫展の第1回が同時開催されました。
この第1回U-20日彫展の最優秀の賞であるU-20日彫賞に初等教育教員養成課程 美術選修2年の松木大悟さんが輝きました。松木さんの作品名は「絶望をこえた『忠実』」。ひもでつながれた羊が,自由な空間があるのに動けず現実に従属している様子が表現されています。1年生の後期の授業において「作品を見た時に作者の意図するものが分かる作品を作る」というテーマで制作したテラコッタ作品で,教員からのアドバイスを受け,土台の形や羊の位置で感情を表現しました。
U-20日彫展には「せっかくのチャンスなので」と応募した松木さん。受賞の報告を教員から受けた際には大変驚いたそうです。
過去に絵画や版画での入選経験がある松木さんですが,彫刻をはじめたのは大学に入ってからです。絵画や版画は平面での表現ですが,彫刻は完全な立体であるため,横や後ろから見た時のふくらみを想像することが難しく,また,紙粘土などでの制作とも違い,土で作ったものは重さや中身がつまった感じが表現できます。そのため,大学での彫刻は新鮮であり,作品を作るのは楽しかったし,これからも楽しみだと言います。まだ2年生のためゼミへの配属は先となりますが,今後は人間の身体の構造を再現する,等身大の人物像にも挑戦してみたいとのことです。
松木さんのほか,本学からは卒業生の町野紗恭さんが日彫展で新人賞を受賞,そのほか5人が入選。またU-20日彫展では11人の学部2年生が入選を果たしました。皆さん,おめでとうございます。
(広報?地域連携課 副課長 古田紀子)
2019年4月28日 本学事務職員がマジックの国際大会で優勝!
2019年05月14日
本学の事務職員の向井健人さんが,ベトナムのホーチミンで開催された第一回マジック国際大会(Magic Fest)のコンテストで優勝しました。本大会はベトナムで開催された初めてのマジック国際大会で,4月26日(金)~28日(日)にかけて盛大に行われました。コンテストは27?28日の両日で実施され,ベトナム,韓国,インドなどアジア各国から挑戦者が集まり,総勢25人で競い合いました。
向井さんは大学時代からマジックを始め,本学職員となってからも働きながらマジシャンとして活動しています。昨年5月にはイタリアで開催された第16回サン?ヴァンサンマジック国際大会のステージ部門コンテストで優勝。マジック界のオリンピックであるFISMにも,日本代表として参加している実力者です。
昨年のイタリアの国際大会で,日本伝統のマジック「和妻」をアレンジした演技で優勝した際に,他の上位者の演技を観て,全体的な演技の完成度や統一感の向上が自身の課題であると感じた向井さん。新たにパフォーマンス指導の先生に師事し,機会があるごとに大会に出演して,その演技に磨きをかけてきました。
そしてベトナムの国際大会。マジックにも各国の文化があり,ベトナムのマジックはエンターテインメント性が高い明るい演技が主だったため,雰囲気の異なる自身の和の演技がどのように評価されるかわかりませんでしたが,観客は温かく迎え入れてくれ,大盛り上がりで演技をすることができました。和の独特な雰囲気や和傘や扇子などの華やかさ,動作の美しさが評価されて,見事優勝しました。
「これからも積極的に国際大会に挑戦して優勝し,大目標はFISMでの入賞」と話す向井さんですが,5月18日(土)?19日(日)に開催される本学の第50回大学祭でもブース出展して演技を披露します。国際的一流マジシャンの演技をお見逃しなく!
(広報?地域連携課 副課長 古田紀子)
2019年4月分 本学掲載の新聞記事紹介
2019年05月16日
2019年4月に掲載された新聞記事は13件,情報誌1件です。
このほかに紹介された記事等あれば広報まで情報をお寄せください。
新聞記事
- 附属学校の養護教諭,栄養教諭を対象に,アレルギー症状が出た子どもへの対処を学ぶ研修会の様子が紹介されました。
- 愛知大学野球春季リーグ開幕の記事で,参加大学として大学名が掲載されました。
- 18歳選挙権が導入されて初めての統一地方選挙の記事(マナビバ)で,特別支援学校教員養成課程3年の新海亮太さんのコメントが紹介されました。
- 東海テレビ番組審議会で後藤ひとみ学長が副委員長に再任されたことが掲載されました。
- 附属名古屋中学校で健康情報を見極める授業を行っていた森慶惠氏(現鈴鹿大学講師)が紹介され,養護教育講座の古田真司教授と共同で研究を行っていたことなどが掲載されました。
- 中高年の引きこもりの深刻化を取り上げた記事で,教職実践講座の川北稔准教授の調査結果やコメントが紹介されました。
【4月16日(火) 日本経済新聞】
- 本学の学生の紹介が掲載されました。中等教育教員養成課程音楽専攻3年田中美里さん。
- 5月?6月で開催される「たのしいものづくり教室」の告知記事が掲載されました。
- 大学生の「つながり」と「ぼっち」をテーマにした記事(マナビバ)で,特別支援学校教員養成課程3年の新海亮太さんのコメントが紹介されました。
- 4月20日(土)に開催されたGKUフィールド競技会の結果発表。初等教育教員養成課程保健体育選修2年の吉村月乃さんが一般高校女子走り幅跳び3位 ,三段跳び2位。
- 愛知県内の大学の改元に伴う連休についての記事で,本学が10連休であることが紹介されました。
- 「知多半島宝モノ語り」の記事で,美術教育講座の鷹巣純教授が調査を行った知多市の北粕谷地区の掛け軸2幅が,市の文化財に指定されたことが紹介されました。
- 岡崎北高校吹奏楽部の卒業生たちが昨年の8月に結成したオーケストラの演奏会が開催される記事の中で,教育支援専門職養成課程教育ガバナンスコース2年の鈴木幹人さんのコメントが紹介されました。
雑誌
- 教職実践講座 高橋美由紀教授が下記の本に書評を寄せています。
「子どもの英語にどう向き合うか」鳥飼玖美子 著
(広報?地域連携課 広報?渉外係 飯濱美樹)
2019年4月18日 技術教育講座 北村一浩教授が共同開発した自由研究教材が発売開始されました。
2019年05月16日
4月18日(土),自由研究教材「形状記憶合金LABO① 動け宇宙 ~形状記憶合金ってなんだ~」が発売開始されました。これは,本学の技術教育講座 北村一浩教授が,形状記憶合金の加工販売を行う大府市の吉見製作所と共同開発した学習キットです。
形状記憶合金とは温めると元の形に戻る金属です。この特性を生かし,シャワーの温度調節,スマートフォンのカメラのピント調節,詰まった血管の拡張,さらには小惑星探査機"はやぶさ"がサンプルを持ち帰る容器のフタなど,さまざまな分野で利用され,技術革新を起こしている材料です。
今回発売開始された教材「動け宇宙」では,この形状記憶合金でできたバネを使うことにより,ユーモラスな動きをする仕掛けを作ることができます。形状記憶合金バネにはおもりがついており,通常では伸びた状態になっていて,電線と接続した磁石にくっつくようになっています。これに通電して温めることにより,バネが縮みます。バネが縮むと電気が切れてバネが冷え,おもりの重さで伸びます。伸びるとまた磁石にくっつき温められます。これが繰り返されることにより,バネが伸び縮みし,ぴょんぴょん飛ぶような面白い動きが生み出されます。この動きを生かして,キットのパッケージのイラストのように宇宙飛行士を動かすこともできますし,子どもたちのアイデアでいろいろな飾りつけが可能です。
教材の企画開発は昨年の10月から行われ,北村研究室の学生や小学生のお子さんを持つ吉見製作所のスタッフの方々も加わり,子どもたちが興味を持つような教材が考えられました。キットの中には形状記憶合金と教材の仕組みを易しく解説した小冊子も入っています。北村教授は「新しい材料によって,世の中が大きく変わります。この教材を通して子どもたちに材料に興味を持ってもらいたいと思います」と話しています。
このキットは,吉見製作所のウェブショップで販売されており,価格は1,800円(税抜)です。また,5月18日(土)?19日(日)に開催の本学の大学祭にも北村研究室がブース出展して,限定10個で販売する予定です。
- 関連リンク
吉見製作所ツイッターより(外部サイト)
(広報?地域連携課 副課長 古田紀子)
2019年5月13日 ?初年次演習?において,中部経済連合会常務理事 事務局長 藤原啓税氏による講演会を実施
2019年05月24日
5月13日(月),本学講堂において,学部1年生を対象とした授業?初年次演習?の1コマとして,中部経済連合会常務理事 事務局長の藤原啓税氏をゲストティーチャーとした講演会を実施し,約900人の学生が受講しました。
?初年次演習?は,大学での自立した学習者の育成,コミュニケーション能力や市民社会の形成者として求められる一般常識や態度などの獲得を目指し,大学生活への意欲を高揚することを目的に設けられた授業で,藤原氏の講演は,全学共通講義の5回目となります。
「海外ビジネス経験を通じた『大学時代の時間』の大切さ」の演題で,海外でのビジネス経験から学んだ事例などを紹介しながら,「エネルギー」,「デジタル社会」,「まちづくり」,「異文化共生」についての問題解決の必要性を話されました。また,昨今の経済界の動向から,過去に例の無いほどの,地殻変動的な変化の時代にあり,将来を自ら考え,就職のモラトリアム期間にせず,危機感や社会?経済?政治に興味を持ち,世界の現実を見聞きする大学生活を送るようにと,学生に鼓舞するシーンもみられました。
(教務課教育課程係長 沓名正樹)