News & Topics:2017年08月掲載分
- 愛知県総合教育センターとの連携?協働による教員研修会を開催
- 2017年7月24日 あいちSTEM能力育成事業「知の探究講座」がはじまる
- 2017年7月22日?23日 「オープンキャンパス2017」を開催
- 2017年7月23日 第66回東海地区国立大学体育大会 陸上競技を開催
- 2017年7月25日 AUEパートナーシップ団体(PS団体)認定証授与式を実施
- 2017年7月28日 知多地区5市5町教育委員会との共同開催事業(教務主任研修会)が行われました。
- 2017年7月29日 東三河5市教育委員会との共同開催事業(スクールリーダー研修)が行われました。
- 2017年7月分 本学掲載の新聞記事紹介
- 2017年7月27日 第13回アカデミックカフェを開催
- 2017年8月18日 西尾ゼミ学生が「若者未来会議」で政策発表
- 2017年8月5日 「夏休み自由研究相談会」を開催
- 2017年7月26日 ランチタイムコンサートを開催
- 2017年8月2日 「平成29年度附属学校の安全対策に関する研修会」を開催
- 2017年7月4日 Farhangian教育大学(イラン)と学術交流協定を締結しました。
- 2017年8月21日「平成29年度 理科観察実験?指導力向上セミナー」を開催
愛知県総合教育センターとの連携?協働による教員研修会を開催
2017年08月 4日
愛知県総合教育センターとの連携?協働に関する協定に基づき,小?中学校や高等学校等の教員を対象とする平成29年度小?中学校等10年経験者研修が始まりました。
協定の締結は平成23年3月ですが,同センターが主催する教員研修は,協定締結前の平成16年度から毎年連携協力を行っており,今年度で14年目を迎えることとなりました。
同センターとの連携?協働による教員研修は,教員の高度化,実践力の向上を核に,教員養成に特化した広域拠点型の教員養成大学を目指す本学の,重要事項の一つであり,今後も一層教育委員会と連携を深めながら継続していく事業の一つです。
この教員研修には,同センターで実施するもの以外に,協定に基づき本学の講義室等を提供して実施するものがあり,愛教大会場としては,7月24日(月)に教育未来館多目的ホールにて実施する小?中学校10年経験者研修(保健体育)を皮切りに,社会科や生活科,国語科など,教科ごとに分かれ,8月下旬頃まで行われます。
本学で実施するものや,同センターで実施するものを合わせると,今年度は延べ58人の大学教員が研修講師として教員研修を行います。
愛教大会場として研修初日に行った保健体育の研修講座では,教科の指導方法の理解を深め,授業改善の具体的な事例についての実技や協議を通して,教科指導力の向上を図ることを目的に,保健体育講座森勇示教授から,「自分の実践を変える視点」についての講義と,「授業分析とワークショップ」についての演習が行われました。
愛知県内の小中学校教員のうち,保健体育を専門とし,教員として10年経験をした約70人がこの研修講座を受講し,有意義な一日を過ごしました。
(研究連携課 社会連携係 渡邊伸彦)
2017年7月24日 あいちSTEM能力育成事業「知の探究講座」がはじまる
2017年08月 4日
2017年7月24日(月)から,愛知県教育委員会との連携による,あいちSTEM能力育成事業「知の探究講座」が始まりました。
この「知の探究講座」は,ものづくり愛知の未来を担う理数工学系人材の育成を目指すSTEM(Science,Technology,Engineering,Mathematics)教育を推進するため,愛知県教育委員会が中心となって,高校生を対象に,夏季休業中から2学期にかけての8日間にわたり,理数工学系の講義や実験?実習に取り組む事業です。本学以外にも,名古屋大学や愛知県立大学など,県内の6大学が教育委員会と連携し,各大学のキャンパスにおいて,大学の特色あるプログラムを実施します。
本学では,「生物多様性と地球と宇宙の探究」として,理科教育講座渡邊幹男教授が中心となって,身近な生物の多様性からタンポポを題材に,外来種の侵入による影響や環境問題に加え,地球上で起こる自然現象や大地の動きや地球について学び,さらに,太陽と太陽活動の仕組み,太陽研究の最前線についての講義や実験等を行います。また,既に実施された講座では大学生による研究発表を聞いたり,実験で使用するための草花を学内で採取したり,日ごろ高校では行わないことを体験しました。
受講生約150人のうち,本学の講座へは30人の高校生が受講し,8月8日(火)までの8日間,大学生との交流や施設見学等を行いながら,11月に行う発表会に向け勉強を行っています。
(研究連携課 社会連携係 渡邊伸彦)
2017年7月22日?23日 「オープンキャンパス2017」を開催
2017年08月 4日
7月22日(土)?23日(日)に,「オープンキャンパス2017」を開催しました。
学長メッセージ?全体説明,各課程?選修?専攻?コース別の説明,模擬授業,キャンパスツアーなどが実施され,両日とも,朝早くから続々と高校生やその保護者が来場し,2日間で計4,711組が来場しました。
来場者で満員の講堂で開催された「学長メッセージ?全体説明」では,後藤ひとみ学長が,アンケート調査を元に"教師を目指す学生と現職の先生との意識の違い"などについて話し,来場者へ「教師を育てる本学の役割は非常に重要である」と熱く語りかけました。
また,今年度は本学の入試制度が大きく変わるということで,伊藤貴啓副学長(入試改革担当)から本学の入試について,変更点を踏まえた説明がありました。
課程?選修?専攻?コース別の説明会では,教育内容の説明や学生による体験談,アドバイスなどもありました。また模擬授業では学生による演習が行われ,来場者は大学の授業を身近に感じられた様子でした。
例年好評を博している大学生協学生委員らによるキャンパスツアーや相談コーナー,かき氷の販売には,来場者が列をつくり,大変な人気を集めていました。
オープンキャンパスにあわせて開催した,教育学研究科(修士課程),教育実践研究科(教職大学院)および教育学研究科後期3年博士課程合同説明会には,例年以上の参加者があり,大学院や博士課程への興味?関心の高さがうかがえました。
その他,大学の構内に設置されたキーワードを探しながら本学のことを知ってもらうクイズラリーや,「合格祈願エアポート」にも,たくさんの来場者が参加し,2日間にわたる「オープンキャンパス2017」は盛況のうちに終了しました。
(入試課 大学院?センター試験係 鬼頭裕介)
2017年7月23日 第66回東海地区国立大学体育大会 陸上競技を開催
2017年08月10日
7月23日(日)にウェーブスタジアム刈谷において,東海地区国立大学体育大会陸上競技を開催しました。本大会には三重大学,岐阜大学,名古屋大学,静岡大学,名古屋工業大学,浜松医科大学,豊橋技術科学大学,本学の8大学から約500人の選手が参加しました。
本大会は男女計32種目に分かれて開催され,本学は男女ともに総合優勝を飾り,また3種目で大会新記録を樹立しました。
学生からの感想 陸上競技部主務 木村颯さん
昨年度に引き続き,今年度も東国体で男女ともに総合優勝することができました。また,いくつかの種目において,大会記録更新をすることができました。今シーズンは全教,全カレ,秋季など,さまざまな大会がまだ多く残っています。少しでも良い記録を目指し,愛教大一丸となって頑張ります。
(学生支援課 課外教育担当 桂田裕也)
2017年7月25日 AUEパートナーシップ団体(PS団体)認定証授与式を実施
2017年08月10日
7月25日(火),本学学長室にてAUEパートナーシップ団体認定証授与式が行われ,「情報保障支援学生団体てくてく」,「訪問科学実験わくわく」の2団体が,後藤ひとみ学長より認定証を受け取りました。
AUEパートナーシップ団体の認定は,本学の学生団体が主体的?積極的に学内外で活動を行い,本学の教育,研究および社会貢献活動に貢献していると認められる場合に,AUEパートナーシップ団体として認定し,認定団体には活動拠点となるPS団体オフィスが提供されます。大学に対する貢献が特に顕著なPS団体には学長表彰も行われます。「情報保障支援学生団体てくてく」,「訪問科学実験わくわく」の両団体は記念すべき第1号?第2号の認定団体となりました。
学生からの感想
情報保障支援学生団体 てくてく 杉山 凜さん
私たち「情報保障支援学生団体 てくてく」は愛知教育大学に在籍する聴覚障害学生が日常生活を行う上でのサポートとして情報保障を行っています。
聴覚障害学生が大学生活を行っていくうえでは情報保障は欠かせないものです。
これからも,授業やガイダンスをはじめ,さまざまな場面で聴覚障害学生のサポートを行い,より充実した活動を行っていけるように努力していきます。ありがとうございました。
訪問科学実験 わくわく 鶴田泰士さん
私たちの活動は教育大学でしかできない活動だととらえています。大学として活動を認めていただいたことをさらなる自信として,今後も愛知県の理科教育および教員養成に貢献することを目的として努力していきます。
(学生支援課 課外教育担当係 桂田裕也)
2017年7月28日 知多地区5市5町教育委員会との共同開催事業(教務主任研修会)が行われました。
2017年08月10日
7月28日(金),美浜町総合公園体育館において,知多地区5市5町教育委員会との共同開催事業で,現職教員を対象とした連携亚洲通网址网_亚洲通官方网站(教務主任研修)が行われました。
この連携亚洲通网址网_亚洲通官方网站は,2016年10月14日に締結した,本学と知多地区5市5町教育委員会の相互連携に関する協定に基づき,知多管内の小中学校教務主任を対象として開催されたものです。
この研修には,小学校81人,中学校38人の合計119人の教務主任の参加があり,研修に先立ち,管内教育委員会を代表して,美浜町教育長から「教職員の多忙化の中で,教育活動の司令塔となるよう時間を意識しながら仕事をしていただきたい」とあいさつがあり,次いで,教職実践講座鈴木健二教授により,「特別の教科 道徳」実施に向けて学校が取り組むべきことをテーマに講演がありました。講演では,道徳教育の授業の中で注意すべき事項として,自らの小中学校での教員経験をもとに,教師の考えを押しつけるのではなく,児童?生徒自らに考えさせる道徳,議論する道徳をどう授業の中で展開していくのかなど,道徳の授業例を中心に,授業づくりや学級経営方法について話しました。
参加者からは,学校現場で実際に困っていることや,日ごろ疑問に思っていることなど,多くの質疑が寄せられました。
(研究連携課 社会連携係 渡邊伸彦)
2017年7月29日 東三河5市教育委員会との共同開催事業(スクールリーダー研修)が行われました。
2017年08月10日
7月29日(土),豊橋市教育会館(ライフポートとよはし)第三研修室において,東三河5市教育委員会との共同開催事業で,現職教員を対象とした連携亚洲通网址网_亚洲通官方网站(スクールリーダー研修)が行われました。
この連携亚洲通网址网_亚洲通官方网站は,2016年2月22日に締結した,本学と東三河5市教育委員会の相互連携に関する協定に基づき実施されたもので,今回で2回目の開催となります。
本共同開催事業に当たっては,前年度に東三河5市教育委員会との連携推進協議会において協議が行われ,昨年度に行われた自主参加型の管理職研修(学校マネジメント)が好評であったことから,今年度も東三河地区管内小中学校の教務主任や,今後スクールリーダーを目指す教員,教育委員会指導主事の方を対象として募集を行い,28人が参加しました。
当日は,主催者あいさつとして,本学白井正康地域連携アドバイザーから,教職大学院の紹介に加え,本研修が行われることに至った経緯等について説明の後,本学教職実践講座倉本哲男教授による研修が進められました。
講義の前に,教特法の法律改正により,研修の必要性についての説明があり,1時間目は,カリキュラムマネジメントとして,これからの学校経営をどうするのか,授業づくり?生徒指導づくりを通した学校づくり(カリキュラムマネジメント)についての理論やポイントなど,演習を交えながら講義が行われました。
2時間目は,リーダーシップ論として,講師である倉本教授の出身地である水俣市で,教員として勤務していたときの経験を参考に,実際のいじめ問題を実践事例として取り入れた講義が行われました。また,ミドルリーダーシップの観点から,主観性と客観性について,お互いの率直な感想を発表し,ミドルリーダーとしてのリーダーシップのあり方など,実践形式でのグループ討議が行われ,活発な意見交換で研修が盛り上がりました。
最後に参加者からは,「学びになった」「今後,スクールリーダーとして学校経営に役立てたい」との感想もあり,有意義な研修を終えることができました。
(研究連携課 社会連携係 渡邊伸彦)
2017年7月分 本学掲載の新聞記事紹介
2017年08月16日
2017年7月に掲載された新聞記事は8件,テレビでの放送は1件です。
このほかに紹介された記事等あれば広報まで情報をお寄せください。
新聞記事
- 2017年度 中部地区 大学院特集で本学大学院の広告を掲載
【6/30(金) 朝日新聞朝刊27面】
【7/1(土) 日本経済新聞26面】
- 本学名誉教授 黒野清宇氏の訃報?叙位叙勲
【7/6(木) 中日新聞夕刊12面】
【7/7(金) 中日新聞朝刊30面】
【7/7(金) 読売新聞朝刊26面】
【7/7(金) 毎日新聞朝刊23面】
【7/29(土) 中日新聞朝刊19面】
- 愛知県内の大学 オープンキャンパス情報
【7/8(土) 朝日新聞朝刊18面】
- 8月25日(金)開催予定「ひらめき☆ときめきサイエンス」の告知
- 中部電力と本学が連携し,小中学校向けの教材を制作
中部電力ホームページより,詳細が確認できます。
【7/20(木) 電気新聞】
- 8月26日(土)開催予定,本学国語教育研究会とリテラシー実践の会主催の研究会の告知
- 美術教育講座 浅野和生教授が,ヤマザキマザック美術館で開催中の展覧会「よそおいの200年」を批評
- 文化の扉「地獄?極楽へご案内」の特集記事で,美術教育講座 鷹巣純教授のコメントを紹介
【7/30(日) 朝日新聞朝刊30面】
テレビ番組
- 7月20日(木)放送 NHKほっとイブニング
「夏休みの自由研究を大学が手助け」と題した大学の取り組みを紹介する特集で,美術教育講座 佐々木雅浩准教授が担当するガラス工芸の亚洲通网址网_亚洲通官方网站が紹介されました。
(広報?地域連携課 広報?渉外係 飯濱美樹)
2017年7月27日 第13回アカデミックカフェを開催
2017年08月17日
7月27日(木)17時30分から教育未来館3階多目的ホールにおいて,第13回アカデミックカフェを,社会科教育講座 西宮秀紀特別教授を講師として開催しました。
今回は「平城宮の歩き方」をテーマに「平城宮と平城宮跡資料館」,「第一,二次大極殿へ」,「東院庭園から宮跡庭園へ」の3つのプログラムによる講演が行われました。
まず始めに,都が転々とする経緯について資料を用いた分かりやすい説明があり,次いで平城宮の遺物について,地下から出土した木簡や土器などの発掘の歴史などが展示してある平城宮跡資料館の説明がありました。
また,第一次大極殿と第二次大極殿の発掘について,その目的や発掘の時期の違いなどについても分かりやすく説明され,参加者は興味深く耳を傾けていました。
後半では,「東院庭園から宮跡庭園へ」として当時の姿を復元した庭園について発掘時の様子,現在の様子など写真を基に説明され,また,現在もなお発掘が続いており平城宮跡の建物の復元が進んでいることを,「平城宮散策マップ」の過去と現在とを比較して紹介されました。
当日の講演内容の概要については,本学ホームページの「特色ある研究,研究集会,受託研究の紹介」に公開する予定です。
(研究連携課 外部資金担当 松川祐次)
2017年8月18日 西尾ゼミ学生が「若者未来会議」で政策発表
2017年08月17日
公益社団法人 日本青年会議所 東海地区 愛知ブロック協議会の主催で,身近な社会問題について同世代の仲間と解決策を創造する「若者未来会議」が開催されます。この会議にむけて,愛知県内の10組約60名の高校生?大学生が政策作成をすすめていますが,本学でも,西尾圭一郎講師(教育ガバナンス講座)のゼミ学生が,碧南市への政策提言を応募し,採用されることとなりました。西尾ゼミの学生は8月18日(金)の「若者未来会議」の生討論会にて作成した政策を発表します。生討論会では問題の解決に最もつながる政策が投票で決定され,最多得票のグループは,9月9日(土)の豊田スタジアムでの「第50回愛知ブロック大会」で発表することとなります。
(広報?地域連携課 広報?渉外担当 古田紀子)
2017年8月5日 「夏休み自由研究相談会」を開催
2017年08月22日
8月5日(土)に,本学自然科学棟において小中学生を対象とした「夏休み自由研究相談会」を開催しました。
この「夏休み自由研究相談会」は,「大学間連携による教員養成の高度化支援システムの構築-教員養成ルネッサンス?HATOプロジェクト-」の先導的実践プログラム部門の「理科離れ克服の科学?ものづくり教育の推進プロジェクト」の活動の一環として,本学の科学?ものづくり教育推進センターが中心となって昨年より実施しているもので,今年で2回目の開催となりました。
小中学校の課題として,夏休みの自由研究で何をしようか悩んでいたり,研究の方法や調べ方?まとめ方などで困ったりしている児童生徒を対象として募集を行い,教員を目指す大学生?大学院生や理科?技術を専門とする本学教員が相談を受けました。小学校1年生から中学校2年生まで,10組15名から相談申込がありました。
当日は,「ブランコの運動」,「笛ラムネの仕組み」,「イモリやトカゲ,カナヘビなどの生態」,「炭の特性」,「花に色をつける実験」,「地層,岩石について」など,理科全般にかかる多種多様な質問?相談のほか,「災害時でも使える補助便座の制作」や「有孔ボードを使った収納棚作り」など,ものづくりに関する相談もありました。相談に来た小中学生や保護者の方々からは,「自由研究のヒントを得ることができた」「自由研究の方向性が定まった」などの肯定的な感想が多く聞かれ,皆,納得した様子で帰って行きました。相談に当たったスタッフ一同,残りの期間での自由研究の成果に期待しています。
なお,今回の主な相談内容は次のとおりでした。
小学校低学年
- イモリ,トカゲ,カナヘビなどの生態
- お菓子の笛ラムネ
- シャボン玉の不思議
- 災害時でも使える補助便座の制作 など
小学校高学年
- 振り子(ブランコ)について
- ビー玉を遠くまで転がす方法
- 炭の特性
- 花に色をつける実験 など
中学生
- 地層?岩石について
- 有孔ボードを使った収納棚 など
(広報?地域連携課 地域連携係 渡邊伸彦)
2017年7月26日 ランチタイムコンサートを開催
2017年08月25日
7月26日(水)お昼の時間に,前期の授業で合唱を選択している学生によるランチタイムコンサートが開かれました。
当初は音楽棟前のウッドデッキをステージに発表する予定でしたが,この日は屋外で発表するには発表者にとっても聴衆者にとってもあまりにも暑く,急きょ,音楽棟内の演奏室に変更されました。
発表者である学生は,音楽選修?専攻の2年生および3年生が主で,そのほかに留学生も含め77人おり,全7曲の発表は,指揮者もピアノ伴奏者も全て学生でした。学生たちは授業で教員による指導のもと,学生自身が合唱作品を作り上げてきたもので,今回のランチタイムコンサートは成果発表会としてのコンサートでもありました。
ピアノ伴奏なしの「ほたるこい」ではささやきかけるような美しいハーモニーを奏で,また「大地讃頌」では迫力ある合唱で,どれも聴衆者を惹き付けるすばらしい合唱でした。
最後は,國府華子准教授より「次回のランチタイムコンサートはリニューアルされた附属図書館での,院生による発表になります。みなさんぜひお越しください」とのあいさつで締めくくられました。
(広報?地域連携課 広報?渉外係 肌附恵子)
2017年8月2日 「平成29年度附属学校の安全対策に関する研修会」を開催
2017年08月25日
本年度の「附属学校の安全対策に関する研修会」を8月2日(水)13時より,本学本部棟3階第一会議室で開催し,7附属学校園の校長,教員,大学関係者等145人(前年度159人)が参加しました。
本研修会は,平成13年6月に起きた大阪教育大学附属池田小学校での殺傷事件を契機に,本学附属学校における児童,生徒等の安全対策のために附属学校教員向けに開催しており,今回は,年々深刻になっている子どもへの犯罪について,刈谷警察署の協力を得て,生活安全課 前田周一氏に「附属学校の防犯安全対策について」の講演をお願いすることとなりました。
また昨年度より,教育指導の一助になればということで情報セキュリティに関する講習会も同時に実施しており,昨年度に引き続き本学の福井真二准教授に「最新のセキュリティの動向」の講演を依頼しました。
研修会に先立ち,後藤ひとみ学長があいさつし,引き続き北川純附属学校課長から講師二人の紹介が行われました。その後,前田周一氏から「防犯意識を持つ」ことが大切との講演があり,福井真二准教授からは「附属学校におけるトラブル」について実例を基にした講演がありました。
研修会は,1時間40分でしたが,両講師の実績に基づく講演内容で,参加者も熱心に聞き入っていました。
最後に,菅沼教生研究?附属学校担当理事から閉会のあいさつとして,講師および参加者への謝辞が述べられ,有意義な催しとなりました。
(附属学校課 附属学校総務係長 張山吉野)
2017年7月4日 Farhangian教育大学(イラン)と学術交流協定を締結しました。
2017年08月28日
7月4日(火)の午前中,本学の本部棟第三会議室にて,Farhangian教育大学(イラン)との学術交流協定を締結しました。調印式には,後藤ひとみ学長をはじめ役員,国際交流センター関係者,外国語教育講座 田口達也准教授(通訳)が出席しました。Farhangian教育大学からはMehrmohammadi Mahmoud学長,Saki Reza副学長および地方分校の校長ら6人,また来賓として名古屋大学Sarkar Arani Mohammad Reza准教授が臨席しました。調印式後の意見交換会では,日本とイランの教育大学の教育システムおよび置かれている現状について意見を交換し,理解を深めました。
午後には,Mehrmohammadi Mahmoud学長が「Farhangian University, the symbol of targeting new heights in Iranian teacher education」のタイトルで本学の教職員に向け,講演を行いました。Farhangian教育大学の設立の背景,ミッションおよび教育に対する見解についての情熱を込めた語りに聴衆は熱心に聞き入っていました。
また,Farhangian教育大学の一行は,今回,附属学校を新設するにあたり,参考として7月5日(水)に本学の附属岡崎特別支援学校と附属岡崎小学校を,また,7月6日(木)に附属名古屋中学校を訪問しました。授業の様子や,施設などを見学し,教職員および生徒と楽しく交流しました。
日程の最後には,両学の交流コーディネータに指名された日本語教育講座 北野浩章教授と対面して,踏み込んだ内容で意見交換を行い,両大学の学術交流を拡大させていくことを約束しました。
昨年10月の京仁教育大学校(韓国)に続き,Farhangian教育大学(イラン)との協定を締結したことで,本学の海外提携大学?教育機関の数は24(14カ国?地域)となりました。
(学生?国際課 国際交流係 高木遠慧)
2017年8月21日「平成29年度 理科観察実験?指導力向上セミナー」を開催
2017年08月30日
8月21日(月)に,自然科学棟において現職小学校教員を対象とした「理科実験?指導力向上セミナー」を開催しました。
新学習指導要領では,新たな内容が含まれてくるばかりではなく,自然の事物?現象についての問題を,科学的に解決するのに必要な資質?能力の育成内容として,児童の観察?実験に関する基本的な技能習得が強く求められています。
この「理科観察実験?指導力向上セミナー」は,児童の観察?実験に関する基本的な技能習得に加え,教員の理科の指導に対する苦手意識の克服や,実験中の事故防止など,理科の指導力向上を目的に,公益社団法人日本理科教育振興会が主催し,本学科学?ものづくり教育推進センターおよび全国小学校理科研究協議会が共催しました。
講座は,実際に小学校の理科の授業で行われる内容を中心に,生命(生物),粒子(化学),エネルギー(物理),地球(地学)の4分野で実施されました。
生命(生物)分野では「顕微鏡の使い方基礎」として,メダカの生卵を用いて,顕微鏡の使い方の基礎および観察方法についての講義?実習を行いました。
粒子(化学)分野では「化学薬品と実験器具の取り扱いの基礎」として,小学校の実験で使用する化学薬品の取り扱い上の注意点や,実験機器具の取り扱い方法についての講義や実験を行いました。
エネルギー(物理)では「小学校電気?電流単元完全マスター」として,授業で使う器具を受講生が使用しながら,電気?電流についての知識の確認,指導法や実験器具の取り扱いを中心に講義?実習を行いました。
地球(地学)分野では「大地の成り立ち?地震?火山単元完全マスター」として,過去に日本で発生した巨大地震を参考に,地震で発生する液状化現象のメカニズムや模型による実験などについて講義や演示実験が行われました。
受講者は,教員歴1~3年の方が多く,中には教員歴15年を越える方の参加もあり,知らなかったことや忘れてしまったことなど,学び直すことができたという声が多く寄せられました。
(広報?地域連携課 地域連携係 渡邊伸彦)