2017年7月24日 あいちSTEM能力育成事業「知の探究講座」がはじまる
2017年08月04日
2017年7月24日(月)から,愛知県教育委員会との連携による,あいちSTEM能力育成事業「知の探究講座」が始まりました。
この「知の探究講座」は,ものづくり愛知の未来を担う理数工学系人材の育成を目指すSTEM(Science,Technology,Engineering,Mathematics)教育を推進するため,愛知県教育委員会が中心となって,高校生を対象に,夏季休業中から2学期にかけての8日間にわたり,理数工学系の講義や実験?実習に取り組む事業です。本学以外にも,名古屋大学や愛知県立大学など,県内の6大学が教育委員会と連携し,各大学のキャンパスにおいて,大学の特色あるプログラムを実施します。
本学では,「生物多様性と地球と宇宙の探究」として,理科教育講座渡邊幹男教授が中心となって,身近な生物の多様性からタンポポを題材に,外来種の侵入による影響や環境問題に加え,地球上で起こる自然現象や大地の動きや地球について学び,さらに,太陽と太陽活動の仕組み,太陽研究の最前線についての講義や実験等を行います。また,既に実施された講座では大学生による研究発表を聞いたり,実験で使用するための草花を学内で採取したり,日ごろ高校では行わないことを体験しました。
受講生約150人のうち,本学の講座へは30人の高校生が受講し,8月8日(火)までの8日間,大学生との交流や施設見学等を行いながら,11月に行う発表会に向け勉強を行っています。
(研究連携課 社会連携係 渡邊伸彦)