2017年8月5日 「夏休み自由研究相談会」を開催
2017年08月22日
8月5日(土)に,本学自然科学棟において小中学生を対象とした「夏休み自由研究相談会」を開催しました。
この「夏休み自由研究相談会」は,「大学間連携による教員養成の高度化支援システムの構築-教員養成ルネッサンス?HATOプロジェクト-」の先導的実践プログラム部門の「理科離れ克服の科学?ものづくり教育の推進プロジェクト」の活動の一環として,本学の科学?ものづくり教育推進センターが中心となって昨年より実施しているもので,今年で2回目の開催となりました。
小中学校の課題として,夏休みの自由研究で何をしようか悩んでいたり,研究の方法や調べ方?まとめ方などで困ったりしている児童生徒を対象として募集を行い,教員を目指す大学生?大学院生や理科?技術を専門とする本学教員が相談を受けました。小学校1年生から中学校2年生まで,10組15名から相談申込がありました。
当日は,「ブランコの運動」,「笛ラムネの仕組み」,「イモリやトカゲ,カナヘビなどの生態」,「炭の特性」,「花に色をつける実験」,「地層,岩石について」など,理科全般にかかる多種多様な質問?相談のほか,「災害時でも使える補助便座の制作」や「有孔ボードを使った収納棚作り」など,ものづくりに関する相談もありました。相談に来た小中学生や保護者の方々からは,「自由研究のヒントを得ることができた」「自由研究の方向性が定まった」などの肯定的な感想が多く聞かれ,皆,納得した様子で帰って行きました。相談に当たったスタッフ一同,残りの期間での自由研究の成果に期待しています。
なお,今回の主な相談内容は次のとおりでした。
小学校低学年
- イモリ,トカゲ,カナヘビなどの生態
- お菓子の笛ラムネ
- シャボン玉の不思議
- 災害時でも使える補助便座の制作 など
小学校高学年
- 振り子(ブランコ)について
- ビー玉を遠くまで転がす方法
- 炭の特性
- 花に色をつける実験 など
中学生
- 地層?岩石について
- 有孔ボードを使った収納棚 など
(広報?地域連携課 地域連携係 渡邊伸彦)