News & Topics:2022年08月掲載分
- 2022年7月23日?24日 「オープンキャンパス2022」を開催しました。
- 2022年7月27日?28日 「財務に係る業務の説明会」を開催しました。
- 2022年7月分 本学掲載の新聞記事、メディア紹介
- 2022年7月22日 「第1回International Café」を開催
- 2022年7月20日 留学生が附属高等学校の生徒とお茶会
- 2022年5月25日 「教職キャリアセンター?ICT教育基盤センター共催 全学FD講演会」を開催
- 2022年7月11日 「第1回Google workspace for education 体験型勉強会」を開催
- 2022年8月5日 「第2回Google Workspace for Education体験型勉強会」を開催
- 2022年8月7日 未来共創プラン戦略1「子どもキャンパスプロジェクト」で『サッカーフェス』を開催!
- 刈谷市内の幼児園?保育園から「カブトムシの幼虫が羽化しました」との声をいただきました。
- 2022年8月10日 家庭科を専攻する学生を対象とした「キャリア支援講座」を開催しました。
- 2022年8月6日 ひらめき☆ときめきサイエンス2022「天気予報のツボ」を開催しました。
- 2022年8月19日 「第2回親子プログラミング教室」を開催!
2022年7月23日?24日 「オープンキャンパス2022」を開催しました。
2022年08月 1日
7月23日(土)?24日(日)に、「オープンキャンパス2022」を開催しました。今年度のオープンキャンパスは感染症対策のため、専攻?専修?コース別説明会については参加人数に上限を設けての開催となりましたが、2日間で計2,975組の方にご参加いただきました。
講堂で開催された「学長メッセージ?全体説明」では、野田敦敬学長が本学の歴史や特色、教育環境などについて説明し、「子どもの声が聞こえるキャンパス、地域から頼られる大学」を目指す本学の中長期ビジョンについて来場者へ熱く語りかけました。また入試担当の小谷健司副学長からは本学のカリキュラムや取得可能な免許、今年度入試のポイントなどについて説明がありました。
専攻?専修?コース別説明会では、授業内容の説明や学生による体験談発表、受験対策に関するアドバイスなどがあり、参加者は本学での学びやキャンパスライフを、より具体的にイメージできた様子でした。
生協学生委員会は、来場者が本学での大学生活を身近に感じられるよう「7分で丸わかり大学生~愛教大生のColorful Life~」などの動画を教室で公開したり、来場者に協力してもらい大きなドット絵を完成させる「Your dream in the ocean」という企画を開催したりしました。また、例年好評を博しているキャンパスツアーやクイズラリーも実施され、たくさんの来場者がキャンパス内を散策していました。
また24日(日)に開催した大学院教育学研究科説明会?特別支援教育特別専攻科説明会にも多くの参加者が来場し、大学院?特別専攻科への興味?関心の高さがうかがえました。
オープンキャンパスのアンケートでは、「大学の雰囲気がよく分かった」「より一層入学したいという気持ちが強くなった」との意見が多数あり、2日間にわたる「オープンキャンパス2022」は盛況のうちに終了しました。
(入試課 大学院?共通テスト係 加藤千咲)
2022年7月27日?28日 「財務に係る業務の説明会」を開催しました。
2022年08月 2日
7月27日(水)?28日(木)に「財務に係る業務の説明会」を開催しました。これは学内の各部署で物品購入や旅費?謝金などの会計業務を担当する事務職員を対象に、財務課が企画したもので、財務に係る知識の習得?再確認を目的としています。昨年度から引き続き2度目となる今回の説明会には2日間で74人が参加しました。
説明会は財務課が作成した「会計ハンドブック」をテキストに実施されました。公的研究費等の不正使用防止から始まり、予算配分、物品等の購入、公用車の利用、旅費、謝金、収入があった場合の手続き、また昨年度規程が整備されたクラウドファンディングや預り金など、財務に係る幅広い業務について、それぞれの担当者より説明が行われました。担当者は、昨年度からの変更点やよくある間違い、倫理上注意すべき点などポイントを絞って説明し、参加者はメモを取りながら真剣に聞き入っていました。説明後には質疑応答が行われ、参加者から説明内容や日ごろの業務内での疑問点について質問が寄せられました。
実施後、参加者からは「注意すべき点などを改めて説明いただけたので、今後、業務を行っていく上で役立てたいと思います」といった感想が聞かれ、有意義な説明会となりました。
(財務課 副課長 古田紀子)
2022年7月分 本学掲載の新聞記事、メディア紹介
2022年08月 3日
2022年7月に掲載された新聞記事は6件、テレビ番組は5件、Webサイト1件です。
このほかに紹介された記事等あれば広報課まで情報をお寄せください。
新聞記事
- 本学が2021年度文部科学省事業「教師の養成?採用?研修の一体的改革推進事業」に採択されたことを受けて、その取り組みについて新津勝二理事?副学長が紹介した内容が掲載されました。
- *記事の内容は、教育家庭新聞(WEB版)「愛知教育大学、クロスアポイントメント制度でICT活用等の連携を強化 現職教員の研修にも貢献」(外部サイト)でご覧いただけます。
【7月4日(月) 教育家庭新聞4面】
- 7月9日(土)に開催された馬術部主催「馬とのふれあい体験会」の様子が紹介されました。
- *この様子は7月11日(月)放送のケーブルテレビキャッチネットワーク「KATCH TIME 30」でも紹介されました。
- 7月13日(水)に豊明市立三崎小学校で、市の環境課職員と本学の学生が先生役を務めた「ごみの減量」をテーマにした出前授業が行われ、参加した初等教育養成課程 生活科選修3年の小野七月美さんのコメントも掲載されました。
- 本学が取り組む「未来共創プラン」の一環で創刊されたシリーズ書籍「教職の魅力共創」が紹介され、未来共創担当の小塚良孝副学長のコメントも掲載されました。
【7月21日(木) 毎日新聞朝刊】
- 本学が取り組む「未来共創プラン」の「子どもキャンパスプロジェクト」の一環で、保健体育講座 縄田亮太准教授の研究室の学生約40人と井ケ谷子ども会と西境北東子ども会の児童約90人がドッジボールやミニサッカーなどでスポーツ交流を行いました。
【7月22日(金) 刈谷ホームニュース】
- 豊田市内の中山間地から通学する高校生の原付バイク通学可否をめぐる問題で、教育ガバナンス講座の西尾圭一郎准教授のコメントが掲載されました。
【7月29日(金) 新三河タイムス1面】
テレビ番組
- 7月11日(月)放送 ケーブルテレビキャッチネットワーク「KATCH TIME 30」
「子どもたちが乗馬などを体験」と題して、7月9日(土)に行われた馬術部主催「馬とのふれあい体験会」の様子が紹介されました。
- *このニュースは7月12日(火)発行の中日新聞朝刊にも掲載されました。
- 7月20日(水)放送 ケーブルテレビキャッチネットワーク「KATCH TIME 30」
「3年ぶりに浴衣で交流 浴衣で日本の夏を楽しんで」と題して、7月17日(日)に本学の国際教育棟で開催された「浴衣交流会」の様子が紹介されました。この様子は、8月3日(水)放送の「KATCH TIME 30」の特集コーナー「地域の今」の中でも紹介されました。
- 7月28日(木)放送 NHK名古屋放送局「ニュース845東海」
小中学生を対象に行われた全国学力テストの結果が公表され、全国平均と愛知県の結果を比較したニュースの中で、野田敦敬学長がリモートで取材を受けた様子が紹介されました。
- 7月29日(金)放送 ケーブルテレビキャッチネットワーク「KATCH TIME 30」
教育ガバナンスコースの学生15人が、刈谷市の職員に「スマートシティ化」に向けた提案のプレゼンテーションを行いました。
- 7月31日(日)放送 ケーブルテレビキャッチネットワーク「笑顔になあれ 子育てファミリーお悩み解決所!」
子育て中の悩みを先輩パパ?ママや専門家がアドバイスする情報番組で、幼児教育講座から鈴木裕子教授、林牧子教授、櫻井貴大講師が出演しました。
Webサイト
- 東洋経済オンライン「education特集」
『「吹奏楽文化」があと20年で消える?学校から「部活」切り離す前に考えたいこと』と題して、音楽教育講座の新山王政和教授と一般社団法人全日本吹奏楽連盟理事長の石津谷治法氏の対談が行われ、あらゆる生徒が豊かな文化芸術を体験できる場としての部活動の在り方について語り合う様子が紹介されました。
【?吹奏楽文化?があと20年で消える?学校から?部活?切り離す前に考えたいこと(外部サイト)】
(広報課 広報?渉外係 飯濱美樹)
2022年7月22日 「第1回International Café」を開催
2022年08月 8日
7月22日(金)、本学の教育交流館グローバルコモンズⅢで、外国人留学生と日本人学生を対象とした「第1回International Café」を開催しました。
International Caféは、本学の外国人留学生と日本人学生の親善交流を主な目的とし、国際交流ボランティア学生が主体となって行う懇親会です。さまざまなゲームやアクティビティを通じて、日本人学生の国際理解を深めるためだけでなく、外国人留学生が日本人学生との交流を容易に行うことも目的としています。
第1回International Caféでは、留学生16人、日本人学生12人、総勢28人が参加しました。
グループに分かれ自己紹介を行った後、チーム対抗の「日本の夏に関するクイズ大会」が行われました。「七夕飾りはどこに飾るか」といった簡単な問題から、日本人学生も知らない難しい問題まで出題され、参加者は正解に一喜一憂しながらイベントを楽しんでいました。
全て日本語で行われたため、戸惑う留学生もいましたが、日本人学生や留学生が一体となって取り組み、和気あいあいとした雰囲気の中で行われました。
最後に、全体で記念写真を撮影し、名残惜しみながらも第1回International Caféは無事終了しました。
主催した国際交流ボランティア学生からは「多くの留学生と国際交流ボランティアのメンバーが参加し、とても楽しいイベントとなった。これを機に、国際交流がさらに発展するといいなと思う」と感想が寄せられ、本学の国際交流への今後に期待することがうかがえました。
また、当日は国際交流の様子を撮影するためケーブルテレビ キャッチネットワークの取材が入りました。8月中に複数回放送される予定のため、本学の国際交流の様子をぜひご覧ください。
(国際企画課 国際交流係 吉村舞)
2022年7月20日 留学生が附属高等学校の生徒とお茶会
2022年08月 8日
7月20日(水)、本学の留学生が本学附属高等学校で、高校生と国際交流茶会を楽しみました。高校のサスティナ部国際交流班がお茶会を主催し、茶道部が茶道体験をサポートしました。参加した留学生は、4つの班に分かれ、附属高校の案内や茶道についての紹介を受け、作法室にてお点前見学、調理室にて自身で抹茶を点てる体験をしました。
サスティナ部は、今日のために準備してきた英語を交えて留学生に説明しました。生徒たちは、「日本文化に関心を持って、好きになってもらえたようでうれしい」「国際交流の持つ意義にも改めて気が付いた」と話していました。
茶道部は、コロナ禍の影響でこれまでお茶会を開催できる機会に恵まれなかったのですが、今回このように日ごろの成果を披露する機会を得ることができ、「今まで、繰り返し練習してきたことを発揮することができ、とても良い経験となりました。また、今回のことで、茶道のおもてなしの心をより理解したように感じました」と喜んでいました。
参加した留学生からは、「和菓子がとても美しくて、抹茶が予想以上においしくてとても良い思い出になった」、「附属高校の生徒さんと地球環境や世界の状況について意見を交わすことができた。自分より若い彼らが世界で起きていることについて関心と自分の意見を持っていることが素晴らしいと思った」という声が届いています。
(附属学校課 高等学校事務係長 浅岡圭吾)
2022年5月25日 「教職キャリアセンター?ICT教育基盤センター共催 全学FD講演会」を開催
2022年08月 9日
5月25日(水)に、今年度から本学に着任した中川哲客員教授(株式会社EdLog代表取締役社長、文部科学省初等中等教育局視学委員)を講師に迎え、全学FD講演会「Society 5.0変化の時代 GIGAスクールにおける学び」を開催し、91人(学生38人、教職員53人)が参加しました。
GIGAスクール構想の加速により、小中学校では1人1台タブレットと高速通信ネットワークの配備がほぼ完了し、学校現場だけでなく、教員養成大学においても、ICTをどのように活用していくか、教員や教員を目指す学生のICT活用指導力をどのように育成していくかが課題になっています。本講演会はそのような現状を踏まえ、GIGAスクールによる1人1台タブレットの現状と、GIGAスクール構想のねらいや目指していることの理解を深め、日々の大学の授業改善や、教員を目指す学生が学校現場で必要とされるICT活用指導力を高める機会として企画しました。
はじめに、総務?財務担当の新津勝二理事から中川客員教授の紹介があり、今回の研修会の趣旨について説明がありました。続いて野田敦敬学長から開会のあいさつがあり、ICT活用指導力を身につけた学生の輩出については今まさに大学に期待されているところであり、今日はその良い機会にしていきたいと述べました。
中川客員教授から、Society5.0の時代とは具体的にどのような状態なのか、身の回りで起きている事例を元に説明があり、これからの社会の中では子どもにどのような力を身につけてもらいたいか問い掛けられました。ITの普及により変化が速く、複雑で情報にあふれている時代の中で子どもたちが豊かに生きられるように、GIGAスクール構想で描いている資質?能力の育成のイメージと、実践事例について紹介がありました。
無理やり全部ICTにするものではなく、適材適所で紙とデジタルの使い分けをすることが求められていて、デジタルは「複製」、「残存」、「伝搬」という3つの特性を生かして情報共有を行う際に活用すると話され、GIGAスクールのファーストステップとして何をしたら良いのか、また、GIGAスクールで目指したい姿について説明がありました。
本講演では3人の学生がクラウド上の共有ドキュメントを活用して、講演と同時進行で講演録を共同編集しており、その様子を演示しました。
講演後の質疑応答の時間には、これからの時代の価値観?教育観?学力観、現場でのICTの普及と活用の課題、情報モラルの高め方、高等学校の事例などについて質問があり、Society5.0時代とGIGAスクールにおける学びについて、理解を深めました。
講演会終了後のアンケートでは、参加者から「GIGAスクールというものがどのような背景で何を目的としてどのような展望をもって進められているのか、ポイントは何なのか等を学び、GIGAスクールについて改めて考えることができた」、「教育の現場に出たら、ぜひ積極的に取り入れていきたいと思った」という感想が寄せられ、Society 5.0時代における社会の状況やGIGAスクール推進のポイントについて理解する機会となりました。
(教務企画課 教育高度化支援係)
2022年7月11日 「第1回Google workspace for education 体験型勉強会」を開催
2022年08月 9日
7月11日(金)に、本学第一会議室にて、教職キャリアセンターICT活用等普及推進統括部門GIGAスクール研究会主催「Google workspace for education 体験型勉強会」を開催し、20人が参加しました。
GIGAスクール構想の前倒しによって整備された1人1台端末の環境下において、先進的な授業実践が行われているところですが、なかでも、教育機関に対して無料で公開されている「Google workspace for education」は愛知県内の多くの公立小中学校で活用されています。本勉強会は参加者自らが体験することにより「新たな学び」「新たな学校のかたち」について考える機会となるように企画し、Google for education の方を講師に迎えて、Google classroom を実際に体験しました。
参加者は生徒役としてclassroom上でコミュニケーションを取り、質疑応答を交えながらフォームを活用したクイズづくりに熱心に取り組み、課題を提出する操作を学びました。
参加者からは「実際に使用することで疑問点が出てその場ですぐ答えていただき分かりやすかったです」「具体的に、設計の内容も補足しながらの説明と体験をさせていただいたので、納得感の強い学習ができました」という感想が寄せられました。
本研修会を企画したGIGAスクール研究会は、2022年6月に本学内で結成された自主ゼミ形式の研究会で、「GIGAスクール構想」により整備された1人1台端末と高速通信ネットワークの環境において、学校における教え方と学び方が変わりつつある中、最新の情報を集めて自らの実践に取り込みたいと考える教職員と学生が集まって日々情報共有と調査研究などを進めています。
- 関連リンク
?GIGAスクール研究会ウェブサイト(外部サイト)
(教務企画課 教育高度化支援係)
2022年8月5日 「第2回Google Workspace for Education体験型勉強会」を開催
2022年08月 9日
8月5日(金)午後、本部棟第二会議室において「第2回Google Workspace for Education体験型勉強会」が開催され、茨城県大子町立生瀬小学校の清水洋太郎先生、千葉県八千代松陰中?高等学校の井上勝先生の指導のもと、19人の教職員と学生が体験型勉強会を受講しました。
最初に、新津勝二総務?財務担当理事による勉強会の趣旨説明と講師紹介が行われた後、清水先生から「Google Workspace for Education をフル活用した学校教育活動について」というタイトルで、生瀬小学校における実践例を中心に講義が行われました。GIGAスクール構想の導入後約2年間の学校教育活動(授業での活用のほか、教職員の資質?能力の向上や学校の働き方改革等)の具体的な活用事例と成果がスライドや写真、YouTube動画等で説明され、さらに、Google Workspace for Education をツールとして、教員や事務職員の立場や目的に合わせて活用するにはどのように応用すればよいかという視点でお話しいただきました。茨城県大子町の豊かな自然環境(アナログ)を生かした教育活動を先進的なICT環境(デジタル)を活用することでより効果を高める、令和型ハイブリッド教育の様子を具体的に伺うことができました。
次に、井上先生からは「Google Workspace for Education をフル活用するための10X授業及び情報セキュリティ」というタイトルで、現行学習指導要領のポイントとGIGAスクール構想の目的についての振り返りが行われ、『ICT活用は手段であり、授業の流れの基本は変わらない。従来の手法の効果を高めたり、ICTを活用した方がより効果的であったりする場面で活用することが大切である』といったことなど重要なポイントが示唆されました。その後、クラウド上の情報セキュリティについて丁寧な説明が行われ、特に、 Google の情報セキュリティに関しては、情報を100%クラウドに保存することで脆弱(ぜいじゃく)性をなくしているということ、ユーザー側の情報セキュリティに関しては、Google 管理コンソールを管理する担当者の責任が重要であることを指摘いただきました。従来ありがちだった安全性を重視しすぎて利便性が損なわれるような設定ではなく、そのバランスを考えて、現実的な情報セキュリティ対策で運用することが大切であることを学ぶことができました。
その後行われた演習では、清水先生が教師役、井上先生がサポート役のもとで参加者が児童生徒役になって「デジタル作文マスターになろう」という国語の授業が行われました。参加者には、各自で事前に用意した写真をスライド内に挿入し、作文をデジタルで完成させるという課題が、研修用のClassroomからそれぞれの参加者に割り当てられました。慣れない操作に戸惑いながらもいろいろな思いが込められた写真について楽しそうに作文を入力していました。その後、清水先生から、共有設定されたスライドに完成した作文をコピー&ペーストして全体の「作文集」を完成させるよう指示が出され、さらに、他の人の作品にそれぞれコメントを入れること、そのコメントに返信することが提案されました。教室内で他の児童生徒の作品を同時に見てコメントを入れることは従来の授業ではできなかったことですが、クラウド上で全員に共有された「作文集」を見て楽しそうにコメントのやりとりをする姿がとても印象に残った演習となりました。
今回の勉強会は、事前に参加者限定のClassroomが作成され、前日から資料や課題が共有されていたので従来の勉強会よりも参加しやすかったようです。また、この Classroom は勉強会が終わった後もクラウド上に残されるため、教師への質問や参加者同士の交流も継続して行うことが可能となっています。1人1台端末時代になり、教育の本質は変わらないながらも、教え方と学び方は現場を中心に確実に変わってきています。社会の変化に対応した教員養成改革の必要性をあらためて実感するとても貴重な機会になりましたので、今後もこうした体験型勉強会を継続して開催していきます。
【参加した学生の感想】
〇ICTを活用するとはいえ、やはり知識がなければだめだなと感じました。今後も研修などのこうした貴重な機会を使ってICTの知識を深めていきたいと思います。
〇具体的な活用事例を幅広く見ることができ、非常にためになりました。
〇Google Workspaceは、Googleアカウントさえあれば誰でも利用できるのでもっと友達や愛教大生に勧めていきたいと思います。
〇活用の一例として非常に分かりやすい演習でした。
【参加した教職員の感想】
〇さまざまな実践例を聞くことができて、とても参考になりました。
〇保護者もICTを活用しながら学校現場につながることができる仕組みができてほしいと思いました。
〇子どもたちが利用している雰囲気が伝わってきて良かったです。
〇「まずは触れてみよう」の考えでトライしたいです。
〇Googleドキュメントを使って会議の議事要録作成をしてみて、活用できるなと思いました。
〇教員研修に活用できそうなアイデアをたくさんいただきました。
《生瀬小学校 清水 洋太郎先生の講評》
夏休みにもかかわらず、たくさんの皆さんに熱心に受講いただき、感謝しております。ICTはあくまでも子どもたちが「今も未来も、自分たちを幸せにする力を育むためのツール」です。活用することを通して、自分のために他者のためにどう使っていけばよいのかということを考え、その良さを体感していくこと大切です。今回の勉強会で一番意識した部分でもあります。ですから、先生方にも、アナログとデジタルの良さを生かす指導方法に、どんどんチャレンジしてほしいと思います。「習うより慣れろ!」です。児童生徒の気持ちでフル活用してください。
講義と演習後にお配りしたフォームにもたくさんの声を寄せていただきました。その中に、次のようなコメントがありました。
- 「説明に回る清水先生がとにかく楽しそうでした。とてもいい雰囲気の中で時間を忘れて学びました。(中略)ツールは手段として、活用する人の心の成長?態度も本当に大事だと思います。」
その通りです!指導する立場の私たちが、まず何より楽しむことが大切です。そのことがしっかり伝わったことをうれしく思います。 今回の勉強会が、少しでも愛教大の皆さんのお役に立てば幸いです、「ICT=いつでも ちゃんと つながる」「ICT=いつでも ちゃんと 楽しむ」です。これからも共に学ばせていただきたいと思います。今回は貴重な機会をいただき、本当にありがとうございました。
《八千代松陰中?高等学校 井上 勝先生の講評》
学生の皆さんと教職員の皆さんが同時に参加される勉強会でお話をさせていただくという貴重な機会をいただきありがとうございました。
Classroom の「デジタル作文マスター資料」クラスに
- ?共有スライドのメリットを理解できました。
- ?共同編集はいつやっても楽しいです。
- ?共同編集の良さを、体験を通じて実感することができました。
- ?自分の作文にコメントをしてもらうとうれしくなりますね!
- ?コメントをいただくことができうれしかったです。
といったコメントが寄せられています。
今やチームで成果を上げることが重要視される時代です。学校も然り、そして授業も子どもたちと教師で作り上げるものなので、ある意味チームで成果を上げるものといっていいでしょう。そこには「共有」「恊働」が欠かせません。
今回、我々が伝えたかったことの一つであった「共有がクラウド活用の最大のメリット」であることを感じていただき大変うれしく思っています。
学生?教職員が一体となりチーム「愛教大」で使いやすいクラウド教育環境のもと、これまでの教育実践の蓄積とICTをベストミックスさせ成果を上げていかれることを祈念いたしております。
(理事?副学長 新津勝二)
2022年8月7日 未来共創プラン戦略1「子どもキャンパスプロジェクト」で『サッカーフェス』を開催!
2022年08月19日
8月7日(日)、愛知教育大学未来共創プラン戦略1「子どもキャンパスプロジェクト」の取り組みとして、愛知教育大学のグラウンドを使用し、『サッカーフェス』を開催しました。
『サッカーフェス』は、昨今のコロナ禍の影響で、外遊び経験が減っていることもあり、運動することの楽しさを伝えることや、地域の子どもたちに運動の機会と触れ合いの場を提供することを目的に開催したもので、サッカー教室等の活動を行っているサッカークラブ豊田AFCの協力のもと、サッカー大会とサッカースクールの2部構成で実施しました。
サッカー大会では、地域のサッカー教室に通う小学校高学年の3チーム50人が参加し、日ごろの練習の成果を発揮し、たくさんの保護者の声援をうけ、熱戦を繰り広げました。
サッカースクールでは、未就学児童(2才から5才)の20人と小学校低学年の26人が参加し、ボールを使った運動から、シュート練習、ミニゲームを実施しました。未就学児の中にはサッカーが初めての経験で、不安で泣き出す子もいましたが、だんだんと慣れてくるにつれ、元気よく楽しむ姿が見られました。
実施後のアンケート結果には、「たくさんの友達と楽しそうに練習していた」「遊びの要素が入っていて楽しめた」「コーチが年齢に合わせて指導してくれたことが良かった」といった意見があり、保護者からも好評なものとなりました。
今後は、11月20日(日)に愛知教育大学の「あつまれ!子どもキャンパス」のイベントとして、サッカースクールの開催を予定しており、たくさんの子どもたちに参加してもらえるように準備を進めていきます。
(附属学校課 岡崎小学校事務係 係長 沓名正樹)
刈谷市内の幼児園?保育園から「カブトムシの幼虫が羽化しました」との声をいただきました。
2022年08月19日
本年6月、愛知教育大学未来共創プラン戦略1「子どもキャンパスプロジェクト」の取り組みとして、また本学初のクラウドファンディング「竹チップで子どもたちにカブトムシに触れる体験を。」の事業の一環として、井ケ谷幼児園、小高原幼児園、かりがね保育園、かりがね幼児園、慈友保育園、富士松北保育園、富士松北幼児園、富士松南保育園、富士松南幼児園、平成幼児園の10園にカブトムシの幼虫が入ったプランターを配布しました。
8月に入り、配布した園から続々と「カブトムシの幼虫が羽化しました」との報告を受けました。子どもたちは幼虫が成虫になると、「やった~、カブトムシになった!」とみんなで喜び、「何を食べるのかな?」と友達と話し合っていました。また成虫になったカブトムシを見ながら、「角が硬いね」「足の先がひっかかってるんだ」とカブトムシの体の状態や動きなどをじっくりと観察したり、『かぶとむし』の本で調べて「この本と一緒だね」とお腹を見て足の生え方や動かし方等を見比べたり、気付いたことを友達と伝え合ったりしていました。
園の先生方からも「カブトムシの世話を通して、子ども達は生き物を育てることの大変さや楽しさ、かえった時の喜びなどいろいろな気持ちを感じることができました。また、興味を持つ機会をいただいたことで、観察したり、調べたり、友達や保育者と話し合ったりと子ども達の学ぶ力を養う機会にもなったと感じております」とのお声をいただきました。
本学の未来共創プランのビジョンである「愛知教育大学は、子どもと共に、学生と共に、社会と共に、附属学校園と共に、未来の教育を創ります。」を実現するため、今後も子どもたちが安心して遊び、学ぶことができるプログラムを提供してまいります。
(企画課 未来共創推進室 未来共創推進係 稲垣匡人)
2022年8月10日 家庭科を専攻する学生を対象とした「キャリア支援講座」を開催しました。
2022年08月19日
8月10日(水)午前、第二共通棟において家庭科を専攻する学部生を対象とした「キャリア支援講座」を開催しました。この講座は、キャリア支援課の「教員就職支援講師補助」の一環で、各専攻ごとに教員採用試験対策として毎年行われているものであり、家庭専攻においてはこれまで対象学生を4年生としていましたが、学生が教員として現場で働くことをイメージしやすくなるよう、今年は全学年と対象としたところ、33人の学生が参加しました。学生に教員としての歩みを見通してもらいたいとの意図から、西尾市立西尾小学校の星野梨奈先生、豊田市立井上小学校の田中智恵先生、豊橋市立前芝中学校校長の伊奈希依子先生をお招きし、初任者、ミドルリーダー、シニアリーダー、それぞれの立場から教員の仕事にかかわるいろいろなお話を聞くことができました。
まず、星野先生から新任教員として、児童と信頼関係を築くことの大変さと楽しさや、児童の思いをどのように形にするか考えながら奮闘された学校行事の様子を聞きました。楽しそうに語られる姿がキラキラとまぶしく見えました。
次に、田中先生がご自分のキャリア形成の流れをいくつかの段階に分けて紹介しました。ユーモアたっぷりのエピソード紹介とともに、ミドルリーダーの立場から、キャリア計画だけでなく人生計画を立てることの大切さを聞きました。その時々に応じて自分に何ができるか模索される前向きな姿が印象的でした。
最後に、伊奈先生が、校長として働き方改革を推進した事例を挙げた上で、学校という職場は決してブラックなところではないと具体的な数値を示して説明しました。また、「24時間教員であれ」と学生を励ます一方、ぜひとも教員になってもらいたいという強い願いを感じました。
教員という職業を選ぶことに迷いや不安を抱える学生が多い中で、3人の先生方のお話は一歩ずつ前に進もうとする学生の背中を力強く押してくれたものと思います。
(家政教育講座 准教授 西川愛子)
2022年8月6日 ひらめき☆ときめきサイエンス2022「天気予報のツボ」を開催しました。
2022年08月23日
8月6日(土)、日本学術振興会(科学研究費助成事業)ひらめき☆ときめきサイエンス2022「"天気予報のツボ":気象実験や、実データによる予報作成?検証体験と合わせて学ぶ」を自然科学棟 地学系実験実習室にて開催しました。ホームページなどで参加者を募り、高校生18人が参加しました。
ひらめき☆ときめきサイエンスとは、科学研究費助成事業(科研費)により行われている研究成果に、未来を担う若い世代の小学5?6年生、中学生、高校生を対象とした、直に見る、聞く、触れることで、科学のおもしろさを感じてもらうプログラムです。「天気予報のツボ」では、気象学を研究する理科教育講座 田口正和教授が、身近なようで実はあまりよく知られていない天気予報について学べる内容を企画?実施しました。
開講式のあと、気象予報士でもあるゲスト講師の槇野泰夫氏(日本気象予報士会東海支部)が、気圧?凝結?雨粒などに関する実験を紹介しました。次に、もうひとりのゲスト講師の多々良秀世氏(同)から、現場でも使用される資料を用いて天気変化の読み取り?予報文作りを教えていただき、参加者自身で天気予報の作成に挑戦しました。その後、田口教授の指導?講義で、偏西風蛇行を想定した回転水槽実験を実施し、最後にまとめとして、天気予報の仕組み?歴史?課題などを勉強しました。
参加者からは「学校では習わなかったことを知ることができた」「実験などにより身近な天気について理解を深めることができた」という声が寄せられ、天気予報や科学により興味を持ってもらえた機会となりました。
(学術研究支援課 研究支援係 杉村和美)
2022年8月19日 「第2回親子プログラミング教室」を開催!
2022年08月31日
8月19日(金)、愛知教育大学と丸善雄松堂(株)およびテクノホライゾン(株)エルモカンパニーは、T-FACE(豊田市駅西口)において「第2回親子プログラミング教室」を開催しました。子どもたちの夏休み中に開催されたこのイベントは、夏休みの宿題として作品を制作することを目指して、午前、午後の部に合計25組の親子が参加しました。
最初に、新津勝二理事?副学長による開会あいさつが行われ、愛知教育大学の紹介とプログラミング教室開催の趣旨が説明されました。次に、教職キャリアセンター中池竜一准教授による『小学校におけるプログラミング教育のねらい』に関する分かりやすい講演が行われ、「みなさん、たくさん失敗してください。何回もやり直しして出来た作品をみんなに自慢してください」と子どもたちに向けて優しく語りかけました。
その後、参加者はロボットを使った作図方法の説明を受け、約60分間、曲がる角度や曲線の動作時間などを親子で楽しそうに話し合い、オリジナルの図柄を何度も作り直していました。その結果、完成した図柄はその場で大きなスクリーンに映し出され、子どもたちからは、難しかった点や工夫した点などの感想が発表されました。2回目となる本イベントは、インターネットによる申込者が定員を超えるほどの人気で、その楽しさと効果がさらに明らかになる会になりました。
【参加者の感想】
〇子ども ●保護者
〇いろいろと書くことができて楽しかった。
〇むずかしいと思ったけどブロックの組み合わせで簡単にできた。
〇夏休みの宿題ができてうれしかった。
●幾何学図形は簡単に書けますが、具体物を描くのは難しかった。
●プログラミングを学ぶ機会を持たせることができて良かった。
●親である自分がプログラミングを学んでみたかった。
【中池准教授の講評】
試行錯誤の楽しさを体験してもらうことで、プログラミングに興味を持ってもらうことが今回のねらいの一つでした。好きな絵を描くという課題には正解がないため、突然の自由が与えられた親子は最初戸惑いがちです。ある親子は三角形とシンプルな曲線だけでジンベイザメのイラストを表現できないかと試みました。またある親子は、四角形を描くプログラムを改造して角度や繰り返し回数を変えるとどうなるかを試しました。適当にプログラミングして偶然かっこいいパターンができたので、それをモチーフにより良い幾何学模様を模索する親子もいました。
自由に活動することで自分だけの目標を見つけ、試行錯誤を繰り返しながらその目標に近づけていくという創造的なプログラミング活動は、単元目標が定められ時間が限られている小学校の既存教科の中ではなかなか体験しづらいと考えられます。また、親子で一緒に悩みながら作品を完成させるという成功体験も、夏休みのイベントとして印象的だったのではないでしょうか。プログラミングは楽しいという体験は、今後、小中高と段階的に情報活用能力を学ぶ上で、良い動機づけになると考えられます。これをきっかけに、それぞれの家庭でプログラミングを学ぶ機会を増やしていただければ何よりの喜びです。
(理事?副学長 新津勝二)