News & Topics:2019年11月掲載分
- ハンドボール部が男女とも全日本学生ハンドボール選手権大会の出場権を獲得!
- 2019年10月31日 全学FD講演会「演劇教育におけるアクティブ?ラーニングによる指導の理論と手法-教員養成における演劇体験のリアリティをどう考えるか-」を開催
- 2019年10月20日 美術実習棟の前に鬼瓦ランプシェードが出現
- 2019年10月16日 東海テレビ放送株式会社と相互連携に関する協定を締結
- 2019年10月5日?6日 東海学生陸上競技秋季選手権大会で陸上競技部が男女ともリレーで三連覇
- 2019年10月26日 全日本学生音楽コンクール 名古屋大会本選 声楽部門で本学学生が2位になりました!
- 2019年10月分 本学掲載の新聞記事紹介
- 2019年11月6日 学生の声に応えて自動販売機コンビニオープン!
- 2019年11月2日?3日 2019年度秋の祭典,スポーツ祭を開催しました。
- 2019年11月13日 東日本大震災 教育復興支援ボランティア報告会を開催しました。
ハンドボール部が男女とも全日本学生ハンドボール選手権大会の出場権を獲得!
2019年11月 1日
ハンドボール部が男女そろって11月7日(木)から宮城県で開催される全日本学生ハンドボール選手権大会(全日本インカレ)の出場権を獲得しました。ハンドボール部は男女とも,昨年度も全日本インカレに出場しており,男子は2年連続21回目,女子は2年連続10回目となります。
女子ハンドボール部は,東海地区の春季リーグを2位で抜け,西日本学生ハンドボール選手権大会に出場。ブロックで1位となり,全日本インカレへの出場権を獲得しました。男子ハンドボール部は,春季リーグは接戦で勝ちきれず9位と振るわなかったものの,秋季リーグで出場権を勝ち取りました。
全日本インカレでの初戦の相手は,男子は法政大学,女子は仙台大学で,偶然にも昨年度の対戦相手と全く同じだそうです。昨年度は負けてしまったため,「今年はリベンジマッチです」と男子主将の米村拓人さん(中等?保健体育専攻 4年)。対して「今年も勝ちたいです」と話すのは女子主将の臼木志織さん(中等?保健体育専攻 4年)。男女とも今年の目標は当初より「インカレで1勝!」だそうですが,1勝と言わず勝ち進んでいただくことを期待しています!
(広報?地域連携課 副課長 古田紀子)
2019年10月31日 全学FD講演会「演劇教育におけるアクティブ?ラーニングによる指導の理論と手法-教員養成における演劇体験のリアリティをどう考えるか-」を開催
2019年11月 4日
10月31日(木),教育未来館多目的ホールにおいて,教職キャリアセンター主催によるFD講演会を開催し,本学教員?職員?本学学生?一般から31人が参加しました。
講師に東京家政大学の花輪 充教授をお招きし,「演劇教育におけるアクティブ?ラーニングによる指導の理論と手法-教員養成における演劇体験のリアリティをどう考えるか-」と題して講演を行っていただきました。花輪先生は元幼稚園教諭であり,児童演劇俳優?脚本家?演出家という立場から,劇表現教育の専門家として保育者養成に携わり,教員養成におけるアクティブ?ラーニングを実践されています。
講演では,まず子どもにとっての実体験の大切さについて,模倣表現は深い表現である必要があり,子どもに本物を見せることによって,子どもの表現はよりリアリティを持つことが解説されました。また,Show & Tellの活動を例に,自分の考えを相手に伝え,相手の言葉を聞き取るオーラル?インタープリテーションの重要性について述べられました。教員養成における表現教育としては,アニメイムやパペットプレイ,リーダースシアターといった創作活動を通した演劇体験により,子どもの創造のプロセスの理解と学生のマインド?ピクチャーを育てることについて事例を示しながら紹介されました。これらの活動はどれも学校教育などで取り入れやすいもので,一つ一つの活動の過程とともにその意義や具体的な手法を丁寧に解説されました。
講演後の質疑応答では,子どもの表現の受け止め方について「保育者(=教育者)は,子どもの多様な表現を常に受け止めるという姿勢でいなければならない」,またマインド?ピクチャーの育て方について「言葉を重ねることによって具体的,丁寧に掘り下げていくことが重要であり,それによって叙事的表現から叙情的表現へと変わる」と説明されました。
花輪教授の役者としての語り口やユーモアとともに,参加者一人一人がそれぞれの立場においてアクティブ?ラーニングを実践する上で必要な視点や姿勢について深く考え,学ぶ機会となった講演会でした。
(教職キャリアセンター?FD部門?「主体的?協働的な学び」を実践できる教員の
養成プロジェクト 幼児教育講座 講師 麓洋介)
(企画課 教育企画室)
2019年10月20日 美術実習棟の前に鬼瓦ランプシェードが出現
2019年11月 6日
10月20日(日),本学の美術第一実習棟前の一角に鬼瓦のランプシェードが現れました。これは,7月18日(木)に瓦で有名な高浜市の鬼瓦職人「鬼師」を講師に招いたワークショップで,本学の美術選修?専攻の学生33人が制作したものです。ランプシェードは鬼師のもとで焼成され,10月19日(土)に開催された高浜市の第18回鬼みちまつりに出品,陳列されました。
鬼みちまつりでは,鬼みち沿道などで高浜市内の小学生が作ったランプシェードや幼稚園?保育園児が制作したペットボトルのランプシェードなど約2,000個が展示されました。本学の学生が制作した作品は森前公園エリアに陳列されました。
本学が鬼みちまつりに参加するのは昨年に続いて2回目です。昨年もお祭りの後には美術第一実習棟前に陳列されましたが,今年も陳列され,行き交う人の目を楽しませています。
(広報?地域連携課 副課長 古田紀子)
2019年10月16日 東海テレビ放送株式会社と相互連携に関する協定を締結
2019年11月 8日
10月16日(水),本部棟第三会議室において,本学と東海テレビ放送株式会社との相互連携に関する協定を締結しました。協定の締結式には,本学からは,後藤ひとみ学長および4人の理事が出席し,東海テレビ放送株式会社からは,小島浩資代表取締役社長はじめ会社関係者4人が出席しました。
この協定は,次世代教育に関する教育研究と社会に開かれた人材養成を推進するために,相互の人的?知的資源の交流を図り,社会貢献に寄与することを目的としています。 今回の協定締結により,本学附属学校児童生徒も含め,学生に対しテレビ文化の向上促進およびテレビ放送への理解促進を行い,また,東海テレビ放送株式会社が,本学学生の資質向上に寄与することを目指しています。
締結式では,西淵茂男連携?附属学校担当理事から,協定締結の経緯や趣旨,協定等の概要説明があり,その後,後藤学長および小島代表取締役社長による協定書への署名が行われました。
署名後,後藤学長からは「東海テレビさんには,私自身が番組審議会委員としてお世話になっており,それをきっかけに,本学学生に読み聞かせスキルの1つとして発声を学ばせるため,アナウンサーに発声指導をしていただいたりしたが,個人でなくアナウンサーとして協力していただいている以上,双方の関係をより強固なものとしていきたいと思い,協定を締結させていただいた。今後も東海地区の住民に対し,大学も貢献していき,東海テレビさんもいろいろな媒体を使いながら貢献されていくと思うが,共に良い物を作り出すということで歩んでいけたらと思う」とのあいさつがありました。
小島代表取締役社長からは,「インターネットの普及により,メディア環境が激変している中,東海テレビがこの地方の強いメディアであり続けるため,地域から信頼され,地域に社会貢献をしていくことを最終目標としている。テレビ局と教育大学の協定は一見ミスマッチかと思われるかもしれないが,地域に貢献するという目標は一致していると思う。本日を契機に,さらに両者が一体となって地域に貢献していきたいと思う」と話があり,締結式を終えました。
(総務課 副課長 浅岡明美)
2019年10月5日?6日 東海学生陸上競技秋季選手権大会で陸上競技部が男女ともリレーで三連覇
2019年11月13日
10月5日(土)?6日(日)に岐阜メモリアルセンター長良川競技場で,東海学生陸上競技秋季選手権大会が開催されました。この大会で,本学陸上競技部は男女とも4×100mと4×400mリレーで優勝しました。女子は両リレーともに三連覇,男子は4×400mリレーで三連覇となります。
- リレー出場メンバー
男子4×100m : 木村 颯さん,近藤佑樹さん,中山 聖さん,天野知哉さん
男子4×400m : 宮田優多さん,木村 颯さん,福西恵大さん,天野知哉さん
女子4×100m : 神谷優奈さん,松本扶弥さん,園原 晶さん,佐野文香さん
女子4×400m : 柏屋美空さん,佐野文香さん,小泉満菜さん,松本扶弥さん
特に男子は4×100mで大会新記録での優勝です。この1年間,男子短距離は「楽しむ」をモットーに練習にも試合にも臨んできました。「だからといって負けてもいいと思ったことはありません」と中山さん。暖かく楽しい雰囲気のある中でも練習に手を抜くわけではなく,また試合の緊張感の中でも走ることを楽しみました。男子リレーのメンバーは高校ではインターハイに出たことのある選手は一人もいませんでしたが,このメンバーだからこその優勝だったと話しました。
女子は調子のあがっていない選手もいる中,メンバー同士助け合っての試合となりました。4×400mではアンカーの松本さんで大逆転しての優勝。「陸上競技部の先輩も応援に来てくれていて,『頑張らないと』と思いました」と松本さんはいつもの笑顔で試合前の気持ちを話してくれました。そして,試合後の感想を求めると「良き終わりとなりました」とにっこり。4年生の松本さんはこれで引退です。
この大会の後の11月4日(月)。男子リレーのメンバーは山梨県で行われた山梨グランプリ2019ファイナルのメドレーリレーに出場し,そこでも優勝を果たしました。男子もこれで最終学年の部員は引退です。後輩へのメッセージをたずねると「チームメイトを大切に走ることを楽しんでほしいです」と天野さん。これからも陸上競技部の皆さんの活躍を応援しています!
(広報?地域連携課 副課長 古田紀子)
2019年10月26日 全日本学生音楽コンクール 名古屋大会本選 声楽部門で本学学生が2位になりました!
2019年11月13日
10月26日(土),第73回全日本音楽コンクール 名古屋大会本選が実施され,声楽部門 大学の部で本学の中等教育教員養成課程 音楽教育専攻4年 小島万里奈さんが2位となりました。毎日新聞社が主催する当コンクールは,歴史ある最高峰のコンクールであり,入賞は本学では初の快挙です。
小島さんが当コンクールに挑戦したのは昨年に続いて2度目です。昨年は,そのレベルの高さに圧倒されるばかりで,残念ながら本選に残ることができませんでしたが,1年かけてレッスンを重ねました。声質も響きも変わり,自身でも1年でこんなに人は成長するものか,と驚くほどに成長しました。今年の予選は,自分の実力を確かめたいという気持ちで臨み,見事に通過。練習の過程では迷いもありましたが,今までやってきたことが間違いでなかったと実感しました。本選でも賞のことは考えておらず,自分のベストを尽くそうという思いで,ドニゼッティの歌曲"La Zingara"とドヴォルザークのアリア"Měsí?ku na nebi hlubokém"(オペラ"Rusalka"より)を歌いあげました。結果発表では貼り出された入賞者一覧に自分の名前があることに驚いたそうです
歌うことが好きで本学の声楽を専攻した小島さん。来年度からの進路に迷いましたが,大学院へ進み,自分自身が歌い続けることに決めました。「一歩踏み出すのは難しいですが,頑張るとその先に素晴らしい未来が待っていると思います。私の場合,背中を押してくださったのは先生方でした」と話しています。
小島さんをはじめ,名古屋大会本選での入賞者が出演する名古屋大会入賞者記念演奏会?表彰式は来年の1月12日(日)に電気文化会館 ザ?コンサートホールで開催されます。
(広報?地域連携課 副課長 古田紀子)
2019年10月分 本学掲載の新聞記事紹介
2019年11月15日
2019年10月に掲載された新聞記事は14件,テレビ番組2件,ラジオ番組1件,情報誌1件です。このほかに紹介された記事等があれば広報まで情報をお寄せください。
新聞記事
- 東海テレビのアナウンサーによる「読み聞かせの講座」が開かれたことが紹介されました。
- 10月17日(木)の愛知県知事の一日を紹介する記事で,後藤ひとみ学長が訪問したことが掲載されました。
- 社会科教育講座の清田雄治特別教授が監修したアクティブラーニング教材を使って,附属高校で実施した商品開発の模擬体験を行う授業が紹介されました。
【10月19日(土) 朝日新聞朝刊14面】
- 大学生が「私の大学のお勧め」を紹介する「キャンパスイチ推し」の記事で,幼児教育選修1年の大津桃花さんが投稿した「AUEスクエア」を紹介する記事が掲載されました。
- 日本NIE学会の第16回大会が10月19日(土)鳴門教育大学で開催され,社会教育講座の土屋武志教授のコメントが掲載されました。
【10月20日(日) 読売新聞朝刊33面】
- 社会科教育講座 真島聖子准教授の著書「『見方?考え方』を育てる中学公民授業モデル」(明治図書)が紹介されました。
【10月21日(月) 日本教育新聞】
- 10月16日(水)に行われた東海テレビとの相互連携協定の締結式の様子が掲載されました。
※この様子は,10月16日(水)当日の東海テレビ「ニュースone」でも放送されました。
- 10月25日(金)に開催された第51回中日教育賞の贈呈式で,後藤ひとみ学長が祝辞を述べたことが掲載されました。
- 11月10日(日)に本学で開催予定の「パラスポーツ運動会」の詳細が紹介されました。
- 岡崎市の観光大使を募集する記事で,現在観光大使を務める初等教育教員養成課程家庭選修3年の古林かなみさんが紹介されました。
- 後藤ひとみ学長が座長を務める日本教育大学協会の研究グループが,教員免許の国家資格化を提案したことが掲載されました。
【10月28日(月) 日本教育新聞】
- 本学で生まれた県の食育推進キャラクター「食まるファイブ」にちなんだコンテストが10月27日(日)に開催された様子が掲載されました。
- 新学習指導要領の算数の特集記事で,数学教育講座の青山和裕准教授のコメントが掲載されました。
【10月31日(木) 読売新聞朝刊21面】
- 11月4日(月)に開催された「長崎いのちの電話公開講演会」で教職実践講座の川北稔准教授が基調講演を行うことが告知されました。
【10月31日(木) 朝日新聞長崎全県版】
テレビ番組
- 10月16日(水)放送 東海テレビ「ニュースone」
東海テレビとの相互連携協定締結式の様子が放送されました。
- 10月22日(火)放送 CBCテレビ「チャント」
10月22日(火)に行われた天皇陛下の「即位正殿の儀」に参列した後藤ひとみ学長が,インタビューに応じ,感想などをコメントした様子が放送されました。
ラジオ番組
- 10月11日(金)放送 CBCラジオ「多田しげおの気分爽快~朝からP?O?M」
企画コーナー「話題のコラーゲン」で,理科教育講座 渡邊幹男教授が生出演し,ドングリの生態について解説しました。 もはや恒例となってきた渡邉教授のラジオ出演。今回のテーマは「ドングリ」で ,今年は生産量が少なく,ドングリをエサとしているクマが里に下りてくる原因になることやドングリでコーヒーやクッキーを作れることの解説や,珍しい種類のドングリをスタジオに持参したりなど楽しいトークが放送されました。
雑誌
- 教職実践講座 高橋美由紀教授が下記の本に書評を寄せています。
「多言語世界ヨーロッパ 歴史?EU?多国籍企業?英語」
クロード?トリショ著 西山教行,國枝孝弘,平松尚子 訳(大修館書店)
(広報?地域連携課 広報?渉外係 飯濱美樹)
2019年11月6日 学生の声に応えて自動販売機コンビニオープン!
2019年11月19日
11月6日,教育?人文棟(旧第一人文棟)の1階パサージュに自動販売機コンビニ(以下自販機コンビニ)を設置しました。愛知教育大学は自然豊かなキャンパスで敷地面積も非常に広く,ナゴヤドーム10個分入る敷地の中で,学生は長時間過ごすことになります。しかし,軽食を購入できる売店は1カ所に限られ,営業時間の制約などもあり,学生からもっと気軽に軽食ができる売店や自動販売機が求められていました。
そこで,学生の声に応えるとともに,学生が集い,交流するきっかけをつくりだす仕掛けとして,5月に改修された教育?人文棟に長時間営業できる自販機コンビニを導入しました。商品は毎日補充しており,メニューの内容もおにぎり,パン,サンドイッチやゼリータイプの栄養補助食品などと,バリエーション豊富です。
利用者からは「図書館でお腹すいたときに便利」,「ドルチェが冷たくておいしい」などの感想が寄せられました。
(施設課 施設企画係 倉橋幸佑)
2019年11月2日?3日 2019年度秋の祭典,スポーツ祭を開催しました。
2019年11月21日
11月2日(土)?11月3日(日)に「2019年度秋の祭典,スポーツ祭」を本学キャンパスで開催し,多くの学生や一般参加者で賑わいました。
今回のテーマは「CRAZY Night!~化けるぞ!遊ぶぞ!不可思議ハロウィン!~」です。このテーマには,愛知教育大学構内全体をハロウィン仕様にすることによって,秋祭実行委員会だけでなく,参加者全員が既に過ぎてしまったハロウィンを全力で遊び,思いっきり楽しんでほしいという思いが込められています。
秋の祭典当日は,さまざまな模擬店などの各種展示が行われ,ステージではライブが開催されて活気がありました。また,既に募集を停止した現代学芸課程造形文化コース4年生の学生が,大学祭で最後のガラス工芸品の販売を行いました。当日は,このほかにもスポーツ大会が行われ,学生や来場者が楽しむ姿が多く見られました。
長谷川桃子実行委員長(初等?数学選修 1年)のコメント
「来場された皆さま,ありがとうございました。二日間にわたる秋の祭典は楽しんでいただけましたでしょうか。熱気を随所で感じ,天候にも恵まれ,とても良い秋の祭典が開催できたと思われます。来年度も春の大学祭,秋の祭典を開催しますので,皆さまのご来場を委員一同,心よりお待ちしています」
(学生?国際課 課外教育係 河合亜弥子)
2019年11月13日 東日本大震災 教育復興支援ボランティア報告会を開催しました。
2019年11月28日
11月13日(水),教育交流館 ラーニングコモンズIIIにて「東日本大震 教育復興支援ボランティア報告会」を開催しました。これは,8月25日(日)~8月29日(木)の期間,宮城県女川町立女川小学校などにおいて教育復興支援ボランティアに参加した本学学生3人によるものです。
このボランティアは宮城教育大学が主催し,本学をはじめ複数の大学が参加しました。かかとを踏んだまま靴を履いている児童に対し,他の児童から「きちんと靴を履かないと地震が来たときに逃げ遅れるよ」という会話が自然に出る場面を目撃し,女川町に住む児童の防災意識の高さを感じたそうです。ボランティアに参加した学生は,震災から8年経過した今でも震災の影響を受ける子どもたちとの接し方を考え,多くのことを学んだ様子でした。
代表の近藤さんは今回のボランティアについて,「震災ボランティアで見聞きして感じたことを,教師になった時に子どもたちに伝えたい。また,今後,東海地区で大規模な災害が起きることを想定し,自分ができることを考え,今から災害に備えることが防災の第一歩と感じた」と振り返っていました。
報告終了後,昨年度まで女川町教育委員会に勤務していた本学の春日川真寛財務課長から,「女川町も毎年,街の景色が変化している。復興とともに変化する女川の姿を見るため,ぜひ,またボランティアに参加してほしい」と学生に対し,ボランティア継続への期待を込めたコメントがありました。
最後に後藤ひとみ学長から,「今回のボランティアで学んだことを震災の教訓のみに限定せず,視野を広げ,参加した学生自身の思考がより深まることを期待している。経験したことを教師として子どもを指導する際に生かしてほしい」と講評がありました。
ボランティア参加学生
- 近藤佑思さん (初等教育教員養成課程 社会選修 4年)
- 勝山友梨さん (中等教育教員養成課程 英語専攻 4年)
- 髙坂結実さん (教育実践研究科 教職実践専攻 教職実践基礎領域 1年)
(学生?国際課 課外教育係 河合亜弥子)