News & Topics:2015年12月掲載分
- 2015年10月17日 2015年度保護者懇談会を開催
- 2015年11月11日 「教育臨床カフェ」特別企画「教室で使える!発達障害入門」を開催
- 2015年11月14日 「事務系職員の現職およびOB?OGによる親睦会」を開催
- 2015年11月21日 第9回科学?ものづくりフェスタ@愛教大を開催
- 2015年11月25日 個人情報保護?情報セキュリティセミナーを開催
- 2015年11月26日 永年勤続者表彰式を実施
- 2015年11月26日 陸上競技部学生2名を学長表彰
- 2015年10月31日~11月1日 「第10回東アジア教員養成国際シンポジウム」を開催
- 2015年11月12日 文部科学省初等中等教育局特別支援教育課川﨑拓磨係長と意見交換会を実施
- 2015年11月26日 岡崎聾学校高校生と情報保障支援学生団体「てくてく」が交流
2015年10月17日 2015年度保護者懇談会を開催
2015年12月11日
2015年度の保護者懇談会を10月17日(土),本学で開催しました。
午前の全体説明会と午後の個別面談の2部構成で,全体説明は午前10時から講堂で行われ,保護者530人が出席しました。保護者懇談会は2011年度から行われ,2013年度の台風による中止を除いて今回が4回目となりました。全体説明では?後藤ひとみ学長から在学生に対する教育研究の質保障を中心としたあいさつがあり,その後,グローバル化への対応?カリキュラムの改正および広域型の教員養成大学への発展に向けてなどの説明がありました。
役員部局長紹介では,壇上の各担当理事,副学長,学系長ら10人が紹介されました。続いて,中田敏夫理事(教育?学生担当)から教育全般?学生支援について,野田敦敬副学長(カリキュラム改革担当)から授業カリキュラム?成績に関することについて,新井美保子副学長(学生支援?就職担当)から就職に関することについて,清水秀己副学長(グローバル推進担当)から海外留学に関することについてそれぞれ説明がありました。
午後からの個別面談では,保護者が選修?専攻?コースごとに控え室に集まり,説明を受けてから,それぞれの会場で順番に教員と面談し,学生の日ごろの大学での勉学の様子や生活などについて,教員から話を熱心に聞いていました。
また,待ち時間の間に,質問コーナーで疑問点の回答を求めたり,附属図書館での美術の学生の作品展示,自然科学棟屋上での天文台と3D宇宙シアター,ガラス工房での実演?作品展示?即売会などの施設を見学したりしていました。また第一生協玄関ロビーにおけるマジックサークル?管弦楽団?オカリナサークル?混声合唱団の4団体学生クラブ?サークルの発表演奏を楽しむ保護者もみられ,子どもたちが通う大学を身近に感じていた様子でした。
(学生支援課 課外教育担当係長 亀山重人)
2015年11月11日 「教育臨床カフェ」特別企画「教室で使える!発達障害入門」を開催
2015年12月11日
11月11日(水)13時30分から教育未来館多目的ホールにおいて,平成27年度文部科学省委託事業「発達障害に関する教職員育成プログラム開発事業」の一環で「教育臨床カフェ」特別企画「教室で使える!発達障害入門」を開催しました。本カフェは事前準備から当日の運営までを,本学の大学院生と学部生で行いました。はじめに,司会の大学院生から紹介を受けた「教育臨床カフェのマスター」こと三谷聖也准教授(本学教育臨床学講座,本事業プロジェクトリーダー)からのあいさつに加えて,「教育臨床カフェ」およびプロジェクトと本日の企画の趣旨説明などがされました。
第1部では,自閉症スペクトラム障害,LD,ADHDの可能性ある児童生徒の特性などについて,事例や疑似体験を交えて,飯塚一裕講師が講演をしました。
第2部では,参加者は,本学大学院生?学部生?職員など43人でした。「ある担任による児童生徒の話」が事例として提示され,大学院生がファシリテーターとなって,担任の立場での対応に関するディスカッションを行い,そこでは,発達障害の可能性だけでなく他の可能性も考えて,児童?生徒の状況や思いをより詳しく把握する必要性などを議論しました。
そして,カフェタイムでは,さらなる学生間の交流が行われました。
アンケートでは,ほとんどの参加者が,講演やディスカッションが有意義であったと回答し,「専攻や学科を越えて話し合う機会をもつことができてよかった」「発達障害について知識を整理することができた」「授業での学びを深める機会とすることができた」といった具体的な声がありました。
(教育臨床学講座 准教授 三谷聖也)
2015年11月14日 「事務系職員の現職およびOB?OGによる親睦会」を開催
2015年12月11日
11月14日(土)12時より,第二福利施設において「カキツバタ会」(本学事務系職員の現職およびOB?OGで組織)による1年ぶりとなる定例の親睦会を開催しました。
当日,あいにくの雨模様となりましたが,OB?OG 36人,現職者30人の66人が元気に出席。記念撮影の後,白石薫二理事(総務?財務担当)?副学長?事務局長から,開会のあいさつに続き,本学の現状と差し迫っている大学改革の進捗状況について説明があり,さらなる本学への指導,支援等についても要請されました。
続いて,OBの柳田芳久氏の乾杯の発声でにぎやかに会が始まり,参加者たちは本学での思い出話などで和やかに歓談し旧交を温めました。また,当日都合で参加できなかった方々の近況等も一覧で紹介され,最後に,福井豊総務企画部長の閉会のあいさつで,約2時間半の会を終了しました。
なお,多くのOB?OGの方から本学のますますの発展への激励と期待の声が多く寄せられるとともに,本学教育研究基金へ寄付をいただきました。
(研究連携課長 兵頭利和)
2015年11月21日 第9回科学?ものづくりフェスタ@愛教大を開催
2015年12月11日
11月21日(土)愛知教育大学第一共通棟において,「第9回科学?ものづくりフェスタ@愛教大」を開催しました。
「科学?ものづくりフェスタ@愛教大」は,科学?ものづくり教育推進センター主催による,科学実験やものづくりの楽しさを体験してもらうイベントで,今年で9回目となります。今回は,本学学生や教員以外にも,HATOプロジェクトで連携している東京学芸大学や大阪教育大学,北海道教育大学からの出展や,本学附属高等学校,愛知県立豊野高等学校など連携高等学校からの出展,また,国際学術交流協定締結校であるモンゴル国立教育大学からの出展など,多くのプログラムが実施されました。天候にも恵まれ,前回を上回る約1,250人の来場者でにぎわいました。
受付開始前から親子連れなどが続々と来学し,マグネットや万華鏡などを作ったり,プラネタリウム,巨大立体地図などを楽しそうに眺めたりして,さまざまなブースを親子で巡っていました。
また,今年度は,AUE学生チャレンジ?プログラム(自由テーマ)で採択された訪問科学実験オフィシャルマスコット「訪問科学実犬」が会場内を動き回ったことから来場者の注目の的になり,親子連れなど多くの子供たちが記念写真を撮っていました。
(研究連携課 社会連携係長 渡邊伸彦)
2015年11月25日 個人情報保護?情報セキュリティセミナーを開催
2015年12月11日
11月25日(水)本部棟において,個人情報保護?情報セキュリティセミナーを開催し,本学の教職員のほか,他大学の教職員も含めて208人が参加しました。
今回のセミナーは同日に2回開催し,第1回目では主に教員を対象,第2回目では事務職員および他大学の教職員を対象とすることで,多くの人が参加しました。
講師に,NTT西日本ビジネス営業本部クラウドソリューション部クラウドビジネスPTセキュリティサービスグループの三宅広剛氏を迎えて,「事例に学ぶ情報漏洩の脅威と対策」と題した講演がありました。
講演に先立ち,個人情報保護委員会委員長である白石薫二理事(総務?財務担当)?副学長?事務局長から「愛知教育大学でも情報漏えいのリスクが確認されている。本日の講演では,こうしたリスクを未然に防ぐため,情報セキュリティに対する理解を深めていただきたい」とあいさつがありました。
講演では,「情報セキュリティとは何か」から始まり,情報セキュリティに係る脅威について,実際に発生した個人情報漏えい事件などの事例を用いて,具体的な説明がありました。
また,情報セキュリティに係る脅威に対して,「ソフトウェアの定期的なアップデートの必要性」や「パスワードを簡潔なものにせず,使い回しは避ける」などの基本的な対策方法の説明があり,最後に,「皆さんが情報漏えいの被害者?加害者にならないためには,自分で出来る身近なセキュリティ対策を行っていくことが大切です」とまとめられました。
講演の後,参加者からは多数の質問が出され,インターネットを日常的に使う生活の中で軽視されやすい情報セキュリティの重要性について,認識を深めることができました。
(総務課 危機管理担当 田中大貴)
2015年11月26日 永年勤続者表彰式を実施
2015年12月11日
平成27年度の永年勤続者表彰式が11月26日(木)10時30分から第五会議室で行われました。今年度の対象者は,衣川彰人教授(国語教育),稻葉みどり教授(日本語教育),土岐留美江准教授(日本語教育),ロビンズアントニーチャールズ教授(外国語教育),小谷健司教授(数学教育),山田篤史教授(数学教育),野崎浩成教授(情報教育),石川恭教授(保健体育),眞志田学係長(経理調達課)の9人でした。
後藤ひとみ学長から出席者一人ひとりに感謝状と記念品が手渡され,学長から受彰者の20年の長きにわたる功績に対する感謝の言葉が述べられ,「本学の更なる発展のために今後もご尽力をいただきたい」とのあいさつがありました。
式の後には,にこやかに出席者全員による記念撮影が行われました。
(人事労務課 労務?福祉担当 小掠達也)
2015年11月26日 陸上競技部学生2名を学長表彰
2015年12月11日
9月11日~13日にかけて,ヤンマースタジアム長居(大阪市)で行われた天皇賜盃第84回日本学生陸上競技対校選手権大会において,陸上競技部所属の初等教育保健体育選修4年 相馬由佳さんが女子走り高跳びにて1位,同じく初等教育保健体育選修3年 酒井瞳味さんが女子走り幅跳びにて3位に入賞し,2人の功績をたたえる学長表彰が11月26日(木)に本部棟3階第二会議室で行われました。
表彰式には,後藤ひとみ学長,中田敏夫理事(教育?学生担当),新井美保子副学長(学生支援?就職担当),早瀬和利創造科学系学系長,小椋光喜教育?学生支援部長,陸上競技部顧問教員の筒井清次郎教授(保健体育講座)が出席しました。
2人には,後藤学長から賞状と教育研究基金からの報奨金が手渡されました。
後藤学長は「今回,このような結果を出したということは能力とともに努力のたまものだと思うので,努力している自分を自慢して,これからも頑張ってください」と激励の言葉を贈りました。これを受けて相馬さんは「私は来年から就職して練習環境が変わってしまいますが,愛知教育大学の卒業生として,全国大会での争いにくい込んでいけるよう,練習に励んでいきたいと思います」。そして,酒井さんからは「この結果に満足することなく来年はさらに上を目指して,しっかり練習して頑張っていきたいと思います。ありがとうございました」と感謝の気持ちと今後の抱負を力強く語りました。
(学生支援課 課外教育担当係長 亀山重人)
2015年10月31日~11月1日 「第10回東アジア教員養成国際シンポジウム」を開催
2015年12月18日
10月31日(土)~11月1日(日)に,名古屋国際センター(名古屋市中村区那古野町)において,第10回東アジア教員養成国際シンポジウムを開催しました。日本?中国?韓国?台湾?モンゴルの教員養成大学等から220人を超える学長?副学長ならびに教員養成関係の研究者が参加して,「グローバル時代における教員養成の高度化」をメインテーマに掲げ,教職大学院や既設の大学院修士課程のあり方,Ed.D.型を含む博士課程の展望等について議論しました。
後藤ひとみ学長の開会あいさつの後,来賓の愛知県知事大村秀章氏から「本シンポジウムが本県の教育施策にとっても実のあるものになること」,また,文部科学省高等教育局審議官の義本博司氏から「東アジアにおける教員養成の質向上を図る観点から,この事業がさらに発展されること」について期待が寄せられました。
基調講演では,梶田叡一奈良学園大学長から「情報と人の往来が地球大で行われるグローバル時代における教師教育も,多文化共生感覚の涵養(かんよう)と日本の伝統文化に関する基礎教養に力を入れることも不可欠な課題」と説明がありました。
シンポジウムでは,「グローバル時代における教員養成-現職教員のためのEd.Dと修士課程を中心に」,「教員養成の高度化と6年一貫教員養成コース」,「香港における学校教育のための人材養成」,「韓国教員養成制度の現状」の4テーマについて発表があり討論されました。午後の部および2日目では,ポスターおよびオーラルセッションが行われました。
セッション終了後の歓迎レセプションでは,学生によるアカペラコーラス,職員によるマジックショーに続き,刈谷市の中?高生を含む和太鼓グループによる迫力ある演奏や体験が行われ,参加者の多くが楽しみました。
本シンポジウムによって,参加国に共通する教員養成に関する諸課題,固有の事情についても活発に意見交換がなされ,東アジア地域における教員養成分野での交流の一層の進展につながる機会となりました。
(高度教員養成支援課長 伊藤純一)
2015年11月12日 文部科学省初等中等教育局特別支援教育課川﨑拓磨係長と意見交換会を実施
2015年12月18日
11月12日(木),文部科学省初等中等教育局特別支援教育課の川﨑拓磨発達障害企画係長(併)発達障害支援係長が来学され,愛知教育大学学校教育臨床専攻大学院生,特別支援教育特別専攻科学生,教員有志らと,今後の学校現場の変革を見据えての発達障害支援行政について意見交換会を行いました。
昨年度に引き続き,発達障害教育支援行政の指針を学ぶ機会を得ることを目的とした講演が実現しました。
まず,菅沼教生理事(研究?附属学校担当)?副学長,白石薫二理事(総務?財務担当)?副学長?事務局長と特別支援教育の現状や本学の取り組みについて意見交換を行いました。「発達障害の可能性のある児童生徒に対する早期支援?教職員の専門性向上事業」の本学採択プロジェクト3件とも,平成27年度最終年度を迎えており,今後の特別支援教育の在り方や本学の役割についても議論が及びました。
その後,教育未来館での講演となり,はじめに,川﨑係長から「発達障害教育支援行政について」というテーマで,学校?教職員に関する基本データや発達障害支援をめぐる我が国の動向についてパワーポイントを用いながら説明がありました。次に,今後文部科学省行政としては,従来の学校組織の転換が図られ,教員以外の専門職の導入が進むこと,なかでもスクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーほかの支援職の導入が一層進められることなどの見通しが解説されました。
その後,フロアからの質問タイムとなり,教育現場で役割を果たすために重要なことは何かといった活発な意見交換が行われました。
最後に,川﨑係長が「児童生徒の指導に直接かかわる教職員が,発達障害支援教育において重要な役割を担っています。将来スクールカウンセラー等として活躍されることを期待しています。そのためにも,教員との協働体制を築き,地域社会にも寄り添い,頑張ってください」と,激励の言葉で意見交換会を結ばれました。
(高度教員養成支援課 教育臨床係長 長谷川由香)
2015年11月26日 岡崎聾学校高校生と情報保障支援学生団体「てくてく」が交流
2015年12月18日
11月26日(木)岡崎聾学校高等部1年生の生徒13人が本学を訪問し,情報保障支援学生団体「てくてく」の学生と交流し,講義を見学しました。
生徒たちは到着後,「てくてく」の学生たちと昼食をとりながら手話で談笑,その後グループ対抗のゲームで楽しく交流しました。
3時限目には,本学の聴覚障害の学生が情報保障(パソコンテイク)を利用して講義を受けている3つの授業を熱心に見学しました。
その後の質疑応答では,生徒たちから活発な質問があり,小田候朗教授,岩田吉生准教授から情報保障を利用する際のルールや,支援を受けるために「受け身」ではなく積極的にアクションを起こすことの大切さなどが説明されました。また「てくてく」代表の牧井直人さん(特別支援学校教員養成課程4年)は「てくてくスタッフのパソコンテイクの技術力は全国でもトップクラスです。情報保障を利用して,自分の興味がある分野を本学へ入学してもっともっと学んでほしい」と語りかけました。
最後に,附属図書館を見学し生徒たちは元気に帰途につきました。
翌日,引率された岡崎聾学校の菅原雅子先生から「生徒たちにとって貴重な体験ができました。先生方や学生さんの話に刺激を受け,帰りも疲れを見せずたいへん元気でした」とお礼の電話がありました。
この様子は,中日新聞,毎日新聞,朝日新聞各社からの取材を受けました。
(総務課 広報?渉外担当 飯濱美樹)