News & Topics:2014年08月掲載分
- 2014年7月2日 6年一貫教員養成コース説明会を開催
- 2014年7月5日 ESD子ども会議に附属岡小,岡中から児童?生徒参加が決定
- 2014年7月16日 夏のランチタイムコンサートを開催
- 2014年7月16日 キャンパスクリーンデイを実施
- 2014年7月19,20日 愛知県陸上競技選手権大会で本学学生が健闘
- 2014年7月23日 教育著作権セミナーを開催
- 2014年7月26,27日 オープンキャンパス2014を開催
- 2014年7月3,4日 生協でビアホールを開催
- 2014年7月16日 松本昭彦副学長が全日肖展で参議院議長賞受賞(インタビュー)
- 2014年7月17日 名古屋市教育委員会と連携協定締結
- 2014年7月28日 カンボジア国立教育研究所と学術交流協定締結
- 2014年7月25日~8月7日 ガラス作品展
- 2014年7月23日 インターナショナルナイト2014
- 2014年7月23日~28日 サマースクール2014を開催
- 2014年7月30日 グローバル授業で留学生アリシアさんが発表
- 2014年8月3日 第2回愛教送球祭を開催
- 2014年8月6日 平成26年度附属学校の安全対策に関する研修会を開催
2014年7月2日 6年一貫教員養成コース説明会を開催
2014年08月 4日
学部と大学院で一貫して学べる「6年一貫教員養成コース」の説明会を7月2日(水)に第二共通棟412室で開催しました。対象となる学部1,2年生14人が参加しました。
中田敏夫理事からの開会あいさつの後,土屋武志教授(社会科教育)がコースの全体設計について,志水廣教授(教職実践)と真島聖子准教授(社会科教育)がコースのカリキュラムについて説明しました。
続いて,同コースの現在4年生の学生,佐々木萌さん(初等?音楽選修),清水咲子さん(初等?数学選修),中村仁志さん,三根誠也さん(初等?社会選修),中田翔吾さん(中等?社会専攻)が「6一ビフォア?アフター」と題して学生の視点からのコース紹介を行いました。
情報提供の後,教務課から応募手続き等の説明があり,最後に質疑応答となりました。参加学生は終始熱心に耳を傾け,質疑応答では応募基準や修了後の進路などについて盛んに質問をしていました。
当日は6年一貫コースのパンフレットを配布しました。これは,関係の教職員,現役学生,さらには,多くの修了生もかかわって作製したもので,さまざまな立場からコースを紹介しています。教務課にて随時配布していますので,ぜひ手に取ってご覧ください。本コースの募集対象は教員養成課程2年生,応募締め切りは10月末です。質問等ありましたら,教務課まで随時お尋ねください。皆さんのご応募をお待ちしています。
(外国語教育講座 准教授 6年一貫教員養成コースコーディネーター 小塚良孝)
2014年7月5日 ESD子ども会議に附属岡小,岡中から児童?生徒参加が決定
2014年08月 4日
今年11月10日(月)に名古屋国際会議場で開催される「ESD子ども会議」に附属岡崎小学校,附属岡崎中学校から児童?生徒各1人が参加することが決定しました。同会議は,同日に開催される「ESDに関するユネスコ世界会議」に関連し,未来を担う子どもたちが,持続可能な社会づくりについて話し合うもので,7月5日(土)に同市内で発足式が行われました。
同会議に参加するのは,「生物多様性(山?上流域)コース」に附岡小5年の渡邉碧以さん,「気候変動?エネルギーコース」に附岡中2年の丹下孝太さん。今後,参加者は,六つのコースに分かれてエクスカーション(現地学習)やグループ討議を行い,最後に参加者全体で提言をまとめる予定です。
同会議に併せて行われるポスター?セッションにも,附属名古屋中学校と附属高等学校の生徒が参加して学校の取り組みを発表します。
附属学校の子ども達の活躍にご期待ください。
※附岡小,附岡中を始め,本学附属学校の多くがユネスコスクールとして認定されています。
(附属学校課 企画調整係長 中村章二)
2014年7月16日 夏のランチタイムコンサートを開催
2014年08月 4日
夏のランチタイムコンサート(合唱)を,7月16日(水)午後零時30分から附属図書館アイ♥スペースで開催しました。
ランチタイムコンサートは,音楽教育講座の協力により,昼休みのひとときに気軽に生の音楽に触れてもらおうと季節ごとにテーマを決めて企画?開催しています。今回の夏のランチライムコンサートは「合唱」でした。出演者は音楽選修?専攻の2?3年生と台湾からの留学生2人でした。「まあるい地球の君と僕」「証」「さくら」「ひとつの朝」「大地讃頌」「HALELUJAH!」の6曲が演奏され,さわやかな美しい歌声に客席から盛大な拍手が送られました。
次回,秋のランチタイムコンサートは11月頃を予定しています。お楽しみに。
(情報図書課 課長 伊藤秀夫)
2014年7月16日 キャンパスクリーンデイを実施
2014年08月 4日
キャンパス環境美化のための学内一斉清掃「キャンパスクリーンデイ」を7月16日(水)午後に実施し,学生や教職員が参加しました。
学生,教職員が手分けして,大学構内のゴミや,側溝の落ち葉収集,花壇の草抜き,放置自転車の整理,池の清掃などに当たりました。夏の暑さが厳しい昼下がりでしたが,7月26日(土),27日(日)はオープンキャンパスとあって,来場する高校生たちをきれいなキャンパスで迎えたいと,参加者は奮闘。参加人数も1,166人と,2006年のキャンパスクリーンデイ実施以来,2番目の多さでした。
約1時間の作業で集まったのは,可燃ゴミが90リットル袋に222袋,不燃ゴミが同133袋,草?枯れ木が120リットル袋に100袋。暑さの中での作業とあって,熱中症などが心配されましたが,体調を崩す人もなく無事に終え,すっきりときれいなキャンパスになりました。
2014年7月19,20日 愛知県陸上競技選手権大会で本学学生が健闘
2014年08月 8日
7月19日(土),20日(日)に名古屋市瑞穂運動公園陸上競技場で行われた「愛知県陸上競技選手権大会」の女子400mハードルで本学陸上競技部の北野有紀さん(初等?保健体育選修1年)が,女子3000m障害で安藤実来さん(初等?保健体育選修4年)が,それぞれ優勝するなど,本学学生が健闘しました。
同大会での本学学生の入賞者は下記のとおりです。なお,入賞者は8月23日(土),24日(日)に長良川陸上競技場で行われる「東海陸上競技選手権大会」への出場権を獲得。東海選手権で3位に入賞し,標準記録に達すると,国内最高峰の日本陸上競技選手権大会に出場できます。
種目 | 結果 | 選手名 |
---|---|---|
女子400mハードル | 優勝 | 北野有紀さん(初等?保健体育選修1年) |
女子3000m障害 | 優勝 | 安藤実来さん(初等?保健体育選修4年) |
女子400mと800m | 2位 | 吉川侑希さん(初等?保健体育選修2年) |
男子走り高跳び | 3位 | 糟谷隆明さん(中等?保健体育専攻3年) |
女子400m | 4位 | 木引悠起子さん(初等?保健体育選修4年) |
女子1500m | 4位 | 西川かりんさん(中等?保健体育専攻2年) |
女子1500m | 5位 | 向井香瑛さん(初等?保健体育選修4年) |
女子走り幅跳び | 5位 | 酒井瞳味さん(初等?保健体育選修2年) |
女子三段跳び | 7位 | 水野捺恵さん(大学院?保健体育専攻2年) |
男子砲丸投げ | 8位 | 松尾卓郎さん(初等?理科選修3年) |
女子5000m | 8位 | 向井香瑛さん(初等?保健体育選修4年) |
(陸上競技部顧問 筒井清次郎)
2014年7月23日 教育著作権セミナーを開催
2014年08月 8日
教育著作権セミナー「論文を書くとき 教材を作るとき 発信するとき」を7月23日(水)に附属図書館のアイ?スペースで開催しました。論文執筆?教材作成およびそのインターネット発信に関わる著作権の知識を深めることを目的に開催され,教育著作権の第一人者である放送大学の尾﨑史郎教授を講師に招いてのセミナーには,本学学生をはじめ,学内外より多くの参加があり,追加の席を用意するほどの盛況となりました。
セミナーでは,著作物とは何か,著作者はどのような権利をもっているかなどの基本的知識や,引用となるにはどのような条件が必要か,教育機関での複製はどのような条件で認められるかなどの教育?研究に関わる著作権を,尾﨑教授は事例を交えながら分かりやすく解説され,参加者は熱心にメモをとっていました。また,質疑応答では,参加者から日ごろの問題意識に基づいた多様な質問が,とぎれることなく出され,著作権への関心の高さがうかがわれました。
(情報図書課 電子資料担当 古田紀子)
2014年7月26,27日 オープンキャンパス2014を開催
2014年08月 8日
高校生を対象にした「オープンキャンパス2014」を7月26日(土),27日(日)に開催しました。大学概要,各選修?専攻?コースの説明,模擬授業,施設見学などの大学紹介を実施し,2日間で4,325人が来場しました。
両日とも午前9時の受け付け開始の前から,続々と高校生や保護者が来場しました。午前10時からは学長あいさつ,各選修?専攻?コースの説明が同時にスタートし,来場者は思い思いの会場へ移動。後藤ひとみ学長はあいさつで「“子どもたちの未来を拓く人になる”ことを夢に描いている人たち,そんなあなたを応援していきたい,それが本学からのメッセージです。本学は140年余の歴史を有する全国屈指の教員養成系大学です。歴史の深さと長さが自慢の一つ。自然に恵まれた緑豊かなキャンパスは,感性に富み,思いやりのある人材を育てます。ぜひ皆さんがこの大学で学んでくれることを期待しています」など述べ,さらに,全国の教員就職者数日本一の実績,大学の活性化と学生のスキルアップを目指して今年度始動する「AUE学生チャレンジ?プログラム」,10月オープンの教育未来館も紹介しました。
各選修?専攻?コースの説明では,教員?学生が学びについて,年間の行事,クラブ活動や海外留学の体験などを紹介。模擬授業では学生による実演などが行われ,大学の授業を身近に感じた様子でした。
また,昨年に続いて生協学生委員ら学生たちがキャンパスツアーや相談コーナー,かき氷の販売に奮闘し,人気を呼んでいました。
2014年7月3,4日 生協でビアホールを開催
2014年08月11日
夏の恒例行事「ビアホール」を,7月3日(木),4日(金)に第二福利施設「UP」で開催しました。夏になるとテレビや広告で「ビアガーデン」「ビアホール」という言葉をよく目にすると思いますが,私たち生協学生委員会も「愛教大版ビアホール」を今年も,企画?運営しました。
このビアホールは,愛知県と名古屋市の教員採用試験が行われる月である7月の初めに,毎年行われています。本来なら学内では禁止されているお酒をこの場でだけ解禁し,食事をしながら盛り上がる企画!というだけではなく,教採を受ける4年生の先輩方を応援することを主とし,下級生も教採について知り,また教採を受ける人も受けない人も将来について考えてもらうきっかけにしようという目的で運営をしました。当日はサークルの仲間や,研究室の教授と学生のゼミ単位で来場するなど,2日間で合計200人の方に参加していただきました。
場内にお祭りのような装飾を施し,学生委員が浴衣でお出迎えして,楽しいミニゲームや学生からの応援メッセージムービーを上映し,後藤ひとみ学長先生にお越しいただいて激励の言葉をいただきました。教採?就職について知る冊子も制作して,下級生にも教採について理解してもらえるようにしました。来ていただいた方にも満足していただけたようで,場内は終始盛り上がっていました。生協学生員会では来年も開催する予定です。
(生協学生委員会 ビアホール担当 窪池紋菜)
2014年7月16日 松本昭彦副学長が全日肖展で参議院議長賞受賞(インタビュー)
2014年08月11日
本学の松本昭彦副学長(入試担当,美術教育講座教授)が「第61回全日肖像展」(全日本肖像美術協会主催)で参議院議長賞を受賞しました。これまでに内閣総理大臣賞,文部科学大臣賞,衆議院議長賞を受賞し,主要4賞を制覇して全国で4人目の快挙です。松本副学長に喜びの声を聞きました。
―受賞おめでとうございます。昨年の衆議院議長賞受賞の際,「あと一つで4賞制覇」とお話されたとおりになりましたね。
その時は,初の4賞受賞になるかと思っていましたが,調べてみたら4人目,特賞を含む上位5賞受賞は3人目。それでも,この4月からは副学長の業務もある中で時間確保して作品を制作?出品して,目標が達成できてよかったです。今後は,審査員の立場で展覧会と関わっていくことになります。賞はなくなりますね(笑)
―多忙な中,どのように制作時間を捻出してモチベーションを保ったのですか。
2月末に取材,3月からキャンバスの地塗り,下絵づくり,4月から制作,6月半ばに完成,22日に審査でした。1日の中で制作時間を確保するため,朝5時~夜11時のうちの授業や会議などの拘束時間を除いた時間を手帳にマーカーで印を付けてスケジュールに組み込みました。平日は1日6時間,日曜日は16時間の時もありましたね。モデルは本学に留学していた韓国からの留学生で,彼女がお世話になった知人からの手紙を手にしている姿。手を伸ばせば腕をつかめるぐらいのリアルさに,こだわりました。
―写実作品のほか,絵本も手がけてみえますが,写実作品の制作は何が魅力ですか。
自分で8色の絵の具を混ぜて,本物そっくりで,あたかもそこにあるように描けると達成感があります。大学院を出るころ,何を描いていいか分からなかった時期もありましたが,写実は描いていて迷いがない。そこが嬉しいんです。緻密な描写なので楽をしては描けないのですが,その分,達成感?満足感がある。面倒くさい向こう側に喜びがあります。また,展覧会に出品している人は,一人ひとり写実に描いているんですが絵が違うのは,資料の見方が違うから。例えば,僕は陰に緑や青を感じて混色しました。フェルメールの作品がそうです。人によって資料の見方や意識,行動が違う。そこに写実にはまだ可能性があります。
―では,今後も絵本やイラスト,写実を平行して制作活動を続けていかれるのですか。作品発表の予定は。
1年の半分以上はイラスト,4月ぐらいから肖像画というサイクルですね。何か一つだけより楽しいから。20代はイラスト,30代前半は鉛筆で細密画。在外研究員として滞在したアメリカから戻ったころは抽象画,その後,アンドリュー?ワイエス的な写実画,昨年からフェルメール的な写実画へ変遷。細密画を描いて根を詰めすぎて心臓病になったんで,何か一つだけをやっていると体を壊すんです(笑)。今秋10月16日~26日には,刈谷市の芝舟画廊で個展をします。多くの人ににぎやかに,作品を見てもらいたいですね。
(インタビュー:秘書広報課 小林則子)
2014年7月17日 名古屋市教育委員会と連携協定締結
2014年08月11日
本学と名古屋市教育委員会は,相互の人的?知的資源の交流を図り,多様な分野で協力していくために相互連携に関する協定書を7月17日(木)に名古屋市役所で締結しました。
協定締結式には本学から後藤ひとみ学長,白井正康理事(連携担当),白石薫二理事(総務?財務担当),一宮登特別学長補佐,早瀬和利創造科学系長(地域連携補佐),教育創造開発機構運営課職員が,同市教育委員会からは下田一幸教育長,西淵茂男教育次長,森和久学校教育部長,津坂昌樹生涯学習部長,金田慎也指導室長,三浦友久首席指導主事,青木香織指導主事,大曽根正典指導主事が,それぞれ出席。後藤学長と下田教育長が協定書に署名しました。
下田教育長は「これまでもふれあいフレンド?土曜学習サポーターなど学生の派遣,教員研修への大学教員の派遣等,さまざまな場面で連携を行ってきましたが,協定を結び組織的に行うことで更に相互の連携を推進できるものと考えています。教員養成大学の愛知教育大学と連携することで,教員の資質?能力の向上を図ることができればと願っています」とあいさつ。
後藤学長も「本学にとって念願事項でした。学長就任のあいさつ時に協定のお話があり,この協定締結の日を迎えることができました。教師を目指す学生たちにとって教育現場を知る体験は欠かせません。教育委員会の後押しで日常的に学生が学ぶ場を提供してくださる,そのご支援をいただくことが非常に大きいと思っています」と述べ,締結式は無事終了しました。
なお,今後の個別事案の具現化等については,双方の関係者で構成される連携推進協議会で検討していくこととなっています。
(教育創造開発機構運営課 地域連携担当係長 張山吉野)
2014年7月28日 カンボジア国立教育研究所と学術交流協定締結
2014年08月12日
本学はカンボジア国立教育研究所との学術交流協定を7月28日(月),本学で締結しました。調印式には,後藤ひとみ学長をはじめとする役員,国際交流センター関係者と関係教員,国立教育研究所からはSieng Sovanna所長,Dy Bonna副所長,事務担当者Mam Chansean氏,来賓として市橋克哉名古屋大学副総長と堀浩樹三重大学理事?副学長が出席しました。
本学は,過去に数学教育?理科教育講座による理数科教育支援や,国費と愛知県費による留学生の受け入れ等によりカンボジアの教育支援にかかわった経緯があります。これまでに受け入れたカンボジア人留学生は,今回来日したSovanna所長とChansean氏を含む11人で,現在その大半が同研究所教職員として,カンボジアの教育界における中心的な役割を担っています。
昨年度より名古屋大学および三重大学との三大学連携事業「アジアを中心とする国際人材育成と大学間連携による国際化の加速度的推進」を実施しており,本学は同研究所との関係強化と教育支援や学生交流等を通じた両国の教育発展を目的として「カンボジア国への教育人材支援プロジェクト」の実施を決定し,今回の協定締結に至りました。
同協定に基づき,本学は今年度から年に2人の同研究所教員を受け入れます。教員は,最初の1年間(今年度は半年間)は研修生として,その後2年間は正規大学院生として本学指導教員の下で学術研究活動をし,帰国後は後輩の指導に当たりカンボジアの教育人材の質の向上を目指すこととなります。
これと平行して,本学はカンボジア教育省から子どもの健康教育支援についても要請を受けており,養護教育講座の教員を中心としたチームが,早ければこの年末に現地での事前調査に着手する予定です。
(教育創造開発機構運営課 国際交流担当 宮内春菜)
2014年7月25日~8月7日 ガラス作品展
2014年08月12日
造形文化コースでガラス工芸を専攻する学生による「ガラス作品展」が7月25日(金)~8月7日(木),附属図書館アイ♥スペースで行われました。学生や研究生など10人の15作品が並び,来場者の目を楽しませました。
展示されたのは,4年生,大学院2年生,研究生の計10人が前期に制作したオブジェや器など15点。球体を組み合わせたり,縄のようにひねって勢いよく伸ばしたりと,さまざまに変化するガラスの特性を生かしたユニークな作品が並び,26日(土)のオープンキャンパスに訪れた高校生からは「どうやって作ったのか不思議。学生がこんな作品を作れるのはすごい。私も挑戦してみたい」と感想が聞かれました。
作者の学生は「思うようにならないのがガラスの面白さ。動いているようで,ちょっと植物にも見えるなど,見方はいろいろ。美術館に行かなくても,この場で見てもらえるので,作品からいろいろ感じてもらえたら嬉しいですね」と話していました。
29日(火)には,ガラス造形を指導する佐々木雅浩准教授(美術教育)やガラス専攻の学生による講評会が行われ,それぞれの作品を紹介し,今後の制作方針について意見を交わしました。
2014年7月23日 インターナショナルナイト2014
2014年08月19日
夏恒例の「インターナショナルナイト2014『流しそうめん大会』」を7月23日(水)午後5時から,本学国際交流会館で開催しました。このイベントは,国際交流センターが主催,国際交流ボランティア学生(留学生との交流や留学生活の支援などを目的に,国際交流センターが募集する日本人学生)が企画を担当するもので,留学生に日本の文化を紹介し,体験を通じて互いの交流を深めることを目的に毎年実施しています。
当日は,暑さの中で留学生と日本人学生が一緒に,朝から準備に取りかかりました。行事本番には,同日から始まった国際交流センター主催のサマースクールの参加者7人のほか,準備に参加できなかった学生,菅沼教生理事(研究?附属学校担当)や清水秀己国際交流センター長をはじめとする教職員など総勢70人が参加しました。菅沼理事のあいさつ,前期で帰国する8人の特別聴講生(交換留学生)とサマースクール参加者が紹介された後,流しそうめんが開始されました。
留学生たちは,歓声を上げながら流れてくるそうめんを箸でつかもうと必死に追いかけていました。続いて,スイカ割りも行われ,留学生と日本人学生は一つのすいかを割ろうと一緒になって声を張り上げていました。日本の夏の風物詩である流しそうめんとスイカ割りを大いに楽しみ,留学生と日本人の友好が深まる有意義な1日となりました。
国際交流センターHPには,インターナショナルナイトの写真を多数掲載しています。ぜひご覧ください。
(教育創造機構運営課 国際交流センター 伊藤英作)
2014年7月23日~28日 サマースクール2014を開催
2014年08月19日
本学国際交流センターでは,「サマースクール2014」を7月23日(水)~28日(月)に実施しました。この行事は,本学と学術交流協定を締結している11カ国20大学等の学生が体験?見学を通じて,日本語や日本文化の理解を深めることを目的としたものです。国際交流センター専担教員の北野浩章教授(日本語教育)が中心となって企画を担当し,本年度は,ブラジル,タイ,香港,台湾から計7人の学生が参加しました。
23日には開講式を実施し,清水秀己国際交流センター長のあいさつに続き,北野教授があいさつと日程の説明?諸注意,大学紹介等を行いプログラムがスタートしました。参加学生たちは,お昼には後藤ひとみ学長との昼食会に参加し,学長をはじめ,菅沼教生理事(研究?附属学校担当),清水国際交流センター長と歓談しました。夕方には,同センターが主催する「インターナショナルナイト2014」に参加し,本学に在籍する留学生や教職員,日本人ボランティア学生と交流をしました。多くの留学生?日本人学生との交流を楽しみながら,日本の夏の風物詩である流しそうめんやスイカ割りを体験し,有意義な時間を過ごしました。
翌日以降は,基本的な日本語や書道?茶道などの日本文化を本学の学生(書友会および茶道部)と交流しながら学びました。書道体験では,自分の好きな漢字や自分の名前を一生懸命書き上げ,茶道体験では,苦い抹茶に顔をゆがめたり,慣れない正座に足がしびれたりしながらも,日本の伝統文化を積極的に体験していました。
また,教職員や日本人ボランティア学生,交換留学生の引率の下,犬山城や徳川美術館,トヨタ産業技術記念館や名古屋市科学館などでの学外研修も実施しました。
参加学生たちは,興味深そうに写真を撮ったり,説明に熱心に耳を傾けて,日本の歴史や産業技術について知識を深めました。
6日間という短い期間ではありましたが,参加学生たちは日本に対して興味を深めたようで,「次は愛知教育大学に交換留学し,もっと長く滞在したい」と口をそろえて言っていました。このプログラムをきっかけに,本学への留学を目指す学生が増えることが期待できそうです。
(教育創造機構運営課 国際交流センター 伊藤英作)
2014年7月30日 グローバル授業で留学生アリシアさんが発表
2014年08月21日
海外からの留学生らによる「グローバル授業」を7月30日(水)のランチタイムに,第二人文棟日本語教育第一演習室で開催しました。今回は米国ボールステート大学からの留学生のアリシア?ヘンマンさんが愛知教育大学での1年間の留学生活を振り返り,留学生活で学んだこと,楽しかったことや辛かったこと等について話しました。アリシアさんは,イマージョンルームのピア?サポーターとして英会話の練習やアメリカ文化の紹介に貢献してくれました。以下は,アリシアさんからみなさんへのメッセージです。
(日本語教育講座 稲葉みどり)
My stay here at Aichi University of Education has been one of the best experiences of my life. I've been able to learn not only a lot about Japanese culture, but I've also learned about my own too. My stay in Japan has helped me learn Japanese and I've been able to participate in many things to give me many life experiences. Events such as Global Jugyo and school visits gave me experience to share my culture with some of Japan. Participating in the English Immersion room was also a fun way to help students practice their English and helped me learn how to get people to talk and become comfortable speaking in a new language.
I was also able to travel a lot of Japan with my friends I've made here. The friends that I've made here I'll never forget and hopefully I'll be able to travel the world to meet my worldwide friends one more time. I want to thank everyone here for helping me during my stay. I'll never forget my time here because of you!
(Alicia Henman)
2014年8月3日 第2回愛教送球祭を開催
2014年08月21日
中学生を対象にしたハンドボール指導交流会「第2回愛教送球祭」を8月3日(日),本学グラウンドで開催しました。山下純平(保健体育)ゼミの学生を中心に企画?運営を行い,ハンドボール部員が指導に当たりました。
当日の参加者は,選手,山下純平ゼミ学生スタッフ,OB?OGのスタッフを含め,昨年の100人を大きく上回る230人という大規模なものとなりました。内容は,初心者にとって大切な技術指導を中心に交流試合などハンドボールの楽しさを味わえるように行いました。
終日,とても暑い1日でしたが,中学生は最後まで元気よくハンドボールに取り組んでいました。大学生も非常に良いハンドボールの指導経験になりました。来年以降も継続的に開催していきたいと思っています。
(保健体育講座 講師 山下純平)
2014年8月6日 平成26年度附属学校の安全対策に関する研修会を開催
2014年08月21日
本年度の附属学校の安全対策に関する研修会を8月6日(水)午後1時から,本学の第一会議室で開催し,7附属学校園の校長,教員,大学関係者,保護者等145人(前年度129人)が参加しました。同研修会は,2001年6月に起きた大阪教育大学附属池田小学校での殺傷事件を契機に,本学附属学校における児童,生徒等の安全対策のために附属学校教員向けに開催しているものです。今年度は,後藤ひとみ学長からの提案で,昨今問題となっている「食物アレルギー」について,アレルギーに関する専門家で,小児科医として活躍されている藤田保健衛生大学の柘植郁哉教授を講師に招いての開催となりました。
研修会に先立ち,後藤ひとみ学長があいさつ,菅沼教生理事(附属学校担当)から講師の略歴の紹介があり,柘植教授から「学校での食物アレルギーの対応について」の講演をいただきました。
柘植教授は緊急時の対応や事故の事例等を説明し,「現場での迅速な対応が大切です。何より子どもの命を最優先させてください」などと述べました。
小児科医でありアレルギー専門家として,常日頃から子どもたちに直に対応されている柘植教授による講演ということもあり,参加者も熱心に聞き入り,講演後には参加者から,アレルギーによるショック症状の対処の方法などについての質問が相次ぎました。
最後に,菅沼理事から講師や参加者への謝辞とともに,「食物アレルギーに関する学術的なご説明から,具体的な学校での対応についてご説明いただいた有意な講演でした。ぜひ学校現場で生かしていただきたい」とあいさつがありました。
(附属学校課長 兵頭利和)