News & Topics:2018年02月掲載分
2018年1月17日 平成29年度危機管理セミナー(防災)を開催
2018年02月 1日
1月17日(水),本学にて危機管理セミナーを開催し,本学の教職員のほか,他大学の教職員,地域住民を含めて136人が参加しました。
この危機管理セミナーは,発生することが予想される東海地震および東南海地震への安全対策や防災などの安全管理にかかわる諸活動として,全構成員に対し危機管理意識の徹底を図ることを目的に開催しています。
開催にあたって,危機管理室長の上口孝之事務局長から「災害に対して一番大切な命をどう守るか,どう取り組むかを考える機会にしていただきたい」とあいさつがありました。
今回は,名古屋地方気象台東海地震防災官の名倉賢哉氏が講師となり,講演が行われました。講演では,国内で起きた主な地震?津波災害の特徴をはじめ,東海地方の被災が懸念される南海トラフ巨大地震に関して,地震発生の概要,想定される震度,津波の高さのほか,南海トラフ沿いで異常な現象が観測された場合の臨時情報発表が開始されたことなどについて説明されました。また,緊急地震速報の警報音は雑音の状況や年齢にかかわらず,気づきやすいよう特別に作られた音であることの紹介や津波から身を守るためには,警報が解除されるまで高い所に避難を続けることなどが解説されました。
(総務課 危機管理係 専門職員 伊藤純一)
2018年1月29日 井ケ谷幼稚園で「わくわくシアター」を実施しました。
2018年02月 6日
1月29日(月)に,刈谷市立井ケ谷幼稚園で幼児教育選修3年の学生が「わくわくシアター」を実施しました。「わくわくシアター」は,脚本,音楽,演奏,演技,衣装制作,大道具制作の全てを幼児教育選修の学生が考えて実施するミュージカルです。授業科目「基礎技能IIA」の一環で,学生たちは6月までにミュージカルを作成し,幼稚園などで年7~8回の公演を行います。
以前は大学から公演依頼をしていましたが,幼稚園などの先生方の間で,口伝えでうわさが広まって,公演依頼が来るようになり,4年前に「わくわくシアター」と命名しました。
井ケ谷幼稚園での公演は,1月のお誕生日会のお楽しみとして実施されました。「ななちゃんとひみつのせかい」というタイトルのこのミュージカルは,お誕生日を翌日に控えた5歳のななちゃんに起こる不思議な一夜を描いた,歌あり,ダンスありの楽しい作品です。公演時間は40分と子どもにとっては比較的長めであるにもかかわらず,学生たちの工夫された脚本と演技に,子どもたちの集中力は最後まで途切れること無く,身を乗り出して見入りました。子どもたちは終わった後も出演者の台詞を真似するなど,たいへん楽しんだ様子でした。
このミュージカルは,公演する学生たちにとっては,劇に対する反応を通じて,子どもたちの1年の発達を知る良い機会となっています。また,子どもたちが集中して最後まで劇を見ることができるよう,子どもたちの反応を観て,学生たちは公演ごとに台詞の追加などを実施しているとのことです。
(広報?地域連携課 広報?渉外係長 古田紀子)
2018年1月26日 両立支援ランチトークを開催
2018年02月 8日
1月26日(金)12時30分~13時30分に,本部棟第三会議室において,両立支援ランチトークを開催しました。本学では次世代育成支援行動計画を定めており,子育ておよび介護を担う労働者の両立支援を軸として,現在は第四期期間中です。今回,この両立支援制度をさらに利用しやすいものとするために,男女共同参画推進オフィス主催で「子育てランチトーク」を開催しました。
働き方の多様化が進み,雇用形態も目まぐるしく変わる中,日ごろ考えている「仕事」と「子育て」,いわゆる「ワークライフバランス」を共有し,大学全体の子育てを考えていくことを主題に,働きやすい職場環境について,総勢16人の参加者が活発に意見を交わしました。その他,教員や男性職員から,家庭での家事負担や考え方の意見交換などざっくばらんな話題もあり,会は盛況のまま終えました。
今後は,この会の意見を尊重し,男女共同参画推進オフィスとして,誰もが個性と能力を発揮できる職場?仕事と子育て?介護などのワーク&ライフを実現できるよう取り組んでいきたいと思います。
(幹事:施設課 電気係 大河内堅)
2018年1月分 本学掲載の新聞記事紹介
2018年02月 8日
2018年1月に掲載された新聞記事は8件,テレビ番組は3件,雑誌は3件です。
このほかに紹介された記事等あれば広報まで情報をお寄せください。
新聞記事
- 「年頭所感 わが校の抱負を語る2018年注目の中部の大学」で後藤学長の所感が掲載
【1月3日(水) 朝日新聞】
- こころの健康講座(講師は教職大学院 川北稔准教授)の告知
- 県内の高校生が本学ほか県内の6大学で受講していた「知の探究講座」の発表会が開かれた。
- 江戸時代の「会読」について,社会科教育講座前田勉教授のコメントが掲載
【1月9日(火) 読売新聞朝刊】
- いちのみやタワーパークマラソンで,保健体育専攻3年で陸上部の五島汐梨さんが,マラソン10km一般女子?高校生~29歳の部で優勝
- 豊川市立一宮西部小学校で行われた英語の特別授業について,教職実践講座 高橋美由紀教授のコメントが掲載
【1月13日(土) 東愛知新聞】
- 半田東高校が「教育コース」新設で本学と連携
- 美術教育講座 浅野和生教授が,名古屋市美術館で開催中の「シャガール展」を批評
テレビ番組
- 1月15日(月)放送 CBCテレビ「イッポウ」
1月15日(月)放送 メーテレ「UP!」
1月15日(月)放送 キャッチネットワーク「KATCH TIME30」
爆破予告電話関連のニュース報道
- 1月15日(月)放送 キャッチネットワーク「KATCH TIME30」
大学入試センター試験 本学で約3,000人が受験
- 1月29日(月)放送 キャッチネットワーク「KATCH TIME30」
美術教育講座 鷹巣 純教授がテレビ生出演
「おしえてマイティーチャー」のコーナーに鷹巣教授が生出演し,「2月3日は節分 鬼の世界へようこそ」と題して,スタジオで「鬼と地獄の世界」について話しました。
雑誌
- 日本教育新聞社発行「週刊 教育資料№1458」
日本教育新聞社発行「週刊 教育資料№1462」
教職実践講座 高橋美由紀教授が下記の本に書評を寄せています。
「先生のための小学校プログラミング教育がよくわかる本」利根川裕太?佐藤智 著
「純ジャパニーズの迷わない英語勉強法」上乃久子 著
- 刈谷駅前商店街振興組合発行フリーペーパー「情報誌AQUA」
初等教育教員養成課程美術選修,現代学芸課程造形文化コース在籍の学生の作品が紹介されました。
※これらの作品は,刈谷駅北口の展示台に展示されています。
(広報?地域連携課 広報?渉外係 飯濱美樹)
正規教員就職者数8年連続全国1位を達成!
2018年02月16日
2月7日(水)に文部科学省より「国立の教員養成大学?学部(教員養成課程)の平成29年3月卒業者の就職状況等について」が発表されました。
本学の教員養成課程における正規採用教員就職者数は299名で全国1位,臨時的任用を含めた教員就職者数は453名でこちらも全国1位という結果でした。ランキングが全国1位となったのは正規教員就職者数で8年連続,教員就職者数では6年連続です。
本学では入学時から就職への支援を段階的に行っています。教員就職を専門に支援するスタッフの教員就職特任指導員が常駐し,特に3年生からは講義,面接指導,小論文指導,相談業務など充実した内容によるサポートを行っています。今後も質の高い教員の輩出に向け,支援を続けていきます。
(キャリア支援課 教員就職支援係長 島村瑞穂)
2018年2月15日 音楽教育講座「冬の第九演奏会」を開催しました。
2018年02月19日
2月15日(木)に,音楽棟演奏室において「冬の第九演奏会」が開催されました。この演奏会は,後期に開講している授業,感性創造「ベートーヴェン第九4楽章の合唱を歌おう」の成果発表で,2014年度から始められ,今回で4回目となります。
指揮者に音楽教育講座の橋本剛准教授を,ピアノに非常勤講師の奥村理恵先生を迎え,数学,情報,美術,国際文化といった,音楽の専攻ではない学生たちが半期をかけて練習を積んできた成果を披露しました。昨年まではソリストも教員が担当していましたが,今年はアルトを非常勤講師で当授業担当の三輪陽子先生がつとめた以外は,大学院生が担当しました。
観客でいっぱいとなった会場に,最初は緊張している様子の学生たちでしたが,演奏がはじまると,みな非常に良い表情で伸びやかに歌いました。会場は学生たちによる大合唱が力強く響き渡って,観客も一体となって歌声に聞き入り,演奏後は大きな拍手が送られました。観客からは「生の合唱で感動しました。独唱と合唱が響き合い,友の輪になって,歓喜に満ちた表情がとても印象的でした」という感想もきかれました。カリキュラム変更に伴い,この発表会は今回で最後となる見込みですが,それにふさわしい素晴らしい成果発表となりました。
(広報?地域連携課 広報?渉外係長 古田紀子)
2018年2月14日 第14回アカデミックカフェを開催しました。
2018年02月22日
2月14日(水)17時15分から教育未来館3階多目的ホールにおいて,社会科教育講座 岩崎公弥特別教授を講師として,第14回アカデミックカフェを開催しました。
今回は「尾張藩士水野岷山の治水思想について」をテーマに講演が行われました。
講演の導入部分では,地元でもあまり知られていない尾張藩士の水野岷山(みんざん)について,歴史環境学などの視点から研究することにした経緯の説明や,古地図を用いて,江戸時代の庄内川の氾濫状況,周辺の歴史?自然背景などについて説明がありました。また,洪水を起こしやすい川としての天井川形成メカニズムなどについて,受講者がイメージしやすいように,地形図や現在の現場写真資料を提示しての説明がありました。
次いで「岷山先生治水伝」に記載されている項目や内容を読み解きながら岷山の治水思想が分かりやすく解説されました。その内容は,現代の治水に通ずるもので,短期的?長期的な対策や,現在,建設運用されている愛知用水と同じ水利構想,「猿尾(さるお)」を構築し水勢を利用して州浚い(すざらい)するアイデアなどが記されており,莫大な経費や人力を必要とする治水について,自然の力を利用するコストパフォーマンスを考えた方策や治水の根本策として山に木を植える治山の必要性が説かれるなど感心させられるものでした。
参加者からは,水害に対する当時の人の意識についての質問や「大変面白く興味のある内容でした」との感想もあり,約2時間の講演を終了しました。
当日の講演内容の概要については,本学ホームページの「特色ある研究,研究集会,受託研究の紹介」に公開しています。
- 関連リンク
特色ある研究,研究集会,受託研究の紹介
(広報?地域連携課長 加藤 昌)