2018年1月17日 平成29年度危機管理セミナー(防災)を開催
2018年02月01日
1月17日(水),本学にて危機管理セミナーを開催し,本学の教職員のほか,他大学の教職員,地域住民を含めて136人が参加しました。
この危機管理セミナーは,発生することが予想される東海地震および東南海地震への安全対策や防災などの安全管理にかかわる諸活動として,全構成員に対し危機管理意識の徹底を図ることを目的に開催しています。
開催にあたって,危機管理室長の上口孝之事務局長から「災害に対して一番大切な命をどう守るか,どう取り組むかを考える機会にしていただきたい」とあいさつがありました。
今回は,名古屋地方気象台東海地震防災官の名倉賢哉氏が講師となり,講演が行われました。講演では,国内で起きた主な地震?津波災害の特徴をはじめ,東海地方の被災が懸念される南海トラフ巨大地震に関して,地震発生の概要,想定される震度,津波の高さのほか,南海トラフ沿いで異常な現象が観測された場合の臨時情報発表が開始されたことなどについて説明されました。また,緊急地震速報の警報音は雑音の状況や年齢にかかわらず,気づきやすいよう特別に作られた音であることの紹介や津波から身を守るためには,警報が解除されるまで高い所に避難を続けることなどが解説されました。
(総務課 危機管理係 専門職員 伊藤純一)