News & Topics:2016年01月掲載分
- 2015年12月5日 eスクールステップアップ?キャンプ東日本大会in東海を開催
- 2015年12月14日 若手事務職員を対象とした「図解思考力向上研修」を実施
- 2015年12月2日 後藤学長,白石理事が斎藤参議院議員事務所を訪問し意見交換
- 2015年12月6日 白石理事(総務?財務担当)が青山衆議院議員事務所を訪問
- 2015年12月13日 第39回冬の子どもまつりを開催
- 2015年12月16日 大学間連携共同教育推進事業外部評価委員会を開催
- 2015年12月19日 文部科学省発達障害理解推進拠点事業「発達障害を巡る現代社会シンポジウム」を開催
- 2015年12月22日 リオデジャネイロ五輪出場を決めた女子7人制ラグビーメンバー 本学卒業生 兼松由香さんが本学を訪問
- 2015年12月25日 大西健介衆議院議員が本学を訪問し,後藤学長らと懇談
- 2015年12月12日 「外国人児童生徒学習支援プロジェクト」講演会を開催
- 2015年12月16日 愛知教育大学?愛知県内教育委員会地域教育連携推進協議会を開催
- 2015年12月18日 愛知県ユネスコスクール指導者交流会を開催
- 2015年12月19日 「教員養成大学の学生のための医教連携による『発達障害児者の医療』フォーラム」を開催
- 2015年12月9日 愛知県内の国立大学4学長と愛知県知事との座談会を開催
2015年12月5日 eスクールステップアップ?キャンプ東日本大会in東海を開催
2016年01月 5日
平成27年度文部科学省委託「ICTを活用した教育推進自治体応援事業」の一環として,一般財団法人日本視聴覚教育協会および日本視聴覚教具連合会の主催,文部科学省の共催,各教育委員会および本学等の後援による「eスクールステップアップ?キャンプ東日本大会in東海」を,12月5日(土)本学教育未来館を会場として開催しました。
この大会は,学校現場でICT機器を活用した新しい教育の方法を考えることをテーマに開かれ,県内外から約400人以上の教育関係者の参加がありました。
当日は,午前中に開会式が行われ,主催者として一般財団法人日本視聴覚教育協会会長 生田孝至氏が,後援者として愛知県教育委員会義務教育課長 高田和明氏,名古屋市教育委員会教育次長 西淵茂男氏および後藤ひとみ学長があいさつをしました。引き続き,文部科学省生涯学習政策局情報教育課 新津勝二情報教育振興室長の基調講演が行われました。午後からは,講義?演習1本,模擬授業1本,ワークショップ2本,デジタルポスターセッション(事例発表)8本と,さまざまな形態による幅広い内容のプログラムが教育未来館の1階から3階で繰り広げられ,参加したICT教育のリーダーたちが,実践的なICT教育の取り組みを熱心に習得している様子が見られました。
また,本学からは情報教育講座の江島徹郎准教授と梅田恭子准教授が講義?演習の協力大学担当者として参加し,附属名古屋中学校の秋田英彦教諭と後藤俊輔教諭がデジタルポスターセッションでの事例発表を行いました。
なお,企業27社による展示ブースも設置され,参加者は最新のデジタル教材やICT機器を興味深そうに見て回り,企業担当者に質問していました。
(総務課 総務担当係長 原田佳秀)
2015年12月14日 若手事務職員を対象とした「図解思考力向上研修」を実施
2016年01月 5日
12月14日(月),若手事務職員を対象とした「図解思考力向上研修」を第五会議室で行いました。
この研修は,学外講師を招き,図解化の手法に加え,そのベースとなるロジカルシンキング(主張?論拠?つながり)の基礎を学び,演習のテーマを通して「文字情報の整理方法」と「数値データの読み取り方と整理方法」を実践し,情報を一目で分かりやすく伝えるための図解化のスキルを習得することを目的として新規に実施を計画したもので,20人の定員を大きく超えて36人が参加しました。
研修は,講義のほかにグループワークも多く取り入れられ,講師とのやり取りでは参加者の笑いもわくなか,ワークショップを通して,実際に手法を活用してイメージすることができたなどの参加者の声もあり,有意義な研修となりました。
(総務企画部 人事労務課副課長 丸山祥弘)
2015年12月2日 後藤学長,白石理事が斎藤参議院議員事務所を訪問し意見交換
2016年01月 6日
12月2日(水)に後藤ひとみ学長が名古屋市中川区の斎藤嘉隆参議院議員(愛知,文教科学委員会理事)の事務所を訪問し,今般,財務省の諮問機関である財政制度等審議会において示された国立大学法人運営費交付金削減,義務教育等教職員定数の削減等について,意見交換を行うとともに,本学の状況を説明しました。
後藤学長から資料により説明を受けた斎藤議員は,幅広く豊富な情報をお持ちで,国立大学の疲弊に理解を示され,本学のOBでもある同議員は,国立大学の将来について心配されました。
併せて,施設の老朽化,新課程設置に向けての進捗などについても説明し,予定を大幅に超える1時間20分という時間,終始なごやかな雰囲気の中,充実した意見交換をしました。
この意見交換を受け,特に施設の老朽化について改めて説明を聞きたいと斎藤議員からの要望があり,12月10日(木),白石薫二理事(総務?財務担当)?副学長?事務局長が同議員の国会事務所(参議院議員会館)を訪問し,老朽化が進んでいる本学施設の状況について詳細に説明を行いました。
斎藤議員は資料を読み,時折深く頷きながら,国立大学が施設の老朽化への対応に苦慮していることがよくわかった,改善に取り組んでいきたいと話されました。
(総務課 副課長 佐藤重成)
2015年12月6日 白石理事(総務?財務担当)が青山衆議院議員事務所を訪問
2016年01月 6日
12月6日(日),白石薫二理事(総務?財務担当)?副学長?事務局長が岡崎市の青山周平衆議院議員(愛知比例,文部科学委員会委員)の事務所を訪問し,今般,財務省の諮問機関である財政制度等審議会において示された国立大学法人運営費交付金削減,義務教育等教職員定数の削減等について,意見交換を行うとともに,本学の状況を説明しました。
青山議員は,大学の現状をよくご存じで,教育は国にとって重要であり安定的な予算措置が肝要との認識を示され,さらに,チーム学校の必要性と,その法的裏付けの重さについても述べられました。
1時間を超える訪問となり,教育に係る背景や本学の実情について理解をいただくことができたと思います。
(総務課 副課長 佐藤重成)
2015年12月13日 第39回冬の子どもまつりを開催
2016年01月 6日
「第39回冬の子どもまつり」が12月13日(日),本学構内で開催され,299人の子どもたちが来場,25人の学生が参加し,ゲームやイベントを一緒に楽しみました。当日は早朝雨天だったものの,午前9時からの受付前には雨も上がり,時折晴れ間ものぞく程天候も回復しました。
子どもたちは,受付でもらったパンフレットを持ち,入場名札を首に掛け,子どもまつりの学生実行委員から落とし物をした時や体調が悪くなった場合,また危険場所の立ち入り禁止区域や,迷子になった際の注意事項等の説明を受け,実行委員の案内のもと,それぞれお目当ての企画がある会場へ向かいました。第一共通棟の1?2階の教室,附属図書館前の広場などでは,学生たちが子どもたちのために考えたオカリナ教室,ミニゲーム,バルーンアート,クリスマスのかざり作り,人形劇などの楽しい催し物が繰り広げられました。
寒空の中,子どもたちはあちらこちらの会場へと元気よく走り,そして楽しんでいました。また子どもたちと接する学生たちも,子どもたちに負けないよう元気に楽しく,また子どもたちに楽しんでもらえるよう真剣に取り組んでいました。
(学生支援課 課外教育担当 大塚稔宜)
2015年12月16日 大学間連携共同教育推進事業外部評価委員会を開催
2016年01月14日
12月16日(水)16時30分より名古屋都市センター会議室を会場として本事業の外部評価委員会を開催し,外部評価委員として委嘱した名古屋市教育委員会教育長 下田一幸氏,静岡大学教育学部長 菅野文彦氏,刈谷市副市長 鈴木直樹氏および,本学から後藤ひとみ学長,菅沼教生理事(研究?附属学校担当)?副学長,白石薫二理事(総務?財務担当)?副学長?事務局長,本学本事業担当者ならびに連携大学(愛知県立大学,名古屋学芸大学,桜花学園大学,名城大学)から担当者が出席しました。
はじめに後藤学長のあいさつがあり,次いで外部評価委員に対して各プログラム担当の本学教員から本事業の実施状況等の説明を行いました。
引き続き,外部評価委員からの「現在の学校現場ではさまざまな出身大学の教員が配置されており,学生時代から他大学の学生と交流することは将来的に有意となること」「双方向での遠隔授業について一層の推進を図ること」「eラーニング活用による学校図書館司書教諭の拡充に向けた養成を行うこと」などの意見を基に,外部評価委員と事業担当者との質疑応答を行い,本委員会を終了しました。
(研究連携課 副課長 加藤信也)
2015年12月19日 文部科学省発達障害理解推進拠点事業「発達障害を巡る現代社会シンポジウム」を開催
2016年01月14日
12月19日(土)に本学教育未来館において,平成27年度文部科学省委託事業「発達障害理解推進拠点事業」の一環で「発達障害における現代社会シンポジウム」を開催しました。後藤ひとみ学長からのあいさつ,司会の祖父江典人(教育臨床総合センター長?教職臨床学講座)教授から趣旨説明が行われたのち,児童精神科医?臨床心理士?現職教員のシンポジストによる話題提供がありました。
シンポジスト
- 「発達障害を巡る『昔』と『今』~臨床経験主義の立場で~」(共和病院名誉院長児童精神科医 榎本 和 医師)
- 「発達障害と子ども虐待~病院臨床心理士の立場から~」(学校教育講座 下村美刈 教授)
- 「発達障害と不登校」(豊明市教育委員会 小崎 真 指導主事)
その後,飯塚一裕講師(障害児教育講座),弓巾信明教諭(豊明市立豊明中学校特別支援コーディネーター)を指定討論者にし,シンポジストを交えたディスカッションが行われました。参加者は教育委員会?学校教職員,大学院生など43人。
発達障害の現代的課題として,子どもの発達的要素ばかりでなく取り巻く環境や社会変化の要因も大きいこと,学校?家族?医療機関?行政とのネットワーク構築の必要性があげられました。また,発達障害を広く社会との連携を視野に入れることの重要性を実感できる機会となりました。
(教育臨床総合センター長 祖父江典人)
2015年12月22日 リオデジャネイロ五輪出場を決めた女子7人制ラグビーメンバー 本学卒業生 兼松由香さんが本学を訪問
2016年01月14日
女子7人制ラグビーアジア予選の香港,日本両大会で優勝し,2016年に開催されるリオデジャネイロオリンピックのアジア地区代表として出場を決めた女子7人制ラグビーメンバーの本学卒業生兼松由香さんが本学を訪問しました。
兼松さんは本学の初等教育生活?スポーツ系体育専攻を平成17年に卒業し,現在33歳。8歳の子どもを持つママさん選手としてマスコミにも取り上げられています。
訪問では,アジア予選で獲得したメダルを持参し,後藤ひとみ学長と懇談をしました。練習量の多さと,とにかく接触プレーが多いだけに,けがをしないように続けていくことの大変さについて話題にし,今後の目標を聞くと,「リオに行く前にまずは世界のベスト4に勝ちたい」と述べました。
後藤学長との懇談後には,引き続き,新聞記者からのインタビューが始まり,本学在学中は,男子ラグビー部にグラウンドを使わせてもらって自主トレーニングをしたことがひとつの土台になっていることを話し,また,優勝してリオの切符をつかんだ瞬間の感想については,「5年前からずっと目標にしていただけに,正直ホッとした。これで日本の女子ラグビーがようやくスタートラインに立てた。オリンピックに出られるチャンスが選手みんなにあるということで安心した」と,「ONE FOR ALL ALL FOR ONE」の精神を感じさせ,そして日本代表として女子ラグビー界をけん引してきたベテランの風格を感じさせるコメントでした。
最後に後藤学長は「最終的にリオデジャネイロ五輪に出場できるようにけがをしないように頑張ってください」と激励の言葉を贈りました。
兼松さんは,"世界で桜満開に"と書き込んだ色紙を本学に贈呈し,大学を後にしました。兼松さんの功績をたたえ,またさらなる飛躍を期待して,母校である愛知教育大学としても,今後,声援を送っていきたいと思っています。
学生のみなさんも同窓生として兼松さんを一緒に応援していきましょう。
(総務課 広報?渉外担当係長 繁野 哲)
2015年12月25日 大西健介衆議院議員が本学を訪問し,後藤学長らと懇談
2016年01月14日
大西健介衆議院議員(愛知県第13区)が,12月25日(金)に本学を訪問し,後藤ひとみ学長,菅沼教生理事(研究?附属学校担当)?副学長および白石薫二理事(総務?財務担当)?副学長?事務局長と,本学を取り巻く現状と課題,本学の概要および大学改革案について,情報交換を行いました。
大西議員は,国会活動の参考にするため,国立大学の現状について把握しておきたかったとのことで,学長等からの説明に対して広い視点から熱心に質問しました。
白石理事の案内による学内視察では,教育未来館で教職大学院の現職教員に対する授業を,担当者の説明を聞きながら興味深くご覧になり,続いて学部の授業を見学後,附属図書館,自然科学棟では,老朽化した建物に驚きの表情を浮かべていました。
約2時間の訪問となり,大西議員には,本学の現状について理解を深めていただけたと思います。
(総務課 副課長 佐藤重成)
2015年12月12日 「外国人児童生徒学習支援プロジェクト」講演会を開催
2016年01月18日
12月12日(土)本学本部棟3階第五会議室において「外国人児童生徒学習支援プロジェクト」講演会を開催しました。
この講演会は,HATOプロジェクトの中の先導的実践プログラム部門の?外国人児童生徒学習支援プロジェクト?として,地域連携センター外国人児童生徒支援部門外国人児童生徒支援リソースルームスタッフが中心となり,毎年プロジェクトに係る講演会を開催しているものです。
今年度は「外国にルーツのある若者の進学?進路問題」をテーマに,講演と発表の二部構成で行われました。
第一部の講演では,宇都宮大学国際学部長である田巻松雄教授から?外国にルーツのある若者の進学?進路問題」や外国人児童生徒支援にかかわる諸問題等についての講演があり,第二部の発表では?幸運な僕」として,宇都宮大学大学院教育学研究科学校教育専攻2年の加藤ジオランデルさんから,外国で生まれ日本で育ち,文化?習慣の違いにより感じたことなど数々の経験談について発表がありました。
当日は,学校現場で外国人児童生徒支援にかかわる先生方や日本語指導を行っている教育関係機関の方々など44人の参加者があり,講演や発表終了後は活発な質疑応答が行われました。
参加された方々からの?自身が向き合っている児童生徒へのかかわり方を考える機会となった?という意見に,スタッフからは「来年度に向けて,より一層充実した活動を進めていきたい」との声が聞かれました。
最後に,外国人児童生徒支援リソースルームを代表して,本学日本語教育講座上田崇仁准教授から?今後の外国人児童生徒支援の活動について皆さま方のご意見を聞きながら,情報発信していきたく,ご協力をお願いしたい?とあいさつがあり,講演会は終了しました。
(研究連携課 社会連携係長 渡邊伸彦)
2015年12月16日 愛知教育大学?愛知県内教育委員会地域教育連携推進協議会を開催
2016年01月18日
12月16日(水)10時から,愛知教育大学?愛知県内教育委員会地域教育連携推進協議会をKKRホテル名古屋「福寿の間」において開催しました。
今回で14回目の開催となった同協議会は,愛知県教育委員会竹下裕隆学習教育部長をはじめ11人の教育委員会関係者と,本学地域連携センター長の白井正康理事(連携担当)はじめ本学関係者13人の合計24人の委員が参加し,地域教育の連携推進に関する協議が行われました。
会に先立ち,白井理事から,教員の資質向上と本学の教員養成の使命や学び続ける教員像について,また,竹下学習教育部長からは,教育委員会が行っている協議会や審議会委員,愛知県総合教育センターでの研修講師や各種研究会への講師派遣等の数々の協力に対してのお礼と,教育の情報化や教員に求められる資質能力の向上の関係で今後も連携を深めていきたいとあいさつがありました。
協議会は,会長に白井理事,副会長に早瀬和利創造科学系学系長を選出した後,白井理事の司会で進められました。議事については,前回議事要録の承認をはじめ,愛知県総合教育センターと本学との連携および本学の地域連携事業について報告した後,地域教育連携に関する当面の課題として,教員のキャリアステージ「学び続けるプレ教師とプロ教師の育成について」をテーマに,活発な意見交換が行われました。
(研究連携課 社会連携係長 渡邊伸彦)
2015年12月18日 愛知県ユネスコスクール指導者交流会を開催
2016年01月18日
12月18日(金),ウインクあいちにおいて,本学,文部科学省および中部大学の主催による「愛知県ユネスコスクール指導者交流会」を開催しました。
本交流会は,文部科学省の「日本/ユネスコパートナーシップ事業」により,ユネスコスクール活動支援の一環として,県内の加盟校における情報共有および交流を深めることを目的に企画したものです。
後藤ひとみ学長から,「ESDは,子どもたちの将来を見通していく上で大事なテーマであり,未来を担うのは子どもたちです。先生方は,指導者として,今後もよりよい実践にご尽力いただけるとありがたい」とあいさつがあり,引き続き,千葉大学エグゼクティブ?アドバイザーの岩本 渉氏から,「これからのESDとユネスコスクール」をテーマに講演がありました。
休憩後,ユネスコスクール実践発表として,岡崎市立男川小学校 稲垣裕子教諭,名古屋市立愛知小学校吉村恵美教諭,本学附属名古屋小学校 祖父江恵栄養教諭,本学附属岡崎中学校 安藤雅也教諭,中部大学第一高等学校 村上哲也教諭より,教科学習,国際理解,食育など各学校のESD活動の発表がありました。
続いて,中部大学 宮川秀俊教授がコーディネーターを担当し,5人の実践発表の先生方を交えて「魅力的な教材開発」をテーマに意見交換会を行い,「ESD活動のテーマ設定の背景」「ESD活動の実施上の課題等」「ESD活動の今後の進め方?発展」について,各学校の状況が紹介され,参加者との質疑応答も行われ,ユネスコスクール間の交流の場として有意義な会となりました。
最後に,白井正康理事(連携担当)が,「普段の授業の中で,どうやってESDの理念を子どもたちに伝えていくのか,その考え方をどう教材に生かしていくか,学校というシステムの中でどういったカリキュラムを作り上げていくかが大事であり,ESDの学びのネットワークを広げていくことが,さらなるESDの発展につながるものと思います」と総括され,交流会を終了しました。
(研究連携課 副課長 前川由光)
2015年12月19日 「教員養成大学の学生のための医教連携による『発達障害児者の医療』フォーラム」を開催
2016年01月27日
12月19日(土)13時より本学本部棟3階第五会議室にて,平成27年度文部科学省委託「発達障害に関する教職員育成プログラム開発事業」の一環で「教員養成大学の学生のための医教連携による『発達障害児者の医療』フォーラム」が開催されました。
現在,小中学校?高校では,通常の学級で学ぶ発達障害児の指導?支援の在り方が検討され,すべての教員が特別支援教育に関する一定の知識?技能を習得することが求められています。教員が学ぶべき領域は,特別支援教育にかかわる教育学や心理学のほか,医学の知識も必要不可欠です。発達障害に関する専門的?実践的な知識を有する教員を育成するプログラムを開発するために,平成27年3月に藤田保健衛生大学と本学が協定を結び,連携して共同研究を進めてきています。
今回のフォーラムでは,本学の学生を対象として,藤田保健衛生大学の医師,臨床心理士の3人の講師から話題提供をいただきました。
藤田保健衛生大学病院小児科医師の石原尚子先生には,「小児科外来における発達障害児の診療の実際」というテーマで,病院の医師と子ども,保護者とのかかわり,学校との連携の在り方に関する提言がありました。
同病院精神科医師の江崎幸生先生には,「思春期?青年期の発達障害者の医療」というテーマで,精神科での発達障害のある青年と医師,家族とのかかわり,学校?社会との連携の在り方に関する提言がありました。
同病院精神科臨床心理士の北島智子先生には,「発達障害者に対する心理臨床」というテーマで,精神科での診療を受診しながら,臨床心理士によるカウンセリングを受ける発達障害のある青年の事例の報告がありました。
講演後は,将来教員を目指す学生と講師との熱心な意見交換が重ねられ,発達障害児や障害が疑われる子どもの幼少期から青年期までを通して,一貫した指導支援の重要性を再認識する機会となりました。今回の研修を踏まえて,次年度以降も,藤田保健衛生大学との連携を深めつつ,今後は発達障害児の事例検討を中心とした,より実践的な研修会の開催を模索していきたいと考えています。
(障害児教育講座 准教授 岩田吉生)
2015年12月9日 愛知県内の国立大学4学長と愛知県知事との座談会を開催
2016年01月29日
12月9日(水) 国立大学4学長(松尾清一名古屋大学長,鵜飼裕之名古屋工業大学長,大西隆豊橋技術科学大学長,後藤ひとみ愛知教育大学長)と大村秀章愛知県知事との座談会を開催しました。
グローバル化や少子高齢化の中,大学には新しい人材を育てるという役割が問われています。愛知県下の国立大学4学長および大村秀章愛知県知事との間で人材育成や産業への貢献の在り方について,活発な意見が交わされました。
この座談会の様子は,中日新聞(平成28年1月4日付け12?13面)に掲載されました。
※本記事は新聞社の確認を得て掲載しています。
(総務課 広報?渉外担当係長 繁野 哲)