News & Topics:2014年12月掲載分
- 2014年10月16日 第7回日韓教育大学学長懇談会に出席
- 2014年10月24日 愛知教育大学学生とミャンマー大学生訪日団が交流
- 2014年10月30日 事務職員研修「簿記3級基礎講習会」修了証書授与
- 2014年11月6日 平成26年度総合防災?防火訓練を実施
- 2014年11月7日 第5回若手職員SD研修会を開催
- 2014年11月12日 秋のランチタイムコンサート
- 2014年11月15日,16日 「秋祭2014」を開催
- 2014年11月20日 平成26年度「科研費」審査委員表彰授与式
- 2014年11月21日 平成26年度愛知教育大学永年勤続者表彰式
- 2014年11月22日 第8回科学?ものづくりフェスタ@愛教大を開催
- 2014年11月19日 エコキャンパス事業「図書館『種』プロジェクト?ワークショップを開催
- 2014年11月19日 2年生就職ガイダンスを開催
- 2014年11月27日 本学大学院生らと文部科学省川﨑拓磨発達障害企画係長と意見交換会を実施
- 2014年12月1日 全国国立教育系大学総務部課長会議を開催
- 2014年12月1日 岡崎地区3附属学校を視察
- 2014年12月3日 エコキャンパスプロジェクト講演会を開催
2014年10月16日 第7回日韓教育大学学長懇談会に出席
2014年12月12日
10月16日(木)日韓教育大学学長懇談会が長野県の野尻湖ホテル「エルボスコ」で開催され,本学から後藤ひとみ学長,清水秀己国際交流センター長(グローバル推進担当副学長)および稲吉隆研究推進部次長が出席しました。
日本側の出席者は,本学の後藤学長をはじめ,11教育大学の学長が出席し,韓国側は韓国教員大学校を除く,10教育大学の総長が出席しました。
懇談会は,日韓における教育制度の現状報告や両国の教育大学が抱える共通の課題についての意見交換および国際交流活動を通じた両国の教育?研究の充実などを目的として,2008年から毎年開催され,今回で7回目を迎えました。
懇談会に先立ち,幹事校である上越教育大学の佐藤芳徳学長および韓国側幹事校の清州教育大学校の金培喆(Kim Bae Cheol)総長のあいさつに続き,文部科学省初等中等教育局教職員課の茂里毅課長からあいさつが行われました。
続くテーマ発表(1)では「教育実習の質の向上について」と題して,日本側からは,上越教育大学の林泰成副学長,韓国側からは,光州教育大学校の李廷先総長が発表を行いました。休息を挟みテーマ発表(2)では「教員養成におけるグローバル人材育成の意義について」と題して,日本側からは,奈良教育大学の長友恒人学長,韓国側からは,京仁教育大学校の李在煕(Lee Jai Hee)総長がそれぞれ発表し,出席者らによる活発な意見交換が行われました。
次回は,韓国の仁川にある京仁教育大学校が主催大学となり,日本側は奈良教育大学が当番校となりました。
(機構運営課 国際交流担当 伊藤 英作)
2014年10月24日 愛知教育大学学生とミャンマー大学生訪日団が交流
2014年12月12日
10月24日(金)愛知教育大学学生とミャンマー訪日団による交流活動を実施しました。訪日団は,日本政府による青少年交流事業(JENESYS2.0)により,大学生25人と引率教員1名が来日。約1週間の日本滞在中,岡崎市内の小中学校への訪問や日本の歴史および伝統文化体験,また同世代の日本人学生との交流やホームステイなどを通じ,日本への理解を深めるとともに,日本と自国の信頼関係の強化を図ることを目的としています。
訪問団は,10月にオープンした教育未来館の多目的ホールで開会式を行い,清水秀己国際交流センター長のあいさつ,英語による本学紹介のDVDを観賞した後,国際交流ボランティア学生の案内でキャンパスツアーが行われました。本学にあるガラス工房の見学では,美術教育講座の佐々木雅浩准教授による説明に興味深く聞き入っていました。また実際に焼けたガラスを吹いて見せると,大きな歓声が上がっていました。
その後,2つのグループに分かれ,一班は,技術教育講座の北村一浩准教授が担当し,本学中等?技術専攻の学生と協力して「ものづくり(熱エンジン)」に挑戦しました。もう一班は,日本語教育講座の北野浩章教授が,日本語教育コースの学生と日本語を使用して交流を図りました。
昼食会の交流では,多くの本学学生や教職員と和やかな雰囲気の中で日本料理を楽しみ,途中のミャンマーの学生によるパフォーマンスでは,芸術大学の学生が,ミャンマー伝統の操り人形を披露。参加した学生や教職員もリズムに乗って器用に操る姿に見とれていました。
また,伝統のダンスでは,本学学生も一緒になって踊るなど,会場が大いに盛り上がりました。
最後に,ミャンマーの訪日団を代表して,学生から今回の交流について,「このような温かいおもてなしをしていただき大変うれしく思います。愛知教育大学の授業に参加したり,大学の普段の様子が見られたり,また,ミャンマーの伝統文化を皆さんに披露でき良かったです。今回の訪問にご尽力いただいた方々に感謝します。ありがとうございました」とのお礼の言葉で今回の交流会を閉めました。わずか半日での交流でしたが,双方の学生にとって貴重な経験となりました。
(機構運営課 国際交流担当 伊藤英作)
2014年10月30日 事務職員研修「簿記3級基礎講習会」修了証書授与
2014年12月12日
10月30日(木)に,本学事務職員を対象に開講された「簿記3級基礎講習会」の受講生に修了証授与が行われました。
今回の講習会は,国立大学法人の会計担当職員として必須な財務?会計知識および能力を習得することを目的として平成26年8月28日~10月30日の期間に全10回開講され,受講生は全員,無事修了しました。
受講生は仕事の合間に講習会場の図書館会議室へ通い,簿記の重要性や基本的な知識を学びました。
最終講義終了後,白石薫二事務局長から修了証書が手渡され,愛知教育大学の職員としてより一層活躍していただきたいと激励の言葉がありました。
(財務企画課 財務総務係長 玉井隆光)
2014年11月6日 平成26年度総合防災?防火訓練を実施
2014年12月12日
本学は11月6日(木)に,平成26年度総合防災?防火訓練を実施し,学生,教職員あわせて約930人が参加しました。
午後3時35分,東海地震予知情報が発表されたとの想定で,後藤ひとみ学長へ佐藤博之総務課長が予知情報発表を報告し,直ちに非常災害対策本部(学生サポートセンター)を設置。後藤学長は,非常災害対策本部にて,理事,学系長,自衛消防隊各班長に対し「各自万全の体制で対応せよ。」と号令をかけ,訓練の総指揮を副本部長の白石薫二総務?財務担当理事に命じました。
白石副本部長の指揮の下,午後3時50分,第一共通棟,第二共通棟で授業を受けていた学生に対する避難指示の放送が流れ,811人の学生がグラウンドに避難しました。授業担当教員は避難状況を確認し,グラウンドに待機していた4人の学系長に報告。その状況は,非常対策本部の避難誘導班長である三宅育夫総務企画部長に無線機で報告され,午後4時15分,防災?防火委員会副委員長の中田敏夫教育?学生担当理事の宣言により学生の避難訓練は終了しました。参加した学生は「先生になったとき,非常事態に適切に判断し,行動できるようになりたい」と述べ,外国人の留学生は「自分の国にはこういう訓練はないので勉強になった。とても意味があることだ」と感心した様子でした。
また,事務職員などによる防災?防火訓練では,午後3時55分に地震発生との想定により,緊急地震速報システムによる訓練用非常放送が流れた後,事務職員全員が非常災害対策本部前に避難,集結。白石副本部長の総指揮および,部課長らが務める各班長の指示により,班員たちは真剣な表情で各自の任務に取り組みました。
一連の訓練の後,災害対策班消火係による消火栓や消火器の操作説明があり,学生,職員が実技訓練を行いました。
最後に,後藤学長が「真剣に訓練に取り組んでもらうには,リアリティのある状況設定が重要。今回の反省点は改善し,いざという時に適切な対応できるよう日ごろから心掛けてください。」と講評を述べ,非常災害対策本部の解除を宣言して,午後4時55分に訓練は終了しました。
(総務課 改革?評価室長 近藤厚子)
2014年11月7日 第5回若手職員SD研修会を開催
2014年12月12日
11月7日(金),本学の係員,主任の若手職員を中心に実施しているSD研修会「仕事を楽しむ会」の第5回目を開催しました。今回は「施設課の業務について」として,加藤正俊施設課長の講演の後,職員でも普段はめったに立ち入ることのない場所の見学会を実施しました。
最初に,加藤施設課長から本学施設課の業務内容の説明をはじめ,昨今の日本を取り巻くエネルギー事情について講演が行われました。
「大学はエネルギー消費量が大変多い。名古屋市で最も二酸化炭素排出量の大きい事業所も大学である」「本学の電気使用量はここ20数年で30%増加した。情報化社会となりパソコンなどの情報機器が普及したことも要因のひとつであろう」といった内容に,業務には欠かせないOA機器も電力使用量増加の一因であると知り,参加者は驚きながら興味深く聞き入っていました。
その後,施設課職員の案内でボイラ設備,共同溝,電気室および教育未来館の屋上を見学しました。ボイラで温めた水蒸気が地下に張り巡らされた共同溝内の暖房管を伝って各建物へ至っていること,拠点の電気室で電圧を変え各建物へ送電していること,教育未来館では太陽光発電設備,屋上緑化および自然換気設備を導入していることなど,実際の設備を目の前に説明を受け,参加者たちは熱心に聞き入っていました。
施設系の業務は大学において特殊な役割を担っていますが,ハード面から大学を支えているということを知ってもらうことができ,有意義な研修会になったと思います。今後も見学会を実施するなど施設業務の「見える化」に取り組みたいと考えています。
(施設課 電気担当 大河内堅)
2014年11月12日 秋のランチタイムコンサート
2014年12月18日
秋のランチタイムコンサートが,11月12日(水)午後零時30分から附属図書館アイ?スペースで開催されました。
ランチタイムコンサートは,本学音楽教育講座の協力により,昼休みのひとときに気楽に生の音楽に触れてもらおうと季節ごとにテーマを決めて企画?開催しています。今回は,本学大学院音楽専攻学生6名によるピアノソロ,アンサンブルの演奏でした。「北村圭祐:こころ~ソプラノとヴァイオリン,ピアノための~」ほか3曲が演奏され,日ごろの練習の成果を発表しました。その素晴らしい演奏に聴き入っていた客席からは,一曲終えるごとに大きな拍手が送られました。
次回,冬のランチタイムコンサートは12月24日(水)午後零時30分から行います。本学音楽教育講座教員による声楽ソロ,ピアノソロ,アンサンブルを予定しています。ぜひお越しください。
(情報図書課 課長 伊藤秀夫)
2014年11月15日,16日 「秋祭2014」を開催
2014年12月18日
11月15日(土),16日(日)の2日間で「VS~愛教 秋の陣~」をテーマに「秋祭2014」が本学で開催されました。
学生のスポーツ祭では,ソフトボールやドッジボールなどが行われ,外の寒さにもかかわらず学生たちの元気な姿が見られました。また,第一体育館,第二体育館を会場にしたバスケットボール,バドミントン,バレーボールの屋内球技大会でも,参加学生たちは周囲の熱い声援に応え,ハッスルプレーにより気持ちの良い汗を流していました。
附属図書館南側には特設ステージがセットされ,音楽演奏を中心にダンスや合気道部の組み手,漫才,アカペラなど,昨年より多い37団体(うちダンスサークルの団体は附属棟2階で実施)の学生たちが日ごろの練習成果を見事に披露しました。
特に,8月に全日本高校?大学フェスティバル神戸大会において全国第3位となった本学ダンス部のパフォーマンスは,完成度の高さに観客も圧倒されていました。附属棟2階では,毎回大人気のダンスサークル飛燕がストリートダンスを披露し,オープニングからの見事な演出に驚かされました。
また,附属図書館前広場にてストラックアウトやボウリングなどのミニゲーム,第一共通棟西側の通りに,たこ焼き,うどん,チュロス,唐揚げ,コロッケなどを販売する店舗や第一共通棟1階の教室内において,アクセサリー雑貨の小物販売,マジックショー,寄席,写真展,アカペラ演奏の企画が展開されていました。
1日目の夕暮れには夜祭企画が始まり,ステージ前は実行委員の学生たちが装飾したイルミネーションで彩られ,いつもの学内とは違うきらびやかな雰囲気が漂っていました。
ステージでは女装?男装のコンテストやステージの上演団体の中から選出されたアンコール演奏が行われました。最後にはビンゴゲーム大会やトーチトワリングの華麗な演技が披露され,会場は参加者の活気であふれていました。
今年も2日間とも天候に恵まれ,約1,000名の来場者がありました。朝方は建物内でも,とても寒く感じ,来客も少ないように思われましたが,徐々に暖かくなるとともに,地域住民の家族連れも多く来学して,盛況のうちに幕を閉じました。
(学生支援課 課外教育担当係長 亀山重人)
2014年11月20日 平成26年度「科研費」審査委員表彰授与式
2014年12月18日
11月20日(木)11時より学長室において「科研費」審査委員表彰授与式が開催され,後藤ひとみ学長から飯島康之教授(数学教育講座)に表彰状と記念品が手渡されました。
独立行政法人日本学術振興会では科学研究費助成事業の審査において第1段審査(書面審査),第2段審査(合議審査)の2段階のピア?レビューによる審査が行われており,毎年審査委員の中から有意義な審査意見を付した審査委員を表彰しています。
今年度は約5,300人の第1段審査委員の中から170人の表彰者が選考され,本学では飯島教授が表彰の対象となりました。
科研費の応募,採択状況については本学においても重要な事項であり,表彰後の歓談では,今後の科研費採択増加に向けた取り組みについて後藤学長と飯島教授,授与式に出席した理事らと意見が交わされました。
(研究連携課 副課長 服部康雄)
2014年11月21日 平成26年度愛知教育大学永年勤続者表彰式
2014年12月18日
11月21日(金)平成26年度の永年勤続者表彰式が10時30分から第五会議室で行われました。今年度は,都築繁幸教授(障害児教育講座),佐藤豊教授(国語教育講座),フレス?アントワーヌ准教授(外国語教育講座),伊藤俊一准教授(情報教育講座),渡邊幹男教授(理科教育講座),遠藤透教授(美術教育講座),上原三十三教授(保健体育講座),鎌田敏之准教授(技術教育講座),板倉厚一教授(家政教育講座),古川ゆう子係長(総務課)の10人が対象者で,表彰式には,そのうち4人が出席。一人ひとりに後藤ひとみ学長から感謝状と記念品が手渡されました。
後藤学長から受彰者に20年の長きにわたる功績への感謝が述べられ,「本学のさらなる発展のためにご尽力をいただきたい」とますますの活躍を期待する言葉がかけられました。
これを受けて,永年勤続者を代表して渡邊教授から表彰に対するお礼と感謝とともに,「地域の大学としてさらなる発展のために尽力したい」と,今後に向けて新たな決意を述べられました。
表彰式終了後には快晴の空の下,出席者全員による記念撮影が行われました。
(人事労務課 労務?福祉担当 鈴木啓亮)
2014年11月22日 第8回科学?ものづくりフェスタ@愛教大を開催
2014年12月18日
11月22日(土)愛知教育大学第一共通棟において,「第8回科学?ものづくりフェスタ@愛教大」を開催しました。
「科学?ものづくりフェスタ@愛教大」は,教育創造開発機構科学?ものづくり教育推進センター主催の科学やものづくりの楽しさを体験してもらうイベントで,今年で8回目となります。学生や教員以外にも附属高校の生徒や近隣の中学校科学部生徒などによる多くのプログラムが実施され,約1,200人の来場者でにぎわいました。
当日は天候にも恵まれ,受付開始前から親子連れなどが続々と来学しました。ファイルボックス,マグネット,キーホルダー,スピーカー,葉脈標本,万華鏡などを作ったり,プラネタリウム,巨大立体地図などを楽しそうに眺めたり,さまざまなブースを親子で巡っていました。
全身がすっぽりシャボン玉に入る体験ができる「シャボンな世界」や手作りホバークラフトに乗ることのできる「空気の力で浮くナゾ」などは,順番待ちができるほどの人気ぶりでした。
また,試験週間と重なったため午前のみの実施でしたが,本学附属高校の生徒や富士松中学校,雁が音中学校,刈谷南中学校科学部の生徒によるブースも大好評でした。
来場いただいた方々のアンケートには「子どもも大人も楽しめる企画が良かった」,「科学とものづくりを楽しく体験することができた」などの肯定的な感想が数多く書かれていました。さらに,科学?ものづくりフェスタと連動して開催された「第98回天文台一般公開」では,大型天体望遠鏡による星空観望会や「3D宇宙の旅」上映会などが行われ,多くの参加者が美しい冬の空を楽しみました。
(科学?ものづくり教育推進センター長 岩山勉)
2014年11月19日 エコキャンパス事業「図書館『種』プロジェクト?ワークショップを開催
2014年12月25日
本学附属図書館では,11月19日(水)に,「図書館『種』プロジェクト?ワークショップ「食まるシアターから広がる食育」を開催しました。
「食まる」とは,愛知教育大学家政教育講座で2006年に誕生した食育推進キャラクターで,「りきまる」「にくまる」「ベジまる」「ほねまる」「フルーツまる」が,バランスの良い食事の大切さを伝えています。「図書館『種』プロジェクト」は図書館で種を貸し出し,栽培してもらい,収穫した種の一部を返却してもらうという体験型企画です。今回,野菜の種を貸し出したことから,食育をテーマにしたワークショップを開催しました。
ワークショップには,愛知教育大学の教職員?学生のほか,他大学の教員も含め,50人が参加しました。
まず,学生有志による食まる劇が上演され,その熱演ぶりに大きな拍手が送られました。その後,本学の西村敬子名誉教授の進行で市民団体の「食まるファイブ応援団刈谷」によるパフォーマンスが行われ,観客は童心にかえって,パフォーマンスを楽しみました。
観劇後は,観客と出演者とで意見交換会が行われ,「学生さんの劇は今回だけで終わるのはもったいない。小学校などで上演してはどうか」など活発に意見が出されました。また,「和食」がユネスコ無形文化遺産に登録されたことから,食まるのキャラクターを増やし,活動の幅を広げ,世界に食まるを広げたいという夢も語られ,盛況のうちに終了しました。
(情報図書課 目録情報係長 福井千都)
2014年11月19日 2年生就職ガイダンスを開催
2014年12月25日
11月19日(水)13時30分から,愛知教育大学教育未来館3階多目的ホールにおいて,学部2年生を中心とした就職ガイダンスを開催しました。
これは,本学が行う就職支援計画の一つとして開催するもので,就職活動に向けた心構えや基礎知識についてのガイダンスとして学生125人が参加しました。
講師には,航空専門校インターナショナルエアアカデミー学院長の永江靜香先生をお招きし,「将来へのキャリアデザインとは ~学生生活の送り方で変わる~」と題して講演いただきました。
冒頭,椅子からの立ち上がり方や座り方などの説明と実践を行った後,「就活のやる気の度合いは会場の座席の位置で決まる」といった採用内定を勝ち取るための心構えやノウハウを力強く説明されました。
また,特技や自分の夢を見つけられない学生へのアドバイスなどの説明と,「就活は過去の自分ではなく現在の自分をアピールするものである」という,熱のこもった語り口に90分の講演があっという間に終わりました。
ガイダンスに参加した学生は,メモを取りながら真剣なまなざしで聴き入り,就活のための準備を始めました。
(キャリア支援課 課長 神谷和征)
2014年11月27日 本学大学院生らと文部科学省川﨑拓磨発達障害企画係長と意見交換会を実施
2014年12月25日
11月27日(木)文部科学省特別支援教育課の川﨑拓磨発達障害企画係長が来学され,愛知教育大学学校教育臨床専攻に所属する大学院生らと発達障害のある児童?生徒の支援における現状について意見交換会を行いました。
今回の訪問は,本学が文部科学省の採択を受け実践的研究を行っている「発達障害の可能性のある児童生徒に対する早期支援?教職員の専門性向上事業」の事業説明会に出席した祖父江典人教授(学校教育臨床学講座?教育臨床総合センター長)が川﨑発達障害企画係長に,本学大学院生らとの意見交換会を提案し,快諾いただき実現しました。
当日は,まず後藤ひとみ学長らと特別支援教育の現状や本学の取り組みについて意見交換を行った後,白石薫二事務局長の案内で,学内の学生サポートセンターや障害児治療教育センター,附属図書館,教育未来館などの視察を行いました。
その後,教育臨床総合センターに場所を移し,意見交換会を実施。最初に,川﨑発達障害企画係長から「発達障害教育支援行政について」というテーマで,特別支援教育をめぐる現状や,法に基づき業務を執行する役割の行政職員の立場から発達障害教育を支援するということはどのようなことかについて話題提供があり,学校教育現場に在籍されたという自身の経験を踏まえての話に,参加した大学院生らは熱心に聴き入っていました。
意見交換会では,発達障害の捉え方があいまいな部分もあり,過剰な対応を行ってしまう学校もあること,カウンセラーとして教育現場で役割を果たすために重要なことは何かといった活発な意見交換が行われました。
最後に,川﨑発達障害企画係長が「みなさんには将来スクールカウンセラーとして活躍いただくことを期待しています。そのためにも,児童?生徒だけでなく多忙な学校現場の先生方にも寄り添い,共に課題を解決する気持ちが大事。一般の先生方とのコミュニケーションを大切にして協力体制を築き,頑張ってください」と,激励の言葉で結び,有意義な意見交換となりました。
2014年12月1日 全国国立教育系大学総務部課長会議を開催
2014年12月25日
12月1日(月)愛知教育大学を当番として,全国国立教育系大学総務部課長会議を,ホテル名古屋ガーデンパレスにて開催しました。
この会議は,全国の教育系11大学の総務担当部課長が一堂に会し,総務関係の共通の諸課題について協議等を行うもので,持ち回りにより開催されます。会議では,当番大学の三宅育夫総務企画部長が議長を務め,「学校現場での指導経験等をもつ大学教員の拡充策」「年俸制導入の検討状況」などに係る各大学での取組状況について協議,活発な意見交換が行われました。
会議終了後には,同ホテルにて情報交換会が行われ,当番大学白石薫二事務局長(総務?財務担当理事)からあいさつがあり,しばし歓談の時を過ごしました。
最後は,次年度の当番大学である鳴門教育大学古川聖登経営企画本部長があいさつを行い,情報交換会を終了しました。
(総務課 改革?評価室長 近藤厚子)
2014年12月1日 岡崎地区3附属学校を視察
2014年12月25日
12月1日(月)後藤ひとみ学長らが岡崎地区3附属学校を視察しました。
今回の視察は,附属岡崎小学校,附属岡崎中学校および附属特別支援学校の耐震改修工事が終了したことに伴うもので,菅沼教生研究?附属学校担当理事,白石薫二総務?財務担当理事をはじめ関係部課の福井豊財務部長,加藤正俊施設課長,北川純附属学校課長が同行しました。
最初に,附属特別支援学校を訪れ,礒部洋司校長らの案内で耐震工事を行った中等部校舎を巡回。今秋改修したコンビネーションジムの状況も併せて確認しました。図書室にはフロアマットが敷かれており,児童たちがリラックスできるような工夫がされていました。
また,初等部の授業見学では,後藤学長や同行した理事たちも教室に入り,児童たちの様子を間近に見ながら言葉を交わすなど終始,和やかな雰囲気の中で参観しました。
次に,附属岡崎小学校を訪れ,高瀬正一校長らの案内で特別教室棟(本館)を巡回し,広くなった廊下と出入口に壁がなく,ひと続きになった理科室,家庭科室や図工室など,開放感のあるレイアウトに感心しつつ視察を行いました。
新しくなった家庭科室は,優しい色合いに統一され,蛇口やコンロもカバーができるようになっており,作業台として広く使用できるような工夫がされていました。
また,音楽の授業見学では,児童たちが演奏する楽器の素敵な音色に聞き入って,しばし時間を過ごしました。
最後に,附属岡崎中学校を訪れ,山田綾校長らの案内で1階調理場からの美味しそうな給食の匂いに誘われる中,給食棟などを視察しました。
全ての視察を終えた後,学長はじめ同行者たちも新しくなった食堂で3年生の生徒たちと一緒に給食をいただきました。後藤学長と今年の3月まで附属岡崎中学校長を務めた菅沼理事が給食室に入った際には,大きな拍手で迎えてくれました。3時間あまりの短い視察でしたが,改修箇所を確認し,子どもたちと触れ合い,附属学校教職員と意見交換もできて,有意義な訪問となりました。
(附属学校課 課長 北川純)
2014年12月3日 エコキャンパスプロジェクト講演会を開催
2014年12月25日
12月3日(水)本学名誉教授の松田正久先生を講師にお招きして,特別経費によるプロジェクト「環境研究と環境教育の融合によるエコキャンパスづくり」(エコプロ)の講演会を,午後1時30分から第二共通棟411教室で開催しました。
講演に先立ち,後藤ひとみ学長から開会のあいさつが行われました。その後,「環境問題と教育の課題~エコキャンパスの創造に向けて~」の題目で松田先生の講演が始まりました。
講演では,本学における最近10年間の環境にかかわる取り組み,特に中期目標に掲げた環境重視型大学(第一期)および環境配慮型エコキャンパス(第二期)という目標に向けての多様な取り組みが紹介されました。
その成果として,本学のエコキャンパス化の実績がエネルギー消費量の削減などのデータに顕著に表れていることが説明されました。後半では,そもそも環境問題とは何かという観点から,物理学者としての松田先生の経験に立脚した,核や再生可能エネルギーなどのさまざまな話を聞くことができました。
最後に参加者からいろいろな質問が出され,活発な質疑応答が行われました。講演会の参加者数は学生29人,教職員24人,学外から2人の合計55人でした。
(保健環境センター長 理科教育講座 稲毛正彦)