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現代的教育課題対応科目開講による高度な教員養成
プロジェクトリーダー(敬称略)
野田敦敬(~H30年度),大村惠(R1年度),平野俊英(R2年度~),教務企画課
目的
教員としての資質を高め,実践的な能力を育成するために多様な学修形態?学修内容を保障することを目標に,学部の教育カリキュラムの改革を行い新規に開設した教師教養科目?現代的教育課題対応科目を開講し,その教育効果を検証し,より高度な教員を養成することを目指す。
取り組んだ内容
教師及び教育関係の職業に携わる上で必須の現代的教育課題を理解し,具体的な指導や支援の方法等を学ぶ「特別支援教育基礎」,「発達障害のある児童生徒理解基礎」,「外国人児童生徒支援教育」,「危機管理」,「ジェンダー?セクシュアリティと教育」を学部学生全員に必修授業として開講(1年次後期~2年次後期に開講)し,その教育効果を検証するため,授業終了時に授業アンケートを行った。アンケートからは9割以上の学生において,それぞれの課題に対する理解や,指導?支援の方法についても理解が深まったことが窺えた。また,令和2年度卒業生を対象にした実践力育成科目の履修に関するアンケートから,学生において現代的教育課題対応科目での学びを,学校等での体験活動における実践力形成や自らの学びの振り返りで活かしていた様子が見て取れた。取組の継続により,学生の理解度の上昇が年度進行に伴って得られた。
これらの学修成果を元に3年次の教育実習に臨むことで,さらに実践的な能力を培い,教員としての資質を身につけていくことが期待できる。
成果物
アンケート結果(「発達障害のある児童生徒理解基礎」,「外国人児童生徒支援教育」,「特別支援教育基礎」,「危機管理」)。
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