2024年10月31日 本学所蔵の授業記録が名古屋大学大学院の授業の教材として活用されました。
2024年11月22日
10月31日(木)、名古屋大学大学院教育発達科学研究科の学生と教員 合計34人が来学し、本学名誉教授である 故 霜田一敏先生より本学に寄贈された授業記録が授業の教材として活用されました。
本件は、今年1月に開催した教職キャリアセンター教科教育学研究部門と未来共創プラン戦略2「教育のプラットフォーム構築プロジェクト」の共催シンポジウム「授業記録を通して学び合う価値とは何か?」の参加をきっかけに、実現したものです。
野田敦敬学長をはじめとする本学関係者の開会あいさつの後、参加者は6つのグループに分かれ、大学会館内書庫に所蔵されている授業記録の閲覧と、割り当てられた授業記録についての検討や意見交換を行いました。
参加者の中にはご自身が40年前に書かれた授業記録を見つけられた方もいらっしゃり、当時の様子について熱心に話をされていました。
グループ毎の発表では、授業記録には教師のエネルギーや生徒の動きを詳細に伝える役割や、授業分析が教師と生徒の関係性や教育の質を向上させる役割があること。また、教師には生徒の自発的な学びを促す役割があることについて意見がまとめられました。また改めて長年にわたる研究活動をとおして収集された資料が閲覧できる場があることについて、謝意を受けました。
みなさんも、時を超える全国の教師のエネルギーを授業記録から受け取ってみませんか。閲覧希望をお待ちしております。
(教務企画課 教育高度化支援係長 小笠原有香)