2018年4月21日 大学版たのしいものづくり教室「オリジナルキーホルダーをつくろう!」を開催
2018年05月02日
4月21日(土)に,技術教育講座 本多満正教授を講師として,大学版たのしいものづくり教室を開催しました。たのしいものづくり教室は,子どもたちにものづくりに触れ,慣れ親しんでもらうことを目的として毎年実施しています。今年度1回目のテーマは「オリジナルキーホルダーをつくろう!」で,9人の子どもたちが参加しました。
オリジナルキーホルダーは,2枚の木材の間に好きな形に切り抜いたゴム板を挟んで型を作り,そこに溶けた金属を流し込んで作成します。本多ゼミの学生が下絵の描き方と注意事項を説明すると,子どもたちはそれぞれ思い思いの絵を熱心に描きました。その後はそれぞれの進み具合に合わせて,学生たちがサポートしながら,ゴム板の切り抜き,木材への挟み込みなど,型の作成作業を進めました。型の作成は子どもたちにとっては長時間の作業と思われましたが,一生懸命取り組んでいました。
型が出来たら,いよいよ金属の流し込みです。この作業は学生が実施し,子どもたちは自分たちの型に,電熱器で220度近くまで加熱されて溶けた金属が流し込まれる様子を,身を乗り出して見つめました。また,溶けている金属に興味をもって「どうして(溶けた金属が)青い色になっているの?」「紙をいれたらどうなるの?」など質問し,学生はそれらの質問に丁寧に答えていました。
流し込まれた金属は20分程で冷めて固まります。不要な部分を切り落として,ヤスリで磨き,キーチェーンをつけて完成となります。子どもたちは自分の作ったキーホルダーを付き添いの保護者に見せたり,高く掲げて眺めたりと,本当にうれしそうでした。
(広報?地域連携課 広報?渉外係長 古田紀子)