2017年12月14日 愛知教育大学?愛知県内教育委員会地域教育連携推進協議会を開催
2018年01月09日
12月14日(木)に,KKRホテル名古屋において,愛知教育大学?愛知県内教育委員会地域教育連携推進協議会を開催しました。
今回で16回目の開催となる同協議会には,愛知県教育委員会 荻原哲哉学習教育部長をはじめ11人の教育委員会関係者と,本学の西淵茂男連携担当理事をはじめ本学関係者11人の合計22人の委員が参加し,地域教育の連携推進に関する協議が行われました。
会に先立ち,西淵理事から,「教育委員会とは,より緊密な連携をしていかなければならない。また,研修の質を高度化するため,教職大学院を中核とした研修体制が必要となる。これまでの研修体制との違いを示さないと教育委員会に認知していただけないという危機感があり,これらの課題を解決するためにも教育委員会の屈託のないご意見をいただくとともに,実りのある会としたい」とあいさつがありました。
また,荻原学習教育部長からは,愛知県内小?中?高等学校を始め,特別支援学校や教育委員会へのさまざまな支援,愛知県教育委員会が行っている協議会や審議会委員に加え,高校の教育コースへの協力や,育成指標の策定,また,愛知県総合教育センターでの研修や地域での研究発表会での協力,知の探究講座や訪問科学実験,高校訪問授業など,本学からの協力に対してのお礼に加え,「本日の協議事項である特別支援学校教員免許状取得率向上や教員育成指標に基づく研修体制だけでなく,小学校英語問題も大きな課題の一つであり,ぜひ愛知教育大学のお力を借りしたい。この後の意見交換により,よりよい課題解決の方策が見いだされるよう協議したい」とあいさつがありました。
協議会は,会長に西淵理事,副会長に本学の早瀬和利地域連携センター長を選出した後,西淵理事の司会で進められ,教員免許法改正による特別支援学校教諭免許状取得率向上問題や教特法改正による教員育成協議会?教育指標?研修計画などについて活発な意見交換が行われました。
主な意見交換の内容は次のとおりです。
- 特別支援学校教諭免許状取得率向上問題
- 教員育成協議会?教育指標?研修計画について
- 教員の多忙化解消と働き方改革
- 小学校英語の教科化問題
- 教職大学院への派遣について
- 今後のさらなる連携と本連携推進協議会の改編について
(広報?地域連携課 地域連携係長 渡邊伸彦)