2017年6月21日 日英若者サポートシンポジウムを開催
2017年07月20日
6月21日(水)に「日英若者サポートシンポジウム:困難を抱えた子ども?若者に社会的企業は未来を切り開けるか」を開催しました。本シンポジウムでは,まず,福祉講座の岩満賢次准教授が,日英の困難を抱える若者の現状について,社会的養護下における子どもたちが,成人後も社会的に不利な状況となっていることを報告しました。続いて,イギリスの子ども?若者を支援する社会的企業Right Resolutionのディレクターであるウエンディ?バーナーマンさんが,ケアリーバーと呼ばれる社会的養護下にある子ども?若者支援の現状について報告しました。その後,愛知県豊橋市の子ども?若者を支援する一般社団法人東三河セーフティネット代表理事の金田文子さんが,ひきこもりなど日本の子ども?若者支援の取り組みの現状について報告しました。午後には,シンポジウムとして,さまざまな事例を交えながら,情報交換を行い,これまでの縦割りの支援の仕組みを乗り越える包括的な子ども?若者の自立支援のあり方について検討しました。
(福祉講座 准教授 岩満賢次)