2016年3月10日 第9回愛知教員養成コンソーシアム連絡協議会を開催
2016年03月31日
3月10日(木),本学本部棟第一会議室および第五会議室において,「第9回愛知教員養成コンソーシアム連絡協議会」を開催しました。
前半は,文部科学省から初等中等教育局主任視学官の清原洋一氏を講師にお招きし,「教員養成と教育課程の今後の動向について」と題し,教員養成に係る講演会を開催しました。
開会にあたり,後藤ひとみ学長から「清原主任視学官には,教員養成の参考になる情報を提供していただこうということで講演をお願いしています。本協議会に参加している33大学を中心にして,愛知の教育を底上げして活性化するようこの会を進めていきたいと思います」とあいさつがありました。
講演会には,協議会に参加した愛知県内の教員養成課程を持つ33大学の関係者および本学の教職員約100人が参加しました。
清原氏からは,社会の変化と子どもたちの現状,教育に関わるこれまでの動き,新しい学習指導要領等が目指す姿,学習指導要領の理念を実現するために必要なこと,これからの学校教育を担う教員の資質能力の向上,高大接続改革等,教員養成と学校教育の今後の動向について,さまざまな視点から説明をいただきました。
最後に「教員養成だけではなく,採用研修,地域と学校,あるいは学習指導要領をどうしていくかということで,同時並行で改革が動いています。今後の社会に適応できる自立した人をいかに育てるか,これが鍵だと思います」とまとめられました。
後半は,会場を移し,愛知県教育委員会教職員課主査の石川雅春氏および名古屋市教育委員会教職員課管理主事の橋本 新氏から,次年度の教員採用について説明をいただきました。
最後に,「大学間連携共同教育推進事業」の進捗状況および「教師の魅力向上に関する取組」について意見交換を行いました。
(総務課 秘書室 片野 舞)