News & Topics:2015年10月掲載分
2015年9月30日 平成27年度9月卒業式を挙行
2015年10月13日
平成27年度9月卒業式を,9月30日(水)午前10時30分から第五会議室で行いました。
この日,卒業?修了を迎えたのは学部11人,大学院2人の計13人。このうち卒業式には10人が出席し,後藤ひとみ学長から一人ひとりに学位記が手渡されました。
後藤学長は,「進むべき道は,すでにあるのではない。自分が拓くのである」という言葉を贈り,「今日の日を新たなスタートラインとして,自分らしい人生,自分ならではの人生を目指して,少しずつ歩んでいってほしい,そして,時には,愛知教育大学を思い出し,出発点を確かめるためにも,ぜひ,訪ねてほしいと思います。卒業,修了,誠におめでとうございます」と告示し,卒業生?修了生を祝福しました。
これを受けて,学部卒業生代表の小田立樹さん(現代学芸課程?日本語教育コース)が「特に印象に残っている外国人児童の学習支援ボランティア等,愛知教育大学で学んだことに誇りを持ち,培った知識や経験を十分に発揮し,さまざまな分野で社会に貢献していきたいと思います」と力強く謝辞。
大学院修了生代表の田中彩葉さん(発達教育科学専攻?情報教育領域)は「昨今の国際化する社会の中で,日本国内はもちろんのこと,海外を視野に入れた研究が求められるように感じられます。将来世界を舞台とした研究を目指していくにあたり,在学中の国際学会での発表や派遣留学の経験は,大きな支えとなってくれるでしょう」と感謝の言葉を述べました。
(総務課 総務担当 三宮ゆたか)
2015年9月28日,29日 「第19回学術情報処理研究集会」を開催
2015年10月13日
9月28日(月),29日(火),本学と豊橋技術科学大学の共同で「第19回学術情報処理研究集会」を豊橋技術科学大学A講義棟101で開催しました。後藤ひとみ学長(愛知教育大学),井上光輝副学長(豊橋技術科学大学)からのあいさつ,司会の中西宏文情報処理センター長(愛知教育大学)からの趣旨説明ののち,発表?討論が行われました。
同研究集会は,全国の国立大学法人総合情報処理センター等が参加し,センターに関する問題などについて情報交換および意見交換し,その問題を解決することを目的にしています。
今年はネットワーク基盤とサーバ室の管理,クラウド,システム運用とID管理,システム構築および運用について発表され,活発な討論が行われました。両日で56大学120人が参加し,盛況のうちに閉会となりました。
(情報図書課 情報システム担当 鈴木孝介)
2015年8月23日 講演会「発達障害について学ぶ-発達障害の子どもの自己をどのように支えるか-」を開催
2015年10月15日
8月23日(日),豊川市勤労福祉会館において,平成27年度文部科学省委託事業「発達障害に関する教職員育成プログラム開発事業」の一環で講演会「発達障害について学ぶ-発達障害の子どもの自己をどのように支えるか-」が開催されました。本学教育臨床学講座 原田宗忠講師からのあいさつおよび趣旨説明が行われたのち,島根大学教育学部 心理?発達臨床講座 野口寿一講師による講演,原田宗忠講師による研究調査報告がなされました。
参加者は,教育委員会?学校教職員,大学院生,他大学学生など61名。質疑やアンケート記述を通して,多くの方々から,児童生徒の心の世界を新たな視点で捉えなおすことができたといった意見や,本講演会内容を踏まえた学校現場における課題意識に関する意見などが出されました。
(教育臨床学講座 講師 原田宗忠)
2015年10月1日 東日本大震災教育復興支援ボランティア報告会を開催
2015年10月23日
10月1日(木),本学本部棟第一会議室において,東日本大震災教育復興支援ボランティア参加学生による報告会を開催しました。参加者は教職員55人と学生29人のほか,新聞社など報道関係者6人の計90人でした。
学生発表者は,第1期(8月1日~8月8日)派遣報告者?加藤靖博さん(中等?理科専攻4年),第2期(8月30日~9月5日)派遣報告者?大野貴弘さん(教育実践研究科?教職実践専攻1年),復興カフェin Miyakyo参加報告者?市川真基さん(初等?音楽選修4年),伊藤誉之さん(現代学芸?国際文化3年)の4人。
中田敏夫理事(教育?学生担当)?副学長の司会進行のもと,最初に後藤ひとみ学長が「宮城教育大学からの派遣依頼により,本学から毎年休業期間中に学生を派遣していますが,宮城教育大学でのボランティアは本年度が最終となっています。今後,支援が終了したとしても,本学独自においてでも,宮城県教育委員会へ働き掛け,一人でも多くの学生を派遣できるよう続けていきたいと思っています」とあいさつしました。
続いて,第1期派遣,第2期派遣,復興カフェ参加の各報告者が順に,スクリーンに映し出された映像などに基づき説明報告を行いました。発表者4人は,ボランティア派遣先でも着用したおそろいのTシャツを着て発表に臨みましたが,最初の発表者である第1期の加藤さんは「こんなに多くの方々の前で発表するとは思っていなかったです」と始めは緊張気味の様子でした。
それでも無事発表を終え,大役を終えたという気持ちからか,発表者全員ほっとした表情を浮かべていました。
報告会の様子は後日,中日新聞,朝日新聞朝刊で紹介されました。
(学生支援課 学生企画担当係長 亀山重人)
2015年10月7日 井ヶ谷地区役員と愛知教育大学との懇談会を開催
2015年10月23日
10月7日(水),本学教育未来館多目的ホールにて,井ヶ谷町地区役員との懇談会を開催しました。井ヶ谷地区からは近藤孝三地区長,加藤賢次市議,黒川智明市議,町内会,婦人会,子ども会の役員13人,本学からは,後藤ひとみ学長はじめ,理事,副学長,学系長,部課長ら,27人が出席しました。
懇談会では議事に先立ち,後藤学長から,日ごろの本学への理解,協力に対してのお礼と,今後も情報交換等により,地区と大学双方の発展につなげていきたいとのあいさつがあり,近藤地区長からは,大学の繁栄なくして町内の繁栄はなく,引き続き協力していきたいと述べられました。
続いて,事前にあがっていた8項目の意見と要望に沿って意見交換を行いました。本学への要望として,学生の町内会への加入,消防団への入隊依頼や,学生の社会人としてのマナーへの厳しい意見があり,学長および担当理事から,一つひとつの事項に対して丁寧に回答し,学生の生活マナーについては指導の必要性を確認しました。
次に,白石薫二理事(総務?財務担当)?事務局長?副学長から,10月26日(月)に行われる本学総合防災?防火訓練について説明と,地区の方への参加依頼がありました。 本懇談会開始前には,地下水浄化システムや災害時専用の水栓等を加藤正俊施設課長らが案内し,本学の節水活動や地域防災への取り組みを説明しました。
約1時間の意見交換終了後,第二福利施設に場所を移して懇親会を催し,山田洋三公民館長の発声による乾杯で始まり,終始和やかに歓談。最後に中田敏夫理事(教育?学生担当)?副学長から,今後も忌憚(きたん)のない意見等を伺いながら,大学と地域の発展,学生の成長のため良好な関係を築いていきたいとのあいさつがあり,会を終えました。
(総務課 改革?評価室長 近藤厚子)