News & Topics:2015年04月掲載分
- 2015年2月9日 国際交流センター長らがベトナムおよび香港の協定校など訪問
- 教育未来館が教育施設関連2誌に掲載
- 2015年3月2日 全学FD「デジタル化する学習支援とポートフォリオ」を開催
- 2015年3月4日 企業研究セミナーを開催
- 2015年3月16日 名古屋市教育委員会と第一回連携推進協議会を開催
- 2015年3月20日 藤田保健衛生大学と医教連携に関する協定調印式を実施
- 2015年3月2日 平成26年度教員研修留学生修了証書授与式を開催
- 2015年3月2日 平成26年度外国人留学生卒業?修了を祝賀する懇談会を開催
- 2015年3月16日 AUE学生チャレンジ?プログラム成果発表会を開催
- 2015年3月30日 平成26年度退職者永年勤続表彰式を開催
2015年2月9日 国際交流センター長らがベトナムおよび香港の協定校など訪問
2015年04月14日
2月9日(月)~15日(日)の日程で,清水秀己国際交流センター長,稲吉隆研究推進部次長らが,本学の協定校であるハノイ教育大学,香港教育学院および名古屋大学ハノイ事務所を訪問しました。今回の訪問は,本学と名古屋大学,三重大学との連携事業「アジアを中心とする国際人材育成と大学連携による国際化の加速度的推進」の一環として行ったものです。
名古屋大学ハノイ事務所では,事務所長Phan Thi Lan Huong特任准教授のほか,事務所担当者および日本から出張中の名古屋大学財務関係職員ら6人と三大学連携事業に係る協力体制について情報交換を行いました。現在,名古屋大学は同事務所をはじめ,複数の海外拠点を利用して国際交流活動を展開していますが,これらのネットワークや資源を大いに活用し,三大学の連携の下で,各大学が個性を活かしつつ海外進出の推進に向けた取り組みが必要との認識で一致しました。
ハノイ教育大学では,本学への留学生獲得を目指したリクルート活動を実施。教職員と学生約30人を対象に本学紹介のプレゼンテーションを行いました。本学の概要や留学生向け日本語授業,日本人学生との交流についての説明に学生たちは熱心に耳を傾け,質疑応答では多くの質問が寄せられるなど,留学に対する関心の高さがうかがえました。また,プレゼンテーションに先立ち行われたハノイ教育大学Nguyen Van Minh学長ら関係者との懇談会では,多方面での学生交流を検討し,双方向の交流実現に向け鋭意取り組んでいく旨を確認しました。
また,上記2機関への訪問に併せ,協定書改定に関する諸事項の協議を目的に,香港教育学院を訪問しました。同学院インターナショナルオフィス長黄文蕙(Huang Wenhui)氏および担当者との協議の結果,学生交流に係る複数の重要事項について合意することができ,両大学の協力関係の継続と発展に向け大きな収穫となりました。
そのほか本学への交換留学を検討中の学生と面会し,留学生活についてさまざまな情報を提供する機会を持つことができました。この学生の留学が実現すると,同学院からは5年ぶりの留学生となります。これを契機に学生交流が活性化するよう期待しています。
(機構運営課 国際交流担当 宮内春菜)
教育未来館が教育施設関連2誌に掲載
2015年04月14日
本学教育未来館が「文教施設づくりに役立つ最新設計事例?技術製品資料集2015」と「国立大学等の特色ある施設2014」の2誌に掲載されました。
国立大学の施設で唯一掲載
「文教施設づくりに役立つ最新設計事例?技術製品資料集」は,国の基本的な考えに,具体的な最新設計事例,技術,製品をつなげ,文教施設を「より良いもの」にすることを目的として,一般社団法人文教施設協会から発刊されています。本学が掲載されたのは最新設計事例として,北側全面ガラスウォールをはじめとする特徴のある内外面のデザインや省エネなどの環境計画(自然換気システムの導入),設計時の工夫(コミュニケ-ションを誘発する仕掛けなど)の紹介がありました。
大学機能を活性化する教育研究空間づくりの事例として掲載
「国立大学等の特色ある施設」は,施設整備の状況を広く関係者や関係機関に紹介するとともに,国立大学等の質的向上に役立てることを目的として,文部科学省大臣官房文教施設企画部施設企画課から発刊されています。教育未来館は広域拠点型教育大学としてランドマークとなる施設と紹介され,教育系大学の改革推進のための機能(アクティブラーニング等)や仕切りとなる壁二面をスライディングウォールにすることでフレキシブルなスペース活用ができるように考えられた3F多目的ホールにスポットが当てられました。
(施設課 施設企画担当 倉橋幸佑)
2015年3月2日 全学FD「デジタル化する学習支援とポートフォリオ」を開催
2015年04月14日
3月2日(月)13時30分から第一共通棟201教室において,大学教育研究センターFD?学習支援部門主催による全学FD「デジタル化する学習支援とポートフォリオ」を開催しました。
水川敬章助教(大学教育研究センター,国語教育講座)の司会で,後藤ひとみ学長による開会あいさつの後,江島徹郎准教授(大学教育研究センター,情報教育講座)による趣旨説明がありました。第一部のシンポジウムでは,龍昌治氏(愛知大学短期大学部教授)が学習支援システムの現状と問題点に関する報告,江島准教授がそれをふまえて,本学における現状と問題点に関する報告を行いました。
第二部のワークショップでは,江島准教授の指導のもと,参加者にMoodleを使ったe-ラーニングシステム「Kakitsubata」を体験してもらいました。(Moodleは学習支援システムを構築する無料ソフトウェアで,この種のソフトウェアでは世界で最も多く利用されています。)江島准教授は2004年から10年以上,Kakitsubataを運用した実績を持っています。ワークショップでは参加者全員にタブレットPCが配布され,Moodleを使った学習支援を体験しました。
第二部終了後,小谷健司大学教育研究センター長(数学教育講座教授)による総括コメント,野田敦敬副学長による閉会の辞がありました。終了後,参加者全員に配布されたクリッカーにより,アンケートを実施しました。(クリッカーは双方向の授業を実現する機器で,小テストやアンケートの回答結果をリアルタイムに表示することができます。教育創造開発機構が管理し,本学教職員に貸し出しています。)参加者は本学教職員30人,学生3人の合計33人でした。
第一部,第二部とも参加者から質問や意見が活発に出され,教育におけるICT機器の可能性を考察する良い機会となりました。
(大学教育研究センター長 小谷健司)
2015年3月4日 企業研究セミナーを開催
2015年04月15日
就職における広報活動が3月1日に解禁されたことを受け,企業への就職を希望する学部3年生と大学院1年生を主な対象にした「企業研究セミナー」を,3月4日(水),5日(木)の午後1時から本学大学会館2階大集会室で開催しました。
同セミナーは,学生が企業の採用担当者から直接話を聞くことができる就職支援の催しで,2001年度から毎年開催し,今回が14回目となります。
今年は2日間合計で延べ334人の学生が来場し,地元有力?優良企業計80社の参加企業の採用担当者から説明を受けました。
リクルートスーツ姿の学生たちは,開場と同時に希望する企業のブースを訪れ,担当者からの企業概要や業務内容の説明に熱心に耳を傾け,真剣な表情でメモをとる姿も見られました。両日ともセミナー終了時間になっても多くの学生が説明を聞いていました。
(キャリア支援課 一般就職支援担当 近田雄介)
2015年3月16日 名古屋市教育委員会と第一回連携推進協議会を開催
2015年04月15日
3月16日(月)10時から,愛知教育大学?名古屋市教育委員会第一回連携推進協議会を名古屋市役所東庁舎第11会議室にて開催しました。本会議は,本学と名古屋市教育委員会との相互連携に関する協定(平成26年7月17日締結)に基づき実施するもので,協定締結後初めての会議開催となりました。
本学地域連携センター長の白井正康理事をはじめ本学関係者6人と,名古屋市教育委員会西淵茂男教育次長をはじめ6人の名古屋市教育委員会関係者の合計12人の委員が参加し,協議を行いました。まず,連携推進協議会規約案の承認後,現在の連携状況に関する報告に続き,今後の具体的な連携協力事項について意見交換が行われました。
それぞれから提案された主な連携協力事項は次のとおりです。
<名古屋市教育委員会>
- なごや教職インターンシップ制度の周知と協力
- 市教委が作成する出版物への監修協力
- 「学力向上サポート事業」採択校への助言
- 教育センターが行う教員研修への協力と助言
- 土曜学習プログラムの企画と実施およびサポーターの派遣
<愛知教育大学>
- 教育実習の受入校の確保
- 平成28年度から実施予定の「学校サポート実習」におけるフィールド先の確保
- 大学院生の実践力向上に関する事項
- 「学び続ける教員像の確立に向けた研修体制?研修プログラムの開発」(文科省特別経費プロジェクト)における共同研究
- 教職大学院への派遣教員の拡充および通学条件の改善に関する事項
- 国際交流に関する事項
(研究連携課 社会連携担当 神谷知穂)
2015年3月20日 藤田保健衛生大学と医教連携に関する協定調印式を実施
2015年04月15日
3月20日(金),本部棟第三会議室において,本学と学校法人藤田学園藤田保健衛生大学が医教連携に関する協定を締結しました。協定調印式には,本学から,後藤ひとみ学長,白井正康連携担当理事,中田敏夫教育?学生担当理事,菅沼教生研究?附属学校担当理事,白石薫二総務?財務担当理事が,藤田保健衛生大学からは,星長清隆学長,才藤栄一統括副学長,金田嘉清副学長,湯澤由紀夫病院長,松井俊和学長補佐が,それぞれ出席し,後藤学長と星長学長が協定書に署名しました。
本学では,文部科学省の委託を受け,平成25年度より3年間の事業として,「発達障害に関する教職員育成プログラム開発事業」を展開しており,同事業において設置された推進委員会に藤田保健衛生大学の教員が構成員として参画,これまで協働してプロジェクトを実施してきた実績を踏まえ,両大学による医教連携をさらに深めていくことを目的として,今回の協定締結に至りました。
今回の協定締結により,上記事業の推進はもとより,食物アレルギーなどの子どもの健康課題をはじめとしたさまざまな課題に対し,医学および教育学の両面から研究を進めることや互いが持つ教育?研究等の情報を共有することにより,両大学の学生の資質向上および地域社会への貢献につながっていくことが期待されます。
協定書の署名後,後藤学長から「今後は,学生の交流を含めて,いろいろと相談しながら,医療?医学および教育学の連携を活かして,よりよい教員を育てていきたい」とのあいさつがあり,星長学長から「医療分野の知見を活用し,地域に貢献していきたい。本協定が両大学にとって,有意義なものとなり,大きな成果が得られるものと期待します」と話され,調印式を終えました。
(研究連携課 副課長 前川由光)
2015年3月2日 平成26年度教員研修留学生修了証書授与式を開催
2015年04月21日
平成27年3月2日(月)に,平成26年度教員研修留学生修了証書授与式が,教育未来館3階多目的ホールで実施されました。教員研修留学生6人(インドネシア1人,韓国1人,メキシコ1人,ガーナ2人,南スーダン1人,中国1人欠席),後藤ひとみ学長,菅沼教生理事,清水秀己国際交流センター長,同センター教員および指導教員が出席しました。
後藤学長から修了証書と記念品の授与が行われ,続く学長告辞では留学生に対する労いとともに,「本日で教員研修留学生としてのプログラムは修了しますが,本学で得た経験を生かし,帰国後も教員として頑張ってください」と今後の活躍へ向けて激励の言葉が寄せられました。
修了生代表のあいさつでは,韓国のKim Jeongmin(キム?ジョンミン)さんが,本学の支援に対する謝辞に加え,自身の留学生活を振り返り,教員としての今後の活躍について,流ちょうな日本語で誓いました。
母国では現職の教員である教員研修留学生は,平成25年10月に来日しました。名古屋大学で半年の間,日本語教育を受けた後,平成26年4月から1年間,本学で指導教員の下,研究に従事しました。ともに励まし合って学業に励み,近隣の小中学校への訪問や,ほかの留学生や日本人学生,地域団体との活発な交流を通じ,大変有意義な留学生活を送ることができました。
(機構運営課 国際交流担当 伊藤英作)
2015年3月2日 平成26年度外国人留学生卒業?修了を祝賀する懇談会を開催
2015年04月21日
平成27年3月2日(月),本学を卒業?修了する留学生の祝賀懇談会を第二福利施設で開催しました。本学同窓会長である竹原裕名誉教授をはじめ,本学の国際交流活動に支援をいただいている愛知県地域振興部,刈谷市国際交流協会,知立市国際交流協会,アイシン精機株式会社,留学生が居住するアパートの大家の方々を来賓に招き,後藤ひとみ学長をはじめ本学役員,国際交流センター教員,指導教員,国際交流ボランティア学生らも出席し,約100人が参加する盛大な懇談会となりました。
後藤学長の祝辞,来賓の方々からの温かい歓送の言葉が卒業?修了する留学生に向けて寄せられ,終始和やかな雰囲気で会は進みました。
途中,協定校からの交換留学生が,感謝の意を表して全員で歌を披露し,大いに会場を盛り上げました。また,卒業?修了する留学生の紹介に続き,修了生代表として本学協定校である晋州教育大学校からの交換留学生Lee KangHee(イ?ガンヒ)さんからあいさつがあり,留学中に受けた多くの支援に対する深い感謝とともに新しい生活へ向けて,力強い決意の言葉が述べられました。 最後に,清水秀己国際交流センター長による閉会のあいさつで盛会のうちに懇談会は終了しました。
33人の留学生が卒業?修了し,進路はさまざまですが,本学で学んだ成果を十分に生かし,それぞれの道で活躍することが期待されます。
(機構運営課 国際交流担当 伊藤英作)
2015年3月16日 AUE学生チャレンジ?プログラム成果発表会を開催
2015年04月22日
3月16日(月),本学教育未来館3階多目的ホールにおいて,AUE学生チャレンジ?プログラム2014の成果発表会を開催しました。このプログラムは平成26年度から創設されたもので,愛教大活性化,地域交流?国際交流,自由テーマの3部門に応募した18組の学生団体の中から,書類による一次審査およびプレゼンテーションによる二次審査を経て選考された10組が,昨年9月から活動を行ってきました。
成果発表会当日は,学生,教職員,一般から参加した総勢42人の来場者に対し,各団体5分間のプレゼンテーションを行いました。続いて,ポスター発表では,各団体が準備したブースで1時間ほどの間,これまでの取り組みについて熱心に説明する姿が見られました。
各団体の学生らからは「今回参加できたことは,私を含め,企画したみんなにとって大変貴重な財産になりました」,「5分間で発表することの難しさを感じました」などの感想が寄せられ,有意義な学びの機会となりました。
発表会終了後,10の企画に対して学長賞などを決める選考委員会が開かれ,15人の委員の投票および協議により,以下の企画が表彰されました。
大賞 | 「聴覚障害学生の情報保障支援学生団体『てくてく』の活動の充実化」 |
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優秀賞 | 「愛知教育大学ダンス部present 『つながる広がるダンスの輪』」 |
学長賞 | 「プラネタリウム作成 |
最後に,後藤ひとみ学長から「プレゼン能力をさらに磨いてほしい」,「この経験を次年度以降の地域交流や愛教大の活性化につなげてもらいたい」などの講評があり,盛会のうちに全日程が終了しました。
(キャリア支援課 課長 神谷和征)
2015年3月30日 平成26年度退職者永年勤続表彰式を開催
2015年04月22日
3月30日(月)10時から,平成26年度退職者永年勤続表彰式を第五会議室で開催しました。
26年度の対象者は,山中哲夫特別教授(外国語教育),石戸谷公直教授(数学教育),澤武文特別教授(理科教育),吉田淳教授(理科教育),中川洋子特別教授(音楽教育),野澤博行特別教授(美術教育),小川正光特別教授(家政教育),三宅育夫部長(総務企画部),稲吉隆次長(研究推進部),神野正市係長(教務課),南部博係長(学生支援課),浅井三都子嘱託職員(情報図書課)および鈴木五一嘱託技術職員(附属学校課)の計13人でした。
表彰式には,このうち9人が出席し,一人ひとりに後藤学長から感謝状と記念品が手渡された後,これまでの功績に対する感謝の言葉とともに,「これからも本学の今後を見守っていただき,健康に留意され,新たに活躍されることを願っています」とエールが贈られました。
引き続き,被表彰者を代表して,山中特別教授が,学長をはじめとする大学構成員全てに対する謝辞と,「今後も全学の英知を集積し,本学らしい発展を期待しています」と大学への思いが述べられました。
式の終了後には,やわらかな春の日差しの下,大学講堂前で出席者全員による記念撮影が行われました。
(人事労務課 労務?福祉担当 鈴木啓亮)