News & Topics:2015年03月掲載分
- 2015年2月6日 連携講座開設に係る打ち合わせ会を開催
- 2015年2月15日 発達障害ミュージカル「それぞれの星の下で」を上演
- 2015年2月15日 文部科学省初中局の清重隆信課長補佐と井上賢一課長補佐が本学を訪問
- 2015年2月16日 冬季省エネルギー啓発ポスター受賞者を学長表彰
- 2015年1月21日 留学生によるグローバル授業を開催
- 2015年2月21日 東海地区障害学生支援担当者教職員研修会を開催
- 2015年2月24日 若手職員SD研修特別企画「ビブリオバトル」を開催
- 2015年3月1日 教員養成の質向上に関する諮問会議を開催
- 2015年3月5日 2014年度エコキャンパスプロジェクト報告会を開催
2015年2月6日 連携講座開設に係る打ち合わせ会を開催
2015年03月19日
2月6日(金)本部棟第三会議室において,連携協定を締結している7市(刈谷市,知立市,豊明市,安城市,碧南市,高浜市,みよし市)の生涯学習担当者を招いて,地域連携センター関係者との連携亚洲通网址网_亚洲通官方网站開設に係る打ち合わせ会を開催しました。
白井正康地域連携センター長(連携担当理事)から,開会あいさつと今年度の連携亚洲通网址网_亚洲通官方网站実施に対する謝辞が述べられた後,参加者の自己紹介に続いて,「今年度の反省および今後の運営」,「平成27年度の開設計画」および「広報計画」について意見交換を行いました。
各市から今年度の連携講座に係る広報の状況と,講座受講者にはおおむね好評であった旨の結果報告をいただいたほか,今後の運営に関し,市民への広報のため,より詳細な講座内容の分かる資料や講師のプロフィールの提供依頼など前向きな意見が出されました。
平成27年度の各市との連携亚洲通网址网_亚洲通官方网站は,今年度同様,各市で15講座を開設する予定です。本打ち合わせ会での意見?要望を踏まえて,各講座の円滑な実施に向けて,双方の担当者間で協力しながら進めていくことを確認しました。
(研究連携課 副課長 前川由光)
2015年2月15日 発達障害ミュージカル「それぞれの星の下で」を上演
2015年03月19日
2月15日(日)愛知教育大学教育臨床総合センターは,豊明市文化会館にて文部科学省委託事業発達障害理解推進拠点事業の一環として,豊明市教育委員会の支援のもと,劇団インクルーシブシアターと共同で発達障害ミュージカル「それぞれの星の下で」を上演しました。
原案は,本学教育臨床学講座の教員と大学院生の一部により創作され,それを基に脚本家の菊本健郎氏の手により仕上げられました。当日は13時と17時の2回公演とも300名の定員が予約満席となりました。公演に先立って後藤ひとみ学長,鈴木淳司衆議院議員からあいさつがあり,劇団の藤井奈緒美代表には下村博文文部科学大臣から祝電が届きました。
公演時間2時間弱にわたる劇団員の迫真の演技に,発達障害の人たちのこころの世界,人とのかかわり方,それに伴う生き難さに関して,観客のこころにダイレクトに届いたところがあったようです。
観客の感想の一部を紹介します。
「国連の障害者の権利に関する条約を我が国が批准し,昨年の2月から効力を発揮しています。
教育の部分では,学校では,と考えてきました。でも最終的なおさえどころは『共生社会の実現』であります。最終的な大きなゴールを見据えた時,日本の社会の在り方や,日本人としての文化の在り方と大きく関係しています。共生社会の実現を実現させるためには,日本文化や社会的な基盤を培っていくことが一番大切なことです。そんなことを感じさせるミュージカルでした。芸術,文化という手法でダイレクトに感情として観衆の心に訴えて来ました。大切なことが感動として観客の心に響いていたように感じました。」
なお,次回公演は愛知教育大学講堂にて,6月7日(日)13時と17時からの2回公演を,それぞれ定員500人に拡大して開催する予定です。
(教育臨床総合センター長 祖父江典人)
2015年2月15日 文部科学省初中局の清重隆信課長補佐と井上賢一課長補佐が本学を訪問
2015年03月19日
2月15日(日)文部科学省初等中等教育局初等中等教育企画課の清重隆信課長補佐と特別支援教育課の井上賢一課長補佐が愛知教育大学を訪問し,附属特別支援学校の学芸会および発達障害理解推進拠点事業の一環で上演されたミュージカルを観劇しました。
はじめに後藤ひとみ学長と白石薫二理事(総務?財務担当)の案内で,附属特別支援学校を訪れ,磯部洋司校長,波田章博教頭らと平成26年度採択された「自立?社会参加に向けた高等学校段階における特別支援教育充実事業」の実施状況などについて懇談しました。
その後,卒業生を送る学芸会の発表を観覧し,児童?生徒らの練習の成果に拍手を送りました。
続いて,豊明市文化会館に移動し,17時からの発達障害への理解啓発ミュージカル「それぞれの星の下で」を観劇。公演情報が新聞各紙に取り上げられたこともあり会場は予約で満席となりました。会場には子どもから年配の方々まで幅広い年代層の観客が訪れ,発達障害の人たちのこころの世界,人とのかかわり方,それに伴う生き難さに関する理解を広めるという目的を果たすことができました。
清重課長補佐,井上課長補佐の両氏もミュージカルの完成度の高さに感心しきりの様子でした。
本学は,今後も教育委員会などと協力しながら,教育現場の課題に対して理論と実践を往還しながら教員養成系大学としてすべての子どもが生き生きと学ぶことができる社会の実現に向け貢献してまいります。
2015年2月16日 冬季省エネルギー啓発ポスター受賞者を学長表彰
2015年03月19日
2月16日(月)冬季省エネルギー啓発ポスターの受賞者に対し後藤ひとみ学長から表彰状の授与が行われました。本学は省エネルギーを推進しており,その一環として平成26年11月12日から平成27年1月8日までの期間で省エネルギー啓発ポスターを募集し,125人の応募作品の中から5人を表彰しました。
今回は小学生部門の応募者が特に多かったため,本学美術教育講座の松本昭彦教授,富山瑞祥教授および加藤昌経理調達課長の3人が事前審査を実施し,小学生部門115人から24人を選出しました。最終審査では後藤学長?理事をはじめとする役員部局長らが,事前に選出された小学生部門24人と一般(大学生?教職員)部門10人の合計34人から,最優秀賞1人,優秀賞2人および佳作2人を選出しました。
表彰式では,後藤学長から「これからもそれぞれの場において省エネに対する気持ちを持ち続けてください」と講評がありました。
記念撮影の後には最優秀賞受賞の大竹裕太さん(中等美術専攻3年)に附属岡崎小学校の児童が絵の描き方について質問したり,後藤学長が児童に「ポスターの内容をおうちでも実践していますか」と問いかけたりと和やかな雰囲気で表彰式を終えました。
受賞作品は学内に掲示して省エネルギーをさらに推進するための啓発活動に使用します。
受賞者は以下のとおりです。
- 最優秀賞 中等美術専攻3年 大竹 裕太さん
- 優秀賞 附属岡崎小学校3年 津村 真緒さん
- 優秀賞 附属岡崎小学校3年 税所 宗眞さん
- 佳作 財務企画課 鳥井 孝雄さん
- 佳作 財務企画課 伊藤 実彩さん
(財務企画課 財務総務担当係長 玉井隆光)
2015年1月21日 留学生によるグローバル授業を開催
2015年03月31日
留学生らによる「グローバル授業」を1月21日(水)のランチタイムに第二人文棟で開催しました。
今回は米国ボールステート大学からの留学生のJohnson Callie Renee(ジョンソン?カリー?レニー)さんがアラスカの生活と文化について話しました。アラスカはカリーさんの第二の故郷とも言えるところです。以下は,プレゼンテーションの概略とカリーさんからみなさんへのメッセージです。
Hi there everyone! I am very happy to have been able to share about my own culture during this past session of Global Jugyo! The topic that I presented on is Alaskan culture, which is a topic that I think many students here may not know much about. I have lived in Alaska during each summer of my life since I was born because my family works in Alaska’s fishing industry. I have had the experience of working in this industry along with living in two very small and remote Alaskan towns, and I think that the lifestyle of Alaskans is extremely different from the lifestyle of other Americans. I am very happy to have been able to share about my experiences in Alaska with AUE students, and hope that they were able to learn new information about Alaska. Along with sharing about my experiences I also presented on some famous locations and aspects of Alaska, such as Aurora viewing in the winter and Alaskan Native culture. I really hope students were able to learn a bit more about Alaska from my presentation, and I had a lot of fun presenting on this topic! Thank you very much for this opportunity!
(日本語教育講座 教授 稲葉みどり)
2015年2月21日 東海地区障害学生支援担当者教職員研修会を開催
2015年03月31日
2月21日(土),愛知教育大学において,日本聴覚障害学生高等教育支援ネットワーク平成26年度地域ネットワーク形成事業として,東海地区障害学生支援担当者教職員研修会が開催され,東海地区の教育関係者を中心に約90人が参加しました。
開会あいさつとして,本学の新井美保子副学長から聴覚障害学生支援など本学の取組について説明が行われました後,日本聴覚障害学生高等教育支援ネットワーク事務局を務めている筑波技術大学の石原保志副学長から,日本聴覚障害学生高等教育支援ネットワークの取組や本研修会の趣旨について説明が行われました。
プログラムの第1部は,「我が国の障害者施策の動向と大学等における今後の対応」として,文部科学省高等教育局学生?留学生課辻直人課長補佐および内閣府の障害者政策委員会委員長を務められている静岡県立大学石川准教授から,平成27年4月の障害者差別解消法の施行に向けた国の施策や大学等の対応について講演がありました。
参加者からは,合理的配慮の内容について障害者の納得が得られなかった場合の対応策などについて質問が出されました。
第2部では東海地区障害学生支援担当者情報交換会として,同志社大学,東洋大学および関西学院大学の取組について報告があった後,テーマ別に分かれて組織的な障害学生支援体制の構築等,教員への理解啓発および支援内容決定プロセスについて熱のこもった活発な議論が行われました。最後に本学障害児教育講座の岩田吉生准教授より東海地区でのネットワーク活動について報告が行われ,地域の大学連携の重要性を改めて確認しました。
なお,本会議は,本学聴覚障害学生の情報保護支援学生団体「てくてく」および特別支援学校教員養成課程の学生スタッフの協力を得ました。
(学生支援課 課長 竹内美佐子)
2015年2月24日 若手職員SD研修特別企画「ビブリオバトル」を開催
2015年03月31日
本学若手事務職員が中心となって活動しているSD研修会「仕事を楽しむ会」の企画として,2月24日(火)にビブリオバトルを開催しました。
ビブリオバトルとは,複数の発表者がそれぞれ面白いと思う本について紹介し,質疑応答を経て「どの本が一番読みたくなったか」を基準に参加者が投票を行い,最多票を集めた本を「チャンプ本」とする,というものです。
今回のビブリオバトルでは副課長1人,係長1人,係員3人の計5人が本の紹介を行いました。小説や絵本,ルポルタージュなどさまざまな本が紹介され,本の内容だけでなく発表者の経験や人生観なども垣間見える発表に,参加者は熱心に聞き入っていました。
ビブリオバトルは,本との出会いの場となるだけでなく,人前で話す経験を積むという意味でも有効なイベントです。今後は職員だけでなく学生による開催も検討し,読書推進やプレゼンテーション能力の向上に役立てていきたいと考えています。
(情報図書課 資料利用担当 稲葉裕美)
2015年3月1日 教員養成の質向上に関する諮問会議を開催
2015年03月31日
平成27年3月1日(日)平成26年度第1回教員養成の質向上に関する諮問会議を開催しました。本会議は,教育委員会教育長,教育長協議会の長,校園長会の長,本学OBを構成員として,「義務教育諸学校に関する教員養成機能における広域の拠点的役割を目指し,教員養成機能の強化にむけた質的転換を図り,学校教員の質の向上に貢献する」という本学のミッションに資するため,今年度設置したものです。
会議のはじめに後藤ひとみ学長から,本会議に対しての,3つの諮問事項が説明されました。
- 現職教員の研修の充実と教職大学院の活用
- 高度な実践力を担保できる教育方法やカリキュラムのあり方
- 教員養成の広域拠点となるための本学のあり方
会議は,議長となった愛知県教育委員会野村教育長の議事進行で進められ,委員から,子どもたちの変化,発達障害,外国人児童生徒など現場(社会)の要請を踏まえたカリキュラムの必要性や研修センターで実施されている研修の中身の把握によりカリキュラムがどうあるべきかがみえてくること,大学教員はもっと小中学校に足を運び,教育現場の多様性を知る必要があるなど,早速諮問事項に対する多くの意見が出されました。
今後のスケジュールは,平成27年度に3回程度開催し,12月末をめどに諮問事項に対する回答を提出いただく予定となっています。
(総務課 改革?評価室長 近藤厚子)
2015年3月5日 2014年度エコキャンパスプロジェクト報告会を開催
2015年03月31日
本学では,安全安心快適なキャンパスづくりの推進,環境問題に直面する現代社会をサポートする環境科学?技術開発の推進,持続可能な環境づくりを担う教員や社会人の養成を目的として,特別経費によるプロジェクト「環境研究と環境教育の融合によるエコキャンパスづくり」(エコプロ)を2011年度から展開してきました。
3月5日(木)午後1時から,「2014年度成果報告会」を教育未来館において開催し,外部評価委員2名(新海洋子氏,折出健二名誉教授),内部評価委員1名(澤武文特別教授)に参加していただき,研究部門および教育部門の課題の担当者が11件の成果報告を行いました。今年度はプロジェクトの最終年度にあたるため,4年間の成果について担当者が報告し,活発な質疑応答が交わされました。
報告会の最後には評価委員から講評をいただき,特に外部評価委員の新海氏から,このプロジェクト自体が今年度で終ることにかかわって,プロジェクトの趣旨を生かした今後の取り組みに期待したいとの意見が出されました。今後,本事業にかかわった関係者を含めて,大学としてエコキャンパスの創出に向けた取り組みが積極的に推進されることが期待されます。
(保健環境センター長 稲毛正彦)