News & Topics:2015年01月掲載分
2014年12月14日 第38回子どもまつりを開催
2015年01月16日
12月14日(日)「第38回冬の子どもまつり」が,本学構内で開催され,395人の子どもたちが来場,40人の学生が参加し,ゲームやイベントを一緒に楽しみました。
当日,晴天にはなったものの,気温が低く非常に寒い1日でした。
午前9時の受付開始では,風も強く寒いこともあり子どもたちの姿は見えませんでしたが,9時30分頃には,大勢の親子連れや子どもたちが受付に長い行列を作りました。子どもたちは,受付でもらったパンフレットや入場名札を首に掛け,子どもまつりの学生実行委員からゲームやイベントに参加するうえでの注意事項について説明を受けた後,実行委員の案内のもと,それぞれお目当ての企画がある会場へ向かいました。
第一共通棟の1?2階の教室,第一共通棟と第二人文棟の間の中庭では,学生たちが子どもたちのために考えた算数トリックアート美術館,キャンドル作り,オカリナ教室,各種ミニゲーム,バルーンアートによる風船作り,チアダンスを一緒に踊るなど楽しい催し物が繰り広げられました。
外は肌を刺すような寒さでしたが,子どもたちを案内している学生委員たちが寒さをこらえているのとは対照的に,子どもたちは寒さを気にする様子もなくとんだりはねたり,あちらこちらの会場へと元気よく走り回っていました。今回は,会場範囲を縮小し,第一?第二体育館を使用しなかったため,第一共通棟内はこれまで以上のにぎわいで,子どもたちの楽しそうな声があふれていました。
(学生支援課 課外教育担当係長 亀山重人)
2014年12月2日 附属岡崎中学校が市村アイデア賞の最優秀団体賞の受賞報告
2015年01月29日
12月2日(火)本学の附属岡崎中学校長らが学長を訪問し,市村アイデア賞の最優秀団体賞受賞を報告しました。
市村アイデア賞は,次代を担う小?中学生のアイデアの芽生えを奨励するために公益財団法人新技術開発団体が公募しているもので,第45回となる今回,最優秀団体賞を受賞しました。
附属岡崎中学校では理科教育を推進していることから,このほかにも第13回ちゅうでん教育大賞や創意工夫育成功労学校賞の受賞,在学中の発明で卒業後に特許を取得するなど,素晴らしい成果を挙げています。
中でも,創意工夫育成功労学校賞は,科学技術分野における文部科学大臣表彰の一つで,学校の活動として創意工夫の育成を図り,活動内容を公表し成果を挙げている学校を対象とした表彰制度で,これまでの継続した成果と支援する学校の指導体制が評価されて文部科学大臣から表彰されました。
大学としても,このような学校全体の取り組みに敬意を表し,更なる活動の進展に期待します。
(附属学校課 附属学校総務担当係長 中村章二)
2014年12月13日 地域連携フォーラム2014「外国人児童生徒学習支援プロジェクト」講演会を開催
2015年01月29日
12月13日(土)教育未来館3階多目的ホールにおいて,主題「文化の異なりへの向き合い方-これからの社会的ニーズを考えて-」として,地域連携フォーラム2014「外国人児童生徒学習支援プロジェクト」講演会が開催され,学内外から約60人が参加しました。本講演会は,地域連携センターの部門の一つである外国人児童生徒支援部門のリソースルームが中心となって毎年開催しているもので,今年度は,地域連携フォーラムとコラボレーションして開催しました。
白井正康地域連携センター長による開会あいさつの後,第一部では,名古屋大学大学院国際言語文化研究科教授の福田眞人先生による「いつも異文化には発見がある,,,」の講演として,先生ご自身の留学経験での異文化体験など,ユーモアを交えてお話いただきました。
第二部では,本学日本語教育コースの学生3人が「外国にルーツを持つ方と関わって学んだこと」をテーマとして,リソースルームが行っている土曜親子日本語教室での授業風景の紹介と併せて,この実践から自身が学んだことなどについて発表を行いました。
参加者との活発な質疑応答も行われ,参加者から「学校現場での課題に対し,学生たちが自身の力でしっかりと学ばれており,とてもうれしく感じた」との感想も寄せられました。最後に中田敏夫理事のあいさつにより盛会のうちに終えました。
(研究連携課 副課長 前川由光)
2014年12月17日 愛知教育大学?愛知県内教育委員会地域教育連携推進協議会を開催
2015年01月29日
12月17日(水)10時から,愛知教育大学?愛知県内教育委員会地域教育連携推進協議会をKKRホテル名古屋「福寿の間」において開催しました。本学地域連携センター長の白井正康理事をはじめ本学関係者9人と,愛知県教育委員会竹下裕隆学習教育部長をはじめ11人の教育委員会関係者の合計20人の委員が参加し,協議を行いました。
慣例により,協議会会長に白井理事,副会長に早瀬和利学系長を選出し,白井理事の司会で地域教育連携に関する諸課題について活発な意見交換が行われ,有意義な会議となりました。
主な意見交換は次のとおりです。
- 教員の実践力?高度化や再教育について
- 教員研修における組織的な研修プログラムの開発
- 一般学級における発達障害への対応
- 外国人児童生徒支援についての地域性問題やその情報交換
- 大学改革や教員養成にふさわしい拠点大学としてのあり方
- 教職大学院のカリキュラムについて
(研究連携課 社会連携担当係長 渡邊伸彦)
2014年12月17日 外国人招へい教員による講演会を開催
2015年01月29日
12月17日(水),国際交流センターは,外国人招へい教員の呉鈺(Wu Yu)先生(南京師範大学外国語学部日本語学科准教授)を講師に迎え,学生を対象とした講演会を開催しました。
呉先生は,今年度で4年目を迎える「海外協定校からの教職員招へいプログラム」による招へい教員として平成26年10月1日(水)から12月26日(金)まで本学に滞在し,受入教員である時衛国教授(外国語教育講座)の助言のもと,専門である日本語学について研究を進めるとともに本学学生との交流活動にも積極的に参加しました。
「中国の日本語教育現状」と題した講演会には,40人を超える学生のほか,後藤ひとみ学長,清水秀己副学長?国際交流センター長をはじめとする教職員も出席。南京師範大学における日本語教育事情の詳細説明を中心とした呉先生の講演に,熱心に耳を傾けました。
講演終了後には,後藤学長から閉会のあいさつが行われ,「プログラムの成果を有意義に活用し,帰国後も本学と南京師範大学の架け橋として両大学間の交流活動を積極的に推し進めていただきたい」と期待の言葉が寄せられました。
なお,同プログラムでは,呉先生に引き続きインドネシアの協定校からEndah Rahmawati先生(国立スラバヤ大学理学部物理学科講師)を招へいしています。Endah先生による講演会も3月に予定していますので,ぜひご参加ください。
(機構運営課 国際交流担当 宮内春菜)
2014年12月22日 エヌ?ティ?ティラーニングシステムズ株式会社と協定締結
2015年01月29日
12月22日(月),国立大学法人愛知教育大学とエヌ?ティ?ティラーニングシステムズ株式会社は,ICT教育における共同研究等の実施に関する協定書を締結しました。協定締結式には,愛知教育大学から後藤ひとみ学長,白井正康理事(連携担当),中田敏夫理事(教育?学生担当),菅沼教生理事(研究?附属学校担当),白石薫二理事(総務?財務担当)が,エヌ?ティ?ティラーニングシステムズ株式会社からは中村克央代表取締役社長,川本保教育ICT推進部教育ICT研究室担当部長,猪狩秀人教育ICT推進部教育ICT研究室課長が,それぞれ出席し,後藤学長と中村代表取締役社長が協定書に署名しました。
後藤学長から「エヌ?ティ?ティラーニングシステムズ株式会社とは,既に教員免許状更新講習において講習を実施することになっており,今後,更に現職の教員に対するICT教育を強化していきたい。そのため,共同研究の実施においては,専門的な知識の提供を積極的にお願いしたい」とあいさつがありました。
中村代表取締役社長は「エヌ?ティ?ティラーニングシステムズ株式会社では,“教育スクウェア×ICTフィールドトライアル”を実践し,ICT化が進む中でタブレット等の情報機器を導入するだけでなく,いかに子どもたちに教えるか,活用できるかについて,実証研究から知見を得てきた。愛知教育大学とは,既に文部科学省からの委託契約においても協力いただいており,引き続き相互の研究協力を進めていきたい」と述べられ,締結式を終了しました。
終了後,記者会見を実施し,参加した記者たちから今後の展望について質疑応答が行われ,期待の高さがうかがわれました。その期待に応えるべく,まずは教員免許状更新講習と附属学校での実証研究を進めていくこととしています。