News & Topics:2014年11月掲載分
- 2014年10月8日 免許更新制高度化のための調査研究事業シンポジウムを開催
- 2014年10月18日~19日 第59回東海地区国立大学文化祭が開催
- 2014年10月22日 「リベラル?アーツ型教育の展開」シンポジウムを開催
- 2014年10月21日 愛知教育大学と井ヶ谷地区役員との懇談会を開催
- 2014年10月22日 文部科学省の豊嶋基暢情報教育課長らが愛知教育大学のICT環境を視察
- 2014年10月26日 愛知教育大学附属学校の児童?生徒らがESD子ども会議?ポスターセッションに参加
- 2014年10月29日 個人情報保護?情報セキュリティセミナーを開催
- 2014年10月31日 愛知教育大学平成27年度事務職員採用予定者内定式を実施
- 2014年11月2日 外国人留学生社会見学旅行を実施
- 2014年11月6日 ダンス部を学長表彰
- 2014年11月8日 教職大学院修了生フォローアップ研修会を開催
2014年10月8日 免許更新制高度化のための調査研究事業シンポジウムを開催
2014年11月 5日
10月8日(水)に免許更新制高度化のための調査研究事業シンポジウム「教員免許更新講習の効果を問い直す―新制度充実へ向けた改善の方策―」を開催しました。
本シンポジウムは「平成26年度免許更新事業高度化のための調査研究事業」の採択を受け,本学で実施6年目となる講習の効果と課題を明らかにするとともに,平成28年度の講習より開始となる教員免許更新制の見直しの状況を踏まえ,今後の方向性を検討することを目的として開催しました。
第一部では,生嶌亜樹子講師(教員免許更新支援部門),倉本哲男教授(教職実践講座),中井大介講師(学校教育講座)より,本学が独自に実施している受講生への事後アンケートの分析結果について,学校種別や講習形態の違いによる満足度や講習効果の実感につながる要因等について報告を行いました。
第二部のパネルディスカッションでは,中村公治校長(岡崎市立東海中学校),姫岩弘治氏(尾張旭市教育委員会教育次長),本学更新講習を受講された加古久光教諭,森川晋平教諭,講習担当者である野平慎二教授(学校教育講座),山田篤史教授(数学教育講座)の6人が,それぞれの立場より更新講習の意義と効果について述べられました。
講習後の受講者の変容のイメージ,大学で開設する講習に期待すること,自身の教職生活における教員研修の意味など,忌たんのない率直な意見を受け,他大学や学校現場より参加いただいた8人を交え,参加者による活発な意見交換の場を持つことができました。学外より登壇いただいた4人のパネリストより,「本音で」という言葉が何度も聞かれたことが大変印象的でした。今後,パネルディスカッションに先立って教員免許更新支援部門より提案した調査研究報告の検討をさらに進め,新制度の準備を行っていくこととしています。
(大学教育研究センター 教員免許更新支援部門 生嶌亜樹子)
2014年10月18日~19日 第59回東海地区国立大学文化祭が開催
2014年11月 5日
10月18日(土),19日(日)に「第59回東海地区国立大学文化祭」が静岡市の静岡市民文化会館で開催されました。今年度は静岡大学が当番校となり,愛知教育大学をはじめとする東海地区の8つの国立大学から多くの学生が,演劇部門(演劇?ミュージカル?踊り?奇術),美術部門(絵画?写真?手芸),音楽部門(バンド?合唱?合奏)の3部門に分かれて参加しました。
本学からは5団体が参加しました。美術部門では昨年に引き続き参加した「手芸サークルCRAFT」が豊かな表現力を発揮した手芸や小物作品を出展し,来場者の目を楽しませていました。
また,今回初めて参加した「写真サークルRAW」は,風景や動物を撮った写真パネルを展示し,その1枚1枚から若い感性があふれていました。
音楽部門では毎年常連の「フォークソング部」,4回目の出場となる「音楽サークルSPOON」,「アカペラサークルPremier」が,日ごろの練習の成果を精いっぱいに発揮し,観客を沸かせました。参加した学生たちは,静岡までの遠征の疲れも見せず,文化祭を楽しんでいました。来年度の開催は次期当番大学である名古屋大学に引き継がれ,同大学キャンパスにて開催される予定です。
(学生支援課 課外教育担当係長 亀山重人)
2014年10月22日 「リベラル?アーツ型教育の展開」シンポジウムを開催
2014年11月 5日
10月22日(水)第一共通棟201教室にて「リベラル?アーツ型教育の展開」シンポジウム2014を開催しました。
後藤ひとみ学長による開会あいさつ,田村建一教授(プロジェクト代表)による趣旨説明,長谷川詩織研究員(大学教育研究センター)による教養科目の概要説明の後,第一部として「教員による授業報告」が行われました。
福田博美准教授(養護教育講座)が,現代的課題学修領域の授業「現代社会における健康」について,井上歩講師(数学教育講座)が,基本概念学修領域の授業「表現の世界(数と図形)」について,教育目標や導入した活動などを含めて報告しました。
第二部では,「教員による実践報告と学生からの感想」として,感性?創造学修領域の授業「西洋クラシック音楽を聴こう」について,国府華子准教授(音楽教育講座)が報告した後,初等教育教員養成課程教育科学選修2年の三浦明日香さん,特別支援学校教員養成課程2年の紅谷李緒さんが,授業を受けた感想を述べました。続いて,伊東正人准教授(理科教育講座)による,ものづくりリテラシー分野の授業「歴史を変えた物理実験」の報告を踏まえて,現代学芸課程日本語教育コース2年の鯖戸小鶴さんが,ほかの受講者の意見を含めて授業の感想を述べました。
高橋真聡教授(理科教育講座)の司会の下,第一部は小谷健司教授(大学教育研究センター長)を,第二部は久保田祐歌研究員(大学教育研究センター)をディスカッサントに据え,教育目標の達成度や学生参加型の授業のあり方等に関する議論を行いました。田村教授の総括の後,野田敦敬副学長により閉会の辞が述べられました。参加者は,本学教職員33名,学生3名の合計36名でした。第一部,第二部共に,参加者から質問や意見が活発に出され,教員と学生と双方の立場から,教養教育の意義および可能性を考察する機会となりました。
(教育創造開発機構大学教育研究センター 研究員 長谷川詩織)
2014年10月21日 愛知教育大学と井ヶ谷地区役員との懇談会を開催
2014年11月11日
10月21日(火),本学が位置する井ヶ谷町の地区役員との懇談会が,本学教育未来館多目的ホールにて開催されました。本学からは,後藤ひとみ学長はじめ,理事,副学長,学系長,部課長ら33人,井ヶ谷地区からは,近藤光雄地区長,加藤賢次市議,黒川智明市議,町内会,婦人会,老人クラブなどの役員12人が出席しました。
後藤学長が,日ごろの本学へのご理解,ご協力に対してお礼を述べ,11月6日(木)に予定されている総合防災?防火訓練にもご参加?ご意見をいただきたいとあいさつ。近藤地区長からは,本学学生について,まじめ,熱心,積極的な印象を持っていると述べられました。
続いて,近藤地区長から,盆踊りや運動会等の地区行事への参加,地区との合同防災活動の実施,本学学生への提言などの説明があり,本学側からは,学生の参加が地区行事にもたらす影響力や期待する点が分かると学生に働きかけやすいことなど意見を述べ,大学として,できる限り協力していくこととしました。
次に,近藤地区長から,11月2日(日)に行われる洲原池の池もみについて,経緯および日程等について説明があり,白井正康理事から補足説明の後,本学渡邊幹男教授(理科教育講座)から詳細の説明がありました。池もみは,井ヶ谷町が「あいち森と緑づくり環境活動?学習推進事業」の助成を受けて主催する行事で,本学が協賛となっています。
約1時間の意見交換終了後,第二福利施設に場所を移し,懇親会を催しました。近藤裕昌老人クラブ会長の乾杯の発声で始まった宴は,あちらこちらで談笑が交わされ,終始和やかな雰囲気のなか,会を終えました。
(総務課 企画評価室長 近藤厚子)
2014年10月22日 文部科学省の豊嶋基暢情報教育課長らが愛知教育大学のICT環境を視察
2014年11月11日
10月22日(水)に,「ICTを活用した教育の推進に資する実証事業」の視察のために愛知県を訪れた文部科学省の豊嶋情報教育課長が,同事業の事務局であるNTTラーニングシステムズの社員らと愛知教育大学附属高等学校を訪問しました。
今回の訪問では,最新型の電子黒板を活用した授業の実践的研究開発を行うため,本学と株式会社サカワが受託研究契約し,本学附属学校に設置した電子黒板によるICTを活用した教育の推進の取り組み状況を視察することが目的。
附属高等学校の森永敦樹教諭が電子黒板のデモンストレーションを行うと,授業での具体的な活用方法や操作について次々と質問が飛び,活発な意見交換が行われました。
既存の黒板とチョークを使って授業することができるため,現場の先生方に苦手意識を持たずに利用してもらいやすい点が特徴で,すでに数名の先生から授業で使ってみたいとの要望が出ているという神谷政和副校長の話に見学者らは納得の表情を見せていました。
その後,一行は10月1日より本格始動した教育未来館に場所を移し,実際に施設を利用する学生の様子を見ながら,白石薫二事務局長から同館の特徴およびICT環境の整備構想について説明を受け,今後の活用に期待の言葉を寄せました。
2014年10月26日 愛知教育大学附属学校の児童?生徒らがESD子ども会議?ポスターセッションに参加
2014年11月17日
10月26日(日)に名古屋国際会議場で開催された「ESDあいち?なごや子ども会議」のグループ討議とポスターセッションに,愛知教育大学附属学校の児童?生徒らが参加しました。今回の会議は,11月に名古屋市で開催される「ESDユネスコ世界会議」の関連事業として開催されたものです。
会議では,プログラムに参加している児童?生徒らから,これまでの活動が発表され,一般参加の子どもたちと活発な意見交換が行われました。
ポスターセッションでは,附属名古屋中学校と附属高等学校からESDに関する取り組みが紹介され,来場者からのさまざまな質問に答えていました。
これらの活動そのものが,「ESD=持続可能な開発のための教育」の一つとして参加した児童?生徒らにとって貴重な経験になったと思います。
ESD子ども会議は,これらの活動を含め11月10日(月)に全体会議が名古屋国際会議場で開催されます。プログラムに参加した附属岡崎小学校の渡邉さんと附属岡崎中学校の丹下さんの活動はこれからも続きます。附属学校の児童?生徒たちの活躍にご期待ください。
(附属学校課 企画調整担当係長 中村章二)
2014年10月29日 個人情報保護?情報セキュリティセミナーを開催
2014年11月17日
10月29日(水)愛知教育大学教育未来館多目的ホールにおいて,個人情報保護?情報セキュリティセミナーが開催され,本学の教職員?学生のほか,他大学の教職員の方も含めて52人が参加しました。
講師には,NTT西日本ビジネス営業部クラウドソリューション部クラウドビジネスPTセキュリティサービスグループの太田祐輔氏を迎えて,「最近の情報漏洩に見る傾向と対策~敵を知り,身を守ろう!~」をテーマに講演いただきました。
近年のNTTのセキュリティに対する取り組みや「情報セキュリティとは何か?」から始まり,情報漏えいについてはスマートフォンを狙った事例など,実際にあった例を用いて具体的に説明していただきました。
デモンストレーションではゲームアプリを悪用した電話の内容を盗聴する手口の紹介もあり,身近な危険性についても知ることができました。
最後に,身近なところに情報漏えいの危険性があることを改めて確認し,「ソフトウェアの定期的なアップデートの必要性」や「パスワードの使い回しは避ける」などの基本的な対策を行うことが大事であると講演をまとめられました。
講演の後,参加者から積極的に質問が行われ,パソコンやインターネットを日常的に使う生活の中でおざなりになりがちな情報セキュリティの必要性?重要性について認識を深めることができました。
(情報図書課 情報システム係長 永井利明)
2014年10月31日 愛知教育大学平成27年度事務職員採用予定者内定式を実施
2014年11月17日
平成26年10月31日(金)に,平成27年4月1日採用予定者8人の内定式が,第五会議室で行われました。
後藤ひとみ学長から一人ひとり内定通知書が手渡され,緊張の面持ちで受け取った採用予定者は,この時点で「内定者」となりました。後藤学長から採用日までの心構えについての話があり,真剣な表情でうなずいていました。
その後,内定者全員から近況報告として,現在,力を入れて取り組んでいることや採用までに身に付けておきたいことなどが語られました。「4月1日を楽しみしています。」という後藤学長の期待を込めた言葉で締めくくられ内定式は終了。
次に,9月30日に竣工記念式典が行われたばかりの「教育未来館」に会場を移して,26年度採用者との懇談会が行われました。先輩職員から実際の業務内容などの話を聞きながら,初めて社会へ出る内定者たちからも素朴な質問が出され,和やかな雰囲気の中でも活発にやりとりが行われました。
(人事労務課 人事係長 伊原雅人)
2014年11月2日 外国人留学生社会見学旅行を実施
2014年11月20日
本学国際交流センターと学生ボランティアが共同で企画?立案し「日本の文化の見学と体験」「本学に在籍する日本人学生と外国人留学生の交流促進」を目的とした外国人留学生のための社会見学旅行を11月2日(日)に実施しました。
今回は,滋賀県の長浜への日帰り旅行で,カンボジアからの研修生を含む外国人留学生30人,日本人学生ボランティア10人が参加し,清水秀己国際交流センター長と機構運営課職員3人が同行しました。また,「協定校からの教職員招へいプログラム」で招へい中の,中国?南京師範大学呉鈺教授も参加しました。
観光バスで大学を出発。車中では自己紹介などの学生ボランティアが企画したレクリエーションが行われ,大いに盛り上がりました。長浜の黒壁スクエアに到着した後は,事前に決めた班ごとに自由散策を行い,それぞれ交流をしながら自由散策を楽しんでいました。
続いて,米原市にある体験型観光農園に向かい,「みつろうキャンドル」というキャンドルの制作を体験しました。シート状のみつろうは,人の体温で柔らかくなるため,手で挟み加工するのですが,初めはやり方が分からず,固いまま折り曲げようとして折ってしまう留学生も大勢いました。日本人学生やほかの留学生,観光農園スタッフから手ほどきを受けた後は,うまく加工することができるようになり,雪だるまやクリスマスツリーなど手の込んだものを時間ぎりぎりまで丁寧に作っていました。
日本の歴史や伝統文化に触れるとともに,留学生と日本人学生が互いに積極的に交流することで,双方にとって有意義な旅行となりました。
(機構運営課 国際交流担当 伊藤英作)
2014年11月6日 ダンス部を学長表彰
2014年11月20日
2014年8月6~9日にかけて神戸市で行われた第27回全日本高校?大学ダンスフェスティバル(神戸)において神戸市長賞(全国第3位)に入賞し,ダンス部の功績をたたえる学長表彰が11月6日(木)に学長室で行われました。
表彰式には,後藤ひとみ学長,中田敏夫教育?学生担当理事,白井正康連携担当理事,新井美保子学生支援?就職担当副学長,道木一弘人文社会科学系学系長,早瀬和利創造科学系学系長,下川洋司教育?学生支援部長,ダンス部顧問教員の成瀬麻美助教(保健体育講座)が出席。
ダンス部からは受賞した11人のうち7人が出席し,後藤学長からダンス部代表の山下明莉さん(中等?保健体育専攻3年)へ賞状と教育研究基金からの報奨金が手渡されました。
後藤学長は「今回の成績は日々の練習の成果から,ある意味当然の結果であり,メンバーの総力を上げての結果であります。来年は,ぜひ1位を取れるよう頑張ってください。学生として同時に勉学の方も精進してください。なお,ケガのないようにお願いします。」と激励の言葉を贈りました。
これを受けて山下さんは「私たちダンス部が創部4年で,このような賞をいただいたことは,大学の支えや顧問の先生の支えがあってのことです。これからもAUEチャレンジ?プログラムなどにも積極的に参加し,舞台の上で恩返しができればと思っています。今後も,ご支援をよろしくお願いします。」と,少し緊張した面持ちで感謝の気持ちと今後の抱負を力強く語りました。
(学生支援課 課外教育担当係長 亀山重人)
2014年11月8日 教職大学院修了生フォローアップ研修会を開催
2014年11月20日
11月8日(土)教育未来館2A講義室にて教職大学院修了生フォローアップ研修会を開催しました。
教職大学院副代表宮下治教授のあいさつの後,志水廣教授(教職大学院授業づくり)より?成長し続ける教師になるための3つの視点?と題して講演が行われました。
?時計の教材としての意義?などを用い,問い掛けるなど刺激を与えながらの講演に,参加者は終始引き付けられていました。
次に修了生代表として岩倉市立岩倉北小学校大西百恵先生(基礎領域第4期生)と,みよし市立三好中学校黒田和秀先生(応用領域授業づくり第3期生)から実践発表が行われ,修了後の実践成果と今後の課題が発表されました。
その後,講義および実践発表を踏まえて成長し続ける教師の条件などについてのグループ討論を行いました。グループ討論では時には談笑をしながら時間ギリギリまで活発な意見交換が行われました。
非常に有意義な研修会に,参加した修了生からは「多忙の中だったが参加してよかった。」と好評でした。
(教務課 教職大学院担当 松本典江)