News & Topics:2014年10月掲載分
2014年9月22日 刈谷ロータリークラブ例会で後藤学長が講演
2014年10月 8日
刈谷ロータリークラブの例会が9月22日(月)に刈谷商工会議所で開かれ,本学の後藤ひとみ学長が講演しました。約100人のクラブ会員らが参加し,大学という日頃接する機会が少ない業種の話題とあって興味深く聴き入りました。
講演の前には大学紹介DVDが上映され,本学の歴史,学部?大学院,キャンパスライフ,施設,学生メッセージが紹介されました。続いて後藤学長が「愛知教育大学の今とこれから」と題して,国立大学に今求められている「大学改革プラン」などを紹介。本学は,広域拠点型教育大学として,大規模教育大学等と連携して教員養成の質保証や高度化,国際化,現代的課題への対応,教育委員会を中心とした地域連携の推進,キャリア支援の課題のほか,科学?ものづくり教育,外国人児童生徒の学習支援などの課題にも取り組むことが使命(いわゆる「ミッションの再定義」)であることを説明しました。
さらに,今後の改革の理念は,子どもの未来を拓く人を育てる「教育の総合大学」として,教員養成における「実践力」「高度化」「再教育」の拠点になること,とりわけ「実践力の育成」にあたっては子どもの発育?発達理解,生活理解につながるような多様な体験機会(例,学校体験,福祉体験,企業体験,農業体験,異文化体験など)を設定したいと意欲を語り,最後は「今後,学生が皆さまの職場で体験学習をする機会を与えていただくことがありましたら,仕事の厳しさ,ものづくりの大変さ,素晴らしさを,ぜひお教えていただきたい」と呼び掛けて,講演を終えました。
例会の終わりには,同クラブの杉浦芳一会長から学長への謝辞と共に,「これからの日本の未来を託す子どもたちは重要な人材。その子どもたちを教えるより良い先生を,大学で養成してください」とあいさつがあり,閉会となりました。
(秘書広報課長 伊藤純一)
2014年9月30日 2014年度9月卒業式
2014年10月 8日
2014年度の9月卒業式を9月30日(火)午前10時30分から第五会議室で行いました。
この日,卒業?修了を迎えたのは,学部18人,大学院3人の計21人。このうち卒業式には18人が出席し,後藤ひとみ学長から一人ひとりに学位記が手渡されました。
後藤学長は,「大学は卒業すれば,修了すれば終わりというものではありません。大学や大学院での学びを生かし,生涯にわたって『学び続ける人』であってほしいと。実社会で求められる最大の能力は,考える力であり,応用する力であると思います。これからも専門性や教養を高め,実社会で役立つ人になってください。卒業,修了,誠におめでとうございます」などと告示し,卒業生?修了生を祝福しました。
これを受けて,卒業生第業の磯部文菜さん(初等?国語選修)が「大学での深い学や経験,出会いが私たちを成長させてくれ,自分を顧みる時間を持つことができました。ここで培ったものを,これから始まる社会生活に生かしていきます」と力強く謝辞。
修了生代表の田中ルリ子さん(大学院?発達教育学専攻日本語教育領域)は「大学で得た知識や経験がこれから社会に出るにあたって大きな支えになります。私事ですが,タイの大学で日本語教師として働くことが決まり,今まで支えてくれた方々にお礼を申し上げます」と笑顔で感謝の言葉を述べ,式は終了しました。
学長告示の全文は,「学長室だより」に掲載しています。
2014年9月25,26日 東海地区国立大学法人等リーダーシップ研修(課長級)を開催
2014年10月17日
「東海地区国立大学法人等リーダーシップ研修(課長級)」を,9月25日(木),26日(金)の2日間にわたり開催しました。
職場における人材育成を念頭に置いた立場と役割を認識し,リーダーとしての能力および識見を確立させ,資質向上を図ることを目的とし,東海地区の国立大学法人等が合同で行う研修で,今年度は本学が当番校として開催し,各機関から20人が参加しました。
本学の白石事務局長の講義を皮切りに,研修生は5班に分かれ,グループ討議の形で行われ活発な討論が展開されました。
研修生から,?自分の現状について見つめ直す良い機会となった」,「考え方等有意義な技法を学ぶことができた」と好評を得ました。
また,「リーダーとしてのマネジメントを実践することにより,組織力を向上させ,成果を社会へ還元し貢献したい?と決意あらたに研修を終えました。
2014年9月30日 教育未来館竣工記念式典?祝賀会を挙行
2014年10月17日
教育未来館竣工記念式典を9月30日(火)に挙行しました。
文部科学省大臣官房文教施設企画部新保幸一技術参事官,高等教育局国立大学法人支援課吉田光成企画官,竹中良則刈谷市長,本学OBである斎藤嘉隆参議院議員などの来賓をはじめ約140人が出席しました。
セレモニーでは,後藤ひとみ学長,中田,菅沼,白石,白井の4理事による「教育未来館」銘板の除幕,次に,新保技術参事官,吉田企画官,後藤学長,中田理事,白石理事によるテープカットが行われました。
その後,場所を3階多目的ホールに移し,式典が執り行われました。
式典では,後藤学長から挨拶が行われ,新保技術参事官と竹中刈谷市長から,それぞれ本学に対する期待が込められた祝辞が述べられました。
引き続いて,教育未来館竣工に功績のあった設計?施工業者の表彰が行われ,白石総務?財務担当理事から,施設の概要説明がありました。
同館は,地上3階建,鉄筋コンクリート造り,総面積3,055㎡で,1階には,キャリア支援課,教育創造開発機構運営課の事務室があり,2階は教職大学院の講義室等となっています。3階には150名収容の多目的ホールがあり,多人数の集会等にも対応できるようになっています。外観は,正門から続くメイン道路に沿って大きな弧を描いた美しいガラスのファサードとなっています。
式典の最後には,吉田企画官による「今後の国立大学改革について-高い付加価値を生み出す国立大学へ-」と題した記念講演が行われ,式典終了後は,第二福利施設において祝賀会が行われました。
(総務課企画評価室長 近藤厚子)
2014年9月27日 「発達障害児の支援を考える」フォーラムを開催
2014年10月28日
平成26年度文部科学省委託事業の採択を受けた「発達障害の可能性のある児童生徒に対する早期支援研究事業」において,「発達障害児の支援を考える」フォーラムを9月27日(土)に愛知県産業労働センターで開催しました。
はじめに本学都築繁幸教授から「通常の学級と通級指導教室の連携による発達障害児の支援」をテーマとして報告が行われ,続いて,高橋脩氏(豊田市福祉事業団副理事長,豊田市こども発達センター長,児童精神科医)から「発達障害児の医療?教育?福祉の最前線」について,講演がありました。
高橋氏は講演のなかで,発達障害児に対しては,医療?教育?福祉の専門家がチームにより支援することが重要であることを述べられました。
フォーラムには教育委員会,教育関係者ら78名が参加し,発達障害の可能性がある特別な教育的支援を必要とする子どもたちへの就学前の支援や学校教育の支援の現状を踏まえ,保護者?支援者が協働して就労支援につなげていく支援の在り方および支援者養成の在り方を協議しました。
(研究連携課 プロジェクト管理担当係長 近藤雄作)
2014年9月27日 あいち科学の甲子園ジュニア2014に附属中学校2校が進出
2014年10月28日
愛知教育大学附属名古屋中学校と附属岡崎中学校の生徒ら12人(6人1チーム)が,9月27日(土)に科学技術振興機構(JST)が開催した「科学の甲子園ジュニア」愛知県大会において,グランプリ?ステージに進出しました。
グランプリ?ステージは,8月29日(金)に開催されたトライアルステージ(26校が参加)を勝ち抜いた上位6校の各チーム6人が競うもので,愛知県総合教育センターで行われました。
残念ながらグランプリは逃しましたが,2校仲良く敢闘賞を得ることができました。
今後も附属学校の生徒たちの活躍にご期待ください。
(附属学校課 附属学校総務担当係長 中村章二)
2014年10月14日 若手職員SD研修特別企画『愛教大グッズコンペ』を開催
2014年10月28日
本学若手事務職員が中心となって実施しているSD研修会『仕事を楽しむ会』の特別企画として,10月14日(火)に愛知教育大学オリジナルグッズの企画コンペを教育未来館にて開催しました。
今回のグッズコンペは,グループ討議やプレゼンテーションの研修も兼ねて企画しました。これまでの研修会でグッズの候補を5つまで絞り,グッズごとにグループに分かれて,それぞれが考えた新しいグッズを提案し,白石薫二事務局長や生協山本専務理事ら6人の審査員に内容面と発表の技術面を審査してもらいました。
お守りや,オリジナルキャラクターのLINEスタンプ,食育のキャラクター『食まるファイブ』をあしらったクッキー,学生と共同で作るクリアファイル,愛教大チップスなど,デザイン,販路,販売価格,利益率などの見積もりをとったり,実際の店舗に確認に行ったりと,本格的な調査の結果を踏まえ,各グループとも工夫を凝らした発表を行いました。
審査員からの講評では,改善点や新たなアイディアをいただきました。また生協担当者から商売として成立させるための提案や売る側としての意見など,違った視点からのアドバイスもいただき,若手職員にとって大変有益な企画となりました。
今回のコンペで出された提案の商品化は,今のところ未定ですが,審査員からの指摘を踏まえ,商品化を目指してさらに構想を練っていきたいと考えています。
(情報図書課 総務?受入担当 沓名正樹)